離乳食完了期の人気レシピまとめ！簡単に作れるおすすめおかず！

前歯が生えそろう1歳ごろになると、食べられるものが増えて食事が楽しくなってきます。そこで本記事では、離乳食完了期の赤ちゃんにおすすめの人気レシピを集めました。

手づかみ食べはもちろん、スプーンやフォークを使って食べたくなるようなメニューを多数取り上げています。野菜をたっぷり使ったおかずも紹介しているので、栄養バランスが気になるパパ、ママもぜひチェックしてみてください。

離乳食完了期は、食事量が増えてさまざまなメニューにトライできるようになります。食事を作るたびに、赤ちゃんの成長を感じる方も多いでしょう。ここでは、離乳食完了期の食事の適正量や進め方などを紹介します。これから完了期に入る赤ちゃんを持つ方は必見です。

離乳食完了期の食事は朝、昼、夕の1日3回です。3度の食事で赤ちゃんが足りないようなら、1日1～2回ほどおやつを与えます。

基本的な食事量の目安は、軟飯で90g、普通飯で80g、うどんで70gほどです。その他の食材は、野菜で40～50g、豆腐で50～55g、肉（魚）で15～20gを目安にするとよいでしょう。ただし、全ての材料を一度に使う必要はありません。その都度メニューによって与える量は調整しましょう。

1回目の食事を10時に与えた場合、2回目が14時、3回目が18時となります。食事とあわせて授乳も行い、他にも起床後と就寝前に授乳を行います。この頃になると、食事のリズムとともに生活のリズムも整ってきます。

大人の食事に近づく離乳食完了期ですが、赤ちゃんの消化機能はまだまで未発達です。そのため、味付けは基本的に薄味とし、できるだけ調味料を使わずに作ります。だしを上手く活用すると、十分美味しい食事が作れるでしょう。

授乳も行いますが、この時期は離乳食から8割の栄養を摂る必要があります。よって、米や野菜、肉、魚、果物などの栄養バランスに、今まで以上に気を配らなければなりません。赤ちゃんが飽きないように献立に変化をつけ、食事が楽しめるような雰囲気づくりを心がけましょう。

【材料】

• 人参：50g
• 玉ねぎ：50g
• じゃがいも：50g
• 合いびき肉：50g
• 水：100cc
• 軟飯：80g
• ケチャップ：大さじ1
• ウスターソース：小さじ1

1. 人参、玉ねぎ、じゃがいもは粗みじん切りにします。
2. 鍋に合いびき肉、水、1を入れ、混ぜながら加熱します。
3. ケチャップ、ウスターソースを加え、煮込みます。
4. 軟飯と一緒に器に盛り付けたら完成です。

家にある材料で簡単に作れるハヤシライスのレシピです。刻んだじゃがいもを加えることで、自然なとろみをつけました。合いびき肉やケチャップの旨みも合わさって、ご飯がいくらでも食べられます。赤ちゃんもスプーンを使いながら、パクパク食べてくれるでしょう。

【材料】

• ご飯：80g
• しらす：大さじ1
• 桜えび：大さじ1
• 白ごま：小さじ1
• 青のり：小さじ1

1. 桜えびは細かくちぎります。
2. ボウルに全ての材料を入れ、スプーンでよく混ぜ合わせます。
3. クッキングシートを敷いた皿の上に2をひと口大ずつのせます。
4. 3の上にもう1枚のクッキングシートをのせ、手でぎゅっとおさえて広げます。
5. 上のクッキングシートを外し、レンジで3分加熱します。
6. 裏返し、さらにレンジで3分加熱したら完成です。

ご飯で作るせんべいはいかがでしょうか？噛むほどに美味しい、おやつにもぴったりな一品です。しらすの塩気や青のりの風味がきいているので、調味料を使わなくても物足りなさは感じません。余ったご飯の消費レシピとしても、ぜひトライしてみてください。

ネバネバ食材の納豆を使ったチャーハンのレシピです。玉ねぎやピーマン、人参などを入れて、具だくさんに仕上げました。ご飯に刻んだ具材を混ぜ込むので、野菜が苦手な赤ちゃんも食べやすいです。

【材料】

• ゆでうどん：1玉（180g）
• ブロッコリー、人参、玉ねぎ：合わせて80g
• 無添加ツナ：60g
• 鰹節：大さじ1
• 薄力粉：大さじ2
• 片栗粉：大さじ1
• 水：大さじ3

1. うどんは1cmほどに刻みます。
2. ブロッコリー、人参、玉ねぎは細かく刻みます。
3. ボウルに全ての材料を入れ、混ぜ合わせます。
4. クッキングシートを敷いたフライパンの上に、3を手づかみ大にのせます。
5. 蓋をし、弱～中火で焼き目がつくまで1分焼きます。
6. 裏返して同様に焼き、中まで火が通ったら完成です。

手づかみ食べに最適な焼きうどんのレシピを紹介します。刻んだうどんや野菜、ツナなどを混ぜ合わせ、フライパンでこんがりと焼き上げたらできあがりです。冷凍もできるため、離乳食のストックを作りたい時にも重宝します。

【材料】

• マカロニ：30g
• ほうれん草：30g
• 玉ねぎ：20g
• ツナ水煮缶：20g
• クリームコーン缶：30g
• 水：200cc

1. ほうれん草は茹でて水にさらし、7～8mm幅に切ります。
2. 玉ねぎはみじん切りにします。
3. 鍋に玉ねぎ、水を入れて火にかけ、沸騰したらマカロニを加えます。
4. マカロニが柔らかくなったら、ほうれん草、ツナ、クリームコーン缶を加えます。
5. 加熱してよく混ぜ、全体に火が通ったら完成です。

お鍋ひとつで作れる簡単パスタのレシピです。マカロニを入れたあとは、パスタ同士がくっつかないように時折混ぜましょう。ほうれん草はアクがあるため、茹でて水にさらしてから使うことがポイントです。時短で作れて洗い物も少ないので、忙しい時にも活躍します。

卵、豚肉、ほうれん草を具材に使った鉄分たっぷりの一品です。赤ちゃんが食べやすいように、うどんは粗みじん切りにしてから使用しましょう。溶き卵は沸騰している鍋に加えると、ふわふわに仕上がります。

【材料】

• 里芋：2個
• 豆苗：1/2袋
• 玉ねぎ：1/4個
• 牛乳：100cc
• 野菜だし：150cc
• 味噌：小さじ1
• オリーブオイル：適量

1. 里芋はラップに包み、600Wのレンジで約5分加熱して柔らかくします。
2. 1の皮をむき、ひと口大に切ります。
3. 玉ねぎは1cm角、豆苗は根元を落として適度な長さに切ります。
4. 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れて炒めます。
5. 玉ねぎの色が変わってきたら野菜だしを加え、沸騰させます。
6. 弱火にして里芋を加え、牛乳、味噌を入れて煮溶かします。
7. 豆苗を加え、ひと混ぜしたら完成です。

豆苗の緑色が綺麗なおかずスープの作り方です。味噌は沸騰させると風味が飛ぶため、入れたら沸かさないように気をつけましょう。里芋はレンジで加熱すると、するりと皮がむけて時短になります。ご飯にも食パンにも合うので、何を作ろうか迷った時にも試してみてください。

【材料】

• はんぺん：1個（100g）
• 小えび：10g
• 人参：20g
• ねぎ：20g
• 醤油：小さじ1/3
• 片栗粉：大さじ1
• ごま油：小さじ1/2

1. 人参は下茹でし、みじん切りにします。
2. ねぎは小口切りにします。
3. はんぺんは袋に入れたまま、よくつぶします。
4. ボウルに全ての材料を入れて手でこね、適量を取って丸め、平たく成形します。
5. フライパンにごま油を熱し、4を並べ入れて焼き目がつくまで両面を焼きます。
6. 水大さじ1（分量外）を加え、蓋をして蒸し焼きにしたら完成です。

赤ちゃんの手づかみ食べにぴったりな簡単おかずの作り方を紹介します。はんぺんや野菜、えびなどを混ぜ合わせ、フライパンで焼き上げたらできあがりです。はんぺんのおかげでふんわり柔らかく、旨みたっぷりに仕上がります。低カロリー、低脂肪のため、ダイエット中の大人のおかずとしても作ってみてください。

大人のおかずから取り分けで作れるお手軽な一品です。ひじきの煮物はそのままだと食べにくいので、卵に混ぜ込んで卵焼きにしてもよいでしょう。多めに作って冷凍しておくのもおすすめです。

離乳食完了期に使える人気レシピを紹介しました。1歳ごろになると、食べられるものが増えて赤ちゃんが自ら食事をとりたがるようになります。手づかみやスプーンで食べやすいメニューを取り入れると、食事の時間が楽しくなるでしょう。

ここで紹介した離乳食完了期のレシピは、どれも簡単に作れるものばかりです。いろいろ挑戦して、赤ちゃんが喜ぶ料理を手作りしてみてください。