ゴマ団子の基本的な作り方は？揚げないで作れる簡単レシピも！

ゴマ団子は中国の点心のひとつで、モチモチとした生地とゴマの香りが人気のお菓子です。一見作るのが難しそうなお菓子ですが、実は家でも簡単に作ることができます。

本記事では、ゴマ団子の基本的な作り方やコツなどをまとめました。揚げずに作れるゴマ団子など、揚げ物が苦手な人でも作れる簡単レシピも紹介します。

基本のゴマ団子作りに必要な材料を紹介します。まず、生地に必要な材料は、白玉粉60g、砂糖大さじ1杯、水45ccです。もっちりとした本格的な食感に仕上げたい場合は、これに浮き粉とラード（またはサラダ油）を3〜4gずつ足してください。

中のあんに必要な材料は、こしあん50gとすりごまが小さじ1杯です。あんはこしあんではなくつぶあんでも良いですし、すりごまは加えなくても大丈夫です。このあたりは、自分の好みでアレンジしましょう。最後に、周りにつける白ごまを用意すれば準備は完了です。

ゴマ団子を作る時は、まず生地作りから始めます。ボウルに白玉粉と砂糖を入れたら、水を少しずつ加えながら混ぜましょう。手でよく練って、耳たぶくらいの固さになればOKです。白玉粉の種類によっては水の量が変わってくるので、様子を見ながら水分量を調節しましょう。

生地が出来上がったら、次にあん作りに入ります。こしあんにすりごまを混ぜてよく練ったら、あんを6等分にして丸めましょう。すりごまを入れない場合は、あんをそのまま丸めるだけで大丈夫です。あんを丸め終わったら生地も6等分にし、丸めてから平らに伸ばします。

伸ばした生地を手の平に乗せ、その上にあんを乗せたら生地を引っ張るようにして、あんをきっちりと包みましょう。あんを包んだ生地にまんべんなく白ごまをまぶしたら、あとは油で揚げるだけです。揚げ油の温度は、160℃くらいの低温にします。低温に熱した油に団子を入れると、30秒くらいで浮き上がってきます。

その浮き上がってきた団子を、箸でくるくると動かしながら6〜7分揚げましょう。表面のごまが香ばしく揚がったら取り出して、油を切ったら完成です。

ゴマ団子は油の量が少ないと火の通りが偏ってしまったり、破裂してしまう危険性もあります。できるだけ、団子がしっかりと浸かるくらいの油で揚げるようにしましょう。揚げている最中に箸でコロコロと転がすようにするのも、火の通りを均一にするための大事なポイントです。

また、生地が固いと割れ目が入る原因となるので、生地は柔らかくなるまでよく練るようにしましょう。あんを包む時に空気が入らないようにぴっちりと包むと、破裂する危険性も少なくなります。どうしても揚げている最中に割れたり破裂してしまう場合は、先に団子を蒸してから最後に高温の油でさっと揚げるという作り方もあります。

【材料】（20個分）

• こしあん 160g
• 白玉粉 150g
• 砂糖 大さじ1
• 水 140ml
• 白ごま 適量
• サラダ油 適量

1. こしあんは8gずつ小さく丸めておきます。
2. ボウルに白玉粉、砂糖、水を入れて、耳たぶ程度の固さになるまでよく練ります。
3. 2を丸く広げて1を包み、白ごまをまぶします。
4. サラダ油を薄くひいたたこ焼き器を熱し、3を焼きます。
5. 団子の部分が半透明になってきたら完成です。

家にたこ焼き器がある人は、ぜひたこ焼き器を使ったゴマ団子作りに、チャレンジしてみてください。フライパンも鍋も使わないので、安全に家族みんなで料理を楽しむことができます。団子が大きすぎると焼く時にひっくり返せなくなるので、たこ焼き器の穴よりも少し小さめに作るようにしましょう。

【材料】（6個分）

• 切り餅 2個
• 砂糖 大さじ2
• 水 大さじ2
• あんこ 60g
• 白ごま 適量

1. 切り餅を耐熱容器に入れて、砂糖と水を加えます。
2. 1をレンジで1分加熱します。
3. 2をよく混ぜます。
4. 3を濡らした手の上に広げ、丸めたあんを包みます。
5. 白ごまを全体にまぶします。
6. アルミホイルの上に並べ、トースターで2〜3分焼いたら完成です。

レンジとトースターだけで作れる、切り餅を使ったゴマ団子のレシピです。レンジとトースターだけで簡単に作れるところが人気で、料理が苦手な人でも気軽に挑戦することができます。生地に餅を利用しているため、白玉粉で作ったものよりも、弾力がある伸びの良い団子に仕上がります。

ご飯とあんとごまさえあれば作れる、ヘルシーで簡単な人気のゴマ団子レシピです。白玉粉の代わりにご飯で作るので、いちいち生地を練る手間もなくなります。ご飯に入れる水の量が少ないと固くなってしまうので、水分量には注意するようにしましょう。

出来上がった団子をフライパンで乾煎りするため、油を使わなくてもごまの香ばしい風味をしっかりと出すことができます。

栗きんとんが余ったら、ゴマ団子にリメイクしてみてはいかがでしょうか？丸めた栗きんとんにごまをまぶすだけで、あっという間に美味しいスイーツが出来上がってしまいます。チーズとレーズンが入った洋風味で、おやつやお弁当だけでなくワインのおつまみとしてもおすすめです。

揚げずに焼いて作る、ベイクドゴマ団子を紹介します。団子を丸くせずに最初から平たく潰して焼きやすくした、人気のアイデアレシピです。潰してから焼くことで破裂しにくくなるので、破裂するのが怖いという人にも、おすすめの作り方です。フライパンで乾煎りするだけでも作れますが、ごま油を使うとさらに風味が良くなります。

【材料】（8個分）

• さつまいも 1/2本（150g）
• 牛乳 大さじ2
• 砂糖 大さじ1
• 白玉粉 100g
• 砂糖 大さじ1
• 水 100cc
• 白いりごま 適量
• サラダ油 適量

1. さつまいもをよく洗い、濡れたままラップで包み600wのレンジで5分加熱します。
2. 1を輪切りにして、楊枝で皮をむきます。
3. ボウルに2を入れて、滑らかになるまで潰します。
4. 3に牛乳と砂糖を加えて混ぜ、8等分にして丸めます。
5. 別のボウルに白玉粉と砂糖を入れて混ぜます。
6. 5に水を少しずつ加えて混ぜ、耳たぶくらいの固さになるまでこねます。
7. 6にごまをまんべんなくつけます。
8. フライパンに2cm高さほどの油を入れて熱します。
9. 7を入れて、弱火で転がしながらこんがりと色づくまで揚げたら完成です。

さつまいもで作ったあんを入れた、ゴマ団子のレシピです。優しい甘さのあんが人気で、小豆あんが苦手な人でも美味しく食べることができます。さつまいもは滑らかに潰すと食感が良くなりますが、あえて粗く潰して、ゴロゴロとした食感を味わうのもおすすめです。

白玉粉に豆腐を混ぜて作る、ゴマ団子のレシピです。豆腐を入れることで白玉粉の量が減るので、胃もたれしない、ヘルシーな団子に仕上がります。豆腐を入れたからといって食感が悪くなるわけでもなく、モチモチした食感はそのまま残ります。

天津甘栗を丸ごと使った、食べごたえ抜群のゴマ団子を紹介します。あんの中に天津甘栗を入れるため、1〜2個食べただけでもしっかりと満足することができます。あんが苦手な人は甘栗だけを中に入れて、後からきな粉などをかけて食べるのもおすすめです。

余ったかぼちゃの煮物で簡単に作れる、ゴマ団子を紹介します。しっとりと甘いかぼちゃの煮物は、あんの代わりとして使うのにぴったりです。よりスイーツらしさを出したい場合は、かぼちゃの煮物に砂糖を追加して、甘さを出しましょう。もともと味が濃い煮物であれば、そのまま使っても大丈夫です。

あんの代わりにチョコを使った、ゴマ団子のレシピです。熱々を食べると中からチョコがとろりと溶け出し、チョコ好きにはたまらない美味しさです。黒ごまのほうがチョコの甘みとの相性が良いですが、もちろん白ごまを使ってもかまいません。いろいろな種類のチョコで、アレンジを楽しんでみましょう。

ゴマ団子の基本的な作り方や、人気のアレンジレシピをまとめました。ゴマ団子は通常は白玉粉で作るものですが、ご飯や餅などを使って簡単に作ることもできます。

中に入れるあんもアレンジがしやすいので、自分好みの味に仕上げるのも簡単です。基本の作り方をマスターしたら、お店では食べられないようなオリジナルレシピを作ってみましょう。