いちじくを使った人気レシピ！サラダやデザートなど美味しい料理紹介

酸味が少なくクセのない甘さが特徴のいちじくは、デザートにはもちろん、サラダやおかずにも活用できる果物です。いちじくを食べる機会は少ないかもしれませんが、デザートやおかずのレシピを知っておくと、おもてなしやホームパーティーの席で大活躍します。

美味しくて見た目も華やかなレシピが揃っていますので、デザートやおかずを作る際の参考にしてみてください。

いちじくを使ったデザートレシピを5選まとめました。定番の甘露煮やコンポートの他、豆乳プリンのレシピも紹介します。コンポートはタルトにも活用できますので、ぜひ作り方をマスターしましょう。

【材料】

• 豆乳…300cc
• 生クリーム…200cc
• 全卵…2個
• 卵黄…4個分
• グラニュー糖…70g
• GABANバニラビーンズ…3cm

• いちじく…3個
• グラニュー糖…30g
• レモン汁…大さじ1

1. 全卵と卵黄をボウルに入れ、グラニュー糖を加えたら泡立たないようかき混ぜます。
2. 豆乳とグラニュー糖を鍋に入れます。
3. バニラビーンズを切り開き、種とさやに分けて(2)に加えます。
4. 豆乳を80度くらいまで温めたら火を止めます。
5. 豆乳を冷まし、少しずつ卵に加えながら混ぜます。
6. 生クリームを加え、さらに混ぜます。
7. 50度のお湯で湯煎し、プリン液を温めたらざる等でこします。
8. プリン液を8等分し、フライパンに並べて50度のお湯を注ぎます。
9. アルミホイルを二重にかぶせ、沸騰しない程度の火加減で10〜15分蒸します。
10. いちじくは縦に8等分し、Aのグラニュー糖を加え中火で加熱します。
11. ふつふつしてきたらレモン汁を加え、しっかり加熱します。
12. 冷ましたプリンにいちじくをトッピングしたら完成です。

キャラメリゼしたいちじくをトッピングした、見た目も華やかな豆乳プリンのレシピです。優しい味わいの豆乳プリンに、甘いいちじくがよく合います。バニラビーンズは3cm程度にカットし、さやと種に分けて加えましょう。卵液をこすことで、滑らかで口当たりの良いプリンに仕上がります。

【材料】

• いちじく…500g
• 砂糖…100g
• 水…25cc

1. いちじくのヘタを取り、縦に4等分します。
2. ボウルにいちじくと砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。
3. 炊飯器に(2)と水を入れて、落し蓋をして通常通り炊飯します

いちじくを大量に消費したい時は、甘露煮がおすすめです。甘露煮はそのまま食べたり、デザートにトッピングしても使えるので、ぜひレシピを覚えましょう。時間がかかる甘露煮ですが、炊飯器を使用すると簡単に作ることができます。甘露煮を作る際は、炊飯器が対応しているか必ずチェックしてください。

【材料】

• いちじく…3個

• 赤ワイン…250g
• グラニュー糖…80g
• レモンスライス…2枚
• バニラペースト…少量

1. 鍋にお湯を沸かし、いちじくを入れて湯煎します。
2. 1分加熱したら取り出して、氷水につけて皮を剥きます。
3. 鍋にAを入れて火にかけ、アルコール分を飛ばします。
4. 沸騰して2〜3分経ったらいちじくを加えます。
5. コトコトと5分程加熱します。
6. 5分経ったらボウルに煮汁ごと移し替え、落し蓋をして冷まします。

赤ワインの風味がたっぷり染み込んだ、大人のためのコンポートレシピです。コンポートは砂糖で煮るレシピが多いのですが、赤ワインで煮込むことで甘さが引き立ちます。そのまま食べても美味しいですが、お菓子作りに活用しても良いでしょう。長時間煮込むと実が崩れてしまうので、5分程度で火を止めるのが美味しさのポイントです。

いちじくの甘さを生かして作る、しっとり食感のケーキレシピです。アーモンドプードルを使い、風味良く仕上げました。粉類を振るわず作るレシピですので、材料を混ぜるだけで簡単に仕上がります。出来立てよりも、一晩おくとしっとりして美味しくなります。

いちじくのコンポートを作ったら、豪華なデザートにアレンジしてみましょう。コンポートは前もって作り、味を染み込ませておきます。タルト生地やクリームも手作りしますので、本格的なデザートに挑戦してみたい人におすすめのレシピです。コンポートではなく、生でも作れますので、好きな方で試してみましょう。

クセがなく上品な甘さが特徴的ないちじくは、サラダにもよく合います。葉野菜の緑とのコントラストが美しく、色鮮やかなサラダに仕上がりますので、おもてなしの席にもおすすめです。

【材料】

• いちじく…4個
• パプリカ…1/2個
• ミニトマト…8個
• 葉野菜…ボウル1杯分
• カシューナッツ…12個程度
• 生ハム…4枚
• クリームチーズ…80g

• すし酢…大さじ1〜2
• オリーブオイル…大さじ1〜2
• マスタード…小さじ2
• はちみつ…小さじ1
• 黒こしょう…　適量
• 塩…適量

1. いちじくを皮ごと4等分、パプリカは薄切りします。
2. ミニトマトは半分に切ります。
3. Aの材料を合わせ、ドレッシングを作ります。
4. パプリカとミニトマト、カシューナッツをドレッシングに和えます。
5. 最後に葉野菜をなじませ、お皿に盛り付けます。
6. 食べやすく切った生ハムとチーズ、いちじくを乗せたら完成です。

いちじくのくせのない甘さは、デザートだけでなく、サラダにもよく合います。マスタードの効いたドレッシングで野菜を和えて、甘さと酸味、辛さのコントラストを味わいましょう。葉野菜はお好みの物をたっぷり用意してください。

【材料】

• いちじく…1個
• ブルーチーズ…20g
• はちみつ…大さじ1
• 黒こしょう…適量

1. いちじくを櫛形に8等分します。
2. チーズは柔らかくなるまでレンジで温めます。
3. とろけたチーズにはちみつを加えしっかり混ぜます。
4. いちじくを器に盛り、チーズソースと黒こしょうをかけたら完成です。

おつまみや箸休めにぴったりな、おしゃれなカルパッチョ風サラダの人気レシピです。チーズソースの甘じょっぱさが、いちじくの甘さとぴったり合います。白ワインによく合うので、ホームパーティーに作ってみてください。

【材料】

• いちじく…2個
• 生ハム…50g
• クリームチーズ…50g
• アーモンド…10粒
• ルッコラ…1束
• プチトマト…3粒

• バルサミコ酢…大さじ1
• 塩…小さじ1/2
• オリーブオイル…大さじ1
• こしょう…適量

1. アーモンドをフライパンで乾煎りし、冷めたら刻みます。
2. いちじくは皮を剥き、くし切りにします。
3. クリームチーズはサイコロ状に切ります。
4. Aの材料を合わせてドレッシングを作ります。
5. ルッコラとプチトマト、生ハムを食べやすく切ります。
6. 器に全て盛り付け、ドレッシングと黒こしょうをかけたら完成です。

バルサミコ酢のフルーティーな酸味が、いちじくの甘さを引き立てるサラダのレシピです。アーモンドのカリッとした食感がアクセントになり、野菜もいちじくもたっぷり食べられます。アーモンドはオイルや塩味のついていない物を使用しましょう。

いちじくと生ハムのサラダは定番人気ですが、スモークサーモンもいちじくと相性抜群です。生ハム以外のレシピで作りたい人は、ぜひスモークサーモンと合わせてみてください。塩麹はまろやかで、角が立たない優しい味が特徴です。

いちじく使ったおかずレシピを5選まとめました。いちじくのフルーティーな甘さを生かし、豪華なおかずを作りましょう。

【材料】

• いちじく…2個

• あたり胡麻…大さじ2
• だし…大さじ1.5
• 砂糖…3g
• 薄口醤油…小さじ1

1. いちじくの皮を薄く剥き、酒(分量外)を振りかけます。
2. 湯気の上がった蒸し器で3〜5分ほどいちじくを蒸します。
3. いちじくの中がうっすら透けたら、冷蔵庫で冷やしておきます。
4. ボウルにAの材料を入れて胡麻クリームを作ります。
5. いちじくが冷めたら器に盛り、胡麻クリームをかけて完成です。

料亭などで食べられている、いちじくを使ったおかずレシピです。あたり胡麻は料亭などで使われている、高級練り胡麻です。なければ普通の練り胡麻で代用しましょう。いちじくが甘いので、胡麻クリームは甘さ控えめに作るのがポイントです。

【材料】

• いちじく…1個
• アボカド…1個
• オクラ…4本
• くるみ…適量

• 絹豆腐…100g
• 練り胡麻…小さじ2
• 生クリーム…大さじ1(お好みで)
• 醤油…小さじ1
• メープルシロップ…小さじ2
• 塩…ひとつまみ

1. Aの材料をブレンダーに入れて滑らかになるまで撹拌します。
2. くるみを粗みじん切りします。
3. 野菜を下処理し、それぞれ食べやすい大きさにカットします。
4. いちじくは櫛形に切ります。
5. 器に盛り付けたら、白和えペーストを乗せて完成です。

和のおかずの定番である白和えを、おしゃれに洋風アレンジしたレシピです。通常は白和えペーストで野菜を和えますが、このレシピでは野菜にかける形で仕上げます。ブレンダーで材料を撹拌しますので、白和えも滑らかな食感です。簡単レシピですので、おしゃれなおかずを作ってみたい人は挑戦してみてください。

クセがなく甘いいちじくは、肉料理との相性が抜群です。脂っぽい肉も、フルーティーなソースをかけると、食べやすくなり胸焼けしません。デザートに加工するには、熟し過ぎてしまった場合にもおすすめのレシピです。

いちじくを豚肉で巻き、パン粉を振りかけて焼いたボリュームのある、焼き物のレシピです。焼くと縮むので、耐熱容器にギュッと詰めて焼きましょう。焼きあがったらそのままテーブルに出せるので、おもてなし料理にもぴったりなおかずです。

淡白なさわらには、酸味や甘みが強いバルサミコソースがぴったりです。いちじくとさわらはカリッとソテーして、美味しさを引き出しましょう。おしゃれに盛りつければ、まるでレストランのような仕上がりです。

いちじくを使ったパンとパスタのレシピをまとめました。いちじくを使ったパンはとても人気が高いので、ぜひ作り方をマスターしましょう。料理初心者でも挑戦しやすい、簡単なトーストレシピも紹介します。

【材料】

• 強力粉…200g
• 全粒粉…50g
• 砂糖…小さじ1
• 塩…3g
• ドライイースト…3g
• ぬるま湯…175g
• ドライいちじく…6個
• クリームチーズ…120g
• オリーブオイル…少々

1. 生地の材料をよく混ぜて、2倍の大きさになるよう一次発酵します。
2. 生地を6等分し、丸めます。
3. 生地を直径10cmの円に伸ばし、カットしたいちじくとクリームチーズを乗せます。
4. 生地のふちにオリーブオイルを塗り、口を閉じて二回ねじります。
5. 捻った部分に強力粉をつけて、口を下にして置きます。
6. 天板に綴じ目を上にしておき、1.5倍になるまで二次発酵します。
7. 220度のオーブンで20分焼いたら完成です。

パン作りにはドライいちじくを使うのがおすすめです。タッパーで作れる簡単なレシピですので、パン作り初心者でも失敗が少なく作れるでしょう。全粒粉入りのレシピですので、香ばしく風味豊かな美味しいパンが出来上がります。

【材料】

• いちじく…3個
• 食パン…2枚
• くるみ…適量
• バター…適量
• はちみつ…適量

1. ボウルに熱湯を入れ、いちじくを30秒浸して皮をむきます。
2. (1)を食べやすいようスライスします。
3. 食パンに(2)を並べ、くるみを散らします。
4. 小さめにカットしたバターを全体に散らし、はちみつをかけます。
5. トースターでバターが溶けるまで焼いたら完成です。

パン作りはハードルが高いという人は、食パンを使った簡単レシピはいかがでしょう。お好みの食パンと、お好みの材料を用意すれば簡単に作れますので、失敗知らずのレシピです。朝食やデザートにもなる人気メニューですので、ぜひ作ってみてください。

いちじくジャムの甘さを生かした、おつまみにもなるカナッペのレシピです。ジャムは手作りすると美味しいですが、もちろん市販でも構いません。簡単でおしゃれに見えるので、ワインのお供に作ってみてください。

いちじくはおかずやデザートだけでなく、パスタにも活用できます。特に冷製パスタにすると、甘さがより引き立ちます。いちじく、ツナ、紫玉ねぎのマリネは、味が馴染むよう、時間をかけて冷やしておきましょう。すだちかレモンがあれば、さらに爽やかさがアップします。

いちじくと相性の良い、生ハムを合わせたパスタレシピです。味付けはシンプルに、生ハムといちじくの組み合わせを楽しみましょう。オイルに茹で汁を加えたら、しっかり混ぜて乳化させるのがレシピのポイントです。

いちじくを使った人気レシピを、ジャンルごとに分けてまとめました。上品でクセの無い甘さは、デザート作りにはもちろん、おかずやパスタ料理にも活用できます。コンポートや甘露煮は、いちじくを使った定番メニューですので、この機会にぜひ作り方をチェックしてください。