猫カフェなら吉祥寺の2大店！おすすめは「きゃりこ」「てまりのおうち」

2000年代初めに話題になった猫カフェ。今でも日常のストレスを忘れられる場所として、高い人気を誇っています。昨今ではペット禁止の住居も増え、また仕事が忙しすぎてペットを飼うことが難しい方にとっても高い需要を持っています。猫カフェはその高い人気から全国にありますが、 吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」と「てまりのおうち」はその中でも有名店舗です。今回はこの2つの猫カフェの魅力について紹介します。

猫カフェは自由にくつろぐ猫と同じ空間で共にくつろげる、癒やしの空間を目的とした飲食店の一種です。軽食を楽しみつつ、猫と一緒に遊べ、ふれあうことができます。場所によっては飲食スペースと猫との接触可能スペースが完全に分けられている場合もあります。殺処分される予定だった猫を保護し、里親捜しの活動を行っている猫カフェもあります。

初めて猫カフェが開店したのは1998年台湾の台北市です。店名は「猫花園」で世界初の猫カフェとされています。日本国内で初めて猫カフェがオープンしたのは大阪市北区の「猫の時間」というお店でした。それから爆発的なブームで猫カフェの店舗が増えましたが、猫の世話や管理がきちんとできていない店舗も多く、一時期問題にもなりました。

その後約10年かけて徐々に環境が整備され、問題の店舗は淘汰されていきました。現在の猫カフェは猫がきちんと大切にされている環境になってきています。日本に来日して以来、着実な人気を誇ってきた猫カフェはいまでは自然と町の中に溶け込む癒し系のカフェとなりました。中でも吉祥寺のきゃりこと、てまりのおうちは都内で有数の人気猫カフェです。

国内に来日してから確実な人気を保ってきた猫カフェですが、その魅力はなんでしょうか?やは り実際に猫にふれあえることが一番の魅力と言えるでしょう。かつて日本では犬か猫かの2択を前にすると犬が圧倒的人気を誇っていました。しかし昨今では気ままで自由、お猫様といって思わずあがめてしまうかわいさの猫の人気が上がり、犬派と猫派の数は均衡しています。

また昔と比べ、ペット禁止の住宅や家庭も増えています。忙しさで猫が大好きでも飼えない人も多くいるでしょう。猫カフェはそんな家庭や個人の需要と、気軽に猫とふれあえる空間を提供する供給が合致していると言えます。アニマルセラピーという言葉があるように猫とふれあうことはストレスの緩和になりますし、猫カフェの店員さんが教えてくれる猫の知識は大人だけでなく、子供達にとっても動物とふれあう良い知識となります。

猫カフェはストレス社会と呼ばれる窮屈な現代社会において、私たちにのんびりとした癒やしの空間を与えてくれる場所です。猫カフェが人気でありちょっとしたお出かけ時におすすめされるスポットとして、納得の魅力を持っています。

猫カフェは猫と遊び、猫とふれあえる空間と述べましたが猫は生き物です。猫には猫の意思があり、されたら嫌なことも必ずあります。特に小さい子供はついつい夢中になって猫をかわいがるつもりで、逆に猫にとって乱暴なことをしてしまうもの。そのため年齢制限をかけている店舗がほとんどです。どこの猫カフェも入店時に他にも様々な注意事項が必ず説明されますが、こちらでも紹介します。

必ず猫カフェに来店すると念入りな手洗いか、アルコールによる消毒を求められます。これは外の細菌やウイルスを店内に持ち込まないようにするためです。猫カフェの猫は多頭飼育状態のため、1匹の猫が細菌やウイルスに感染するとあっというまに店内で感染症が蔓延してしまいます。 猫達を病気にしないためにも猫カフェの店員さんの指示の通り、念入りに手は清潔にしましょう。

猫にも気分があり、抱っこされたいときもあれば、1匹でのびのびしたいときもあります。猫があまり抱っこの気分でないときに無理に抱っこしようとしたり、引き寄せたりすると猫が暴れて、猫が骨折やケガなどをしてしまう可能性が高いです。それに人間だって無理に引き寄せられたら痛かったり、気持ち悪かったりするもの。抱っこされたいとき、猫は勝手に膝の上に乗ってきたりします。嫌がることはしないよう気をつけましょう。
 

猫カフェで写真撮影は基本大丈夫ですがフラッシュはNGです。一度猫がフラッシュの光で失明したとTwitterで話題になりましたが、実際は失明することはデータとしてないと言われています。しかし、長時間強い光を与えると目に網膜障害が起きるデータはあり、フラッシュによって痙攣を起こす可能性はあると言われています。猫のためにも念のためフラッシュは焚かないようにしましょう。

猫に人間の食べ物は与えないようにしてください。猫は肉食のため、人間の食べ物にも興味津々です。しかし人間の食べ物で猫にとって命にかかわるような食べ物は沢山あります。猫カフェ側も、猫がテーブルに乗らないように癖づけたり、飲食の持ち込みを禁止したりするなどして工夫しています。私たちもきちんと協力して猫がキャットフード以外の食べ物を不用意に口にしないよう、気をつけましょう。
 

吉祥寺の猫カフェきゃりことてまりのおうちは都内でも有数の人気店舗です。きゃりことてまりのおうちは吉祥寺駅からのアクセスも良く、それぞれ違う魅力を持っています。サ ービスも良く、人気でおすすめされることがよく分かる店舗です。きゃりことてまりのおうちの店舗について、人気でおすすめの理由を紹介します。

きゃりこは 2007年3月にオープンし、全国的に有名になりました。きゃりこといえば猫カフェの代名詞といっても過言ではないでしょう。きゃりこは他に新宿と武蔵野にも店舗を持っています。吉祥寺のきゃりこはリラックスできるウッド調の癒やし空間で、現在 25 匹の猫たちが自由にくつろいでいます。

きゃりこは2016年1月に移転しました。現在は吉祥寺駅北口の商店街の中にあります。運営時間は10時~22時、ラストオーダーは21時15分です。以前は年齢による入店制限がありましたが、現在ではなくなっているのもきゃりこの特色の1つです。
 

きゃりこの入店料金は次のようになっています。入店料金10分200円、延長料金10分200円です。パック料金もあり、120分1500円になります。また料金の上限が決まっており、上限2000円となっています。2時間以上の滞在でも2000円を超えることはないため安心です。17時以降の来店になると上限料金が1500円になり、少し安くなります。他に300円でフリードリンクのサービスが受けられます。

きゃりこは延長を繰り返しても自動的に1番安い料金になるよう、自動的にパック適用を行ってくれます。そのため開店から閉店までいくらでも滞在することも可能です。しかし、現在途中退出、再入店は不可となっています。また予約も不可能となっていますので、来店するときは 午前中及び午後18時以降がおすすめです。

きゃりこの店内は広く、フロアには絨毯が敷かれ、直に座ったり寝転がったりして猫と戯れることができます。猫の臭いも薄く、キャットタワーや猫用クッション、猫用ベッドなどが置かれいたるところで猫たちがくつろげるようになっています。コミックの品揃えがたいへん豊富で、猫たちがいる空間で癒やされつつ漫画を読むことも可能です。PCの作業も行うことができます。

きゃりこが提供する空間は、まるで家で猫と生活しているかのよう。そこがきゃりこのおすすめ所です。そして何よりきゃりこは店員さんの親切さが印象に強く残ります。私たちが猫と仲良く遊べるよう気を配ってくれたり、猫の性格をていねいに教えてくれたりします。吉祥寺店のきゃりこの店員さんはお話を聞いているだけで猫が好きなことがよく伝わってくるので、来店した人は必ず誰かにおすすめしたくなるのです。

猫カフェは飲食店の1つ、最近では飲食物で差をつける店舗は増えてきました。きゃりこに軽食はありませんが、ソフトドリンクや紅茶が美味しいと人気です。冷たい飲み物が14種、暖かい飲み物が5種類用意されています。アイスココアを除き全て一律200円のメニューなのでとってもリーズナブルでおすすめです。また先ほど述べたようにフリードリンクのサービス料金もあるのでそちらもおすすめです。

てまりのおうちは猫たちが森の中に家を作ったというコンセプトの猫カフェです。そのコンセプトのとおり、てまりのおうちの内装はとってもメルヘンで、まるでジブリワールドに入ったかのよう。その内装が話題となり、都内でも特におすすめされる猫カフェになっています。

てまりのおうちはきゃりこよりも奥へ進んだ先に店舗があります。といっても徒歩5分くらいですので駅近くであることに変わりはありません。吉祥寺の猫カフェはきゃりこもてまりのおうちも駅近なのがうれしいところです。

 

てまりのおうちの料金体系は次のようになっています。入場料として、平日1200 円、土日祝日1600円、19時以降700円かかります。時間制限や延長料金はありません。2時間以上の滞在 となるとかなりお得な猫カフェです。年齢による入場制限が設けられており、10才以上の方から入場できます。営業時間は10時~21時、ラストオーダーは20時30分です。

また、てまりのおうちでは1ヶ月先の予約を受け付けています。てまりのおうちには半個室の席があり、たいへん人気のため半個室を希望する人は早めに予約したほうがいいです。電話での予約以外にメールでの予約も受け付けています。てまりのおうちでは最高60人までの貸し切りパーティーも開催可能です。

貸し切りできる時間は決まっています。平日の10時~12時の2時間38000円、10時~13時の3時間は48000円、19時~21時の2時間は7200円、19時~22時は87000円で受け付けています。休日は値段が変わり、10時~12時の2時間68000円、10時~13時の3時間は78000円、 19時~21時の2時間は78000円、19時~22時は 192000円で受け付けています。ドリンクやフードは別途の料金となります。
 

てまりのおうちの魅力はなんといってもその内装です。先ほど述べたように、てまりのおうちは猫たちが森の中に家を作ったというコンセプトで内装がされています。たんなるウッドテイストではなく、まさにメルヘンな森が店内には広がっているのです。半個室の部屋のお話をしたとおり、店内には2つのメルヘンな家があり、その中が半個室の部屋となっています。

BGMは鳥のさえずりがメインとなっています。吉祥寺といえばジブリの森が観光スポットとしてあがりますが、てまりのおうちはまさにジブリの猫カフェといってもいいようなメルヘンな内装のため、人気でおすすめの場所なのです。
 

てまりのおうちは人気な猫カフェのため、平日も休日もある程度混んでいます。その上フリータイムな料金体系のため、長時間滞在する人も多く、待ちとなると店員さんでもどのくらい時間がかかるか予想がつきません。しかし、てまりのおうちは待ち時間が発生している時は電話番号と名前を伝えれば、順番が来たときに連絡してくれます。

近くにはてまりのおうちの雑貨店もありますし、なんと言っても吉祥寺はおしゃれな街で住む場所、観光場所としても人気でおすすめの土地です。時間をつぶすにはもってこいと言えるでしょう。待ち時間が発生しても時間の自由が効くシステムになっていることも、てまりのおうちが人気である理由と言えます。

てまりのおうちのカフェメニューはとても凝っていると人気です。手作りのケーキやドリン クは80種類以上用意されています。猫の足形がうかぶラテや、紅茶だけでなくスムージーなどもありますし、ハッシュドビーフやロコモコなどのがっつりしたメニューもあります。スコーンやチーズケーキなどもそろっていますし、季節限定メニューはさらに工夫がこなされています。
 

お値段は普通のカフェと同じくらいのお値段です。メルヘンな空間に似合うすてきなドリンクや、フードメニューを用意していますのでぜひ利用してみて下さい。猫がいる空間で思わず写真に残してしまいたくなるようなフードとともに、癒し空間で過ごすことはストレス解消になるでしょう。

きゃりことてまりのおうちがある吉祥寺は、そもそもサブカルチャーの発信地でおしゃれな街というイメージが強いのではないでしょうか?アクセスも良く、長年住みたい街ランキン グのトップを走ってきました。現在は他の街にも注目が集まっていますが、それでも人気の街であることに変わりはありません。猫カフェに訪れるついでに、吉祥寺の街を観光することもおすすめします。

きゃりことてまりのおうちはどちらも駅近にあるため、吉祥寺のどのスポットでもとても行きやすいと思います。やはり1番のおすすめは「ジブリ美術館」です。宮崎駿のジブリワールドを再現したジブリ美術館は日本人なら1度は訪れたい場所。入場には時間指定のチケットが必要なため、てまりのおうちと併せて計画的に吉祥寺を観光するのにむいています。

他にも吉祥寺には井の頭公園や、井の頭自然文化圏、井の頭弁財天などの観光スポットがあります。おしゃれな街といわれるくらいですから、街中にはおしゃれでレアな雑貨屋さんも目白押しです。吉祥寺の街を散策し、ショッピングを楽しんだ後はきゃりこなどの猫カフェに訪れてのんびりするのもおすすめです。

吉祥寺のおすすめ人気猫カフェきゃりことてまりのおうちについていかがでしたか?近場に住んでいる人は仕事帰りにちょっと癒やされに、なかなかふらっと行きがたい人は休日に観光とあわせてきゃりことてまりのおうちと言うすてきな猫カフェで癒やされることをおすすめします。