ささみ鶏ハム人気レシピ!簡単・美味しい・ヘルシーでアレンジも自在
ささみを使った鶏ハムの作り方を紹介します。基本的な作り方から、炊飯器やレンジで作る簡単レシピ、レモンや生姜を効かせた人気のアレンジレシピまで幅広く取り上げました。この記事で紹介をする美味しくてヘルシーなささみの鶏ハムをマスターしましょう。
ささみ鶏ハムの人気レシピを紹介!
ささみが安かったので鶏ハムになりました。1本でささみ3枚分。 pic.twitter.com/PtmEcuLj4A
— りん (@rin_azusa) April 8, 2018
コンビニやスーパーで定番人気の鶏ハム。簡単に作れて、家計にも優しいということで、家庭でも手作りする人が増えています。手作りした鶏ハムは添加物などの心配もなく、好きな量だけ作れるのも魅力です。
一般的には鶏胸肉で作られることの多い鶏ハムですが、ささみでも美味しく作ることができます。本記事ではささみを使った鶏ハムに焦点を当て、基本的な作り方とアレンジレシピを紹介します。手作りに挑戦して、毎日の食事に活用しましょう。
ささみ鶏ハムの基本レシピ
材料
- ささみ 6本
- マジックソルト 適量
- ブラックペッパー 適量
- 砂糖 適量
基本的なささみの鶏ハムづくりに必要な材料は、上記の4つです。砂糖を入れるのは意外かもしれませんが、砂糖にはたんぱく質の凝固をやわらげる作用があるため、鶏ハムをしっとりとやわらかく仕上げることができます。砂糖は普通の上白糖で構いません。ブラックペッパーは刺激が強いため、子供がいる家庭では抜いて作りましょう。
作り方
- ささみは筋を取り、フォークで両面に穴を開けます。
- ラップを敷き、(1)を3本をのせます。
- (1)の両面に砂糖を振り、手で馴染ませます。
- マジックソルトとブラックペッパーを振りかけ、馴染ませます。
- ラップをくるくると端から巻き、両端をキャンディのようにねじって留めます。
- 同様に残りの分を包みます。
- 鍋に湯を沸かし、(5)と(6)を入れて蓋をします。
- 火を止め30分放置したら完成です。
ささみを用意したらまず筋を取りましょう。キッチンペーパーで筋の端をつまみ、フォークで肉を抑えるようにして引き抜けば簡単に筋が取れます。筋がそのまま残っていると口当たりが悪くなるため、必ず取るようにしてください。
ささみの鶏ハム作りで重要なポイントは加熱時間です。沸騰した湯の中にラップに包んだ鶏ハムを入れた後は、火を止めて予熱で火を通しましょう。こうすることでぱさぱさになることが防げます。コツさえ掴めば簡単に作れるので、繰り返し作ってレシピを自分のモノにしてください。
保存方法
この1ヶ月ちょい、肉といえば鶏胸肉しか食べてない。毎回4枚買って2枚は鶏ハムで保存。新玉ねぎをスライスしてごまドレッシングを掛けてパセリを散らすだけ。これだけは毎日食べてても飽きない。 pic.twitter.com/YM5QT3AIJ1
— あずーる (@AzulElmar) May 4, 2020
家庭で手作りした鶏ハムは添加物を使っていないので、常温は避け、必ず冷蔵庫で保存してください。7日程度は保存可能ですが、なるべく早めに食べ切ることをおすすめします。そのまま食べるとマンネリになるという場合は、サラダにしたり、パンにのせるなどしてアレンジすると飽きずに食べ切れます。
ささみ鶏ハムのその他の作り方
炊飯器で作る方法
【材料】
- 鶏ささみ 6本
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ
- 料理酒 大さじ3
【作り方】
- たっぷりのお湯を沸騰させておきます。
- 鶏ささみは皮を取り除き、全体をフォークでまんべんなく刺します。
- 塩と砂糖をまぶしてしっかり刷り込みなじませます。
- (3)ををジップロックに入れたら料理酒を入れて空気を抜き、ジッパーをしめます。
- 炊飯器に(4)と沸騰したお湯を入れます。
- 高め保温機能を押し1時間半おいたら完成です。
炊飯器を使って手軽に鶏ハムを作りましょう。ゆっくりと保温機能で火を通すことで、パサつきがちなささみもしっとり美味しく仕上がります。こちらのレシピ動画では鶏胸肉を使っていますが、ささみでも同様に作れます。両方作って食べ比べを楽しんでも良いでしょう。
電子レンジで作る方法
【材料】
- 鶏ささみ 6本
- 水 適量
- 酒 適量
【作り方】
- 鶏ささみの表裏をフォークで刺します。
- タッパーに(1)、水、酒を入れます。
- 600Wのレンジで3分加熱します。
- 粗熱が取れるまで放置したら完成です。
ささみの鶏ハムをもっと手軽に作りたい方におすすめなのが、電子レンジを使う方法です。調理時間も時短でき、手間もかからず手軽に作れます。加熱時間が短い分、中まで火が通っているか確認してから食べましょう。
圧力鍋で作る方法
【材料】
- 鶏ささみ 1枚
- オリーブオイル 大さじ2
- クレイジーソルト 小さじ1/2
【作り方】
- 耐熱の保存バッグに鶏ささみと調味料を入れて、空気を抜きます
- 鍋に水を入れ、保温スロー料理を押します。
- 30分の点滅が点灯になったら加熱し、5分経ったら加熱を終了させます。
- 圧力鍋の中に15分ほど放置後、鍋から取り出し、15分ほど落ち着かせます。
- 適当な大きさにカットしたら完成です。
こちらは電気圧力鍋を使った鶏ハムの作り方です。ささみのやわらかさを保ちながら、しっかりと中まで火が通るので、失敗しにくいのがメリットです。電気圧力鍋がない方は、通常の圧力鍋でも構いません。
ささみ鶏ハムの人気アレンジレシピ
塩麹でしっとり鶏ささみハム
【材料】
- ささみ 6本
- 塩麹 大さじ1と1/2
- 粉山椒 小さじ1/2
【作り方】
- ささみの筋を取り、フォークで全体に穴を開けます。
- ボウルに移し、塩麹と粉山椒をもみこみます。
- ラップをして冷蔵庫で1時間寝かせます。
- (3)をラップで1本ずつ包み、両端をキャンディのように包みます。
- 熱湯に(4)を投入し、火を止め、浮かないように沈めて27分放置します。
- 冷水で粗熱を取ったら完成です。
塩麹と粉山椒で下味をつけたささみ鶏ハムのレシピです。淡白になりがちなささみの鶏ハムですが、こちらのレシピなら風味豊かに、パンチある味わいに仕上がります。1人分でカロリーは149kcal、糖質は3.1gと非常に低いので、糖質制限中の方にもおすすめです。
鶏ささみの生姜ハム
【材料】
- 鶏ささみ 1枚
- 生姜 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- ごま油 大さじ1
- 醤油 小さじ1
【作り方】
- 鶏ささみは筋を取って、フォークで両面に穴を開けます。
- 保存袋に(1)を入れ、すりおろした生姜と材料Aを入れて揉み込みます。
- ジッパーを閉め、できるだけ空気を抜き、15分ほど寝かせます。
- 鍋に湯を沸かし、(3)を入れて火を止めます。
- そのまま30分放置し、食べやすい大きさに切ったら完成です。
生姜を効かせた漬け込みダレが味の決め手になった鶏ハムを紹介しました。生姜には体の代謝を高め、脂肪を減らす効果があるため、ダイエット中の方に絶大的な人気を誇るレシピです。
ささみの中華風ハム
【材料】
- 鶏ささみ 6本
- 卵 2個
- 塩こしょう 少々
- A酒 大さじ2
- Aみりん 大さじ2
- A砂糖 大さじ1
- A醤油 大さじ3
- Aしょうがすりおろし 小さじ1
- Aにんにくすりおろし 小さじ1
【作り方】
- 鶏ささみは筋を取ります。
- 卵は熱湯で7分茹で、半熟のゆで卵を作ります。
- (1)を観音開きにして包丁の背でたたき、塩こしょうを両面にふって下味を付けます。
- 長辺を横にして、縦に3枚並べ、手前からくるくる巻いてロール状にします。
- これをもう1本作り、巻き終わりを下にして耐熱容器に並べます。
- 材料Aを注ぎ入れ、ふんわりラップをかけて600Wのレンジで3分加熱します。
- 取り出して上下を返し、ラップをかけてさらに2分加熱します。
- レンジから取り出してゆで卵を入れ、調味液を絡めて粗熱を取ります。
- 食べやすい大きさに切り、皿に盛りつけたら完成です。
しっとした食感のおかずがあっという間に完成する簡単レシピです。ささみは加熱しすぎると固く、パサパサになるので、加熱時間は様子を見ながら調整しましょう。しっかりと調味液に浸かるようにするとしっとり仕上がります。
レモンでさっぱり鶏ハム
【材料】
- 鶏ささみ 6本
- ベビーリーフ 10g
- レモン 1個
- ミニトマト 2個
- 砂糖 小さじ1/2
- 塩 小さじ1
- 黒こしょう 少々
【作り方】
- 鶏ささみは筋を取り除き、観音開きにします。
- 両面をフォークで刺して全体に軽く穴を開け、砂糖、塩を全体にすり込みます。
- ラップを敷いて、(2)を3本おき、くるくると巻いたら空気が入らないように包みます。
- 両端をキャンディー状に片結びをして縛ります。
- 残りの3本を同様に水が入らないようにしっかり包み、アルミホイルで軽く包みます。
- 沸騰した熱湯に入れ、再沸騰したら1分弱火で加熱し、火を止めて蓋をします。
- そのまま30分余熱で火を通します。
- 取り出して食べやすいように切り、お皿に盛り付けます。
- ミニトマト、ベビーリーフ、レモンを盛り付け、黒こしょうをかければ完成です。
レモンを隠し味に加えた爽やかな鶏ハムです。爽やかなレモンの風味で、食欲がない時も食べられそうです。動画のようにレタスやトマトなどと一緒に盛り付けたら、簡単に見栄えの良いひと皿が完成します。
鶏ハムのネギごま油
【材料】
- 鶏ささみ 6本
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/2
- ネギ 1本
- ごま油 大さじ3
- 柚子胡椒 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/2
- 黒こしょう 少々
【作り方】
- 鶏ささみは厚さが均一になるよう切り開き、全体をフォークで刺します。
- 塩、砂糖を振り、よく揉み込みます。
- 広げたラップの上におき、端から巻いてキャンデーのように包みます。
- 端を輪ゴムで止めます。
- 鍋で沸かした湯の中に入れ、再沸騰後1分加熱したら蓋を閉めて火を止めます。
- 余熱で30分おいて火を通し、湯から取り出して冷蔵庫で冷やします。
- ネギをみじん切りにします。
- (7)をボウルに入れてごま油、柚子胡椒、塩を加えて混ぜ合わせます。
- ラップを外し、適当な厚さにスライスして器に盛りつけます。
- 上からたっぷりのネギゴマ油をのせて黒こしょうを振りかけたら完成です。
茹でたらほったらかしておくだけの簡単レシピで、しっとりした食感の鶏ハムを作りましょう。こちらのレシピは出来上がった鶏ハムを柚子胡椒を加えたソースで、スパイシーにアレンジしました。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにも人気です。
中華風ささみキュウリ
【材料】
- ささみ鶏ハム 3本分
- きゅうり 1本
- Aごま油 大さじ1
- A酢 大さじ1
- Aラー油 小さじ1
- A豆板醤 小さじ1
- A醤油 大さじ1
- ごま 大さじ1
【作り方】
- きゅうりは縦半分にして斜め切りにします。
- 鶏ハムは食べやすく裂きます。
- 材料Aを混ぜ、(1)と(2)を入れて和えます。
- 器に盛り、ごまをかけたら完成です。
作った鶏ハムをそのまま食べるのに飽きたら試して欲しいおすすめ人気アレンジです。ピリっとした辛さがビールのお供にも最適です。子供が食べる場合は、ラー油と豆板醤は外して別に添えるとよいでしょう。簡単に作れる絶品おつまみになっているので、ぜひお試しください。
鶏ハムチーズ春巻き
【材料】
- ささみ鶏ハム 8本
- 塩こしょう 少々
- 酒 大さじ1
- 明太子 1腹
- スライスチーズ 4枚
- 春巻きの皮 8枚
- 水溶き小麦粉 少量
- サラダ油 適量
【作り方】
- 鶏ハムは細かく裂いておきます。
- 春巻きの皮にスライスチーズ、(1)、明太子をのせて巻きます。
- 巻き終わりは水溶き小麦粉で留めます。
- 170度に熱したサラダ油できつね色になるまで揚げたら完成です。
あっさりとしたささみの鶏ハムをボリューミーに味わうなら、こちらの春巻きアレンジがおすすめです。明太子とチーズの塩気がマッチし、何本でも食べられそうな美味しさです。鶏ハムさえできていれば、あとは春巻きの皮で包めば簡単に作れます。冷めても味が変わらないので、お弁当にも人気です。
ささみの鶏ハムスティック
ささみの鶏ハムをスティック状に食べやすく作ったアレンジレシピです。作り方ははちみつとクレイジーソルトをもみこみ、ラップにのせて空気が入らないようにスティック状に巻きます。沸騰したお湯に投入して5分程放置し、冷蔵庫で冷やしたら完成です。片手でも食べやすいので、小さな子供のおやつにも最適です。
ささみ鶏ハムの人気レシピにチャレンジしてみよう!
今回はささみで鶏ハムを作ってみました。胸肉よりもさらにハムハムしい見た目になってますね(●・8・●)
— ゆ∩(・ω・)∩い (@yuimekki) May 5, 2020
一晩漬けた味玉とカレーを一緒にいただきます|c|| ͡°. ͜ʖ ͡° ||👍🍛 pic.twitter.com/yOJ57LSVEX
ささみを使った鶏ハムレシピを紹介してきました。熱湯で茹でたり、レンジや圧力鍋で作るなどさまざまな方法がありますが、基本的にほったらかし調理が可能で、思った以上に簡単に作れます。上手に作るコツは加熱しすぎないようにすることだけです。レシピ通り作れば、しっとり美味しい鶏ハムができるので、ぜひチャレンジしてください。
高たんぱく、低脂肪、しかも美味しいといいこと尽くめの鶏ハムがあれば、何かと活躍間違いなしです。記事内で紹介したサラダや春巻き以外にも、チャーハンやパスタ、ラーメン、サンドイッチなどのさまざまな料理に使い回すことができます。多めに作って冷蔵庫にストックしておくと良いでしょう。