埼玉名物「肉汁うどん」のレシピ紹介！アレンジメニューもチェック

肉汁うどんは埼玉の名物料理として知られています。豚肉の旨みが染み込んだ熱々のつゆに、うどんをつけて食べるつけ麺です。一度食べたらヤミつきになるといわれている、肉汁うどんのレシピを紹介します。家で簡単に作れるレシピを厳選しているので、お気に入りの肉汁うどんを見付けてください。

埼玉で親しまれている定番の肉汁うどんは、至ってシンプルな材料で作られています。豚バラ肉とネギ、めんつゆ、水、冷凍うどん、みりんだけで美味しい埼玉の定番肉汁うどんが作れるのです。また、みりんはお好みで入れても、入れなくても構いません。

次に紹介している作り方レシピのめんつゆは、2倍濃縮のものを使用していますが、違うタイプのものであれば、味見をしながら調整してください。埼玉風の肉汁うどんは甘辛いつゆが特徴です。また、埼玉の肉汁うどんは、うどんのコシがあるほど美味しいといわれています。

そのため、埼玉の味を再現したい場合は、ゆでうどんより冷凍うどんを使う方がおすすめです。

埼玉の定番肉汁うどんである武蔵野うどんの基本レシピです。冷凍うどんは、電子レンジで解凍しても良いでしょう。茹で上がった麺をさらに美味しくするために、必ず流水で洗って麺を締めることがポイントです。冷水で締めたうどんと熱々の肉汁の絶妙なコンビネーションを、ぜひ味わってみてください。

【材料】

• 冷凍うどん：2玉
• 豚バラ肉：100g
• 油揚げ：1枚
• 長ネギ：1/2本

• 油：大さじ1
• 水：400cc
• めんつゆ：100cc

1. 長ネギは5mmくらいの斜め切りにします。
2. 油揚げは1cm幅に切ります。
3. 豚肉は2cmくらいの食べやすい大きさに切ります。
4. 沸騰したお湯の中に、冷凍うどんを入れて茹でます。
5. フライパンに油をひいて熱し、豚肉を炒めます。
6. 豚肉に火が通ったら、ネギと油揚げを加えます。
7. 水とめんつゆを加えて、加熱します。
8. 茹で上げたうどんは、水洗いして締めてから水気を切り、器に盛ります。
9. つゆ用の器に7を盛りつけたら、肉汁うどんの完成です。

肉汁うどんに油揚げを加えてアレンジした、簡単レシピです。作り方のポイントは、ネギを炒める時に表面に少し焼き目を付けると、香ばしい肉汁うどんに仕上がります。油揚げが豚肉とネギの旨みを含んだ出汁を吸収して、それを麺と絡めて食べると、とても美味しいです。七味唐辛子をかけてピリ辛風にしても良いでしょう。

【材料】4人分

• 冷凍うどん：4玉
• 豚バラ肉：200g
• ごぼう：100g
• 長ネギ：100g
• しめじ：1パック
• ごま油：小さじ1
• 煮干しだし：1L
• 醤油：150cc
• みりん：150cc
• 砂糖：大さじ1
• 万能ねぎ：適量
• おろししょうが：適量
• 七味唐辛子：適量

1. ごぼうと長ネギは縦半分に切ってから、斜め薄切りにします。
2. しめじは石づきを取って、ほぐします。
3. 豚バラ肉は3～4cm幅に切ります。
4. フライパンにごま油をひいて、中火で豚バラ肉を炒めます。
5. ごぼうを加えて炒めます。
6. 全体に油がまわったら、しめじと長ネギを加えます。
7. 煮干しだしを加えて、煮込みます。
8. アクが出たら取り除きます。
9. 醤油、砂糖、みりんを加えて、5分ほど煮込みます。
10. 茹で上げたうどんを水で締めて水気を切り、器に盛ります。
11. つゆ用の器に9を盛ったら、肉汁うどんの完成です。

肉汁うどんにごぼうの旨味を加えてアレンジしました。ごぼうを加えることで、ごぼうの独特な香りと食感を楽しむことができます。お好みの薬味をトッピングして食べてください。大人仕様であれば、茗荷を入れてもよく合います。冷たい麵と熱々のつゆがぴったり合う、絶品の肉汁うどんです。

【材料】

• ソフトうどん：1玉
• 豚バラ肉：100g
• しめじ：1/2袋
• えのき：1/2袋
• ネギ：1/3本

• 水：400cc
• めんつゆ：80cc

1. えのきとしめじは根元を切り落とし、食べやすいようにほぐします。
2. ネギは5mmくらいの斜め切りにします。
3. 豚バラ肉は2cmくらいにカットします。
4. フライパンに水とめんつゆを入れます。
5. 4に豚バラ肉をばらしながら加えます。
6. アクを取りながら煮ます。
7. えのき、しめじ、ソフトうどんを入れます。
8. 沸騰してきたら、仕上げにネギを入れます。
9. ネギに火が通ったら、肉汁うどんの完成です。

きのこをたっぷり加えてアレンジした、肉汁うどんの人気レシピです。めんつゆだけで味付けしているので、簡単に作ることができます。美味しく仕上げるポイントは、つゆを煮込む時に豚バラ肉から出るアクを、しっかり取り除くことです。時短で作れる上に栄養も摂れるので、忙しい時にもおすすめの肉汁うどんです。

【材料】

• うどん：1～2玉
• 豚ひき肉：70g
• ニラ：20g
• 長ネギ：5cm
• 味噌：小さじ2
• ラー油：適量

• 水：250ml
• 白すりごま：大さじ3
• 甜麵醬：小さじ2
• 鶏ガラスープの素：小さじ1/2
• 豆板醤：小さじ1/2

1. ニラとネギは適当な大きさに刻みます。
2. 熱したフライパンに豚ひき肉を入れて、中火で炒めます。
3. 豚肉に火が通ったら、Aの調味料を入れて煮ます。
4. 3が煮立ったら、味噌を加えます。
5. 長ねぎとニラを加えて煮ます。
6. 茹で上げたうどんを器に盛ります。
7. 別の器に5を盛ったら、肉汁うどんの完成です。

豚ひき肉と豆板醤を組み合わせて、坦々風にアレンジした肉汁うどんです。つゆの味付けに使用する味噌の種類は、お好みのもので構いません。ひと口食べると止められない、クセになる美味しさです。仕上げにラー油をかけても美味しいでしょう。辛めでパンチのある味が好きな人に、おすすめの肉汁うどんです。

【材料】

• うどん：2玉
• 豚バラ肉：100g
• 長ネギ：1/2本
• ナス：2本
• サラダ油：小さじ1
• 白いいりごま：適量

• めんつゆ：100cc
• 水：400cc
• 酒：大さじ1
• みりん：大さじ1

1. 長ネギは斜め切りにします。
2. ナスはヘタを取って、縦に4等分に切ります。
3. 豚肉は食べやすい大きさに切ります。
4. 鍋にサラダ油を入れて、豚肉を焼きます。
5. 焼き終わったらキッチンペーパーで、豚肉や鍋に残った余分な油を取り除きます。
6. 5にAのつゆの調味料を加えます。
7. ネギとナスを入れて、さらに煮ます。
8. 煮立ったら蓋をして、中火で5分ほど煮ます。
9. お好みのうどんを用意して皿に盛り、白ごまをちらします。
10. 別の器につゆを盛り付けたら、肉汁うどんの完成です。

定番の肉汁うどんのつゆとナスを一緒に煮こんだ、人気アレンジレシピです。ナスを加えることで、とろとろの食感を楽しめて、ボリュームもアップします。つゆの調味料を加える前に、豚肉の余分な油を拭き取っておくことが、肉汁うどんをすっきりと美味しく仕上げるポイントです。豚肉とナスの相性もバッチリ合うので、ぜひ作ってみてください。

牛丼のタレを隠し味に使った、濃厚な肉汁うどんのアレンジレシピです。エリンギをトッピングして、コリコリとした弾力のある食感も、楽しめるように仕上げました。牛肉をあまり煮詰めすぎないようにすることが、作り方のポイントになります。つゆまで全部飲み干したくなる、おすすめの肉汁うどんです。

人参や大根などたっぷりの野菜を使った、肉汁うどんのアレンジレシピです。ラー油を足してピリ辛風に味付けしました。最初から具材を鍋で煮るのではなく、一度炒めてから煮るのが、美味しく仕上げるポイントです。

また肉は炒めたら一度取り出して野菜に火が通ってから再度加えると、肉が硬くなり過ぎません。冷蔵庫にある野菜で代用できるので、冷蔵庫の整理をしたい時にもおすすめの肉汁うどんです。

肉汁うどんのつゆに味噌を加えてアレンジしました。仕上げにごま油をまわしかけて風味を良くすることが、作り方のポイントです。具材の豚肉は、疲労回復や生活習慣病の予防、美肌の効能も期待できます。おろしニンニクも入れてスタミナたっぷりですので、元気を付けたい時にもおすすめできる肉汁うどんです。

埼玉名物肉汁うどんの基本レシピとアレンジレシピを紹介しました。肉汁うどんの魅力は、肉の旨味とネギの甘味が染み出たつゆに、麺を絡めて食べることです。さまざまな食材と組み合わせたり、調味料でアレンジすることで、肉汁うどんの美味しさを幅広く堪能することができます。

お好みにもよりますが、コシのある冷凍うどんを使用した方が、肉汁うどんによく合うのでおすすめです。