韓国のお酒「ソジュ」とは？度数やおすすめの飲み方も紹介！

ソジュとは韓国語で焼酎を意味します。韓国ドラマや映画によく登場するお酒で、日本で韓流ブームが広がる中、ソジュの知名度は上がってきています。韓国の焼酎の作り方は希釈式と蒸留式に分けられ、出回っているお酒のほとんどが希釈式です。

本記事ではソジュの特徴やおすすめの飲み方、おすすめの人気銘柄を3選を紹介しています。韓国の焼酎「ソジュ」が気になる方は、必見です。

ソジュと日本の焼酎の大きな違いは、原料と度数にあります。日本の焼酎は芋焼酎や麦焼酎、米焼酎など穀物を原料にし、使われている原料も特定されています。しかしソジュは米、麦、サツマイモ、タピオカ、トウモロコシなどが混ぜて使われており、原料を特定することはできません。

日本の焼酎の一般的な度数は20度～25度で、中には40度を超える焼酎も存在します。それに対し、ソジュの度数は15度～20度で、日本の焼酎より度数が低いです。

ソジュのおすすめの飲み方は、ショット飲みです。ソジュジャンと呼ばれている、内容量50ccの小ぶりなガラスグラスに注ぎ、一気に飲み干すのが主流です。他にも爆弾酒と呼ばれる飲み方もあり、ビールジョッキの中に、ソジュやウイスキーの入ったショットグラスを落として飲みます。

日本人にはあまり馴染みがないですが、オイソジュと呼ばれる、きゅうりを焼酎の中に入れて飲む方法もあります。細切りにしたきゅうりの香りが焼酎をまろやかにし、飲みやすくなります。

もちろん日本で人気のソーダ割りも、ショットより飲みやすくなるので、女性やお酒に自信がない方におすすめの飲み方です。

韓国では年上を敬う年功序列文化があり、お酒を飲むときのマナーが存在します。相手にお酒を注ぐときは、片手でお酒を持ち、もう片方の手は軽く胸にあてるか、肘に添えるようにするのがマナーです。注がれる方は、両手でグラスを持ち注いでもらいます。

日本では、グラスの中のお酒が無くなる前につぎ足しますが、韓国ではグラスからお酒が完全に無くなってから、注ぐのがマナーです。

飲む相手が目上の方だった場合は、正面を向いてお酒を飲むことはマナー違反に当たります。顔を横に向けて、口元が見えないように隠して飲みます。日本で当たり前にしていることが、韓国ではマナー違反になることがあるので、注意しましょう。

チャミスルは韓国でとても人気のソジュで、国内シェアを50％超えて、圧倒的な支持を得ています。製造方法は希釈式で、天然竹炭を使い4回ろ過を繰り返すことで、不純物を限界まで取り除いています。そのため、すっきりとした飲みやすい味わいに仕上がっています。

味の種類はフレッシュ、マスカット、すもも、ストロベリー、グレープフルーツの全5種類です。価格は日本で購入する場合は350円程度です。韓国で購入する場合は1,000ウォン程度、飲食店で飲む場合は、3,500ウォン程度になります。

チョウムチョロムは、チャミスルの次に人気のある韓国焼酎と言われています。スナリチョウムチョロムシリーズは、日本でも有名なふんわり鏡月の兄弟商品で、日本にある焼酎よりも飲みやすいのが特徴です。

味の種類はゆず、もも、カラマンシーの3種類です。日本で購入すると1本280円程度で、アルコール度数は17度です。

鏡月はロッテ酒類が製造している焼酎で、日本でも馴染みのあるお酒です。クセが少なく飲みやすい焼酎なので、お酒の匂いやクセが苦手な方におすすめです。

ラインナップが多く鏡月を始め、鏡月焼酎ハイ、ふんわり鏡月、鏡月ウーロン、ジャスミン、鏡月クリアがあります。価格も種類によって異なります。ストレートで飲んでも美味しいですが、ソーダや水で割っても美味しく飲めます。

ソジュの特徴やおすすめの飲み方、韓国でお酒を飲むときのマナー、おすすめ商品を紹介しました。韓国の焼酎はアルコール度数が低く、すっきりとした味わいで日本人に飲みやすいです。フルーツ焼酎は、まるでカクテルのような味で女性に人気があります。

紹介したソジュ以外にも、人気のあるお酒はたくさんあります。韓国料理との相性も抜群なので、ぜひこの機会にソジュを飲んでみてください。