ブランデーベースのカクテルレシピ集！簡単に作れて美味しいお酒ばかり

ブランデーはそのまま飲んでもコクと深い味わいを楽しめるお酒ですが、カクテルのベースとしてもよく使われます。本記事では、ブランデーベースのカクテルの簡単人気レシピをまとめました。カクテルに使うおすすめの銘柄なども紹介しているので、はじめてカクテル作りに挑戦する人はチェックしておきましょう。

ブランデーにはいくつもの種類がありますが、バーでカクテル用によく使われているのは「レミーマルタンV.S.O.P」や「ヘネシーV.S」です。レミーマルタンは全体的にバランスの良い味わいで、サイドカーなどのさっぱりとしたカクテルに良く合います。

ヘネシーはレミーマルタンに比べるとどっしりとした重ための味わいで、シェイクするカクテルに使うのおすすめです。カクテル作りの初心者でしたら、まずはサントリーの「ブランデーV.O」を使ってみると良いでしょう。とにかくコスパが良いので、お試し用にはぴったりです。

上品なカクテルに仕上げたい場合は、香りが華やかな「クルボアジェ」を使ってみましょう。香りが強いですが、カクテルにした時に他の材料となじみの良いブランデーです。

その他のブランデーでカクテルを作る場合は、あまり高すぎないものを選ぶようにしましょう。高すぎるブランデーはコスパが悪いのはもちろん、冷やすことで香りが失われてしまう可能性があります。カクテル作りに使うものは、700mlのボトルで3000円前後のものを目安に選ぶと良いでしょう。

【材料】

• ブランデー 20ml
• グランマルニエ 20ml
• オレンジジュース 20ml

1. シェイカーにすべての材料を入れてステアします。
2. 1に氷を入れてシェイクします。
3. 冷やしたグラスに注いだら完成です。

オリンピックは、1924年の第8回パリオリンピックを記念して作られたカクテルです。オレンジのリキュールとジュースを使った爽やかな味で、口いっぱいにジューシーでフレッシュな香りが広がります。すべての材料を1：1：1の割合でシェイクするのが基本ですが、もっと辛口にしたい場合はブランデーの量を増やしても良いでしょう。

【材料】

• ブランデー 30ml
• ホワイトキュラソー 15ml
• レモンジュース 15ml

1. 氷の入ったシェイカーに、材料をすべて入れてシェイクします。
2. グラスに注いだら完成です。

レモンの酸味がきいた、さっぱりとした味わいのサイドカーのレシピです。ホワイトキュラソーのおかげで、レモンだけでなくオレンジの華やかな香りも漂います。少ない材料で簡単に作ることができるので、自宅で手軽に美味しいカクテルを楽しむことができます。

【材料】

• グランマルニエ 1dash（約1ml）
• チンザノロッソ 30ml
• クルボアジェ 30ml
• オレンジピール 少々

1. ミキシンググラスに氷を入れてしっかりと冷やします。
2. 余計な水分を捨てた1に材料をすべて入れてステアします。
3. 冷やしたグラスに注ぎ、オレンジピールを振りかけたら完成です。

イギリスの豪華客船が名前の由来とされている、クイーン・エリザベスの作り方を紹介します。度数が高いわりには甘口の飲みやすいカクテルで、コクのある味わいとオレンジキュラソーの香りを楽しめます。比重の違う2つのアルコールを混ぜるため、ステアする時はスピーディーに混ぜるようにしましょう。

【材料】

• ヘネシーリースター 30ml
• ウィルキンソンジンジャーエール（辛口） 適量
• レモン 1個

1. レモンの皮を螺旋状にむきます。
2. 氷の入ったタンブラーに、1とブランデーを入れます。
3. ジンジャエールでグラスを満たし、軽くステアしたら完成です。

「馬の首」という意味の、ユニークな名前のカクテルを紹介します。レモンの皮を螺旋状に切り、馬の首に見立てて飾るのがポイントです。ジンジャエールの辛みとレモンの皮のほのかな苦味が絶妙に混ざり合い、さっぱりとした飲み心地を楽しむことができます。

【材料】

• カルパドス 45ml
• グレナディンジュース 10ml
• ライムジュース 5ml
• シュガーシロップ 小さじ1

1. シェイカーに材料をすべて入れます。
2. グラスに氷を入れてかき混ぜて冷やし、氷を捨てます。
3. 1に氷を入れてシェイクします。
4. 冷やしたグラスに注いだら完成です。

美しいバラ色をしたジャック・ローズは、フルーティーなりんごの香りが特徴的なカクテルです。すっきりとした甘酸っぱい味わいで、飲み口はさっぱりとしています。ライムジュースがない場合は、レモンジュースで代用することも可能です。

【材料】

• ヘネシーV.S スリースター 適量
• レモンスライス 1枚
• 上白糖 適量

1. 小さいリキュールグラスに、8分目くらいまでブランデーを注ぎます。
2. レモンを厚切りにスライスして、種を取り除きます。
3. ジガーカップなどの小さい容器に砂糖を入れて、ぎゅっと押し込みます。
4. レモンの上に固めた砂糖を乗せます。
5. 4を1のグラスの上に乗せたら完成です。

ニコラシカはレモンと砂糖をそのまま噛んで、口の中でカクテルを完成させるという変わったお酒です。ステアしたりシェイクしたりする手間がなく、誰でも簡単に美味しく飲むことができます。ただ、ソーダなどで割らない分度数も高いので、お酒に弱い人は一気に飲まないように気をつけましょう。

【材料】

• ヘネシーV.S 30ml
• エギュベルカカオブラウン 20ml
• フレッシュ生クリーム 20ml

1. 材料をすべてシェイカーに入れてステアします。
2. 1に氷を入れてシェイクします。
3. 濾してグラスに注いだら完成です。

濃厚な甘さが美味しい、アレキサンダーのレシピです。カカオリキュールを使っているため、チョコレートのような芳ばしくて甘い香りを楽しめます。生クリームのおかげで口当たりがまろやかになるので、アルコールの刺激が苦手な人におすすめです。

【材料】

• アイビスX.O 20ml
• カルーアコーヒー 20ml

1. 氷の入ったグラスに材料を入れます。
2. ステアしたら完成です。

カルーアの甘いバニラの香りが漂う、濃厚な味わいのダーティ・マザーのレシピです。カルーアコーヒーを使うと甘くて口当たりも良くなりますが、もっと苦味を感じたい場合はエスプレッソリキュールなどを使っても良いでしょう。材料2つだけで簡単に作れるので、カクテル初心者にもおすすめのドリンクです。

【材料】

• 深煎りコーヒー 適量
• 角砂糖 1個
• クルボアジェV.S.O.P 10ml
• オレンジピール 少々

1. カップにコーヒーを注ぎます。
2. スプーンに角砂糖を乗せ、カップの上に乗せます。
3. 角砂糖にブランデーをかけ、マッチなどで火をつけます。
4. オレンジピールを振りかけたら完成です。

コーヒー好きな人におすすめの、カフェ・ロワイヤルを紹介します。コーヒーのほろ苦さと角砂糖の甘み、アルコールのコクが絶妙なバランスで混ざりあったカクテルです。オレンジピールはなくてもかまいませんが、少し使うだけでさっぱりとした爽やかな風味を楽しめます。

【材料】

• アイビスX.O 45ml
• アマレットディザローノ 15ml

1. 氷の入ったグラスに材料を入れます。
2. ステアしたら完成です。

アマレットを使った、甘くて美味しいフレンチ・コレクションのレシピです。華やかな香りとまったりとした甘さが特徴で、デザートカクテルとしてもおすすめの一品です。もう少しさっぱりとした飲み口にしたい場合は、スライスしたレモンやライムを入れると良いでしょう。

【材料】

• ヘネシーV.S 45ml
• ハバナクラブ7年 15ml
• シュガーシロップ 小さじ2
• 牛乳 適量
• 卵 1個

1. 卵を容器に割り入れます。
2. マジックボールが入ったシェイカーにAを入れて、氷を加えます。
3. グラスに氷を入れておきます。
4. 2に卵を入れてシェイクします。
5. グラスの余分な水を捨てて、4を注ぎます。
6. 5に牛乳を注いでステアしたら完成です。

滋養強壮にも役立つ、エッグ・ノッグを紹介します。ミルクセーキのような甘くて美味しいカクテルで、体調の悪い時や疲れた時などにもおすすめです。ホットにしても飲むことができるので、冬の寒い時期などは温めた牛乳を使うと良いでしょう。牛乳の臭みが気になる場合は、ナツメグやシナモン、ココアパウダーなどを振りかけてみましょう。

ブランデーをベースにしたカクテルには、さっぱりしたフルーツ系のものや甘みの強いものまでさまざまあります。作り方も意外と簡単なものばかりですので、家でも手軽にオシャレなカクテルを楽しむことができます。家飲みやパーティーの際には、ブランデーを使った美味しいカクテルを作ってみましょう。