吉野家のカロリーは高い？低いメニューと値段も一覧で紹介！

ファーストフード店のメニューは、大体カロリーが高いと思われがちです。特に吉野家はご飯に牛肉や豚肉が乗った丼がメインなので、カロリーが高いと考えられます。ご飯ものにしてはカロリーが特別高いわけではありませんが、カロリーを気にしている人にとっては気になるポイントです。今回は吉野家のさまざまなメニューのカロリーと値段を紹介します。

ご飯単品のカロリーは並盛で375Kcal、大盛なら522Kcalです。牛丼の並盛が669Kcalなので、半分以上がご飯のカロリーと言えます。同じカロリー消費でも、炭水化物が多い場合は太りやすいとも言われています。吉野家でもカロリーオフできるセットや健康志向のメニューも色々と考えられています。

ガッツリメニューが豊富な吉野家でも健康を考えたメニューが出てきています。並盛牛丼のカロリーと比べるとカロリーオフになるサラダと小盛牛丼を組み合わせたコモサラセットや、血圧の上昇を緩やかにするサラシアを導入したサラシア牛丼などがあります。健康に気遣うようになったら、カロリーオフのものだけではなく、身体のことを考えたメニューも気に止めて置くのもいいかもしれません。

牛丼の小盛とサラダのセットでコモサラセットというものもあります。生野菜を食事の最初に食べると、栄養の吸収が穏やかになり脂肪の吸収も抑えられます。サラダを最初に食べると満腹感が増すので牛丼の量が少なくても満足できるというメリットもあります。コモサラセットの生野菜サラダは530Kcalで400円です。ごぼうサラダセットは591Kcal、ポテトサラダセットは630Kcalです。どちらも値段は430円です。

サラシアという植物から取れる、血糖値の上昇をおだやかにするサラシノールという成分があります。血糖値を気にしている人なら一度は興味を持ったことがあるのではないでしょうか？糖質つまり炭水化物を取った後に、血圧が急上昇すると血管に負荷がかかるのでよくありません。それを少しでも抑えようと、吉野家は牛丼のたれにサラシアの成分を混ぜたサラシア牛丼を販売しています。

サラシア牛丼の並盛は673Kcalです。実は通常の牛丼並盛の方が4Kcalだけですが低いカロリーになっています。摂取カロリーが高くても、サラシアに含まれる血圧の上昇をゆっくりにする成分のおかげで、食後の血圧が急上昇することを防ぎます。吉野家の牛丼が大好きだけど、血圧が気になってなかなか食べられない人には特におすすめの商品です。なお、480円と通常の牛丼並盛より100円高い値段になっています。

季節限定メニューですが、ベジメニューというものもあります。ブロッコリーやカボチャ、パプリカなどの緑黄色野菜もバランスよく入っているのでビタミン類もしっかり摂れます。ヤングコーン、レンコン、ゴボウ、サツマイモも入っているので食物繊維もしっかり摂取できる健康的なメニューです。何より野菜が大きく、食べ応えがあるメニューなので、満足できるものです。

ベジ定食なら480円で455Kcalなので、牛丼の並盛が669Kcalと比べるとかなりカロリーオフと言えます。牛肉が付いたベジ牛定食でも590円で625Kcalです。黒カレーに野菜がたっぷり乗ったベジカレーもあります。並盛は590円で602Kcal、大盛は690円で749Kcalです。値段は少し高めですが、健康的でとてもおすすめのメニューです。
 

やはり吉野家と言えば、牛丼などの丼ものです。吉野家はサイズが色々あるために量が多いものを食べれば、それだけカロリーも比例して高いといえます。特盛のカロリーは1000Kcal越えです。20代男性の必要摂取カロリーが2300kcalと考えると、特盛を食べただけで一日に必要なカロリーのほぼ半分を摂取することになります。低いカロリーで抑えたいなら、サイズを小さいものにするのが一番の近道です。

現在販売されている丼メニューの中で一番カロリーの低いものは、季節限定の豚生姜丼になります。並盛で584Kcal、490円です。風味たっぷりの生姜たれで味付けした豚肉とキャベツが乗っている丼です。別添えでおろしショウガも付いているので。ショウガ成分で代謝アップも期待できます。アタマの大盛は590円で 660Kcal、大盛は660円で787Kcal、特盛は790円で910Kcalになります。やはり特盛ならカロリー高めです。

牛丼の並盛は380円で669Kcal、アタマの大盛は480円で752Kcal、大盛は550円で929Kcal、特盛は680円で1063Kcalです。カロリーが気になりつつも、今日はたくさん食べたい！といった場合は、牛丼の大盛を頼むより、カシラの大盛というご飯は普通盛りで肉部分が大盛の量のものを選んで、炭水化物を減らすという選択もできます。

吉野家のメインメニューの牛丼よりリニューアルされた豚丼の方がカロリーが低いです。並盛が350円で604Kcal、アタマの大盛が450円で677Kcal、大盛が520円で808Kcal、特盛は650円の930Kcalです。牛丼より各30円安くカロリーも低いので、カロリーを気にしている時に同じ並盛を食べるなら豚丼の方がいいでしょう。

大判のカルビ肉を醤油だれで香ばしく焼いて仕上げた牛カルビ丼は味も濃く、ガッツリメニューとしても人気です。ただ、味付けが濃い分、高いカロリーになっています。小盛が480円で554Kcal、並盛が580円で827Kcal、大盛が680円で1066Kcal、特盛なら780円で1182Kcalです。小盛なら牛丼並盛よりもカロリーが低いので、カロリーを気にしていても牛カルビ丼をどうしても食べたい時には小盛を選択することをおすすめします。

吉野家では丼ものだけでなく、定食メニューも充実しています。丼ものだと手早く食べてしまいがちですが、定食ならゆっくり食事をするようになるので、同じくらいのカロリーなら定食メニューを食べる方が身体にいいと言えます。定食ならみそ汁も付いているので、みそ汁を最初に食べると空腹感も収まり代謝も上がるので、みそ汁後におかずやご飯を食べ進むといいでしょう。

豚生姜定食は豚生姜丼のお肉を定食にしたメニューです。同じくこちらも吉野家にしてはカロリーオフなメニューとなっています。豚肉とキャベツの千切りが一緒に出てくるので、カロリーを気にする人はキャベツから食べ始めた方がいいでしょう。並盛は530円で607Kcal、大盛は700円で807Kcal、特盛なら830円で929Kcalです。

吉野家の定食の定番、牛肉と焼き鮭が一度に楽しめる牛鮭定食なら580円で732Kcalです。豚肉と鮭を楽しみたいなら豚鮭定食もあります。550円で657Kcalです。牛カルビ定食は並盛640円で821Kcal、大盛は740円で1093Kcal、特盛は840円で1209Kcalです。やはり牛カルビを使って濃い味付けをしているのでカロリーが高めです。

吉野家にはカレーもあります。並盛は350円で546Kcal、大盛は450円で693Kcalです。カレー単体では牛丼並盛より低いカロリーですが、牛肉やチーズなどをトッピングできます。トッピングがボリュームのあるものだとカロリーも必然的に高くなるので、注意が必要です。
 

吉野家のアプリには「歩く割」というサービスがあります。スマホの歩数計機能と連動して、歩いた歩数をカウントします。歩く割のイベントに参加するとクーポンが発行されるというお得なものですが、歩いた歩数を気にするようになり、カロリー消費に繋がります。おいしく吉野家の牛丼を食べるために、しっかりと歩いて健康的に食事を楽しむことができます。

吉野家の公式ホームページを見ると、すべてのメニューに価格と一緒にカロリーも表示されています。栄養成分やアレルギー成分一覧もあるので、カロリーや栄養成分を気にしているなら、一度は目を通しておいてもいいでしょう。いつも食べているものもカロリーや成分を知っていると、食事の際のメニュー選びに参考になります。カロリー調整もしつつ、おいしく吉野家で食事を味わってください。