ホタテの炊き込みご飯の作り方を紹介！簡単に作れるアレンジレシピも！

炊き込みご飯の具材にホタテを使うと、旨みのあるよい出汁がご飯に染み込んで、まるでプロが作ったような味に仕上がります。

本記事では、基本レシピからアレンジレシピまで、おすすめ人気レシピを紹介しましょう。身近な食材や調味料を組み合わせて、簡単に作れるレシピをピックアップしています。炊飯器はもちろんのこと、お釜や鍋で作る方法も解説するので、作りやすいレシピを選んでチャレンジしてみてください。

• 米：1合
• ホタテ：3個
• 干し椎茸：1個
• 昆布：4g(素の場合は小さじ1)
• バター：適量
• かつお出汁：240cc(素の場合は小さじ1)
• 醤油：20cc
• 酒：40cc
• みりん：40cc
• 塩：小さじ1/3

プロの料理人がおすすめする、簡単基本レシピの材料です。冷凍ベビーホタテやボイル済みのものを使用しても構いません。生以外のタイプであれば、下処理をしなくてもOKです。

1. お米を潰さないように優しく研ぎます。
2. すすぎを3回ほどして、透明の水に1時間程浸します。
3. 干し椎茸は水で戻します。
4. ホタテは貝柱とヒモとコッコに分けます。
5. 貝柱は食べやすい大きさにカットし、ヒモは水洗いをしてヌメリを取ります。
6. ヒモとコッコも食べやすい大きさにカットします。
7. 沸騰したお湯に塩を一つまみ入れ、5と6をさっと霜降りして臭みを取ります。
8. 7は冷水にとります。(ボイルホタテの場合は霜降りは必要なし)
9. キッチンペーパーなどで8の水気を取ります。
10. 鍋に料理酒、みりん、醤油を入れて火にかけ、アルコールをとばします。
11. 10にだし汁と塩を加え、味を調えます。
12. さらに昆布(または顆粒出汁)、と椎茸、椎茸の戻し汁を加えます。
13. 60℃で10分程火にかけ、昆布の出汁とりをします。
14. 13に9を加え冷まします。
15. 土鍋にザルにあげたお米、14のだし汁と具材を入れて中火にかけます。
16. 沸騰したら弱火にして、10分炊きます。
17. 火を止めて15分蒸らします。
18. バターを少し加えて、全体を良く混ぜて水分を飛ばしたら完成です。

作り方は簡単ですが、丁寧に作るのでプロ味のように美味しく仕上がります。土鍋またはフライパン、炊飯器のいずれかで作ることが可能です。炊飯器で炊く場合は、お米を浸水する必要はなく、いつも通りに炊飯してください。

作り方のポイントは塩加減です。塩は最初に1/4程度入れて味を見ながら足すと、失敗しないでしょう。目安はお吸物と同じくらいの濃度です。おこげを作りたい場合は、仕上げに強火で10秒火を入れてください。

作り方のコツをおさえておけば、プロが作るように美味しく仕上がります。だし汁やお米を炊飯器や土鍋に入れたら、全体を軽くかき混ぜましょう。そうすることで、味の濃さが偏らずに万遍なく行き渡ります。

また、炊飯器にはお米、だし汁の順に入れるようにしてください。だし汁を最初に入れてしまうと、後から加える調味料や具材などで水分が多くなり、調整が難しくご飯がべちょっとなってしまいます。生のホタテの場合、そのまま使うこともできますが、下処理をした方が臭みが取れて旨みが引き立つでしょう。

【材料】

• 米：3合
• とうもろこし：1本
• ベビーホタテ：14個ほど
• みりん：60g
• 砂糖：3g
• 薄口醤油：大さじ1/2
• 醤油：大さじ1.5

• 合わせ出汁：400ml
• 干し椎茸の戻し汁：50ml

• 合わせ出汁：干し椎茸の戻し汁＝8：1

1. ボウルに合わせ出汁と調味料を入れて混ぜ合わせておきます。
2. とうもろこしは包丁を使って実を削ぎ取ります。
3. お米を研いでザルに上げます。
4. お釜に研いだ米、1、2、ホタテを入れて蓋をし、炊飯します。
5. 沸騰したら中火にして炊き上げます。
6. 炊き上がったら、全体を優しく混ぜ合わせます。
7. 小ネギを散らして完成です。

コーンの甘味が美味しい人気メニューです。ホタテがごろごろ入っており、食べ応えがあります。熱いうちにバターをのせて、溶かしながら食べても美味しいです。醤油を少し垂らすのも、香ばしくなって良いでしょう。お釜でも炊飯器でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

【材料】

• 米：2合
• 長ネギ：1本
• ホタテ(刺身用)：150g
• 三つ葉：適量

• だし汁：270ml
• 醤油：大さじ2
• 酒：大さじ2
• みりん：大さじ2
• 塩：ひとつまみ

1. お米は研いで、30分浸水させておきます。
2. 長ネギは青部分も含めて2.5cm幅に切ります。
3. 鍋に米、Aを加え、軽く混ぜます。
4. 長ネギとホタテをのせて、強めの中火にかけます。
5. 沸騰したら弱火にして、10分加熱します。
6. 火を止めて、そのまま10分蒸らします。
7. 三つ葉を加えて切るように混ぜて完成です。

具材に長ネギを組み合わせて、土鍋で炊いた人気メニューです。ネギの甘味とホタテの旨みが絶妙なバランスで、とても美味しく仕上がります。青ネギはざっくり切った方が、食べ応えがあって良いでしょう。炊飯器で作る場合は、3の工程で先に醤油、酒、みりんを加えてから、2合の目盛までだし汁を入れるようにしてください。

舞茸と組み合わせた簡単メニューです。子供も喜ぶバター醤油味に仕上げました。作り方のポイントは、舞茸から水分が出るので、加える水の分量を1合目盛りより若干少なめにすることです。お好みで刻み青ネギを散らして食べるとよく合います。冷めても美味しいので、お弁当に持っていくのも良いでしょう。

ホタテの旨みとごぼうのコクの相性が抜群の絶品メニューです。ごぼうはささがきにした後、水に浸けてアクを取っておきましょう。また、お米は洗ったら30分以上は浸水してください。油揚げやごぼうの代わりに、バターやベーコン、長ねぎを入れて和風だし醤油を使用すれば、洋風味にアレンジできます。

里芋のホクホク感が魅力の人気メニューです。里芋は炊飯器で炊く前に、下茹でをしてぬめりを取っておいてください。

作り方のポイントは、お米は最初に入れる水を最も吸収するため、良質な水を使うとさらにプロ味に近づけます。ただし、ボイル済みのホタテを使う場合は出汁が弱いため、水ではなくだし汁を使った方が良いでしょう。お好みでゴマ塩を振って食べても、美味しいです。

タコと枝豆を具材に加えて、食感も楽しみながら味わえる人気メニューです。麺つゆだけで薄味に仕上げているので、どんなおかずにも合わせやすいでしょう。青ネギや生姜は香りと風味を残すために、炊き上がってからご飯の上にトッピングしてください。具材の量はお好みで調整して構いません。

色とりどりの野菜を組み合わせて、パエリア風に仕上げた人気メニューです。浅い鍋または炊飯器を使って、作ることができます。味付けは塩コショウとシーフードの出汁のみですが、素材の旨味が活きてプロ味のように美味しくなります。トマト味やホワイトソース味など、お好みでアレンジしても良いでしょう。

梅干しを入れることで、さっぱりと食べれる人気メニューです。ホタテの水煮缶を使用する場合は、炊き上がってから梅干しと一緒に混ぜ込んでください。先に缶汁のみお米と一緒に炊き込むと、コクが増して良いでしょう。お好みで千切りの大葉をトッピングすると、よく合います。食欲がない時でも、さらっと食べれるのでおすすめです。

牡蠣と根菜を組み合わせて、麺つゆを使って味付けしました。牡蠣は片栗粉と塩水で汚れを取り、しっかり下ごしらえをしておきましょう。

牡蠣は火を通しすぎると縮むので、ご飯が炊けて蒸らす時に、味付けした牡蠣を入れてください。そうすると、プロが作ったようなプリプリとした食感を楽しめて美味しいです。お好みで刻み生姜を加えると、風味が良くなります。

ホタテを使った炊き込みご飯のおすすめ人気レシピを紹介しました。シンプルに作るのも良いですが、相性の良い具材を組み合わせて、アレンジして作るのも楽しいでしょう。

醤油ベースだけでなく、麺つゆやバターなどを使って、味に変化を付けるのもおすすめです。ホタテは生、乾燥、缶詰などさまざまなタイプがありますが、どれを使っても美味しくできます。生を丸ごと使う場合は、きちんと下処理をした方がさらに美味しく仕上がるでしょう。