さつまいものサラダレシピ集！おしゃれで美味しい・人気の作り方

ホクホク甘くて美味しいさつまいもは、大人も子供も大好きな野菜のひとつです。焼き芋にしたり、スイートポテトやケーキなどスイーツのイメージが多いさつまいもですが、実はいろんな料理に使えることはご存知でしたか？中でもやさしい甘みと、きれいな色あいがサラダとしてアレンジするのにぴったりなんです！食物繊維やビタミンも豊富なので、栄養もたっぷり取れるうれしい効果もあります。

さつまいもを使ったサラダは、デパ地下で見かけるデリ風サラダや、おしゃれなチョップドサラダなど、おしゃれで可愛く女子ウケするレシピが多くあるので、さっと作るだけでカフェ風のメニューができあがります！今回はそんなさつまいもを使ったおしゃれで美味しいサラダを厳選してご紹介します！

秋になると旬を迎えるさつまいもですが、スーパーやデパートの食材コーナーにはいろんな種類が並んでいて、その種類は40種類以上もあるそうです。ほくほくしているさつまいもや、ねっとりしているさつまいもなど好みによって美味しいさつまいもは異なりますが、中でもサラダに合う人気のさつまいもをご紹介します！いろんな種類を試してみて、お気に入りのさつまいもを見つけてください！

関東地方で多く出回る代表品種のさつまいもが紅あずまです。中身は鮮やかな黄色なので、切ってサラダに使うと見た目も華やかでお洒落になります。甘みが強く、他の種類に比べて繊維質が少なめ、適度にホクホクとした粉質が特徴で、いろんな料理にも合うオールマイティなさつまいもといえます。見た目も紫の鮮やかな皮に、細長いスラッとしたかたちをしているので、スーパーでチェックしてみてください。

こちらは西日本を中心に作られている人気の品種で、栗のようにほくほくとした食感と、高い糖度を持つ、甘くて美味しい品種です。火を通すことでさらに甘味が増す品種なので、蒸したり、ゆでたりするサラダにはぴったりの種類です。鳴門金時といっても、生産地によってそれぞれのブランド名がついていて里娘、甘姫、松茂美人など、呼び名が異なるのでご注意ください。

さつまいも本来の味わいが特徴のどこかなつかしい品種が紅さつまです。身はほっくり、甘さもほんのりなので、料理にぴったりで、天ぷらやさつまいもご飯などにしても美味しくいただけます。冷めても美味しいためサラダ向きのさつまいもと言えます。さつまいもの中でもビタミンが多く含まれている品種なので、栄養を気にする方にとくにおすすめです。

比較的新しい品種のさつまいもシルクスイートは、2種類のさつまいもを交配させて生まれました。適度な粘り気と甘味が特徴のシルクスイートは、新しく出回るやいなや美味しいと大人気になりました。シルクの名前通り、加熱するとなめらかな食感になり、蒸したサラダなどにぴったりです。収穫直後はホクホクとした食感ですが、貯蔵していくと粘質タイプに変化し甘みも増すので、甘いほうが好きな方は、少し寝かせておくとよいでしょう。

鹿児島特産のさつまいもで、じゃがいもの皮のような薄い色が特徴になります。地元さつまいもでは芋焼酎の材料としても重宝されています。芋本来のでんぷん質が多く含まれているため、ホクホクとした食感がより強く、甘さもやさしいので、マヨネーズやクリームチーズなどを使ったサラダとも相性抜群です。日持ちがあまりしない品種なので、買ってきたあとは早めに調理するようにしてください。

さつまいもは秋の代表野菜です。旬は9月～11月で、秋になるとさつまいもが食べたくなるという人も多いのではないでしょうか？さつまいも掘りなども人気です。たくさん出回るさつまいもをサラダで使う際は少しでも美味しいものを選んでおきたいものです。美味しいさつまいもの見分け方としては、まず皮の色が均一でつやがあるもの、表面に凹凸がないものを選ぶことが大切です。

品種により太さや大きさはバラバラですが、その中でもふっくらとした見た目ものものが糖度も高く甘いさつまいもになります。ヒゲが硬かったり、表面の一部が黒く変色しているものは、収穫から時間がたっている古いものである可能性が高いため、避けるほうが確実です。スーパーで購入する際は、見た目をじっくりチェックして、美味しいさつまいもを選んでください！

さつまいもサラダを作るまでにしておきたい下準備の方法をご紹介します。丁寧に洗ったり、あく抜きをするひと手間かけるだけで、仕上がりの美味しさが段ちがいにかわってくるので、少し手をかけて下準備をしてあげてください！

さつまいもをサラダで使う場合は、皮に多くの栄養が含まれているため皮ごといただく方がおすすめです。でも、いざ皮のまま使うとなると泥や汚れが気になるところです。さつまいもには、泥付きで売られているものと、あらかじめ洗っているものが出回っていますが、サラダで使う際はあらかじめ洗っているものを選ぶようにしてください。

農家の大型洗浄機で現れているさつまいもは、根穴などの泥汚れもきれいになっていることが多いので、気になる部分だけ洗えばOKです。芋掘りなどで泥付きのさつまいもが手に入った場合は、洗う前に少し水につけて泥をふやかしてから、スポンジやたわしを使って丁寧に洗いましょう。ただし、後述しますが保存する場合は水で洗うと痛みやすくなるので、食べる分だけ洗うようにしてください。

さつまいもを調理したあと、色が変色してしまうのはあくの成分のためです。サラダに使う際は、あく抜きをしておくと食べるまで鮮やかな色をキープしてくれます。さつまいもをあく抜きする場合は、たっぷりのボウルに水を張り、切ったさつまいもを5分～10分程度水にさらします。水につけている内に色が濁ってきたら、何度か水を新しくしてあげてください。

水にレモンを搾っておくと、ビタミンCの流出を抑えることが出来ると言われているので、家にレモンがある場合は試してみてください。さつまいものあくの成分は、抗酸化作用が強く栄養価も高いポリフェノールであるため、あく抜きをする際はさっと手早くすると栄養価も逃げにくくなります。

買ってきたさつまいもをすぐに使わない場合、美味しい状態でキープするための保存方法をご紹介します。さつまいもは基本的に亜熱帯地方の作物なので、寒さに弱い野菜です。保存する際の温度は10～15度程度の室温が適しています。冷蔵庫は温度が低く、乾燥するのでさつまいもの保管には不向きになります。

また、さつまいもは水気に弱く、水洗いすると水分を吸って傷みやすくなります。長く保存したい場合は、風通しの良い冷暗所で新聞紙等にくるんで蒸れないように気をつけて保存しましょう。買ってきたままビニール袋に入れて保存すると蒸れやすいので、かごなどに移し替えておきましょう。さつまいもは正しく保管すると3～4ヶ月は保存のきく野菜です。たくさんもらっても焦らずゆっくり調理できるのがうれしいところです。

ツナ缶を丸ごと使ったシンプルなさつまいものサラダは、ツナ缶の塩気でさつまいもの甘みがより引き立ちます。子供にも大人気のさつまいもとツナ缶のコンビネーションは抜群です！さつまいもは電子レンジで加熱するので、フライパンいらずで簡単に作れるクイックレシピになります。材料は2～3人分の量でツナ缶1缶、さつまいも1本、たまねぎ1/4個、塩、こしょう、マスタード、マヨネーズを用意してください。

レシピは、まずさつまいもは洗って水につけたままラップで包み、電子レンジで加熱してください。1本につき、500Wで5～6分加熱して一度上下を返し、さらに3～4分加熱します。そのままさまして、余熱で火を通す。粗熱がとれて、竹串を刺してみて、スーッと通ればOKです。

玉ねぎは縦薄切りにし、水につけ5分ほどおいて水をよく絞ります。蒸しさつまいもは皮を除いてボウルに入れ、すりこ木などで粗くつぶしておいてください。塩、こしょう各少々を加えて混ぜます。ツナ缶は汁ごとさつまいもをつぶしたものにに加え、玉ねぎも加えます。マスタード小さじ1、マヨネーズ大さじ2も加えて混ぜ、塩、こしょうで味をととのえたら出来上がりです！

さつまいもをころころの角切りにしてサラダにすると、見た目もかわいくおしゃれなカフェ風サラダのできあがりです。さつまいもに粗あらびきこしょうがぴりっときいて美味しいので、ぜひお試しください。材料は、さつまいも1本と、塩、マヨネーズ、砂糖、粗びき黒こしょうです。

レシピはさつまいもは皮つきのまま１cm角に切り、水に5分ほどさらしておいてください。鍋にさつまいも、かぶるくらいの水、塩小さじ1/2を入れて火にかけ、8分ほどゆでる。さつまいもがやわらかくなったら湯をきり、粗熱をとりましょう。ボウルにさつまいも、マヨネーズ大さじ2、砂糖小さじ1/2、塩少々を入れ、あえます。保存容器に入れ、粗びき黒こしょうをふったら完成です。ソーセージを混ぜても美味しいです。

さつまいものホクホク感とりんごのしゃきしゃきとした食感の組み合わせが美味しいサラダです。さつまいもとりんごをころころと切って入れると、見た目も可愛く、おしゃれにしあがります。甘いスイーツのようなサラダで、子供にも人気のレシピになります！材料は2人分で、さつまいも1/2本、りんご1/4個、ドレッシング(マヨネーズ大さじ2、プレーンヨーグルト大さじ1、塩、こしょう各少々)になります。

レシピはさつまいもは1.5cm角に切り、水にさらします。軽く水けをきってラップに包み、500Wの電子レンジで約3分加熱します。りんごは皮つきのまま2mm厚さのいちょう切りにして塩水にさらし、水けをきります。ボウルにドレッシングの材料を入れて混ぜ、さつまいも、りんごを加えてあえたら完成です！さつまいもとりんごのサラダを、パンにはさんでサンドイッチにしてもおしゃれで美味しくいただけます！

さつまいもをヨーグルトと和えたさっぱり味のサラダは、ヨーグルトの酸味があとを引く美味しさです。材料は、さつまいも小1本、プレーンヨーグルト大さじ3、ハム適宜、塩、こしょう、マヨネーズ、砂糖を用意します。作り方は、さつまいもはよく洗い、皮つきのまま6mm幅の輪切りにし、水にさらしておいてください。

レシピはさつまいもを塩少々を加えた湯でやわらかくなるまでゆで、ざるに上げて熱いうちに、塩、こしょう各少々で下味をつけ、そのままさましておいてください。下味の塩、こしょうは熱いうちにふりましょう。ボウルにヨーグルト、マヨネーズ大さじ1、砂糖少々を混ぜ合わせ、あえます。器に盛り、みじん切りにしたハムを散らせば完成です。

マヨネーズの代わりにクリームチーズを使って作るヘルシーなスイートサラダです。香ばしいクルミが食感のアクセントになって、とても美味しいと大評判です！クレソンを添えておしゃれ度をアップしましょう！材料は、2人分でさつまいも小1本、くるみ（ロースト）50g、クリームチーズ大さじ3、はちみつ大さじ1/2、塩ひとつまみ、ブラックペッパー適量、クレソン（飾り用）適量、はちみつ（最後にかける）適量を用意します。

レシピは、まず下準備でクリームチーズは室温にもどしておきます。柔らかくなったら、はちみつと塩を合わせ混ぜておきましょう。さつまいもは皮ごと蒸し、柔らかくなったら蒸し器から取り出し、食べやすい大きさに乱切りにします。くるみは粗みじん切りにしておきます。 さつまいもをクリームチーズで和え、くるみをさっくり混ぜ合わせてこしょうを加えて味を整えます。 最後にクレソンを飾り、はちみつを回しかけたら完成です！

さつまいもの甘みに、塩気の効いたベーコンとマスタードを合わせた大人のおしゃれサラダです。食べ始めるとお箸の止まらない美味しさで、お酒のおつまみにもぴったりです。
材料は、2人分でさつまいも大1本、ベーコン100g、玉ねぎ1/4個、ドレッシングはマイユマスタード（種入り）大さじ1、マヨネーズ大さじ4、塩こしょう適量を用意します。
 

レシピです。まずさつまいもを2cmに輪切りにして蒸し器で20分ふかします。時間がない場合は、電子レンジで7分加熱してもOKです。次に細切りにしたベーコンと薄切りにした玉ねぎに塩こしょうしてレンジで3分加熱すします。温かいうちにさつまいもの皮をむいて食べやすい大きさにくだき、ベーコン、玉ねぎの具材とドレッシングの材料を入れ、全体に混ぜ合わせたら完成です。

子供や女性に大人気の甘いかぼちゃとさつまいもを使った甘くて美味しいデザートのようなサラダはいかがでしょうか？見た目もおしゃれなので、プレートなどにかわいく盛り付けていただきましょう！材料はプレーンヨーグルト（水切りしたもの）90g、かぼちゃ1/8個（180g）、さつまいも1/2本（100g）、塩こしょう各少々、アーモンド、くるみ、レーズンなど（お好みで）を用意してください。

レシピは、プレーンヨーグルトをまず水切りしておきます。かぼちゃは種をとって2cm角、さつまいもも2cmの角切りにします。かぼちゃとさつまいもを耐熱ボウルに入れ、電子レンジで約6分加熱します。粗熱がとれたら、ヨーグルトで和え、塩、こしょうで味を調えて器に盛ります。アーモンドや、くるみやレーズンなどをトッピングすると、より美味しく、見た目もおしゃれになります。

アレンジとして、バターを塗ったベーグルに野菜と一緒にかぼちゃとさつまいものサラダをサンドしたベーグルサンドもおすすめです！ボリュームがあって腹持ちが良いので、朝食やお弁当にもぴったりです。

さつまいもやたっぷりの野菜を蒸してごまだれでいただくおかずサラダは、材料を切って蒸すだけという簡単なレシピなのに、おしゃれで見栄えの良いのが特徴です！ヘルシーでボリューミー、なのに栄養たっぷりなのがポイントです。野菜の材料は4人分で、さつまいも2本、小カブ2個、赤ピーマン・黄ピーマン各1個、（金時）にんじん1本、白菜5～6枚、ブロッコリー小1個、塩・ごま油少々を用意してください。

ごまだれの材料は白練りごま大さじ2、砂糖・醤油各大さじ1、酢大さじ1/2、白すりごま大さじ1、（好みで）ごま油少々になります。作り方は、野菜はすべて食べやすく切ります。土鍋または蒸し器に野菜を並べて、軽く塩をふり、水を100～200ccほど入れる。野菜の表面にざっとごま油を塗り、弱火にかけてじっくり蒸してください。ごまだれの材料を混ぜて、蒸し上がった野菜といただきましょう！

野菜は、ほかにも、カリフラワー、レンコン、キャベツ、里芋、かぼちゃなど、冷蔵庫にあるものを入れてアレンジしても大丈夫です！ごまだれのほか、ポン酢や子供に人気のマヨネーズなど何種類かのたれを用意しておくと、味にバリエーションが出てよいです！

ニューヨークで生まれたおしゃれサラダの代表格、チョップドサラダはいかがでしょうか？いろんな材料を混ぜ合わせて食べるととても美味しいです！材料はサニーレタス3枚、グリーンリーフ1枚、アボカド1/2個、蒸し鶏30ｇ、きゅうり1/3本、セロリ1/4本、パプリカ（黄）20ｇ、さつまいも20ｇ、かぼちゃ20ｇ、玄米10ｇ、ミニトマト3個、ミックスナッツ10ｇ、シーザーサラダドレッシング適量です。

レシピを紹介します。サニーレタス、グリーンリーフ、アボカド、蒸し鶏は2cm角切りにし、きゅうり、セロリ、パプリカは1cm角切りにします。さつまいも、かぼちゃは1cm角切りにし、ゆでておきます。玄米もゆでておきましょう。ミニトマトは1/4切りにし、ミックスナッツは粗砕きにします。すべての材料をを混ぜ合わせお皿に盛り付ける。お好みでシーザーサラダドレッシングをかけたら完成です。

おしゃれなチョップドサラダを作るコツは、材料をすべて同じ大きさに切りそろえることです。こちらのドレッシングはシーザーサラダドレッシングを使用しましたが、ヘルシーにレモンドレッシングや、人気のごまドレッシングなど、アレンジも可能なのでいろいろ試してみてください。パーティなどではあらかじめサラダを作っておいて、各自お好みのドレッシングで仕上げてもらってもOKです。

さつまいものサラダは、見た目もおしゃれで栄養もあるため、作り置きしておくと重宝します。時間がないときや晩ごはんを作るのがめんどくさい、というときも一品あるだけで、冷蔵庫からさっと出せば良いのでとても助かります。作り置きに向いているのはご紹介したさつまいものシンプルサラダ、さつまいものコロコロサラダ、さつまいもとクリームチーズのサラダ、絶品さつまいもとベーコンのサラダなどです。

多めに作って作り置きしておきたい場合は、レシピより気持ち味を濃い目にしておくとよいです。保存する際は熱湯消毒した清潔な容器に入れて、冷蔵庫で3日程度保存してください。すぐに食べきれない場合は、容器に食べているお箸をいれると雑菌が繁殖する原因にもなるため、新しいお箸を用意して取り分けるようにしましょう。お弁当のおかずなどにも便利です。

さつまいもを使ったさまざまなバリエーションのサラダをまとめました。さつまいものサラダは、見た目も華やかでおしゃれなものが多いので、毎日の献立にはもちろん、パーティやおもてなしにも重宝します。作り方も簡単なので、時間がない時もさっとできるのが魅力です。さつまいものサラダをレパートリーに加えて、おいしいサラダ生活を送ってください！