マッコリのアルコール度数！美容・健康効果が女性に人気【韓国の酒】

マッコリは、日本でも韓国料理店や酒屋などでも販売していて気軽に飲めるお酒ですが、そもそもマッコリは何を原料に作られているのか、どのように作られているのか知っていますか？マッコリは、韓国の大衆向けの醸造酒の種類のひとつで、朝鮮半島の伝統的な飲み物です。日本のどぶろくをイメージすると分かりやすいでしょう。

マッコリは、米を主原料にしたアルコール発酵飲料ですが、地域によってその原料にも違いがあります。例えば、さつまいもを主原料にした「コグママッコリ」、とうもろこしを主原料にした「オクチュ」、そして主原料の米に小麦粉を合わせて作られる「サルマッコリ」などマッコリにもさまざまな種類のものがあります。日本で一番ポピュラーなマッコリは、米に小麦粉を合わせた「サルマッコリ」です。

また、マッコリをろ過、火入れをしていない米と麹だけで作った生酒「トンドンジュ」は日本では、生マッコリと呼ばれて販売されています。では、マッコリはどのように作られているのでしょうか？米を主原料したマッコリの作り方をみてみましょう。

まず米を炊き、冷まします。水を入れた容器に、冷ました米を入れ混ぜ合わせます。そこへ米麹、酵母菌や乳酸菌などを入れよくかき混ぜます。これを3日間、朝・昼・晩と1回ずつかき混ぜます。これでマッコリができあがります。

マッコリは、米やさまざまな穀類で作られている韓国のお酒です。 日本のどぶろくに見た目が似ている白く濁った酒、マッコリのアルコール度数はどれくらいなのでしょうか？マッコリは酔いやすい酒？アルコール度数は高いお酒？低いお酒？日本のどぶろくと比べながらみていきましょう。

ここでは、日本のどぶろくと比較しながらその違いをみていきましょう。日本のどぶろくと韓国のマッコリ、見た目もよく似ています。白く濁ったとろみのあるアルコール発酵飲料です。仕込み方法などもよく似ています。

では、どぶろくとマッコリに原料を比べてみましょう。日本のどぶろくは米を原料に作られています。一方、韓国のマッコリも米を原料に作られているものもありますが、他にもさつまいもやとうもろこし、小麦粉などさまざまな種類の穀類を使ってマッコリは作られています。マッコリは酔いやすいお酒なのか？日本のどぶろくと比べながらアルコール度数などをみていきましょう。

では、アルコール度数は、日本のどぶろくの方が高いのか？韓国のマッコリの方が高いのか？どちらが酔いやすいお酒なのか、それぞれのアルコール度数を比べてみましょう。

日本のどぶろくの平均的なアルコール度数は14～17度程度に対し、韓国のマッコリのアルコール度数は6～8度程度とアルコール度数が高い日本のどぶろくに対して、韓国のマッコリはアルコール度数が低く、どぶろくが酔いやすいのに対し、マッコリはアルコール度数が低い分、飲みやすく、また健康や美容にも良いお酒です。女性に人気なのも頷けます。

ただし、マッコリは飲みやすい、美容に効果があるからと飲み過ぎてしまうのは禁物です。適量を心掛け、健康にも美容にも効果的な飲み方でマッコリを楽しんで飲むようにしましょう。

ここでは、日本で販売されている代表的なマッコリのアルコール度数を紹介していきます。まずは、コンビニエンスストアでも売られている手軽に買うことができる「JINROのマッコリ」です。アルコール度数は、マッコリの平均的な度数の6％です。日本でも焼酎で人気のJINROから販売しているマッコリは、日本人の味覚に合わせたほのかな甘さとコク、酸味のバランスが絶妙です。

次に紹介するマッコリは、「サントリーのソウルマッコリ」です。ほのかな甘みと生マッコリを思わせるすっきりとした微炭酸の喉ごしで人気のマッコリです。アルコール度数は6％です。

最後に紹介するのが、釜山の生マッコリです。以前はなかなか手に入りづらい生のマッコリも、今ではよく見かけるようになりました。生マッコリには、天然の乳酸菌やさまざまな健康、美容効果が期待できる栄養素がたっぷり含まれています。加熱処理されたマッコリとはひと味違う、生マッコリの味を是非味わってみてください。生マッコリのアルコール度数も加熱処理同様6％程度です。

マッコリは、酔いやすい日本のどぶろくよりアルコール度数の低い、糖質も低い、カロリーも低い、女性にも飲みやすく美容効果も期待できるおすすめのアルコール発酵飲料です。

マッコリの他にも、韓国にはさまざまな種類のお酒があります。韓国の他のお酒のアルコール度数は、マッコリと比べてアルコール度数は高いのでしょうか？それとももっと低いのでしょうか？調査してみましょう。

韓国のお酒は、マッコリの他にもさまざまな種類のお酒があります。韓国の焼酎として有名なのが「ソジュ」です。アルコール度数は15～23度と銘柄によって違いがあります。韓国の焼酎ソジュの飲み方は、日本の焼酎とはの飲み方がちょっと違います。ソジュは、ショットグラスでキンキンに冷やてストレートで飲むのが一般的です。

他にも韓国のビール「メクチュ」は、日本のビールと同じアルコール度数の4～5度、韓国の清酒「チョンハ」は、アルコール度数13度、韓国の梅酒「メファス」はアルコール度数15度と韓国のお酒の中でも、アルコール度数の低いマッコリは、韓国でも女性を中心に人気のお酒です。

マッコリのアルコール度数は、6～8度と分かりましたが、では日本のお酒はどれくらいのアルコール度数があるのでしょうか？日本の焼酎、日本酒、ウィスキーのアルコール度数をみてみましょう。日本酒のアルコール度数は15度、焼酎は一般的なもので25度、泡盛は35度程度、ウイスキーやブランデーは40度～とアルコール度数だけみても、マッコリはビールより少しアルコール度数が高い程度です。気軽に飲むのに良いお酒です。

マッコリに含まれている栄養素には、健康や美容効果が高いものが多くあります。そのひとつが乳酸菌です。マッコリは、アルコール発酵飲料ですので、発酵食品と同じくマッコリには乳酸菌が豊富に含まれています。食物繊維も含まれているマッコリの飲むことで、腸内環境が整い、便秘改善効果や美肌効果に免疫力アップと嬉しい効果が期待できます。

マッコリにはビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB群には、糖質をエネルギーに変える働きあります。マッコリを飲むことで、疲労回復効果や新陳代謝が活発になる効果が期待できます。

マッコリには、ビタミンCも含まれています。ビタミンCには、高い抗酸化作用があります。美肌には欠かせないメラニン色素の働きを抑える効果やストレスケアにも必要な栄養素です。また、マッコリにはコウジ酸も含まれています。コウジ酸にもメラニン色素を抑える働きがあるのでビタミンCとコウジ酸のダブル効果が期待できます。

マッコリには、高い抗ガン作用、抗腫瘍性質がある「ファルネソール」という香り成分が含まれています。ファルネソールはワインにも含まれている成分ですが、マッコリに含まれている量は、ワインの25倍です。この量からもマッコリに高い抗ガン作用効果が期待できることがわかるでしょう。

マッコリに含まれているビタミンEは、強い抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病の予防など若返りのビタミンとも呼ばれています。またカロチンにも同様、強力な抗酸化力のある栄養素です。ビタミンEとカロチンの相乗効果によって、アンチエイジング効果や更年期症状の緩和が期待できます。アルコール度数も低いマッコリを毎日適量飲むことで、更年期の症状などが緩和されたら嬉しい限りです。

マッコリに含まれているビタミンEには、強い抗酸化作用があります。視力低下の原因でもある活性酸素の除去や血流を改善する効果によって目の血液の流れがスムーズになり眼精疲労や視力改善の効果も期待されています。

マッコリには、人の体を形成する三大栄養素のひとつ、タンパク質や体内では作ることのできない必須アミノ酸も含まれています。タンパク質は、肌や髪、爪などを健康に保つ為に不可欠な栄養素です。マッコリに含まれているタンパク質の量は、日本酒の約2.8倍、ワインの5.5～11倍も含まれています。

「マッコリのアルコール度数！美容・健康効果が女性に人気【韓国の酒】」いかがでしたか？マッコリは、アルコール度数が低い、糖質も低い、そしてカロリーも低いお酒です。さらにマッコリには、美容効果に健康効果まである女性におすすめのお酒です。お酒に酔いやすい女性でも、アルコール度数の低いマッコリであれば安心して飲むことができます。

特に、乳酸菌が豊富に含まれている生マッコリはおすすめです。生マッコリを見かけたら是非、飲んでみてください。