ベーコン入りオムレツの簡単レシピ！ほうれん草やじゃがいもで旨さ倍増

ベーコン入りオムレツは朝食にブランチに、人気の洋食レシピです。本記事ではベーコン入りオムレツの基本の作り方と、ふわふわとろーり食感に作るためのコツを解説しています。また、じゃがいもやきのこなど野菜を加えて栄養満点、より旨味が楽しめる簡単アレンジレシピについても紹介します。

シンプルな材料で作るベーコン入りオムレツは、意外と作るのが難しいと感じている人も多いかもしれません。本項ではベーコン入りオムレツの基本的な作り方をまとめました。ふわふわに仕上げるための作り方のコツや、道具の選び方についても紹介していきます。

• 卵（2個）
• バター（小さじ1強）
• とろけるチーズ（大さじ2）
• ベーコン（2/3枚くらい）
• ケチャップ（好みで適量）

卵は一人前あたり、2個使うとふんわりと厚手のオムレツを作ることができます。チーズはお好みで入れなくても作れますが、入れることでとろけるような食感を楽しめ、適度な塩気を加えることでより美味しく仕上がります。

1. ベーコンを包丁でサイコロ切りか、細切りにしておく。
2. 耐熱容器に切ったベーコンを入れ、軽くラップをして電子レンジ500wで30秒温める。
3. フライパンにバターを溶かし、弱火から中火にして卵を流す。
4. 卵が少し固まってきたらベーコンとチーズを真ん中に入れ、三つ折りにするようにたたむ。
5. 巻き終わりを下にして形を整えたら出来上がり。

一人前のベーコン入りチーズオムレツの作り方です。中が半熟の状態で卵を折りたたみましょう。終始弱火の状態で形を作るのがポイントです。ベーコンの塩気があるので塩コショウがなくても美味しく食べられます。

ふわふわで美味しいベーコン入りオムレツを作るためのコツは、まず使用する道具に気をつけることです。フライパンは直径20cm程度のやや小さめで、フッ素樹脂加工されたものを使いましょう。小さい方がきれいな形が作りやすいです。また、形を整えるのにゴムベラを使うと便利です。

次に、卵液を作る時によく混ぜるのも美味しく作るコツです。白身のコシを切るようにしてしっかりと黄身と混ぜ合わせます。時間がある時はザルで卵液を濾すと、焼いた時の表面が滑らかになりよりきめ細かく仕上がります。

本項ではベーコン入りオムレツの簡単レシピを紹介していきます。まずはチーズが入ったタイプのオムレツの作り方を見ていきましょう。じゃがいもやキャベツなど家庭で常備しやすい野菜を加えたアレンジや、洋風や和風などチーズに合わせて美味しい味付けの異なるオムレツを集めました。

【材料】

• 玉ねぎ（1/2個）
• じゃがいも（2個）
• ベーコン（4枚）
• オリーブオイル（大さじ1）
• 卵（4個）
• 塩（小さじ1/4）
• コショウ（少々）
• ピザ用チーズ（大さじ3）
• パセリ（少々）
• ケチャップ（適量）

1. 玉ねぎは皮を剥き、包丁でみじん切りにする。
2. ジャガイモは皮を剥いて千切りにし、ベーコンも千切りにする。
3. フライパンに半量のオリーブオイルを熱し、ベーコン、玉ねぎの順に入れて玉ねぎがしんなりとするまで中火で炒め、火を止めて粗熱をとっておく。
4. 卵をボウルに割り入れ、炒めたベーコンと玉ねぎを加え、塩コショウを振り入れよく混ぜる。
5. フライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き取り、残りのオリーブオイルを入れ熱する。
6. フライパンに千切りにしたじゃがいもを敷き詰める。
7. フライ返しでジャガイモを押し付けながらカリッとするまで焼く。
8. 7の上にピザ用チーズをのせ、溶けるまでそのまま焼く。
9. チーズが溶けたら上から具入りの卵液を注ぎ加える。
10. フライパンのフタをし、弱火で12～15分程焼く。
11. 皿をあて、裏に返し焼き色が付くまでよく焼く。
12. 皿に盛り付け、パセリをトッピングしたらケチャップを添えて出来上がり。

千切りにしたじゃがいもをカリッとするまで焼いた、チーズ入りのオープンオムレツの作り方です。フライパンに敷き詰めたじゃがいもを焼くときには、フライ返しで上から押さえつけるようにして焼くとカリッとした食感に仕上がります。

ベーコンの塩気とチーズの塩気があるため、調味用の塩の量は適宜加減すると良いでしょう。じゃがいもと玉ねぎが入ることで食べ応えもばっちりの、ボリューミーなオムレツになっています。朝食やブランチの一品にもおすすめです。

見た目も味もとん平焼きにそっくりなオムレツの作り方です。具材にはベーコンとチーズのほか千切りのキャベツをたっぷりと使います。キャベツは先にしんなりするまで炒めるので、多くあってもカサが減り、ペロッと食べられます。

仕上げには好みで、ソースのほか、粉末カツオ節や青のり、マヨネーズをトッピングして食べてください。お好み焼きのような味わいが人気の一品です。

ふわふわ厚焼きで美味しい具沢山オムレツは、ベーコン、玉ねぎ、コーン缶を具材に入れたほんのり甘い味わいが美味しいオムレツアレンジです。ふわふわにする秘訣は隠し味の生クリームとマヨネーズにあります。少量加えるだけで卵がふっくらと厚焼きになって、食べ応えもあり美味しくなるのでぜひ試してみてください。

えのき茸のチーズオムレツは、チーズとベーコン、きのこの旨味を生かしたコンソメ味のオムレツアレンジです。えのき茸とベーコンは細かく切って、あらかじめバターで炒めておきましょう。バターを溶かしたフライパンに卵液を入れた後は、菜箸でざっくりと回すとふんわり仕上がります。

こちらはズッキーニとベーコンのシンプルな具材を使って作る、おしゃれなオープンオムレツです。ズッキーニは5mm幅くらいの輪切りにして、ベーコンと共に焼き目をつけておきましょう。卵液を流し入れた後は大きく混ぜ、半熟ぐらいになればお皿に取ります。卵に火を通し過ぎないようにするのが美味しく作るコツです。

パイ生地を使わず作るベーコン入りのチーズオムレツキッシュです。華やかな見た目になるので、ホームパーティーの一品やワンプレートの一品にしてもぴったりです。具材のブロッコリーとベーコンは同じ大きさの角切りにしておきます。ブロッコリーはあらかじめ電子レンジで加熱しておくと、時短料理になります。

グラタン皿の側面にオリーブオイルを塗って、焼き上がりに取り出しやすいようにしておきましょう。オーブンから取り出した後すぐはふんわりとしていますが、しばらくすると落ち着くので平らなスプーンなどを使って器からオムレツキッシュを取り出します。

続いてはベーコン入りオムレツおすすめアレンジのうち、チーズを入れないパターンの作り方を紹介していきます。野菜をたっぷり具材に加えたヘルシーなオムレツのほか、あんかけ和風オムレツや中華風オムレツなどユニークなアレンジをピックアップしました。

【材料】

• ほうれん草（1/2束）
• エリンギ（1本）
• 長ネギ（1/2本）
• ベーコン（2枚）
• 油（小さじ1、小さじ3）
• 塩コショウ（少々）
• しょうゆ（小さじ1/2）
• 卵（中サイズ4個）

1. ほうれん草は包丁でざく切りに、エリンギは薄切りにする。
2. 長ネギは斜め薄切りに、ベーコンは柵切りにする。
3. フライパンに油小さじ1を熱し、ほうれん草とエリンギ、長ねぎとベーコンを順に入れて炒める。
4. 具材がしんなりしたら塩コショウをふり、しょうゆを加えて全体を炒め合わせる。
5. 卵をボウルに入れてよく溶いたら、4の具材を加えて混ぜ合わせる。
6. きれいにしたフライパンに油小さじ3を熱したら、5の卵液を入れ全体を大きく混ぜながら焼き、二つに折って形を作り完成。

ほうれん草とベーコンのオムレツは、ベーコンの塩気と塩コショウにしょうゆを加えて味付ける和風オムレツの作り方です。エリンギや長ネギなど具材はあらかじめしんなりするくらいに炒めておくと、卵液をまとめやすくなります。カルシウムがたっぷり入って朝食にもぴったりのオムレツです。

こちらは旨味がたっぷり詰まったしめじと、甘い玉ねぎを具材に入れたふわふわのベーコンオムレツです。マヨネーズを卵液に加えることで、ふわふわの食感に仕上げます。ベーコンの塩気と具材の旨味甘みの組み合わせが好相性で、子供も大好きになる味付けです。

卵液をフライパンに入れたら外側が固まってくるので、手早くかき混ぜるようにすると空気を含みふんわり感が増します。中火で加熱し、外側が固まって中が半熟の状態で半分に折りたたみ成形しましょう。

ソーセージとじゃがいもを炒めて作るジャーマンポテトを、オムレツにアレンジしたレシピです。にんにくと塩コショウ、粒マスタードのパンチのある味わいで、ソースをかけずともそのままで美味しく食べられます。

成形する時はフライパンの柄を利き手で持ち、もう片方の手でフライパンと柄のあいだをトントンと叩いてくるんと包みます。ベーコンとソーセージ、じゃがいもがたっぷり入った食べ応えのある一品です。

ベーコンレタスの中華風オムレツは、いつものオムレツに飽きたら試してみたい鶏がら風味の一品です。シャキシャキしたレタスとカリカリに焼いたベーコンの合わせ技が美味しいです。ベーコンとレタスは食べやすく小さく切ってごま油と塩でもみながら和えることでカサが減り、卵液と馴染みやすくなります。

また、卵を焼く時に使う油もごま油を使えばより香ばしく仕上がり、食欲が増します。美味しく作るポイントは調味料で和えたベーコンレタスから出てきた水分をできるだけ切ることです。水分を切ることでできあがりのオムレツから時間が経っても汁が出るのを防ぎます。

上からかけるソースはケチャップ、ウスターソース、めんつゆを合わせて作りますが、醤油ベースの中華風ソースにしても美味しいでしょう。

えびの和風あんかけオムレツは、ぷりぷり食感のえびにベーコンとニラを合わせて作るオムレツです。甘酢あんをたっぷりかけて食べてください。むきエビは下処理をした後に水分をよくふき取っておきましょう。水分を取ることで臭みが出るのを防ぐことができます。

また、固くならないようえびの加熱し過ぎに注意するのも美味しく作るポイントです。仕上げには刻んだ青ネギを散らし、熱々の甘酢あんをたっぷり上からかけましょう。

アジアン調味料の魚醤を隠し味に使った、フィリピンの朝食風の野菜オムレツです。ベーコンの他に同じ大きさに切った人参、ピーマン、玉ねぎをたっぷり具材に使います。上手に巻くためのコツとしては、卵液を2回に分けて焼くことです。

始めに入れた卵液に半分くらい火が通ったら端に寄せ、残りの卵液を注ぎます。残りの卵液も半分くらい火が通ったら一度火を止めて、ゆっくり巻くようにすると失敗がありません。ナンプラーのエキゾチックな香りと風味が美味しい一品です。

ホテルの朝食のようなふわふわとろーり食感が美味しいベーコン入りオムレツは、老若男女問わず人気の洋食メニューです。本記事ではベーコン入りオムレツの基本の作り方と美味しく作るためのコツをまとめ、野菜を足して作る栄養満点のアレンジレシピについて紹介しました。朝食やランチにふわふわ美味しいベーコン入りオムレツを作りましょう！