テールスープの絶品レシピ！何度でも食べたくなるアレンジも！

テールスープは、さっぱりしていながらも味に深みがあります。長時間煮込まれた牛テールは、肉もホロリと柔らかく、食べ応えがある人気のスープです。また、たんぱく質とコラーゲンも豊富に摂れるので、美容や健康を気遣う人におすすめです。テールスープは下ごしらえに手間がかかるイメージがありますが、家庭でも簡単にできてしまいます。

本記事では、テールスープの基本的な作り方と簡単アレンジレシピをまとめました。テールスープに合う人気献立も紹介します。ぜひ参考にしてください。

【材料】

• 牛テール…600g 
• 水…1500ml
• 塩…大さじ1
• A料理酒…40ml
• A塩…大さじ1/2
• 水…1500ml
• Bねぎの青い部分…1本
• Bセロリ (葉)…1本
• B玉ねぎ…1/4個
• B生姜…20g
• 料理酒…大さじ1
• Cみりん…大さじ1
• C塩…小さじ1
• C黒こしょう…小さじ1/4
• 小ねぎ (小口切り) …適量
• 黒こしょう…適量

1. 牛テールを冷水に1時間程つけて血抜きをします。
2. 鍋に1を加えて、水を入れます。
3. 強火にかけて、沸騰させます。
4. 沸騰したら中火にし、10分ほど茹でます。
5. 流水でよく洗って、アクを洗い流します。
6. バットに移しAをふりかけ、ラップをして30分程おいて下ごしらえの完成です。

テールスープの下ごしらえは、牛テールの下茹でをすることです。はじめに、冷水につけて血抜をすると、茹でる際にアクが出にくくなります。テールスープをすっきりとした味わいに仕上るためにも、時間があるときは一晩、冷蔵庫に入れてしっかりと血抜きを行ってから下茹ですると良いでしょう。

1. 鍋に下ごしらえをした牛テールと水、Bの材料入れ、強火にかけます。
2. 沸騰したら、アクや表面に浮いた脂を取り除きます。
3. 弱火にし、蓋をしてそのまま2時間煮込みます。
4. 牛テール以外の材料を、取り除きます。
5. Cを加えて蓋をして、中火で30分煮込みます。
6. 器に盛り付け、お好みで小ねぎ、黒こしょうをふりかけ完成です。

紹介したテールスープのレシピでは普通の鍋を使用していますが、圧力鍋を使うと簡単に作る事ができます。本格的なテールスープが短時間でできるので、忙しい時におすすめです。

牛テールの血はテールスープの臭みの原因になるため、下ごしらえはしっかり行ってください。また、テールスープを煮込んだ時に出るアクや表面に浮いた脂も、こまめに取り除きましょう。テールスープは、煮込み時間が長くなると水分が蒸発します。水分が少なくなったらその都度、水を足してください。

【材料】

• 牛テール…4個
• 玉ねぎ…2個　
• セロリ…2本
• 人参…2本
• ニンニク… 2かけ (みじん切り)
• ベイリーフ … 2枚
• タイム… 4-5本 
• Aホールトマト…1缶 (400g)
• A赤ワイン…200cc         
• Aマギーブイヨン…2つ
• Aトマトピューレ…大さじ2 
• Aケチャップ…大さじ3 
• Aウスターソース…大さじ1
• A砂糖…小さじ1
• 黒コショウ…適宜
• 塩…適宜
• パセリ…適宜

1. 牛テールの水分をふき取り、軽く塩コショウして、小麦粉をまぶします。
2. 野菜を粗みじんにします。
3. 1を中温で表面に焦げ目をつけます。焼けたら別皿に移します。
4. 3の圧力鍋に野菜とにんにくを加えて玉ねぎが透明になるまで炒めます。
5. ベイリーフ、タイム、先ほど焦げ目をつけた牛テールを鍋に入れます。
6. Aの材料をすべて加えます。
7. 蓋をして、40分加熱します。
8. 蓋を開けて、一度味見をして、塩、コショウで好みの味に整えます。
9. そのまま少し煮詰めて、完成です。

テールスープを本格的なシチューにアレンジした人気レシピです。いつもとは違うこってりとしたテールスープを味わいたい、という人におすすめです。残ったソースはデミグラスソースとして、さまざまな料理に活用できます。

【材料】

• 牛テール…500g　　　　　
• 玉ねぎ…150g　　　　　
• 人参…150g　　　　　
• セロリ…100g　　
• にんにく…3片　
• トマト…1個　
• Ａトマトペースト…小さじ2杯
• Ａタイム…4本
• Ａローリエ…2枚　
• 赤ワイン…500g　　　　　　　
• フォンドヴォー…200g
• 水…分量外
• 油…適量
• バター…適量

1. 野菜を適度な大きさにカットします。
2. 大き目にカットしたトマトを小さめのボウルに入れ、Ａを加えます。
3. 牛テールに軽く塩コショウして、小麦粉をまぶします。
4. 油をひいたフライパンに3を入れ、表面に焦げ目をしっかりつくまで焼きます。
5. 焼けたら別皿に移します。
6. 4のフライパンに野菜とにんにくを加え、塩をふり軽く炒めます。
7. 2を加えて、さらに炒めます。
8. 全体的に火が通ったら、赤ワインを加えてアルコールを飛ばします。
9. 表面のアクを取り除きながら、沸騰させます。
10. 深い鍋に牛テールと8を入れ、フォンドヴォーを加えて煮詰めます。
11. 蓋をして、オーブン(150℃~180℃)で3~4時間煮込みます。
12. こし器で出汁をこして、濃度がつくまで煮詰めます。
13. 煮詰めたソースを牛テールを同じボウルに入れて、1日寝かせます。
14. 13を鍋に入れて、温めます。
15. 14で温めたソースを小鍋に入れ替え、バターを加えて煮詰めます。
16. お皿に盛り付けて完成です。

赤ワインでじっくりと煮込んだ、本格的なテールスープのアレンジレシピです。ワインの酸味に野菜のうまみも加わり、プロが作る様な本格的な味が完成します。

【材料】

• 牛テール…250g
• タマネギ…1個(250g)
• ショウガ…10g
• 水…1.5L
• 醤油…大さじ1
• 胡椒…：少々
• ネギ…適量

1. 鍋に牛テールとタマネギ、ショウガ、水を入れて火にかけます。
2. 沸騰したら弱火にして、3時間煮込みます。
3. 醤油と胡椒を加えます。
4. 気に盛り付けて、白髪ねぎを乗せて、胡椒を振りかけて完成です。

テールスープを和風仕立てにアレンジした人気レシピです。シンプルな味付けで、牛テール本来のうまみを堪能できるテールスープです。白髪ねぎをたっぷり乗せて食べるのがポイントです。醤油風味のさっぱりとしたテールスープを味わいたい、という人におすすめです。

スパイスが効いたテールスープは、人気のジャマイカ料理です。トマトホール缶に野菜を加えた、ボリュームがあるテールスープが楽しめます。ジャマイカ料理にかかせない、ジャークシーズニングという辛みがあるオールスパイスを入れるのがポイントです。エスニック風のテールスープを味わいたい、という人におすすめです。

テールスープに合わせたいおすすめの献立を紹介します。具体的な献立メニュー例を挙げますので、テールスープの献立作りに、ぜひ参考にしてください。

ごま油が効いたシンプルな味わいのチョレギサラダは、テールスープに合う人気の副菜です。具材は、レタスとキュウリを使っていますが、お好みの野菜にしても美味しく作ることができます。ドレッシングを、ふんわりと和えるのがポイントです。食べやすく野菜もたっぷり取れるので、テールスープにぜひ添えてみてください。

テールスープに合う料理は、具だくさんのビビンバです。焼肉のたれを使って、とても簡単に作ることができます。辛いものが苦手な人や、子どもがいる家庭では、コチジャンを入れなくてもおいしく仕上がります。栄養のバランスが良く、食べ応えもあるので、さっぱりとしたテールスープにぴったりな人気の一品です。

豆腐に卵と小麦粉の衣をつけて焼いた豆腐のジョンは、テールスープと相性が良い料理です。豆腐の水切りをしっかりする事がポイントです。豆腐の代わりに、じゃがいもやズッキーニを使ってもおいしく仕上がります。テールスープの副菜としてだけではなく、白いご飯のおかずやおつまみとしても使える人気メニューです。

テールスープのレシピとテールスープに合う献立を紹介しました。圧力鍋を使えば、テールスープはとても簡単に作ることができます。また、テールスープはストックすることが可能です。味付けや素材にアレンジを加えて、さまざまな食べ方が楽しめます。

深いコクのあるだしが出るテールスープは、おもてなしにも最適の一品です。ぜひ本記事を参考にして、テールスープを献立に加えてみてください。