薄焼き卵の簡単レシピ！破れずに作るコツやレンジで作る裏ワザまで！

薄焼き卵は、食卓を華やかにしてくれる大変便利な料理です。きれいに焼くのは難しく、焦げてしまう、破れてしまう、色が均一にならない、などの失敗が多い料理でもあります。しかし、コツを覚えれば簡単にきれいな薄焼き卵を焼くことができます。

薄焼き卵は定番のオムライスやオムレツだけでなく、主食から副菜まで様々なメニューに使える料理です。簡単で美味しい薄焼き卵の人気レシピを紹介するので、ぜひ作ってみてください。

【材料】《卵2個分》

• 卵…2個
• 砂糖…小さじ1/2
• 塩…ふたつまみ
• サラダ油…適量

• 卵…3個
• 砂糖…小さじ3/4
• 塩…小さじ1/5ほど（約1g）
• サラダ油…適量

薄焼き卵を作りやすい分量として、卵2個分と卵3個分の材料を紹介します。卵2個は薄焼き卵2枚分、卵3個は薄焼き卵3枚分の材料です。必要な薄焼き卵の量に合わせて、材料を用意してください。

【手順】

1. 卵をボウルに割り入れ、切るように混ぜます。
2. 砂糖、塩を入れ、溶けるまで混ぜ合わせます。
3. フライパンにサラダ油を薄くひき、強火で15秒ほど加熱します。
4. 卵2個分なら1/2量、卵3個分なら1/3量の卵液を、フライパンに流し込みます。
5. フライパンを回しながら、卵液を均一に広げます。
6. 卵液が動かなくなったら、フライパンを回すのをやめ火にかけます。
7. 10秒経ったら火を止め、1分待ちます。
8. 薄焼き卵の縁の部分が自然と剥がれてきたら、手で持って裏返します。
9. 1分待ち、予熱で火が通れば完成です。
10. 残りの卵液も同様に焼きます。

きれいな薄焼き卵を作るポイントは、卵の黄身と白身をしっかりと溶きほぐすことです。泡立てるのではなく、切るように混ぜてください。菜箸でほぐれにくい場合は、フォークを使うのがおすすめです。よく溶きほぐすことで、色が均一でムラのない薄焼き卵に仕上がります。

よりきれいな薄焼き卵を作りたい場合は、卵液をよく混ぜた後に茶こしやざるで濾してください。卵液がなめらかになり、黄色一色の美しい薄焼き卵を作ることができます。

薄焼き卵をきれいに焼くコツは、火加減にあります。焦げやすいイメージのある薄焼き卵ですが、弱火ではなく強火で焼き始めます。強火で10秒焼いた後、火を止めて予熱で火を通すのがポイントです。予熱を利用することで、焦げることなくきれいに焼き上がります。

強火で焼くと、薄焼き卵の縁の部分が自然と剥がれてきます。縁が剥がれてきたら、裏返してOKのサインです。縁の部分を手で持てば、失敗なく裏返すことができます。

電子レンジを使えば、たった1分で簡単に薄焼き卵を作ることができます。ラップを敷いた皿の上に溶いた卵を薄く伸ばし、ラップをかけずに電子レンジで加熱すれば完成です。仕上がりの美しさはフライパンには負けますが、焦げたり破れたりする心配がないのは魅力的です。

電子レンジで作る方法には、洗い物が少なく済んだりフライパンを使う料理と同時進行で作れるというメリットもあります。失敗なく手軽に薄焼き卵を作ることができる、おすすめの方法です。

卵液に水溶き片栗粉を加えると、破れにくくしっとりとした薄焼き卵を作ることができます。卵1個に対し小さじ1/2の片栗粉と水で水溶き片栗粉を作り、砂糖・塩と同じタイミングで卵に加えてください。

薄焼き卵が破れにくくなると、裏返す作業が簡単にできるようになります。また、完成した薄焼き卵を使った料理も格段に作りやすくなります。薄焼き卵が破れてしまった経験のある方は、片栗粉を入れる裏ワザをぜひ試してみてください。

薄焼き卵は冷凍保存も可能です。冷めた薄焼き卵をラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍します。薄焼き卵を切って冷凍しておけば、凍ったままの状態でスープの具などに使うこともでき便利です。冷凍した薄焼き卵は、2～3週間以内に使い切るようにしましょう。

もちろん焼きたての方がしっとりしていて風味も良いですが、具材の一つとして使用する場合は、冷凍したものでも十分です。薄焼き卵が余ったら、ぜひ冷凍してみてください。時間のある時に多めに作って冷凍保存しておくのもおすすめです。

【材料】《2人分》

• サラダ油…大さじ1

• ご飯…300g
• 鶏むね肉…1/2枚
• 玉ねぎ…1/4個
• バター…10g
• A塩…小さじ1/2
• Aこしょう…少々
• Aトマトケチャップ…大さじ4

• 卵…4個
• 片栗粉…小さじ2
• 塩…小さじ1/2
• 砂糖…小さじ1/2
• 牛乳…大さじ1

1. 鶏むね肉の皮を取り除きます。
2. 玉ねぎ、鶏むね肉を1.5cm角に切ります。
3. ボウルに片栗粉、塩、砂糖、牛乳を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。
4. 3に卵を割り入れ、さらに混ぜ合わせます。
5. フライパンにバターをひき、玉ねぎと鶏むね肉を中火で火が通るまで炒めます。
6. 5に材料A、ほぐしたご飯を加え、炒め合わせます。チキンライスの完成です。
7. フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、卵液半量を流し込んで広げます。
8. 半熟になったらチキンライス半量を手前側にのせ、奥側の卵をかぶせて包みます。
9. フライパンを傾けて皿にのせ、ペーパータオルを使って形を整えます。
10. トマトケチャップをかけて完成です。

薄焼き卵を使ったメニューの定番といえば、大人から子供まで人気のオムライスです。きれいに包むのが難しいオムライスも、片栗粉を加えた薄焼き卵を使えば失敗なく作ることができます。

皿にのせてから形を整えることで、簡単にきれいな形のオムライスに仕上がります。ご飯は具材と合わせやすくするため、あらかじめよくほぐして水分を飛ばしてから炒めてください。

【材料】《2本分》

• ご飯…お茶碗1杯
• 卵…1個
• 片栗粉…小さじ1
• 水…小さじ1
• サラダ油…適量
• A紅生姜…大さじ1
• A揚げ玉…大さじ1
• Aお好み焼きソース…大さじ1
• A青のり…小さじ1/2

1. 紅生姜を細かく刻みます。
2. ボウルにご飯、材料Aを入れて混ぜます。
3. ラップに包んでスティック状に成形します。
4. 同じものをもう1本作ります。
5. ボウルに片栗粉と水を入れて混ぜ、水溶き片栗粉を作ります。
6. 別のボウルに卵を割り入れて混ぜ、水溶き片栗粉を加えてさらに混ぜます。
7. フライパンにサラダ油を薄くひき、卵液の半量で薄焼き卵を作ります。
8. 7と同様に、薄焼き卵をもう1枚作ります。
9. ラップの上に薄焼き卵とご飯の半量をのせて包み、スティック型にします。
10. 9と同様にもう1本作って完成です。

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きれいな薄焼き卵が簡単に焼ける基本レシピと、人気のアレンジレシピを紹介しました。難しいイメージのある薄焼き卵ですが、コツを覚えれば簡単にきれいな薄焼き卵を焼くことができます。電子レンジで手軽に作る方法や冷凍保存も、ぜひ試してみてください。

薄焼き卵を料理に使うことで、彩りが鮮やかになり見た目も味もワンランクアップします。きれいな薄焼き卵を作って、ぜひ色々なアレンジレシピに挑戦してみてください。