玉ねぎを使ったオムレツの人気レシピ！ふわふわのコツからおすすめ具材も

食卓に並べるだけで鮮やかな黄色が目に映えるオムレツ。もちろん美味しく作ることができれば、食が進んで満足感も高まります。そのオムレツに欠かせない人気食材の一つに、玉ねぎがあります。本記事では、玉ねぎを使ったオムレツのアレンジレシピをまとめました。

玉ねぎと合う具材を使ったレシピやスパニッシュ風、ピザ風、オープンオムレツなどのアレンジレシピも登場します。どれもおすすめの人気レシピばかりのため、ぜひ参考にしてください！

玉ねぎを使ったオムレツの基本レシピを紹介しましょう。オムレツは慣れれば決して難しい料理ではありません。下準備と段取りを間違えず、コツさえつかめればプロの味に負けないオムレツを作ることも可能です。ふわふわに仕上げるコツも紹介するので、ぜひ試してみてください。

2人前

• 卵 3個
• 玉ねぎ 1/2～1個
• 塩コショウ 少々
• 牛乳大さじ1～2
• バター 15g
• オリーブオイル 適量

牛乳、バター、オリーブオイルを使うことで、洋風の甘くてコクのあるオムレツになります。卵の素材の味を感じてあっさりと食べたい場合は、牛乳もバターも使わず、サラダ油で仕上げても良いでしょう。

1. 玉ねぎをスライスかみじん切りにしてオリーブオイルをしいたフライパンで塩コショウを振って炒める。
2. 1を冷ます。
3. 卵をボウルに割り、1と牛乳を入れて卵白を切るようにしてしっかり混ぜる。
4. フライパンをよく温めてバターを入れたら2を投入して菜箸で30秒ほど混ぜる。
5. 焼き目が付てきたらきたら裏返して焼く。
6. 焼き目が付いたら完成。

玉ねぎだけを具材として使う場合は、上記のように卵自体に混ぜ込んで焼くのが良いでしょう。玉ねぎの他にひき肉や野菜などの具材を使用する場合は、卵とは別に調理し、薄焼き卵に乗せて畳むのが一般的です。ただ後述のスパニッシュやピザ風オムレツのように、具材を卵と混ぜて厚めに仕上げる方法もあります。

卵をフライパンなどで焼き上げる料理全般をオムレツと呼ぶため、国の名前を冠するものを除いては、形状や具材についての厳密な定義はないと理解して良いでしょう。

卵を割ってかき混ぜる際に、牛乳、生クリーム、酢、マヨネーズのどれかを入れておくと、オムレツを焼いたときにふわふわになります。洋食屋やホテルでは、牛乳か生クリームを使う例が多いようです。量は卵1個につき、小さじ2から大さじ1が目安です。

ただし、酢と牛乳や生クリームとでは味に開きがあるので、その点を考慮する必要もあるでしょう。何パターンか作ってみて、プロの味に負けないお気に入りを見つけてください。

玉ねぎを使ったオムレツで、他の具材を合わせて作る人気レシピを紹介します。卵や玉ねぎと相性が良い具材は数多く存在するので、色々なアレンジが楽しめます。早速詳しく見ていきましょう。

【材料】

• 卵 6個
• 玉ねぎ 1/2個
• ピーマン 1個
• ひき肉 200g
• 酒 大さじ1
• しょうゆ 大さじ1
• 砂糖 大さじ2
• サラダ油 適量
• 塩コショウ 少々
• バター 15g

1. 玉ねぎを1cmほどの粗みじん切りにする。
2. ピーマンのへたを取って1cm幅に切る。
3. サラダ油を入れて熱したフライパンに、1と2を入れて軽く炒める。
4. 3にひき肉を入れて炒める。
5. ひき肉の色が変わったら、酒、しょうゆ、砂糖を加えてさらに炒める。
6. 汁気がなくなるまで炒めたら、一旦取り出す。
7. 卵をボウルに割り入れてよく混ぜ、塩コショウを振る。
8. サラダ油とバターをしいて熱したフライパンに流し入れ、かき混ぜて半熟状にする。
9. 8に6を乗せて、卵が固まる様子を見ながらヘラを使って包み込んでいく。
10. フライパンごとひっくり返して盛り付けたら完成。

ひき肉と玉ねぎを使った定番のオムレツです。お好みで玉ねぎと相性が良いピーマンや人参を加えてください。レシピ通りだと卵もひき肉も多めになるので、必要に応じて量を加減してください。

【材料】

• 卵 4個
• 玉ねぎ 1/2個
• シュレッドチーズ 90g
• 動物性生クリーム(または牛乳) 大さじ1
• ケチャップ 適量
• 塩 少々
• バター 5g
• サラダ油 適量

1. 玉ねぎをみじん切りにして、油をしいた中火のフライパンで炒める。
2. 卵をボウルに割り入れて混ぜ、生クリームを加えてさらに混ぜる。
3. 1の玉ねぎの色が変わりしんなりしたら一旦取り出す。
4. 油をしいたフライパンに油とバターをしいて、2を入れたら菜箸でしっかり混ぜる。
5. 卵の底が固まり出したら、チーズと3を真ん中に乗せて、様子を見ながら畳み込む。
6. フライパンを裏返して皿に盛ってケチャップを塗って完成。

とろけるチーズを使った玉ねぎのオムレツです。子供にも大人気のおすすめレシピです。玉ねぎの甘味とチーズのまろやかさが絶妙にマッチします。生クリーム以外に牛乳やマヨネーズを代用してもふわふわの生地が出来上がります。

マヨネーズを使う場合は混ざりにくいため、時間をかけて混ぜてください。ライスとサラダをつければ、ランチに打ってつけです。

【材料】

• 卵 4個
• 玉ねぎ 1/4個
• ほうれん草 150g
• ツナ 1缶
• オリーブオイル 大さじ2
• 塩 小さじ1/3

1. 玉ねぎをスライスする。
2. 20秒茹でて冷水で締め、水気を切ったほうれん草を1cm幅に切る。
3. ボウルに卵を割り入れてよく混ぜる。
4. オリーブオイルをしいて熱したフライパンに1を入れて軽く炒めたら2とツナと入れ塩を振る。
5. 4が馴染んだら3を流し込んで混ぜながら炒める。
6. 馴染んだら一度皿にとって裏返してもう一度軽く焼く。
7. 形を整えて皿に盛ったら完成。

玉ねぎと相性が良いほうれん草とツナ缶が、食べ応えのある人気のオムレツです。卵を焼きすぎて固くしないように気を付けましょう。中が半熟くらいの方が、具材とよく絡んで美味しいでしょう。冷めても十分美味しいので、お弁当にもおすすめです。

玉ねぎを使ったオムレツは、様々なアレンジを利かせることが出来ます。具材を工夫するだけでなく、焼き方を変えても違った風味が味わえます。早速詳しく見ていきましょう。

【材料】

• 玉ねぎ 1/2個
• じゃがいも 中サイズ2個
• 卵 3個(Lサイズなら2個)
• サラダ油 大さじ2
• にんにくチューブ 2～3cm 
• 塩コショウ 少々

1. 玉ねぎをスライスし、じゃがいもは皮を剥いて細切りにする。
2. 中火で熱したフライパンに油をしき、にんにくチューブと1を入れてじゃがいもの色が変わるまで3分ほど炒める。
3. ボウルに卵を割り入れてよく混ぜ、粗熱を取った2を加えて混ぜ合わる。
4. 3に塩コショウを加えてさらに混ぜる。
5. 中火で熱したフライパンに油をしき、4を一気に流し込み、3分ほど焼く。
6. 5を裏返してさらに3分ほど焼いて完成。

玉ねぎとじゃがいものスパニッシュオムレツです。スペイン風のオムレツはじゃがいもを生地に入れて蒸し焼きにするのが特徴です。じゃがいもは太すぎると火が通りにくいので程よい大きさに切りましょう。具材に十分味が付いているため、そのままでも美味しいですが、お好みでケチャップをかけてください。

【材料】

• 卵 4個
• 玉ねぎ 1/2個
• じゃがいも 120g
• ウインナー 2本
• 赤パプリカ 1/4個
• オリーブオイル 大さじ3
• 塩 小さじ1/2
• コショウ 少々
• 粉チーズ 大さじ2
• パセリ 適量

1. じゃがいもの皮を剥き、1cm角に切って600ｗのレンジで2分間加熱する。
2. オリーブオイル大さじ1をしいて熱したフライパンに粗みじん切りした玉ねぎと1を入れて炒める。
3. 2に小さく切ったウ居ンナー、1cm幅に切った赤パプリカを加えて炒める。
4. 3に塩、コショウを振って炒めたら一旦取り出す。
5. ボウルに卵を割り入れてよく混ぜ、粉チーズを振って4を入れてよく混ぜ合わせる。
6. オリーブオイル大さじ2をしいたフライパンを熱して、5を流し入れて満遍なく混ぜる。
7. 蓋をして弱火で5分蒸し焼きにする。
8. 一度さらに取り、裏返して3分で焼いて皿に盛り、パセリを散らして完成。

じゃがいもとウインナー、パプリカを玉ねぎに混ぜたスパニッシュオムレツです。先ほどのスパニッシュオムレツよりもボリュームがあるので、育ち盛りの子供にピッタリです。玉ねぎは加熱すると甘くなるため、多めに入れても結構です。ランチや夕食のメインにも打ってつけです。

【材料】

• 卵 4個
• 玉ねぎ 1/2個
• じゃがいも 2個
• ベーコン 4枚
• ピザ用チーズ 大さじ3
• オリーブオイル 大さじ1
• 塩コショウ 少々

1. 玉ねぎをみじん切りにする。
2. じゃがいもの皮を剥き、千切りにする。
3. ベーコンを千切りにする。
4. フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を入れて加熱する。
5. 3、1を入れて中火で炒め、玉ねぎがしんなりしたら一旦取り出し粗熱を取る。
6. ボウルに卵を割り入れ、4を入れ、塩コショウを振って混ぜ合わせる。
7. オリーブオイル大さじ1/2をしいたフライパンに、2を敷き詰めて押さえ付けるように弱めの中火で焼く。
8. 7がカリッとしたら、ピザ用チーズを乗せて溶けるまで焼く。
9. 5を注ぎ入れて弱火で12～15分蒸し焼きにする。
10. 一旦皿にとって裏返し、フライパンに戻して焼き色が付くまで中火で焼く。
11. 皿に盛ってパセリを散らし、ケチャップを添えて完成。

玉ねぎによく合うベーコンを使ったスパニッシュオムレツです。先ほどのウインナーに比べるとベーコンの甘さが出るので、子供にも食べやすい人気レシピです。じゃがいもだけ単独でカリカリに焼くのがポイントです。チーズも多めにするとボリュームとコクが出てさらに美味しくなります。

【材料】

• 卵 6個
• 玉ねぎ6個
• 牛乳 80㏄
• キノコ類(シメジ、マッシュルーム、エリンギ、舞茸など) 100ｇ
• ニンニク 少量 　　
• パセリ 適量
• バター 20g
• オリーブオイル 適量

1. フライパンにオリーブオイル、バターを入れて加熱してから、キノコ類を入れて炒める。
2. しんなりしたら塩、にんにくのみじん切り、玉ねぎのみじん切りを加えて軽く炒める。
3. ボウルでよく溶いた卵でと牛乳を2に流し込んで煮込んで皿に盛り、パセリを振りかけて完成。

フランス料理風のオープンオムレツです。卵が多いためかなりの分量になります。中火から弱火で焼き加減をよく見ながらじっくり仕上げてください。おやつ感覚で食べれるオシャレなオムレツです。

【材料】

• 卵 5個
• ひき肉 100g
• チーズ
• 玉ねぎ 1/2個
• ピーマン 2個
• ミニトマト 4個
• オリーブオイル 適量
• 塩コショウ 少々
• ピザ用チーズ 20g

1. 玉ねぎをみじん切りにする。
2. ピーマンをみじん切りにする。
3. ミニトマトをヘタを取って半分に切る。
4. オリーブオイルをしいたフライパンを加熱して、1と2を入れて炒める。
5. しんなりしてきたら塩コショウを振る。
6. ボウルの中に卵割入れて溶き、5を入れて混ぜたら、さらにピザ用チーズを加えて混ぜる。
7. オリーブオイルをしいて加熱したフライパンに6を流し込み、3を乗せて蓋をし、蒸し焼きにする。
8. 火が通れば盛り付けて完成。

見た目がとても綺麗で明るいイタリア風のオープンオムレツです。卵が少し柔らかいうちに皿に盛る方が、美味しいでしょう。チーズもたっぷり乗せるのがおすすめです。フライパンはあらかじめよく加熱しないと卵がこびりつくことがあるので気を付けましょう。

【材料】

• 卵 2個
• ブロッコリー 適量
• ウインナー 4本

• 乾燥バジル 少々
• ピザ用チーズ 25g
• 生クリーム 大さじ1
• 片栗粉 少々
• 塩コショウ 少々
• すりおろし玉ねぎ 大さじ1
• ハム 1枚(ちぎる)

• ケチャップ 大さじ1
• ソース 大さじ1
• 生クリーム 大さじ1

1. 卵を耐熱用ポリ袋の中に割り入れ具材Aを入れて、よく揉み込んでおく。
2. ソースを耐熱用ポリ袋の中で混ぜ合わせておく。
3. 沸騰したお湯に1と2を投入して弱火で8分加熱する。
4. 空いたスペースでブロッコリー、ウインナーを茹でる。
5. 3を4と共に皿に盛り付け、3のソースをかけて完成。

本格的なオムレツがとても簡単に作れるおすすめレシピです。玉ねぎはすりおろしますが、一部スライスが混ざっていても美味しいでしょう。手が込んだように見える時短レシピです。忙しい人に打ってつけです。

【材料】

• 玉ねぎ 1/2個
• ピーマン 1個
• 人参 1本
• 食パン 1枚
• 卵 3個
• トマト(小) 1個
• 舞茸 1束
• ミックスチーズ 適量

1. 玉ねぎ、人参、ピーマンをみじん切りにする。
2. 食パンを小さくちぎる。
3. トマトを薄くスライスする。
4. 卵をボウルに割り入れてよく混ぜる。
5. フライパンに油をしき、弱火で加熱して4を流し入れ、2を散りばめる。
6. 1と舞茸を小さくちぎって入れ、ミックスチーズを散りばめる。
7. 固まってきたら裏返して焼き、火が通れば完成。

パンをちぎって使うピザ風のオムレツです。かなり斬新なレシピですが、玉ねぎと合う具材も多く、チーズも利かせるので間違いのない美味しさです。パーティーや家族の誕生日などに作ると喜ばれるでしょう。

玉ねぎとオムレツの人気アレンジレシピをまとめました。玉ねぎと卵は色々な具材と相性がよく、オムレツにすることで美味しく食べれるレシピが数多くあります。玉ねぎだけを使ったシンプルなものから、複数の野菜やウインナーなどを使ったボリュームのあるものまで様々です。紹介した中からお気に入りを見つけて、早速作ってみてください！