大根スムージーのおすすめレシピ！ダイエット効果は？りんごやバナナを活用

スムージーを美容や健康のために飲んでいる人が増えていますが、痩せたという口コミもある大根スムージーが注目されています。スムージーというと、果物や緑黄色野菜を使うイメージがありますが、大根も材料になります。大根スムージーは、果物にも野菜にも合わせて作りやすい点も特徴です。

ダイエットに効果的な大根の成分をおさえ、美味しく飲める大根スムージーの作り方をみていきましょう。

大根おろしを食べると、辛いと感じることがあります。この辛み成分は、大根の細胞が壊されて出てくるイソチオシアネートという成分です。抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除き代謝を促進します。そのまま食べるよりも、大根スムージーや大根おろしのようにすりつぶして辛みを出す方が、代謝を上げやすくなるのです。

大根には、消化を促進する酵素も含まれています。消化酵素も、代謝を上げるイソチオシアネートも、熱には弱いのが弱点です。この両方を上手く摂り入れるためにも、生のまま口にできる調理法が大切です。こうした点から、すりつぶして、生の状態で飲める大根スムージーが代謝を高めて痩せやすい体づくりにおすすめなのです。

大根には、腸の環境を整える食物繊維もたっぷりと含まれています。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含むが特徴です。水溶性食物繊維は体内の水分を保ち、不溶性食物繊維は便の量を増やす働きがあります。便秘気味で薬に頼っているなら、大根を食べる方が体には優しく便通の改善が望めるでしょう。

大根の消化酵素、辛み成分のイソチオシアネートで代謝をアップし、食物繊維が排便を促します。大根スムージーを飲み続けることで、太りやすい体を改善して、ダイエット効果にも期待できます。大根は細かく切って冷凍しておけば、毎朝でも簡単に大根スムージーを作れて、食物繊維も余すことなく摂り入れられます。

合わせる具材で甘味を加えたり、味を変えたりできる簡単な作り方の大根スムージーなら、続けて飲みやすいでしょう。大根のダイエットに効果的な成分を上手に摂り入れるためにも、大根スムージーがおすすめです。

【材料】

• りんご：1個
• 大根：5cmくらい
• 水：100cc
• 塩：ひとつまみ

1. りんごは芯を取り、一口サイズに切り、大根は皮をむいて小さく切ります。
2. 塩をひとつまみ、1に振りかけよくもみこみます。
3. ジューサーに2と水を入れて、撹拌して出来上がりです。

大根の辛みやにおいが、りんごでやわらぎ、さらっとした飲みやすい大根スムージーです。りんごにも食物繊維やビタミンが含まれており、整腸作用をサポートしてダイエット効果も期待できるでしょう。風邪気味や少し寒気がするような体を温めたい日には、水ではなくお湯を加え、しょうがのすりおろしを加えるアレンジレシピもおすすめです。

【材料】

• 大根：100gほど
• いちご：8粒

1. 大根をすりおろし、ミキサーに入れます。
2. ヘタをとり、半分にカットしたいちごを1に加えて、撹拌します。
3. よく混ざったものを鍋で少し温めて、出来上がりです。

大根といちごだけで作れる、簡単な大根スムージーです。ミキサーによっては、水分を加えないとうまく回転しない場合があります。その場合は、大根をおろして汁まで残さずに加えてださい。温めなくても飲める大根スムージーですが、少し温めると目覚めたばかりの体には優しいです。甘酒を加えて甘味を足す作り方もおすすめです。

【作り方】

• 大根：1/8本くらい
• 大根の葉：2～3本
• ミカン：1個
• バナナ：1本
• 水：100cc

1. 大根の葉を洗って、適当な長さに切りミキサーに入れます。
2. 大根は皮をむいて細かく切り、ミキサーに入れます。
3. ミカンは皮をむいて房に分け、バナナは皮をむいて細かく切って2に加えます。
4. 全体がなめらかになるまで撹拌したら、出来上がりです。

大根の葉まで使った大根スムージーです。大根の葉にも、栄養成分がたっぷりと含まれています。大根とミカンは水分が多めで、加える水の量が少なくても飲みやすいスムージーが作れます。ミカンとバナナの甘さの後にほんのりと大根の香りがするくらいで、大根スムージーを初めて飲む人にもおすすめです。

大根とキャベツを蒸してから加え、柿とはちみつで甘味を加えた大根スムージーのレシピです。蒸す代わりに、電子レンジで加熱する作り方でも、胃の負担が軽く消化しやすい大根スムージーになります。ぬるま湯を加えた温かなスムージーなので、秋から冬にかけて、寒さが厳しくなる朝におすすめです。

【材料】

• スイートコーン：1缶
• 大根：400g
• 豆乳：300cc
• 塩：少々

1. 大根は皮をむいて薄く切り、ミキサーに入れます。
2. コーン缶を汁ごと1に加えます。
3. 塩少々と豆乳も加えて、撹拌します。
4. 全体がなめらかになったら出来上がりです。

コーンスープのように飲める大根スムージーです。豆乳に代えて牛乳でもよく、温めてスープにすれば、食事と合わせて味わうのもおすすめです。大根のにおいが苦手な人にも、コーンの味で飲みやすい大根スムージーでしょう。

【材料】

• 大根：1/8本
• シソ、みつば、大根の葉など
• 味噌：大さじ1
• 白だし：大さじ1/2
• プロテイン：大さじ1くらい
• 水：200cc
• 白ごま：大さじ1/2

1. 野菜は細かく切って、ミキサーに入れます。
2. 調味料、プロテイン、水、白ごまを加えて、ミキサーを撹拌させます。
3. 全体がなめらかになったら、出来上がりです。

季節の野菜で作る大根スムージーです。プロテインは味のついた飲みやすいものもありますが、スムージーに加えてしまうと、より飲みやすくなります。大根や野菜のにおいは味噌で抑えられ、白だしの風味で冷やした味噌汁として、夏の食事と合わせてスープのようにも味わえるでしょう。

スムージーの定番材料のバナナと牛乳に、大根とヨーグルトを加えたレシピです。牛乳を電子レンジで温めてから、大根とバナナと合わせてミキサーで撹拌します。冷たいバナナスムージーが多いですが、ほんのり温かなバナナ入り大根スムージーです。大根が辛いようなら、なるべく葉に近い部分を使うと辛さを抑えられるでしょう。

大根、ニンジン、リンゴ、ほうれん草に生姜と牛乳を加えた大根スムージーです。色はほうれん草のグリーンですが、リンゴとニンジンがまろやかな甘味を加えています。大根、リンゴ、生姜で新陳代謝を上げて、ニンジンとほうれん草で濃い野菜の栄養も摂れます。野菜は小さくカットして、冷凍しておくとスムージー作りに活用できます。

大根、ニンジン、リンゴを細かく切って、牛乳を加えた大根スムージーです。それぞれの材料の分量は好みで調整して、甘味が欲しければはちみつを加えてください。材料の粒々が見えなくなるくらいまで、撹拌してすりつぶすと、胃の負担にならず消化しやすくなります。出来上がった大根スムージーを、少し温めて飲むのもおすすめです。

大根スムージーのおすすめレシピをみてきました。大根の栄養やダイエットに効果的な成分を摂り入れるためには、ミキサーですりおろしてしまう大根スムージーが向いています。気になる辛みやにおいも、果物や牛乳などを合わせると、飲みやすい大根スムージーが作れます。レシピを参考に、大根スムージーを作って味わってみてください。