たけのことベーコンの人気レシピ！パスタや煮物にも！水煮の使い方も解説

たけのこは、コリコリとした食感が特徴的な春の食材です。煮物や炒め物にすると美味しく、使い勝手の良さからも人気があります。本記事では旬のたけのこと、旨みたっぷりのベーコンを使った人気レシピを集めました。和食から洋食まで、さまざまなたけのこ×ベーコンレシピを取り揃えています。ぜひ献立に合わせてチョイスしてみてください。

アレンジ自在のたけのこですが、下処理を苦手とする方も多いのではないでしょうか？そんな方におすすめしたいのが、たけのこの水煮です。水煮は下ごしらえが不要な上、水洗いするだけで料理に使うことができます。

ものによって白い粉のようなものが入っていることもありますが、これはチロシンというアミノ酸が結晶化したもので体に害はありません。チロシンにはストレス解消や集中力を高める働きが期待できるため、気にならなければそのまま調理してもよいでしょう。

市販の水煮は未開封の場合、3か月から1年ほど日持ちするといわれています。ただし、一度開封すると急速に劣化が進んでいきます。全てを使い切れない場合は保存容器にたけのこが浸るくらいの水を入れ、空気に触れないようにして冷蔵庫の野菜室などで保存します。

水を毎日取り替えると、4、5日ほど保存が可能です。それでも日が経つにつれて風味は落ちていくため、異臭や変色が見られた時は食べずに廃棄してください。

【材料】

• たけのこの水煮：100g
• そら豆（さや付き）：3本
• ベーコン：4枚
• スパゲティ：200g
• オリーブオイル：大さじ1
• 有塩バター：10g
• 醤油：大さじ2
• こしょう：少々
• 細ねぎ（刻み）：適量
• 温泉卵：1個
• かつお節：1袋
• スパゲティの茹で汁：大さじ2

1. たけのこは薄切りにします。
2. そら豆はさやから豆を取り出し、薄皮をむきます。
3. ベーコンは細切りにします。
4. 鍋に湯を沸かし、塩適量（分量外）、スパゲティを入れます。
5. 茹で上がり3分前にそら豆を加え、袋の表記時間1分前に取り出し、水気を切ります。
6. フライパンにオリーブオイルを熱し、1、3を入れて中火で炒めます。
7. スパゲティ、茹で汁、そら豆、バター、醤油、こしょうを加えます。
8. 汁気がなくなるまで炒め、器に盛って温泉卵をのせたら完成です。

たけのこ、そら豆、ベーコンを使った和風パスタを紹介します。旬の食材がたっぷり入っていて、春を感じる一皿です。そら豆はスパゲティとともに茹でると、調理時間の短縮になります。ぜひトロトロの温泉卵を崩しながら味わってみてください。

【材料】

• ベーコン：50g
• たけのこ（茹で）：好きなだけ
• パスタ：90g
• 塩：適量
• にんにく：1片
• パスタの茹で汁：適量
• トマト：1個
• パセリ：少々
• 粉チーズ：適量
• ブラックペッパー：適量
• オリーブオイル：適量

1. たけのこ、トマト、ベーコンは食べやすい大きさに切ります。
2. にんにく、パセリはみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイル10gを入れ、たけのこ、ベーコンを炒め、塩を振ります。
4. 焼き色がついたらにんにくを加え、炒めます。
5. パスタの茹で汁を加え、トマトを入れてつぶしながら加熱します。
6. 塩、パセリを入れ、火を止めます。
7. 1リットルの湯を沸かし、塩10g、パスタを入れて7分茹でます。
8. 茹で上がったパスタを6に入れ、粉チーズ、塩を加えて炒めます。
9. オリーブオイルを入れて乳化させ、皿に盛り付けます。
10. ブラックペッパー、パセリを散らしたら完成です。

生のトマトを使い、爽やかなパスタに仕上げました。ベーコンに塩気があるため、下味をつける際はたけのこにのみ塩を振りましょう。

たけのこは大きく切ると食感が良くなり、薄く切るとソースがなじんで味わい深くなります。どちらも美味しいのでお好みの切り方で作ってみてください。レシピでは茹でたけのこを使っていますが、市販の水煮でも同様に作れます。

【材料】

• パスタ：60g
• 塩：小さじ1
• たけのこ（茹で）：適量
• ベーコン：適量
• 醤油：小さじ1
• マヨネーズ：少々
• こしょう：ひと振り
• 青ねぎ（刻み）：適量
• ごま油：小さじ1

1. パスタ、塩、水適量を専用容器に入れ、袋の表記時間プラス4分レンジで加熱します。
2. フライパンにごま油を熱し、食べやすく切ったベーコンを炒めます。
3. 裏返したらたけのこを入れ、焼き目がつくまで炒めます。
4. 水気を切った1を加え、フライパンの端から醤油をまわし入れます。
5. 火を止めてマヨネーズを加え、混ぜ合わせます。
6. 皿に盛り、こしょう、青ねぎをトッピングしたら完成です。

たけのことベーコンのパスタにマヨネーズを加え、コクのある一皿に仕上げました。ごま油と醤油の香りが食欲をそそります。マヨネーズは火を止めてから入れると分離しにくいです。焼き目のついたベーコンが美味しく、香ばしい風味に食べる手が止まりません。

ランチや簡単なディナーにペペロンチーノを作ってみませんか？にんにくのきいたベーコンとたけのこが絶妙にマッチした一皿です。パスタは硬めに茹で、炒め合わせる段階で最終的に火を通します。めんつゆの代わりにコンソメを使えば、洋風にもアレンジできます。

【材料】

• たけのこ（生）：1個
• ベーコン：15g
• サラダ油：適量
• 塩：適量
• 米ぬか：1カップ
• Aアンチョビ（フィレまたはペースト）：1/2枚
• Aパン粉：15g
• Aバター（食塩不使用）：適量

1. 鍋にたけのこ、ぬか、浸る程度の水を入れ、中火で50分煮て1時間冷まします。
2. 1を薄切りにします。
3. ベーコンは細切りにします。
4. フライパンにサラダ油を入れて中火で1分加熱し、3を入れて3分炒めます。
5. 余分な油を拭き、Aの材料を入れてきつね色になるまで3分炒め、塩で調味します。
6. 別のフライパンにバターを中火で入れて溶かし、2を5分ほど色よくソテーします。
7. 6を皿に盛り、5をかけたら完成です。

生のたけのこを柔らかく茹で、ベーコンとともにソテーにしています。たけのこは茹でている最中に吹きこぼれる可能性があるため、大きめの鍋で茹でることをおすすめします。香ばしく炒めたパン粉とカリカリベーコン、コリコリのたけのこの食感が楽しい一皿です。

【材料】

• たけのこの水煮：200g
• 新玉ねぎ：1個
• ミニトマト：6個
• あさり水煮缶：小1缶
• ベーコン：50g
• 醤油：大さじ1/2
• 塩：適宜
• ブラックペッパー：適宜
• イタリアンハーブミックス：小さじ1/4
• オリーブオイル：大さじ1～2
• 湯：50cc

1. たけのこは縦半分に切り、薄めのくし切りにします。
2. 玉ねぎは縦半分に切り、大きめのくし切りにします。
3. ベーコンは1cm幅に切ります。
4. フライパンにオリーブオイルを強火で熱し、1を加えて炒めます。
5. 片面にしっかりと焼き目をつけ、裏返したら玉ねぎを加えます。
6. 3、あさり水煮缶を汁ごと加え、湯を入れます。
7. ヘタを取ったミニトマト、ハーブミックス、ブラックペッパーを加えます。
8. 醤油、塩で薄めに調味し、蓋をして5分ほど中火～強火にかけます。
9. 蓋を取り、強火にして水気を飛ばし、塩、ブラックペッパーで味を調えたら完成です。

たけのこやベーコン、新玉ねぎを使った炒め物のレシピです。蒸し焼きにすることで、あさりとベーコンの旨みがギュッと凝縮します。新玉ねぎは火の通りが早いため、大きめに切って存在感を出しましょう。

新玉ねぎの甘みとベーコンの塩気が絶妙なバランスで合わさり、ご飯もお酒も進みます。ハーブミックスを使う代わりに、好みのドライハーブを加えても美味しいです。

【材料】

• たけのこの水煮：大1個（300g）
• 菜の花：150g
• 厚切りベーコン：100g
• 醤油：大さじ1と1/2
• かつお節：1袋（2g）
• バター（有塩）：20g
• にんにく（輪切り）：2片

1. たけのこの根元部分は幅1cmの棒状に、中央から穂先は16等分のくし切りにします。
2. 菜の花は3～4cm幅にカットし、軸と葉の部分に分けます。
3. ベーコンは幅1cm弱の棒状にカットします。
4. 熱したフライパンにバター、にんにくを入れ、弱火で香りが出るまで炒めます。
5. 1の根元部分、2の軸部分、3を加え、中火～強火で1分炒めます。
6. 残りの1を加え、焼き目をつけるように加熱します。
7. 残りの2も加え、しんなりするまで強火で炒めます。
8. 醤油を鍋肌からまわし入れ、手早く炒めます。
9. 器に盛り、かつおぶしをのせたら完成です。

にんにくとバター醤油で炒め合わせた人気の一皿です。味の入りにくいたけのこは、醤油を絡めて焼きつけるようにすると美味しく仕上がります。ベーコンや菜の花と一緒に食べれば、味の変化も楽しめるでしょう。菜の花のほろ苦さもスパイスになって、春を存分に満喫できます。

定番和食の肉じゃがを、たけのことベーコンでアレンジしています。ホクホクのじゃがいもにベーコンの旨みが染み込み、いつもとひと味違う美味しさがクセになります。めんつゆとベーコンを使うので、だし汁を入れる必要もありません。時折混ぜながら煮込むと、味が均等に行き渡ります。

今晩のおかずに、たけのこのベーコン巻きを作ってみませんか？たけのこと大葉をベーコンで巻き、マヨネーズをかけてトースターで焼いたら出来上がりです。ひと口食べると、ベーコンとマヨネーズの旨みがじゅわっと広がります。少ない材料で簡単に作れるため、おつまみにももってこいです。

【材料】

• 米：1合
• たけのこの水煮：100～150g
• ベーコン：50g
• バター：10g
• コンソメ：小さじ2
• 醤油：小さじ1/2～1
• ブラックペッパー：お好みで

1. たけのこは大ききれば食べやすくカットします。
2. ベーコンは細切りにします。
3. 炊飯釜に洗った米、コンソメを入れ、目盛まで水を適量注ぎます。
4. 軽く混ぜて2、たけのこを加え、平らにならし、バターをのせます。
5. 炊飯器にセットし、普段通り炊飯します。
6. 炊き上がったら醤油をかけ、全体を混ぜ合わせます。
7. 器に盛り、お好みでブラックペッパーを振ったら完成です。

炊飯器でお手軽に作れる炊き込みご飯のレシピです。具材はベーコンとたけのこのみですが、醤油とバターが味に深みを出しています。旨みを吸ってふっくらと炊き上がったご飯も絶品です。春はもちろん、水煮を利用すればいつでも食べることができます。

【材料】

• たけのこの水煮：50g
• A玉ねぎ（みじん切り）：25g
• Aブロックベーコン（またはパンチェッタ）：10g
• Aオリーブオイル：10cc
• A無塩バター：5g
• 生米：50g
• 白ワイン：10cc
• 水：180cc
• 湯：180cc
• 無塩バター：10g
• パルメザンチーズ（粉）：25g
• 塩：適量

1. たけのこは薄切りにします。
2. ブロックベーコンはみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイル少々（分量外）を熱し、1を焦げ目がつくまで焼きます。
4. 鍋にAの材料を入れて火にかけ、玉ねぎが透明になったら米を加えて弱火にします。
5. 白ワインを加え、強火でアルコールを飛ばしながら煮詰めます。
6. 水90ccを加えて混ぜながら煮詰めます。
7. 汁気がなくなってきたら湯90ccを加え、さらに煮詰めます。
8. 再度湯90ccを加えて弱火で煮詰め、3、水45ccを加えます。
9. 水45cc、バターの順に加え、その都度煮詰めます。
10. チーズを加え、塩で味を調えたら完成です。

たけのことベーコンで作るチーズリゾットです。湯と水は複数回に分けて加え、その都度よく煮詰めています。日本米で作る場合は鍋を揺すりながら混ぜ、煮詰まってきたらゴムベラで混ぜると粘りが出にくいです。

炊飯器で作るピラフを紹介します。炊飯釜に米や具材、コンソメスープの素などを入れ、バターを散らして炊いたら出来上がりです。ベーコンとたけのこが洋風の味付けと抜群に合います。エリンギのほか、舞茸やしめじなどお好みのきのこで作ってもよいでしょう。ベーコンが冷蔵庫にない時は、ウインナーソーセージで作ってみてください。

たけのことベーコンの人気レシピを紹介しました。たけのこは煮ても焼いても美味しい春の食材です。風味と食感が良いため、素材を引き立てるような料理に使うのが特におすすめです。旨みの強いベーコンを加えると、メイン料理も簡単に作れます。いつも和食ばかりという方は、ぜひこの機会に洋食レシピにも挑戦してみてください。