みょうがの味噌汁レシピ！豆腐やわかめなど相性の良い具材で作ろう

日本の食卓に欠かせない味噌汁ですが、豆腐やわかめなど同じ具ばかりでマンネリ気味という方はいませんか？そんな方におすすめの具材が、みょうがです。爽やかな香りとピリっとした辛味がよく合って、とびきり美味しい一杯に仕上がります。

本記事では基本的な作り方と、おすすめのアレンジレシピを紹介します。ズッキーニや豆苗など変わり種の具材も取り上げたので、いつもの味に変化をつけたい方にもおすすめです。毎日の献立にぜひ役立ててください。

みょうがをメイン具材にしたシンプルな味噌汁の作り方を説明します。みょうがは千切りにし、水に10分程さらします。だし汁を煮立てて味噌を溶き入れ、みょうがを加えてさっと火を通したら完成です。

みょうがは火が通りやすいので、味噌を溶き入れたあとに加えましょう。味噌は沸騰すると香りが飛んで味が損なわれるため、味噌を入れたあとは沸騰させないように気をつけてください。油揚げや豆腐などの具材を一緒に入れたいときは、だし汁を煮立てる段階で加えましょう。

穂先の間などに泥や汚れが溜まっていることが多いので、手で汚れをやさしく洗い流しましょう。表面がつやつやときれいなものはそのまま使用し、変色している部分があれば切り落としてください。

切り方はお好みですが、食べやすいのは千切りです。縦半分に切った後、1～2mm幅に切りましょう。シャキシャキとした独特の歯ごたえが楽しめます。

みょうがにはアクがあるので、苦味と独特の香りがあります。水にさらしてしっかりとアク抜きをすると苦味が軽減され、美味しく仕上がります。水洗いした後は、味が薄まらないようにしっかりと水気を切っておきましょう。

【材料】

• なす 2本
• みょうが（小口切り）1個
• 白練りごま 大さじ1
• みそ 大さじ2
• 水 300ml

1. なすはがくを切り落とします。
2. へたはつけたまま魚焼きグリルに丸ごと入れて12〜15分ほど真っ黒に焼きます。
3. グリル内で5分ほど蒸らして皮をむき、食べやすい大きさに切って冷まします。
4. みそと白練りごまをよく溶きのばし、少量の水を加えてよくなじませます。
5. 残りの水も加えてなじませ、冷蔵庫でよく冷やします。
6. お椀の中央に(2)を山盛りに盛りつけて(5)を注ぎます。
7. みょうがをのせたら完成です。

食欲が落ちる夏に人気のレシピが、ジューシーな焼きなすを入れた冷製汁です。ひんやり冷たい汁に、ごまのコクがクセになる美味しさです。レシピの水を一部豆乳に変えて作ると、よりクリーミーな味わいが楽しめます。

【材料】

• みょうが 2本
• キャベツ 1/8個
• だし汁 適量
• 顆粒だし 適量
• 味噌 適量

1. みょうがをヘタを取り、千切りにします。
2. キャベツはざく切りにします。
3. 鍋にだし汁を煮立て、顆粒だしとキャベツを入れて煮立てます。
4. 味噌を溶き入れ、(1)を入れてさっと煮ます。
5. 器に盛ったら完成です。

食べごたえのあるキャベツを使った味噌汁はいかがでしょうか？顆粒だしとキャベツを一緒に入れて沸騰させることで、キャベツに出汁の味がしみ込んで甘く仕上がります。ヘルシーで美味しいので、女性にも人気のレシピです。みょうがは火を通すとカサが減るので、多めに入れても問題ありません。

いつもとちょっと違った具材にしたい時におすすめなのが、ズッキーニです。味がたんぱくでクセがなく、味噌とも相性が良いので、美味しく仕上がります。縦半分に切ってから薄切りにしたズッキーニをだし汁でさっと煮込み、味噌を溶き入れ、みょうがを加えたら出来上がりです。

ズッキーニは火を通しすぎると色が悪くなるので、あまり煮過ぎないようにしましょう。お好みでオリーブオイルを回しかけても美味しいです。

ほんのり甘い白味噌を使った、やさしい味わいの一杯を紹介します。長芋は半月切り、油揚げは1cm幅に切っておきます。だし汁で長芋を茹で、油揚げ、白味噌、乾燥わかめの順に入れます。器に盛り付け、千切りにした青しそと小口切りにしたみょうがを添えたら完成です。

白味噌は合わせ味噌に食べて塩分が低いので、いつもより濃い目の味付けにしましょう。仕上げにごま油を少量回しかけると、香りが引き立ち、食欲をそそります。ホクホクの長芋とジューシーな油揚げの異なる食感が楽しめます。

食物繊維やビタミンなどを豊富に含む豆苗を使って、ぱっと作れるお手軽レシピです。作り始めから10分もかからずに完成するので、献立にあと一品欲しい時にも役立ちます。

豆苗は煮込み過ぎると食感が悪くなるので、仕上げに加えてさっと火を通しましょう。豆苗の緑が鮮やかで、テーブルにもよく映えます。お好みで豚肉やちくわなどを加えても美味しいです。

【材料】

• みょうが 2本
• 木綿豆腐 1/2丁
• しょうが 1かけ
• 出汁（かつお節） 600ml
• あわせ味噌 大さじ2

1. みょうがは小口切り、しょうがはすり下ろしにします。
2. 木綿豆腐さいのめ切りにします。
3. かつお節でとった出汁に豆腐を入れます。
4. あわせ味噌を溶かし、(1)を加えたら完成です。

人気料理研究家が提案する簡単レシピです。定番具材である豆腐にみょうがを合わせると、風味豊かな大人の味わいに変化します。こちらのレシピでは、小口切りにして使います。切り口が円になるように意識して、1～2mm幅で端から切っていきましょう。

【材料】

• だし汁 500cc
• みょうが 2本
• あじの刺身 2～3人分
• 味噌 大さじ2
• 青ネギ 適量

1. みょうがをヘタを取り、千切りにします。
2. 鍋にだし汁を煮立て、味噌を溶き入れます。
3. (1)とあじの刺身を入れてさっと煮ます。
4. 器に盛り、小口切りにした青ネギを散らしたら完成です。

あじは味噌と合わせると、魚臭さが軽減されます。こちらのレシピでは、香り高いみょうがと合わせることで、より食べやすくアレンジしています。余った刺身の活用法としてもおすすめです。お好みでわかめやねぎを入れてもよいでしょう。魚が苦手な方は、ぜひ試してみてください。

【材料】

• サバ缶　1缶
• みょうが 1個
• 味噌 大さじ2
• 水 500ml
• 昆布出汁 適量

1. みょうがを根の部分を切り、小口切りにします。
2. ボウルとザルに入れて水に浸します。
3. 鍋に水とサバ缶を汁ごと入れます。
4. 市販の昆布出汁を適量入れ、中火で沸騰させます。
5. 火を弱めて味噌を溶き入れ、(1)を入れたら火を止めます。
6. 器に盛り付けて完成です。

人気のサバ缶を具にした人気レシピを紹介します。サバ缶は汁ごと活用することで、溶け出た栄養も旨みも丸ごと摂取できます。ぱっと作れるので、忙しい時にも重宝します。サバ缶にはさまざまな種類がありますが、こちらのレシピでは水煮缶を使うのがおすすめです。

【材料】

• みょうが 2本
• 小柱 適量
• 木綿豆腐 1丁
• だし汁 適量
• 味噌 適量

1. みょうがは端を切り落とし、千切りにします。
2. 鍋にだし汁を煮立て、小柱を入れて火を通します。
3. (1)を加え、味噌を溶き入れます。
4. さいの目切りにした豆腐を加え、さっと火を通したら完成です。

小柱を主役にしたちょっと贅沢な味噌汁のレシピです。良質なたんぱく質が摂取できるので、成長期の子供やダイエット中の方にもおすすめです。野菜不足が気になる方は、ほうれん草や小松菜を加えるとよいでしょう。

定番具材のわかめは、みょうがを加えて違った味わいを楽しみましょう。わかめはネギを合わせがちですが、実はわかめと相性が悪く、栄養の吸収を妨げてしまいます。わかめと相性の良いみょうがで効率よく栄養を吸収できるので、栄養面でも理にかなったレシピです。さっぱりとした味わいで、最後まで美味しく食べられます。

薬味のイメージが強いみょうがですが、実は味噌汁にもよく合う万能食材です。豆腐やわかめといった定番具材も上品な味に変化するので、試さない手はありません。

本記事では人気のレシピを厳選して紹介しました。材料も手順もシンプルで作りやすいので、ぜひ参考にして挑戦してみてください。紹介したレシピ以外にもさまざまな具材を合わせ、料理の幅を広げるのも楽しいでしょう。