超簡単な鶏ハムの人気レシピ！失敗知らずコツいらずのお手軽調理法を厳選

鶏ハムは約20年位前に2チャンネルの利用者によって作り出された料理です。作り方は簡単で、鶏むね肉に下味をつけてジップロックなどに入れて冷蔵庫で寝かせ、沸騰したお湯で茹でるだけで完成となります。現在ではこのレシピがアレンジされ、ラップで巻いて作ったり寝かせずに作るレシピなども生まれています。

どのレシピをとっても時短で作れて簡単なのが鶏ハムの特徴です。本記事では、基本のレシピ以外で作る鶏ハムを厳選して紹介しています。どの作り方もほとんど失敗せず作ることができるので、本記事を参考にぜひとも挑戦してみてください！

【材料】（2人分）

• 鶏むね肉...1枚
• 料理酒...大さじ2
• A塩...小さじ1/2
• A砂糖...小さじ1/2
• ブラックペッパー...適量

1. 鶏むね肉は皮を取り除き、平らになるように削ぎます。
2. 1にAを半量ずつ両面に刷り込んでからジッパー付き保存袋に入れる。
3. 料理酒を入れてから揉みこみ、冷蔵庫で30分程度置いておきます。
4. 3を常温に戻してから表面にブラックペッパーを刷り込みラップで包む。
5. くるくると丸めラップの端を縛ったら、ジッパー付きの保存袋に入れます。
6. 5を炊飯器の中に入れ、沸騰させて少し冷ましたお湯（70～80度）を注ぎ入れ、浮かないように重し置きます。
7. 蓋をして炊飯器の保温機能で1時間半置きます。
8. 7の粗熱をとって冷ましてから、お好きな厚さにカットして完成です。

炊飯器で作る基本的な作り方です。炊飯器の保温機能で蒸らすため、低温で簡単に作ることができます。ブラックペッパーを刷り込みすぎると辛くなるので、辛い物に強くない方はくれぐれも注意してください。

【材料】（2人分）

• 鶏むね肉...2枚
• 砂糖...小さじ1
• 塩...小さじ1/2
• 柚子胡椒...小さじ1

1. 鶏むね肉の両面にフォークで穴をあけ、砂糖をふって揉みこみます。塩、柚子胡椒をまぶしてさらに揉みます。
2. 1をジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて口をしっかり閉じます。
3. 炊飯器の内釜に2を入れ、沸騰した湯をかぶるまで注ぎます。
4. ふたを閉め、1時間保温したら完成です。

ラップで巻かずにジッパー付きの保存袋に入れるレシピです。保存袋に空気が入っていると炊飯器に入れたとき浮いてしまうので、必ず重しを載せてください。完成したら必ず粗熱をとって冷蔵庫に入れておきましょう。だいたい、冷蔵庫で4日間くらい保存できます。出来上がった鶏ハムは、適当な大きさに切って保存してください。

しっかりと味がついた鶏ハムの簡単レシピです。トマトを載せてさっぱりとした味わいに仕上げており、そのままても充分美味しく食べることができます。鶏むね肉を焼くことにより、一層香ばしさが引き立ちます。ダイエット中の人や糖質制限中の人は、レシピの味付けだと少しカロリーが高めになりますので注意してください。

【材料】

• 鶏むね肉...1枚（約220g）
• 塩...小さじ1/2
• 砂糖...小さじ1/3
• 味の素...3振り
• 酒...大さじ1

1. 鶏むね肉にフォークで両面に穴をあけるように刺していき、塩・砂糖を両面にまぶし味の素を刷り込む。
2. 1を耐熱容器に入れ、酒を入れる。
3. ラップをして600W30分レンジで加熱していく。
4. 出来上がったら、レンジで出ただしを上からかけて完成。

お酒のつまみはもちろん、おかずにもおすすめの一品です。お酒とおつまみにする時は、わさび醤油やマスタードをつけるのがおすすめです。味の素でしか味付けされていませんので、お好みで調味料をかけて食べてください。

真ん中にハムとチーズが入っている、食べごたえ抜群の一品です。お弁当のおかずやそのままサンドイッチに入れても美味しく食べられます。

下味等は一切付けられていないので、ハーブソルトを気持ち多めにかけておいた方が食べたときに香りが立ちます。切るときは、チーズが固まっていないと溶けて外にでてしまうので、完成した後はしばらく放置しておくのがベストでしょう。

梅と大葉を使ってさっぱりとした鶏ハムのレシピです。レンジで加熱するとき、ラップで巻いたあとに数か所穴をあけておかないと、加熱中に爆発する可能性がありますので注意してください。鶏ハムは下味をつける際に時間を使いますが、このレシピなら放置しておくだけなのでOKと手間がかからず、簡単に作ることができておすすめです。

【材料】

• 鶏むね肉...2枚（500g）
• A塩...10g
• Aグラニュー糖...5g
• A黒胡椒...1g

1. 鶏むね肉の皮と固い筋を取り除きます。
2. ボウルに移し、Aを入れてよく擦り込んでいきます。
3. 耐熱の袋に入れて真空パックします。
4. 一日冷蔵庫でなじませます。
5. 鍋にお湯を張って、低温調理器をセットします。
6. だいたい65℃くらいで1時間つけておきます。
7. 水で冷ましてから、袋から開けてキッチンペーパーで余分な水分を吸い取ります。
8. 適当な大きさに切って器に盛り付ければ完成です。

低温調理器とは、低い温度を保ちながら食材を加熱する調理器具です。この調理器具を使うことで、加熱すると固くなってしまう鶏肉をしっとり簡単に調理することができるのです。鶏ハムに限らず、ローストビーフなどもレストランで出される柔らかい肉が自宅で食べられるでしょう。ほったらかし調理にもなるので、とても使いやすいと好評です。

保温ポットとは、電気やガスを使わず保温・保冷ができるポットでキャンプやアウトドアによく用いられます。これも低温を簡単に長時間保つことができますので、下味をつけた鶏むね肉をジップロックなどに入れてほったらかしにすることができます。使うときは、ポットより大きい鶏むね肉をつかわないように大きさを考えて調理してください。

ヨーグルトは、一定の温度と時間で発酵して作るものなので、ヨーグルトメーカーを使って鶏ハムも作ることができます。調理器具としても安価で購入できますし、ヨーグルトも作れて一石二鳥です。ポイントは、低温調理した後、アルミホイルにくるんでゆっくり粗熱をとれば中までしっかり加熱されています。また、できるだけ密閉してください。

鶏ハムは、皮を取り除いて調理すると低カロリー・高タンパク質な料理なので、ダイエット中の人におすすめです。また、下味にする調味料を注意すれば糖質も抑えられますので、糖質制限中の人もお腹いっぱい食べることができます。しかも時短で簡単に調理できるのに見た目は豪華で華やかに見えて手抜きには見られないでしょう。

このように、鶏ハムは簡単なレシピを覚えておけば、アレンジ次第で様々な料理に変化する万能食材になります。また、本記事で紹介したレシピを応用すれば無限に作れること間違いなしです。ホームパーティや、お子様の食事としてもぴったりの鶏ハムレシピをぜひ自分好みの調理法で美味しく作ってください！