ほぼ白菜だけで作れるおすすめレシピ！簡単なおかず・スープを紹介

冬になって白菜が旬を迎えると、スーパーなどでも比較的安く売り出されるようになります。1株丸ごと売られていることも多く、買ったは良いが使い切れなくて困ったという経験がある人も多いのではないでしょうか？そういった時は、白菜だけで作れる料理をいくつか覚えておくと便利です。

本記事では、白菜だけを使った人気の簡単料理をまとめました。白菜の大量消費をしたい時だけでなく、ちょっとした副菜やおつまみなど、いろいろな場面で活用してみてください。

【材料】

• 白菜 1/4個
• 長ネギ １５g
• にんにく ３片
• 唐辛子 ６本
• A 醤油 大さじ２
• A 黒酢 大さじ３
• A 紹興酒 大さじ１
• A 砂糖 小さじ３
• A 塩 小さじ1/2
• 油 適量

1. 白菜は１枚ずつはがし、よく洗ったら葉と芯の部分に分けます。
2. 芯の部分は縦に切り込みを入れて軽く押し潰し、ひと口大のそぎ切りにします。
3. 葉の部分は適当な大きさにちぎります。
4. にんにくと長ネギは薄くスライスします。
5. 唐辛子をはさみで切ります。
6. Aを合わせて混ぜます。
7. フライパンを熱し、油を入れて4、5を香りが立つまで炒めます。
8. 白菜の茎を加えて1分半ほど炒めます。
9. 茎に透明感が出たら葉を加え、30秒ほど炒めます。
10. 葉が柔らかくなったら6を加えて炒めます。
11. 水溶き片栗粉を加えて素早く混ぜます。
12. 仕上がる直前に油を回しかけ、混ぜ合わせたら完成です。

中国の定番家庭料理でもある、白菜の甘酢あんかけのレシピです。メイン素材は白菜だけなのに、ご飯が進む食べごたえのある一品に仕上がります。にんにくと唐辛子などの香辛料がきいたパンチのある味で、ご飯のおかずだけでなくお酒のおつまみにもぴったりです。

白菜の茎は一度押し潰すことで熱が通りやすくなり、しんなりとしたトロトロ食感に仕上がります。

【材料】

• 白菜 1/4個
• 塩 適量
• オリーブオイル 適量

1. 白菜を1枚ずつはがし、水を張ったボウルに30分ほど漬けます。
2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を加えて溶かします。
3. 2に白菜を入れて茹でます。
4. 白菜がクタクタになったら、器に盛りつけてオリーブオイルを回しかけたら完成です。

白菜を茹でただけの、とてもシンプルなおかず料理を紹介します。美味しく作るポイントは、茹でる時の塩加減と使うオリーブオイルの味です。オリーブオイルが美味しくないと仕上がりの味も悪くなってしまうので、できるだけ質の良い美味しいオリーブオイルを使うようにしましょう。

茹でる時の塩加減は、お吸い物よりも薄いくらいの味が目安です。白菜を茹でる前に、必ず味見をして味をととのえておいてください。

【材料】

• 白菜 中5枚ほど
• おろしにんにく 小さじ1
• 唐辛子 1本
• オリーブオイル 適量
• 塩コショウ 適量

1. 白菜は5mm幅の細切りにします。
2. フライパンを高温に熱し、白菜を入れて表面に焼き色をつけます。
3. 焼き色がついたら一度取り出し、火を消します。
4. フライパンにオリーブオイル、唐辛子、にんにくを入れて余熱で火を通します。
5. 香りが立ったら火をつけ、白菜を戻して混ぜ合わせます。
6. 塩コショウを振り、全体に混ぜ合わせたら完成です。

ペペロンチーノといえばパスタを思い浮かべる人も多いでしょうが、白菜だけを使って美味しいペペロンチーノ風の料理を作ることができます。白菜を一度強火で焼くことで、芳ばしい風味と自然な甘みを楽しめます。

白菜に焼き目をつけるために、白菜を焼く時はあまり動かさずに表面をじっくりと焼くようにしましょう。にんにくの香りと唐辛子の刺激的な辛さで、ひと口食べれば箸が止まらなくなる美味しさです。

白菜だけで簡単に作れる、人気のサラダを紹介します。一度茹でることで白菜のカサが減り、1株丸ごとでもぺろりと食べることができます。調味料をまぶすと水が出てくるので、マヨネーズは食べる直前に混ぜるようにしましょう。

かつお節から良いダシが出るため、白いご飯にも良く合うおかずになります。白菜以外にも食材を使いたい場合は、ツナやカニカマなどを加えるのがおすすめです。

白菜のステーキは、白菜だけでしっかりとしたメインのおかずを作りたい時におすすめです。じっくりと焼いて甘みが出た白菜が、バルサミコ酢を使ったさっぱりとしたソースに良く合います。バルサミコ酢を使ったソースはコクがあって食べごたえもありますが、ポン酢や岩塩でさっぱりと食べるのもおすすめです。

野菜が足りない時におすすめの、白菜だけを使った煮浸しを紹介します。ほっこりとした優しい味が人気で、ちょっとしたおかずや副菜にぴったりです。白菜を切ったらあとは調味料と一緒に煮込むだけですので、他の料理を調理しながらでも簡単に作ることができます。

煮汁の味は水で調整できるため、煮汁が沸いたら味見をしてお好みの味にととのえましょう。

【材料】

• 白菜 1/8個
• 鶏ガラスープ 小さじ1
• はちみつ 小さじ1
• 水 150cc

1. 白菜は4cmのざく切りにする。
2. 鍋に1と他の材料をすべて入れて、白菜がくたっとするまで煮たら完成です。

少ない調味料でぱぱっと作れる、白菜だけの鶏ガラスープを紹介します。スープにはちみつを加えることで、味がまろやかになりコクがプラスされます。はちみつがない場合はみりんでも良いですし、入れずに作ってもOKです。白菜がクタクタになるまでしっかりと火を入れることで、白菜の甘みをしっかりと感じられるスープに仕上がります。

【材料】（2人分）

• 水 300ml
• 白菜 2枚程度
• 味噌 小さじ2

1. 白菜を食べやすい大きさに切ります。
2. 鍋に水を入れて、沸いたら味噌を入れて溶かします。
3. 味噌が溶けたら白菜を入れて、しんなりするまで煮たら完成です。

スープを作りたいけど白菜しかないという時は、やはり定番の白菜の味噌汁がおすすめです。ダシ入り味噌を使ってしまえばダシを取る手間もなく、味噌を溶かして白菜を煮るだけで簡単に作ることができます。食材が他にあれば、豆腐やネギなどで好きにアレンジすることも可能です。

スタミナをつけたい時におすすめの、人気のにんにくスープを紹介します。具材は白菜だけですが、すりおろしにんにくをたっぷり入れることで味にパンチのあるスープに仕上がります。

白菜の旨みをしっかりと味わえるスープにするためには、白菜の形がなくなるくらいまでコトコト煮込むことがポイントです。にんにくの作用で体が温まってくるので、冷え性の人にもおすすめです。

白菜だけのスープに物足りなさを感じる時は、スープの調味料を少し工夫してみましょう。コンソメをベースに醤油やオイスターソースを加えたスープは複雑な味わいで、食べれば食べるほどやみつきになる美味しさです。

生姜が入っているため体がポカポカと温まり、寒い冬の日にもおすすめです。白菜は繊維に逆らって切ることで柔らかくなり、小さい子供でも食べやすくなります。

白菜だけで旨みを出した、人気のシンプルスープのレシピです。コンソメなどのダシを使わなくても、素材の旨みだけで絶品のスープに仕上がります。美味しく作るポイントは、水を入れる前にあらかじめ白菜を炒めておくことです。焼き色がつくまでじっくりと焼くことで、白菜の甘みと旨みが引き出されます。

白菜だけで作る、簡単なミルクスープを紹介します。白菜はミルク味の料理と相性が良く、コンソメを入れた牛乳で煮込むだけで絶品のスープが出来上がります。優しいまろやかな味わいが人気の料理ですが、味にアクセントをつけたい場合は黒コショウを多めに振るのがおすすめです。

白菜だけを使った、人気の簡単レシピをまとめました。白菜は加熱することで甘みが出てくるので、他の具材を使わなくても十分に美味しいおかずやスープが作れます。具材が少ない分手間の少ないレシピが多く、大量消費だけでなく何かあと一品欲しいという時にも役立ちます。

白菜は素材自体が淡白な味をしているため、和風から洋風、中華まで、さまざまな味付けに利用できるのも便利なところです。もしも冷蔵庫に白菜が余っていたら、ぜひ白菜だけを使った料理にチャレンジしてみてください。