ウイスキーをプレゼントするならおすすめは？人気のセットや高級品も！

ウイスキー好きにとって、ウイスキーをプレゼントされることは大変喜ばしいものです。「ウイスキーが好き！」と言っているあの人へのプレゼントには、ウイスキーを贈ってみましょう。とは言っても、ウイスキーには味わいやブランド、値段もまちまちで、どの種類のものを贈ればよいか悩んでしまう人も多いと思います。

プレゼントには、どんなウイスキーが良いの？そんなあなたに、プレゼントにおすすめのものを紹介していきます。プレゼントとして手の出やすい値段のものから、高級品までを取り上げました。また、色々な種類のウイスキーを飲み比べできるセットのものも取り上げているので参考にしてみてください。

ウイスキーをプレゼントするにあたって、種類を理解しておく必要があります。ウイスキーには産地別の名称があり、日本産なら「ジャパニーズウイスキー」、カナダ産なら「カナディアンウイスキー」、アイルランドなら「アイリッシュウイスキー」、スコットランド産なら「スコッチウイスキー」という名前が付いています。

その他、よく見かけるものに「バーボン」という名前のものがあります。これは、原料の半分以上がトウモロコシで作られた、アメリカ産のウイスキーのことを指します。ウイスキーは、製造される産地によって味に個性があります。ジャパニーズウイスキーは、飲みやすいながらも濃厚で繊細な味が特徴です。ロックやハイボールにしても香りや味が崩れにくく、新しいウイスキーの可能性を感じさせてくれます。

アメリカンウイスキーは、ライ麦や大麦、トウモロコシなど原料とする穀物が多くあるため、多様な味わいが特徴です。熟年年数が低いものが多く使われており、軽い味わいと強いアルコール感が感じられます。カナディアンウイスキーも、ライ麦や大麦、トウモロコシを原料としており、アメリカンウイスキーと似た味わいに仕上がっていますが、原料の中でもライ麦を多く使用して作られているのが特徴的です。

世界一のウイスキー生産量を誇り、数多くの蒸留所があるスコッチウイスキーは、ピートと呼ばれる泥炭を焚いて作られているため、煙のようなスモーキーな香りが特徴です。もちろんスコッチの中でも、ウイスキーによって様々な香りの特徴があります。洋ナシのようなフルーツの香りや、ハチミツのように甘い香りなど、色々な個性を持ったウイスキーがあるのもスコッチの魅力です。

続いてアイリッシュウイスキーは、純粋な麦の香りが楽しめる味わいになっています。熟成年数も若く、スコッチにみられるようなスモーキーな風味が少ないため、非常に飲みやすいウイスキーです。種類も少ないため、ウイスキー初心者に人気を集めるおすすめの種類です。

ウイスキーの種類によって、味わいが異なることが分かっていただけたかと思います。ウイスキーをまだ、そんなに飲んだことがないという人にプレゼントするには、アイリッシュウイスキーや、甘い香りのするスコッチウイスキーなど飲みやすいものを選ぶと良いでしょう。また、ウイスキーだけでなくお酒自体も好きだという人にプレゼントする場合は、アルコール感の高いアメリカンやカナディアンウイスキーを選ぶと喜ばれそうです。

ウイスキーは、作り方によって異なる名称がつけられています。大麦麦芽を原料とし、１つの蒸溜所で作られたものを「シングルモルトウイスキー」、大麦麦芽だけでなくトウモロコシや小麦などの穀物を原料としたものを「グレーンウイスキー」、これらを混ぜ合わせたものを「ブレンデッドウイスキー」と呼びます。

シングルモルトは、1つの蒸留所だけで作られているため、蒸留所ごとの個性がウイスキーに表れています。日本酒の地酒が、地域によって異なる味になるように、シングルモルトのウイスキーにも作られた場所によって味に違いが出てくるのです。その他にも、ブレンデッドモルトまたはピュアモルトウイスキーと呼ばれるものがあります。これはシングルモルト同士を混ぜ合わせたもので、豊かな味わいが楽しめます。

プレゼントするにあたって、味や好みも重要ですが、ウイスキーをプレゼントするシチュエーションもかなり重要です。誕生日プレゼントや、結婚祝い、送別会などプレゼントするシチュエーションは様々です。結婚祝いで贈るのなら、2人で楽しめるようにカップ付きのセットを贈ったり、味もクセのない飲みやすいものを贈ると喜ばれることでしょう。

一方で、送別会などその場で中身を見てもらうことが多い場合は、ボトルが華やかなものや、ラベルの文字にインパクトのあるジャパニーズウイスキーがおすすめです。誕生日プレゼントなら、その人の好みの味のウイスキーを贈るのが1番ですが、その中でもその人のイメージに合ったボトルの形や色のウイスキーをチョイスしてみるのも一案です。

プレゼントするにあたって、予算も考えておきたいポイントです。ウイスキーは、1000円代の手軽に購入できるものから、1万円、5万円、10万円以上のものまであり、実にピンキリです。お酒をあまり飲まない人からすると、お酒をプレゼントするときの相場はどのくらいなのか、気になる部分ではあると思います。

プレゼントとしてウイスキーを贈るなら、高級品とまでいかなくとも5000円以上は予算として見ておいてほうが良さそうです。というのも、プレゼントを贈る相手は普段からウイスキーを飲んでいるので、手軽に購入できるものはすでに飲んだことがあるかもしれません。普段飲むことができないウイスキーをプレゼントされる方が、相手は喜んでくれるのです。

反対に、5万円～10万円ほどの超高級品のウイスキーをプレゼントする場合も注意が必要です。あまりに高価すぎるウイスキーをプレゼントすると、逆に相手に気を遣わせてしまうことになりかねません。プレゼントとして丁度良い価格のものを贈りましょう。相手の好みの味を事前に聞いたり、相手が普段飲んでいるウイスキーの高級品や、熟成年度の高いものをプレゼントすると喜ばれるかもしれません。

マッカランは、シングルモルトのスコッチウイスキーです。甘いドライフルーツにチョコレートを混ぜたような甘い香りが広がり、飲むと樽の甘さと、度数相応のアルコールの刺激を感じられます。スコッチの定番として知られ、ウイスキー好きにとって「いつかは飲んでみたい」と思うほど理想のウイスキーです。ウイスキー好きの人なら、きっと誰に送っても喜ばれる逸品です。

「ジャパニーズウイスキーをプレゼントしたいけど、種類が多くて選べない…」そんなあなたには、ジャパニーズウイスキーが飲み比べできる「国産ウイスキーミニチュア6本セット」がおすすめです。日本の２大ブランドとも言われるサントリーとニッカのウイスキーがセットになっています。

内容は、山崎や白州、余市、宮城峡、竹鶴ピュアモルト、スーパーニッカと、なんとも贅沢なセットでプレゼントに最適です。ジャパニーズウイスキーは、ラベルのインパクトが強く一目見るだけで高級感を与えることができるので、上司へのプレゼントや送別会にも適しています。

ラフロイグは、シングルモルトのスコッチウイスキーです。ラフロイグは、スモーキーな煙のような風味が特徴的で、海を感じる磯のような香りを持っています。ウイスキー好きでも、好き嫌いが分かれるところではありますが、スモーキーでピートの強いものが好きな人へのプレゼントなら喜ばれること間違いなしのウイスキーです。

バランタイン21年は、21年以上熟成されたウイスキー原酒が40種類以上ブレンドされた高級品です。スコットランドのスペイサイド、ハイランド、アイラ、ローランドとの4つの地域で厳選された原酒を使用しています。リンゴや花、蜂蜜のような甘い香りが特徴的で、フルーティーで芳醇なエレガントな味わいに仕上がっています。年配の方へのプレゼントや、ウイスキーにハマっている人に喜ばれること間違いなしの高級品です。

相手が好むウイスキーが分からない場合、何をプレゼントするべきか迷ってしまいます。そんなときには、世界のウイスキーを飲み比べできるセットをプレゼントしてみてはいかがでしょうか？飲み比べのできるセットは、プレゼントされた相手にとっても多くの種類のウイスキーを味わうことができるため、プレゼントにとても人気の商品です。

その中でも、「4大ウイスキーミニチュアボトル7本セット」は、4大ウイスキーと言われるアイリッシュ、スコッチ、アメリカン、ジャパニーズのウイスキーが堪能できるおすすめのセットです。小さめのボトルに入っているのも新鮮で、可愛らしい仕上がりになっています。

内容は、山崎12年（ジャパニーズ）、シーバス・リーガル12年（スコッチ）、オールド・パー 12年（スコッチ）、ザ・グレンリベット12年（スコッチ）、ジャック・ダニエル黒（アメリカン）、メーカーズマーク（アメリカン）、ジェムソン（アイリッシュ）の7本で、飲み比べができる豪華なセットとして、プレゼントに大変人気です。

圧倒的な知名度と人気で知られるジョニーウォーカー。創始者であるジョンが残したレシピを参考に、当時の味わいを再現したブルーラベルは、プレゼントに最適のウイスキーです。40年、50年という長期熟成原酒を使用した究極のブレンドで作られています。年間に4000本しか生産されず、ボトルにはシリアルナンバーも記載されている超高級品です。

ハチミツやリンゴ、レーズンの香りが漂い、ほのかにピートも感じられます。口に含むと樽のウッディさが感じられ、角のない丸い口当たりを実感することができます。ウイスキー好きに贈れば、絶対に喜ばれる高級品で、何本あっても嬉しいウイスキーです。プレゼントには最適の人気ウイスキーとなっています。

竹鶴17年は、2001年に日本で発売されてから人気を集め続け、2007年には国際的な品評会であるインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）において銀賞を受賞しました。海外にも認められるほどのジャパニーズウイスキーは、プレゼントに喜ばれること間違いなしの逸品です。

熟したフルーツとバニラの香が漂い、その奥には樽のにおいも感じられます。口に含むと、優しい甘みを感じた後に、樽の香りとスモーキーな味わいを感じることができます。香りと味わいのバランスが非常に良くとれたウイスキーで、ウイスキー好きに好まれること間違いなしです。プレゼントに贈ってみてはいかがでしょうか？

ザ・グレンリベットは、シングルモルトウイスキーの父とも言われているほど、歴史のあるウイスキーです。ザグレンリベット15年は、シングルモルトの原点とも言うべき、シンプルなクセのない味わいが特徴で、クリーミーでリッチ、バターのような香りを漂わせます。口に含むと、フルーツやナッツのような爽やかで甘い味わいを感じられつつも、西洋の杉を思わせる風味も感じられる、おすすめのウイスキーです。

飲み終わりは、甘いアーモンドとスパイスの味わいが長い余韻を楽しませてくれます。色々なウイスキーを飲んだことのある人に、このウイスキーを贈れば確実に喜ばれるでしょう。シングルモルトの原点と呼ばれるウイスキーを1度は飲んでみたいと思っているはずです。

シーバスリーガル18年は、厳選されたウイスキー原酒を使用し、優れたブレンディング技術から生み出されたスコッチウイスキーです。槍が2本クロスしているスタイリッシュなラベルとは裏腹に、他に類をみないほど複雑で芳醇な味わいとなっています。

ドライフルーツやスパイス、バターやカラメルのような甘い香りが上手く重なって漂い、口に含むとなめらかで芳醇。ダークチョコとエレガントな花のような味わいに甘い香りがマッチします。飲み終わりは、口の中にまろやかな芳醇さがどこまでも続く、全てのバランスが整っているウイスキーだと感じられます。

ストレートでは甘く、後からビターな味わいに変化します。ロックで飲むとピートの香りが前面に出るようになりますが、強すぎることのなく、ほどよいアクセントとして感じられるウイスキーです。アルコールの刺激がそこまで感じられず、甘い香りと芳醇な味わいが特徴なので、ウイスキー初心者の人や女性へのプレゼントに最適です。

高級感溢れるラグジュアリーなデキャンタボトルに入った「I.W.ハーパー」は、まさにプレゼントにぴったりのバーボンウイスキーです。このウイスキーが発売されるまで、バーボンに長期熟成は不要だと言われていましたが、I.W.ハーパーはそんな常識を覆したウイスキーです。アルコール感が強く、飲みにくいイメージのあったバーボンのイメージを「多くの人に親しまれる飲みやすいバーボン」に変えました。

アルコールの刺激やくさみもなく、スムースですっきりとした飲み心地を実現しています。華やかで甘い香り立ちで、口に含むとマイルドでコクのある口当たりを感じることができます。中間では、スパイシーで若干のビターな味わいを感じさせ、樽のウッディな風味とジンジンと舌に染みこむ刺激を感じることができます。バーボンでは比較的飲みやすい部類に入るので、バーボン初心者へのプレゼントとして最適です。

プレゼントにおすすめなウイスキーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？大切な人へウイスキーをプレゼントするときには、何にしようか悩んでしまいがちですが、その人のことを考えて選んだものはどんな高級品にも勝る、素敵なプレゼントになるでしょう。大切な人の好みの味や種類を聞き出して、その人にぴったりのウイスキーをプレゼントしてみてください！