白菜入り豚汁の人気レシピ！豚肉・野菜などの具をたくさん入れれば栄養満点

豚汁は一杯で肉や野菜が豊富にとれる栄養満点の料理です。定番の大根や人参、ねぎのほか、地域によってよく獲れる特産品などさまざまな具材が使われます。その中で、白菜やキャベツといった葉物の野菜を入れて作る地域もあります。

白菜は入れるだけで豚汁を簡単にボリュームをアップさせてくれます。白菜入り豚汁の基本の作り方や具材をアレンジしたレシピなどを紹介します。

• 豚薄切り肉…100g
• ごぼう…10cm
• こんにゃく…1/4枚
• 人参…2～3cm
• 大根…5cm
• じゃがいも…1個
• 白菜…1枚
• 豆腐…1/4丁
• 長ねぎ…10cm
• サラダ油…大さじ1/2
• だし汁…3カップ
• 味噌…大さじ2前後
• 胡椒…少々
• 長ねぎ(小口切り)…適量
• 七味唐辛子…少々

白菜入り豚汁のメイン食材となるのは白菜と豚肉です。その他は味噌汁で定番の豆腐やねぎ、大根など好きな具材を入れられます。野菜であれば根菜や葉物類など何でも入れられるので、冷蔵庫で余っている野菜を活用できます。地域や家庭によってはじゃがいもや里芋などの芋類を入れるところもあります。

1. ごぼうはささがきにし、水洗いして水気を切ります。
2. こんにゃくは5mmほどの太さで細切りにします。
3. 大根は3～4mmほどの厚さのいちょう切りにします。
4. 人参は3～4mm厚さの半月切りにします。
5. 白菜はざく切りにします。
6. 長ねぎは1.5cmの長さに切り、薬味用の長葱は青い部分を小口に切りにして水で洗い、水気を切ります。
7. 豚肉は3cm幅に切ります。
8. じゃがいもは皮を剥いて水にさらしておき、鍋に入れる直前で一口大に切ります。

下ごしらえの段階では、野菜類を切って水でさらしたり、具材によっては軽く下茹でをします。具材は小さめに切れば火の通りは早くなり出来上がりも早くなります。大きく切れば煮込む時間は長くなりますが、食べ応え抜群の豚汁になります。

1. 鍋に油を熱し、豚肉とごぼうを強火で炒めます。
2. 肉豚の色が変わったら、こんにゃく、大根、人参を炒めます。
3. 具材に火が通ったら出し汁を加え、いも、ねぎ、白菜を加えて野菜が柔らかくなるまで煮ます。
4. 火を弱めて味噌を溶かし入れ、豆腐と葱を加えます。
5. 沸々と煮立ったら、火を止めて胡椒を振ります。
6. 器に盛って薬味の葱を散らし、好みで七味唐辛子を振って完成です。

作る上で豚肉や根菜類を先に炒めておくと、早く火が通って煮込み時間が短くなり、アクが出にくくなります。白菜やねぎは好みの柔らかさになるまで煮込みましょう。長時間煮込む場合は火加減に注意します。味噌を入れてからはグツグツと沸騰させないよう火加減に注意しながら、弱火で温めます。

白菜入り豚汁を作る上でのポイントは、野菜の大きさを切り揃えておくことです。切り方は決まっていませんが、大きさを揃えておくと火の通りが一定になり、ムラが出にくくなります。白菜は葉と茎をわけてざく切りにしておくと良いでしょう。

また、基本的な味付けは味噌になりますが、隠し味に胡椒を少々加えるとアクセントのきいた豚汁になります。辛さが目立つまで入れず、ほんの少し風味を感じるまで入れるのがポイントです。

【材料】

• 大根…1/2本
• 人参…1/2本
• ごぼう…1/2本
• 豚バラ肉…1パック
• 白菜…1枚
• 豆腐…半丁
• しらたき…100g
• 長ねぎ…1/2本
• だし汁…適量
• みりん…適量
• 味噌…適量
• 醤油…適量
• ごま油…適量

1. 大根はいちょう切り、人参は半月切りに、ごぼうは斜め切りにします。
2. 鍋にだし汁を入れ、大根、人参、ごぼうを入れて火をかけて煮ます。
3. ざく切りにした白菜、しらたきを鍋に入れます。
4. 野菜が煮えたら長ねぎを入れ、4等分にした豚肉を1枚ずつ剥がしながら鍋に入れます。
5. 豚肉の色が変わったら、みりんを加え味噌を溶き入れます。
6. 火を弱めて味をみながら味噌を足します。
7. 豆腐を好みの大きさに手でちぎりながら入れます。
8. 醤油、ごま油を加え、豆腐とねぎに火が通ったら完成です。

具材を切って入れ、煮込むだけの簡単豚汁です。根菜類だけあらかじめ切っておき、白菜や豆腐は鍋の煮込み具合を見ながら切って入れるので、効率的に作ることができます。味噌だけでなく隠し味にみりん、醤油、ごま油を加えることで風味がアップし、お店で食べるような本格的な味の豚汁になります。

【材料】

• 大根…5cm程度
• 人参…1本
• たまねぎ…1/2個
• じゃがいも…1個
• 白菜…適量
• だし…大さじ4
• 豚こま肉…1パック
• 合わせ味噌…適量
• 赤味噌…適量

1. 大根は皮を剥いて角切り、人参は皮を剥いて半月切り、玉ねぎはスライスし、じゃがいもは皮を剥いて角切りにしてそれぞれ鍋に入れて火にかけます。
2. ざく切りにした白菜を入れて煮込みます。
3. だしを加えて混ぜながら煮込みます。
4. 豚こま肉を加えて混ぜ、アクを取りながら煮込みます。
5. 合わせ味噌と赤味噌をそれぞれ溶き入れます。
6. 味見をして味が決まれば完成です。

白菜や定番の大根、人参だけでなく、玉ねぎやじゃがいもも加えた具沢山の豚汁です。豚肉や野菜の旨味が溶溶け込み、合わせ味噌と赤味噌の二種類の味噌の味でコクが深くなっています。じゃがいものおかげで食べ応えも抜群です。具材を加えて煮込むだけでできるので、家庭で簡単にできます。

白菜をはじめとした定番の野菜に、厚揚げとさつまいもを加えた具沢山の豚汁です。野菜の旨味に加え、さつまいもの甘みが染みています。さつまいもは煮崩れしないように最後に入れ、甘味が出てとろけた頃が食べ時です。また、豚肉も定番のバラ肉ではなく火の通りやすいしゃぶしゃぶ用の肉を使用しています。ほんのりした甘みが子供にも人気です。

豚肉と白菜、豆腐に、冷蔵庫で余っている有り合わせの野菜を加えて作る豚汁です。定番の具材はなくても、キャベツやかぼちゃ、いんげん豆、キノコ類など、さまざまな野菜で作れます。そのため、家庭で余っている野菜類の消費に役立ちます。煮込む前にごま油で炒め、仕上げにも少量入れることで香りもよくなりコクがプラスされます。

白菜入りの豚汁に生姜を加えた新定番の豚汁です。香りや風味もさっぱりとよく、身体が温まります。寒い冬の時期におすすめです。生姜は刻んだもので食感を加えても良いですし、チューブのおろし生姜で簡単に作っても美味しいです。味噌の他に酒や醤油も加えており、味が深い豚汁になっています。

鍋を使わず電子レンジで作る白菜入りの豚汁です。火の通りが一定でしっかりしており、火加減を見なくても簡単に作ることができます。時間がない時や、豚汁を始めて作る人にもおすすめです。

電子レンジで加熱した後は冷蔵庫で冷やし、4～5日保存ができますので、作り置きしておいて翌日の朝や昼に食べることもできます。火の通りを良くするため、具材は小さめに切っておくのが良いでしょう。

白菜を加えて作る人気の豚汁レシピを紹介しました。白菜の食感や甘味は味噌と豚肉によく合いますので、豚汁との相性は抜群です。ボリューム満点で食べ応えもあり、満足感が高い豚汁になります。白菜のほか定番具材だけでなく冷蔵庫に余っている野菜を加えることで、付け合わせの汁物としてだけでなく、メインのおかず味噌汁としても使えます。

いつも作る定番の豚汁に白菜を加えて、ボリュームと栄養満点の豚汁を作ってみてください。