台湾料理「パイコーハン」の作り方を紹介！簡単に作れて本格的

本記事では、台湾で定番の料理パイコーハン（排骨飯）の基本的な作り方について紹介していきます。家でも簡単に再現できる本格的なレシピを掲載しているので、ガッツリと食べたいランチなどに作ってみましょう。

さらに、台湾では定番のルーローハンやチーローハンについても載せているので台湾料理を作る際の参考にしてください。

まずは、パイコーハンの家でも簡単に作れる本格レシピを紹介していきます。材料や作り方の他に、作る時のポイントについても掲載しているので、ランチなどに作る際の参考にしてください。

パイコー（排骨）とは、中国語で豚などのスペアリブを指しています。そして、パイコーハンは、豚のあばら肉などに卵と小麦粉の衣を着けて、油で揚げたお肉を醤油ベースのタレとともに白飯に乗せた料理です。

ソースには醤油とオイスターソース、創味シャンタンやウェイパー、砂糖、酒、片栗粉を使用します。また、添え物にはチンゲン菜や小松菜などの青菜がおすすめです。

パイコーハンを作る時に事前準備として、卵を溶いたり、青菜を塩茹でしたりしておきましょう。豚肉は包丁の背で叩いて、5mmほどの厚さにします。

その後、塩コショウを片面だけ振っておき、薄力粉と片栗粉を混ぜたものを全体にまぶします。なお、卵やパン粉を加えるとカリッとした食感が増しますが、薄力粉などだけでも大丈夫です。

フライパンに1cmほどの油を入れて中火に熱したら、お肉を入れて両面を揚げ焼きにしていきます。肉が揚がったら、同じフライパンにソース用の調味料を加え、野菜類とともに煮立たせます。最後に水溶き片栗粉でとろみをつけ、ご飯の上にお肉、ソースをかけたら完成です。

パイコーハンに関わらず、豚のあばら肉や肩ロース肉などを使う際は、しっかりと筋切りを行いましょう。筋切りをすることで、揚げ焼きにした際に豚肉が丸まりずらくなります。

また、添え物に使う小松菜などは油通しをすると、パリッと美味しく仕上がるのでおすすめです。ちょっとしたひと手間で一気に美味しくなるので、家で作る際は実践してみましょう。

次は、パイコーハンに並ぶ人気の台湾料理、ルーローハンとチーローハンについて紹介していきます。どちらも台湾ではポピュラーで簡単に作れるメニューですので、ランチなどに作ってみましょう。

台湾の屋台でも販売されていることが多いルーローハンは、甘辛い煮汁で煮込まれたお肉をご飯の上にかけた料理です。また、もやしやチンゲン菜、卵などの付け合わせもあるので、バランスの取れた一品となっています。

メインよりもおかずと一緒に食べられることが多いご飯ものという位置づけの料理です。さらに、タレの味付けやお肉の部位によって味が変わるので、店舗ごとの特色が表れるメニューです。独自のアレンジも楽しめる一品ですので、家で作る際は自分だけの味付けに挑戦してみましょう。

チーローハンは台湾中南部・嘉義（かぎ）が発祥の丼料理です。細く割いた鶏むね肉やササミ肉をご飯の上に乗せて、チーユ（鶏油）と甘口のタレをかけたメニューとなっています。本場では七面鳥を使って作られる料理ですが、台北などでは鶏肉を使うのが一般的です。

鶏肉自体はサッパリとした淡泊な味となっているので、タレの味付けがポイントとなります。ボリューム的にも満足できる料理ですので、ぜひ鶏肉を購入した際は挑戦してみてください。

台湾で多くの人に親しまれているパイコーハンは、家でも簡単に作ることが可能です。また、パイコーハンに並ぶ、台湾の定番料理であるルーローハンやチーローハンの材料もスーパーで簡単に揃うので、ランチなどに作ってみましょう。

また、アレンジもしやすいメニューとなっているので、ぜひ自分の好みに合わせたタレ作りにも挑戦してみてください。