さつまいもを使ったレシピ集!人気のおかずの作り方を紹介!
甘くてホクホク、食物繊維が豊富で美容にも健康にもよいとされ、子どもから大人まで幅広く人気のあるさつまいも。スーパーで気軽に買えて使い勝手も抜群。今回はそんなさつまいもの人気レシピを紹介します。さつまいもレシピに困った時などに参考にしてみてください。
目次
用途多彩なさつまいも
甘くて秋の味覚といえばコレ、と思い浮かぶ人も多いさつまいも。食物繊維が豊富に含まれているので便秘解消に効果があります。また、肌の新進代謝を促したり、肌の潤いをキープするといわれるビタミンC、ビタミンB群が豊富に含まれているので美容にもいいといわれ、子どもから大人まで幅広い年代で人気の食材です。
また、さつまいもは繁殖力が高いのでスーパーでも手ごろな価格で買うことができ、土地さえあれば自宅でも比較的簡単に栽培することができます。最近は種類も多くなり、味や食感の違いを楽しむこともできるようになってきました。主菜としても副菜としても使えてレシピが多彩なので、人気の高い食材の一つです。今回はさつまいもを使った人気のおかずレシピを紹介します。
レシピ①さつまいもと蓮根の甘酢炒め
さつまいもと蓮根の甘酢炒めは、2つの違う食感が楽しめて常備菜にもなる人気のレシピです。さつまいもと蓮根は皮のまま洗い、食べやすい大きさに切り、それぞれレンジで柔らかくなるまで加熱して水気を取って片栗粉をまぶします。フライパンにごま油を入れて熱し、さつまいもと蓮根を入れて焼き色がつくまで焼き、しょうゆ、みりん、酢、砂糖などで作った甘酢をいれて混ぜ、少しとろみがついたら完成です。
さつまいもと蓮根だけではちょっと物足りないな、と思う人は肉類と一緒に炒めるなど、作り方に変化をつけてみてください。鶏肉と一緒に炒める場合は、鶏肉に小麦粉をつけてさつまいもや蓮根、また、他の野菜と一緒に炒めるとボリューミーでご飯のすすむメインおかずになるのでおすすめです。食べ盛りの子どもや男の人に人気のレシピです。冷めても美味しく、お弁当の一品として入れても喜ばれます。
レシピ②簡単さつまいもきんぴら
さつまいもの甘さを利用した、さつまいものきんぴらは作り方が簡単で人気のレシピです。さつまいもを切って器に入れ、レンジ600wで4分30~5分加熱してお好みの味をつけたら完成のお手軽レシピです。味付けは砂糖としょうゆをベースに甘辛にし、黒ゴマをふると見た目も美味しいおかずができます。作り置きもできるので多めに作っておくと忙しい時にさっと出すことができて便利なレシピです。
さつまいもだけではなくにんじんや豚肉などのひき肉を加えて、甘辛く作るとメインおかずの一品になります。甘辛の味付けが幅広い年代に人気のレシピです。肉や他の野菜を加えることでボリューミーになり、栄養も更に豊富になるので人気のレシピです。先にレンジでさつまいもとにんじんに熱を加えておき、肉を炒めておいたフライパンに入れて味をつけると時短になるのでおすすめです。お好みでごまをふって盛り付けてください。
レシピ③さつまいものレモン煮
常備菜として、また、作り置きおかずとして人気なのがさつまいものレモン煮です。さつまいもとレモンを砂糖やはちみつと一緒に煮るだけでできる簡単なレシピです。レモンはレモン汁でも大丈夫です。また、鍋を使わずレンジを利用すると時短調理ができます。箸休めにもなるので、多めに作っておくと困った時のおかずの一品として重宝します。甘みを強くしてレーズンをのせるとおやつにもなるので、子どもにも人気のレシピです。
レシピ④さつまいものサラダ
さつまいものサラダはレシピが多彩な上に作り方も簡単なので人気です。さつまいもをレンジで柔らかくして温かい内に皮をむき、食べやすくつぶし、カリカリベーコンと玉ねぎやきゅうりなどの野菜を加えてまぜ、粒マスタードと塩、コショウで味を調えたら、さつまいもの甘さとベーコンのしょっぱさがやみつきになる、さつまいもとベーコンのサラダの完成です。
ほくほくとしたさつまいもを使って、女の人が好む甘いサラダにするのもおすすめです。さつまいもを小さめの角切りにして茹で、マヨネーズ、牛乳(生クリーム)、砂糖、はちみつ、塩で味つけます。お好みでレーズンやくるみ、シナモンを加え、冷蔵庫で冷やしたら出来上がりです。砂糖やはちみつなどの代わりに練乳を使っても甘みをつけるのもおすすめです。甘みが強めなので、パンにディップしても美味しいスイートサラダです。
レシピ⑤さつまいもコロッケ
衣のサクサク感といものホクホク感が幅広い年代で人気なコロッケは、さつまいもで作っても美味しく簡単にできます。さつまいもを柔らかくする際はレンジを使うと便利です。さつまいもの皮をむいて一口サイズ位に切り、器に入れ600wで6分位電子レンジにかけて柔らかくしてつぶします。好きな大きさに丸めてから小麦粉、卵、パン粉を順番につけて油で色よくカラッと揚げたら出来上がりです。
コロッケを作る際のパン粉に黒ごまを混ぜて揚げると黒ごまの風味が出て、いつもと違う一味変わったコロッケになります。見た目もよくなるのでちょっとしたパーティの際にも活躍します。また、さつまいもを丸め際、中にチーズを入れてさつまいもとチーズのコロッケにしても美味しくて人気です。コロッケは作り方もアレンジも簡単なので、今日のおかずは何にしようかと迷った時などに気軽に作れておすすめのレシピです。
レシピ⑥さつまいもの天ぷら
さつまいもの天ぷらはさつまいもレシピの代表格です。外食でうどんを食べる際には、トッピングとして必ずといっていいほど用意されています。作る際の材料はさつまいもと小麦粉、片栗粉、油、水、塩だけでいいので作ろうと思った時にすぐ作れるのも嬉しいポイントです。甘く腹持ちもよく、手軽に食べられるので食べ盛りの子どもに特に人気の高いレシピです。
さつまいものてんぷらを作った時に衣が余ったらその衣に卵を加え、さつまいもを細切りにし、エビや細切りごぼうと一緒に混ぜて油でカリっと揚げて、さつまいものかき揚げを作っても美味しいです。手軽にできますので、ぜひ冷蔵庫にある材料で気軽に作ってみてください。そのまま食べてもさつまいもの甘さが感じられて美味しいですが、塩やソース、レモンなどを試して自分の好みの味を見つけてもいいでしょう。
レシピ⑦さつまいもポタージュ
さつまいものポタージュの作り方は、さつまいもの皮をむき1cmの輪切りにし、水にさらしてからレンジで3分加熱し柔らかくします。その後、鍋にバターとさつまいもを入れて火にかけ、コンソメと水を加え、さつまいもが柔らかく崩れてきたらミキサーにかけます。再びそれを鍋に戻し牛乳を加えあたためたら完成。さつまいもの自然な甘さが感じられる優しい味のポタージュです。
また、さつまいもだけではなくかぼちゃも加えて「さつまいもとかぼちゃのポタージュ」にしても美味しいので人気のレシピです。仕上げにパセリや生クリームを散らすと、見た目にも美味しいポタージュができます。さつまいもをベースにしたポタージュは、アレンジが多彩なので他の食材でも作ってみてください。主に主食がパンの時のおかずとして栄養バランス的にもおすすめの一品です。
レシピ⑧さつまいももち
子どもに人気のさつまいものおかずといえば「さつまいももち」です。作り方もとても簡単です。レンジなどで柔らかくしたさつまいもをつぶして片栗粉を混ぜ、お好みの大きさで小丸く成形し、バターを溶かしたフライパンで焼き色がつくまで焼いたら完成です。冷めても美味しく、甘辛しょうゆなどで味をつけるとお弁当のおかずとしても喜ばれます。もちっとした食感とさつまいもの甘みが人気のレシピです。
レシピ⑨さつまいもの豚肉巻き
さつまいもは肉との相性もとてもいいので、さつまいもを豚肉で巻いて焼いた「さつまいもの豚肉巻き」も人気です。作り方は皮をむいたさつまいもを豚肉で巻いてから表面に小麦粉をまぶし、サラダ油をひいたフライパンで転がしながら焼きます。豚肉に火が通ったら、だし、みりん、しょうゆを合わせた味つけ汁で煮詰めてください。汁けがなくなり、全体的に色よく焼けたら完成です。甘辛の味付けが人気のご飯がすすむレシピです。
レシピ⑩さつまいもの煮物
煮物にするとさつまいもの甘みがグッと引き立ちます。一緒に煮る具材としておすすめなのが鶏肉や豚肉などの肉類です。中でもしょうゆと砂糖ベースの甘辛味で煮て肉じゃがならぬ「肉さつま」は、冷めても美味しいさつまいもの煮物の人気レシピです。煮物は作り方が簡単ですし、多めに作っておくとすぐ準備したい食事の時や、お弁当などに大活躍の一品になりとても便利なので、作り置きおかずとしても優秀です。
味付けをだし汁ベースにして、さつまいもの皮を敢えて残して煮物にすると、色合いのきれいなおかずができます。一緒に豚肉やにんじんなどを入れると栄養もボリュームもアップするので、栄養バランスや塩分を気にする人にはしょうゆや砂糖を使う甘辛味よりも、だし汁を使って作るあっさり味のさつまいもの煮物がおすすめです。茹でてほそ切りにしたさやえんどうなどを散らすると見た目もよくなります。
レシピ⑪さつまいもグラタン
さつまいものグラタンも人気のレシピです。グラタン用のホワイトソースの作り方も簡単で、ボールに小麦粉、バター、コンソメ、牛乳を入れて泡立て器でよく混ぜフライパンに入れ、中火で良く混ぜながら加熱し、牛乳を足しながらお好みの濃度に調整し完成です。後は加熱したさつまいもとホワイトソースを耐熱皿に入れ、チーズを散らしてオーブンなどで焼いたら、チーズの塩気とさつまいもの甘さがよく合うグラタンのできあがりです。
鶏肉とさつまいものグラタンもボリューミーでおすすめです。フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉と玉ねぎを加えて中火で炒めて玉ねぎがしんなりしたら、皮をむいたさつまいもと水1カップを入れ、さつまいもが柔らかくなるまで煮ます。耐熱皿に炒めた具材とホワイトソースを加えてチーズを散らし、オーブンなどでチーズに焦げ目がつくまで焼いたら完成。鶏肉をウィンナーに変えたり、色々とアレンジを楽しんでみてください。
レシピ⑫さつまいものバターソテー
さつまいもと相性抜群のバターを使ったレシピはハズレがありません。バターを使うことでコクが増し、箸休めにもおすすめの一品です。フライパンを火にかけ、バターを溶かし、さつまいもをソテーするだけで完成の簡単レシピです。バターだけではおかずとして物足りない場合は、お好みでしょうゆを加えるとあまじょっぱさが際立つ味になります。また、おやつ感覚で甘く作りたい場合は、バターとはちみつで作っても美味しいです。
レシピ⑬さつまいものみそ汁
副菜の代表格としてよく名前があがるのが、具だくさんのみそ汁です。みそ汁は作り方が簡単ですし、主食のご飯と一緒に副菜としてつけるだけで主役級のおかずになります。そんなみそ汁の中でも、さつまいもを使ったみそ汁は優しい味と甘みが人気です。キャベツや玉ねぎなど他の色々な野菜と合わせることができますし、きのことの相性もいいので、ぜひたくさんの具を入れたみそ汁を作ってみてください。
レシピ⑭さつまいも餃子
目新しいさつまいもレシピを探している人には「さつまいも餃子」がおすすめです。余った餃子の皮やさつまいもの使い道に悩んだ時におすすめしたいレシピです。作り方もとても簡単で、レンジで柔らかくしたさつまいもにお好みの具材を混ぜ、餃子の皮で包みフライパンで焼き目がつくまで焼いたら完成です。また、油で揚げた「揚げさつまいも餃子」も人気です。
さつまいも餃子はアレンジも多彩です。具材にするさつまいもにベーコンとチーズを混ぜて、塩こしょうで味付けをし餃子の皮で包んで焼き、最後にパセリを散らせば居酒屋風のおかずになりますし、はちみつや牛乳を加えて甘めの味つけにすると、子どもが喜ぶおやつ感覚のおかずになります。お好みで色々なアレンジを試してみてください。
レシピ⑮さつまいものカレー炒め
意外かもしれませんが、さつまいもとカレーは相性のいい食材です。カレー粉を使ってさつまいもを炒めるとスパイシーなさつまいものカレー炒めができます。鶏肉や豚肉を加えて炒めるとカレー味豊かなおかずになり、さつまいもの甘い味がおかずにはちょっと合わないなぁ、と思う人などにおすすめのレシピです。
カレー粉を使ってさつまいもをおかずにするだけではなく、さつまいも自体を使って作ったカレーも人気です。中でも材料を鍋に入れて20分程度煮るだけで作れるさつまいもと鶏のココナッツカレーはお手軽でおすすめです。スパイスを鶏肉に揉みこみ1晩置き、後は厚手の鍋にさつまいも、鶏肉、玉ねぎ、ココナッツミルクを入れて煮込むだけ。さつまいもとココナッツの優しい味が特徴のカレーです。
おかずになるさつまいも
今回はさつまいもを使った人気のレシピを紹介しました。甘くて、お菓子的なイメージが強いさつまいもですが、実に様々なおかずになりレシピも簡単に作れるものが多いので、今回の記事を参考にしつつ、もっと気軽にさつまいもをおかず作りの食材として使ってみてください。