サーモンマリネの人気レシピ！簡単な基本の作り方からアレンジレシピも

サーモンマリネは簡単で作りやすく、子供から大人まで人気の料理です。前菜やおかずとしてはもちろん、ワインなど酒との相性も良いでしょう。また、彩り豊かなサーモンマリネは、パーティーのメニューとしてもおすすめです。盛り付けを工夫すれば、いつもの食卓が華やぎます。簡単な基本レシピの他に、人気のアレンジも紹介します。

また、サーモンマリネを保存する時の注意点についても説明します。調理の時に少し工夫すると、より長持ちさせることができます。ぜひ参考にしてみてください。

サーモンマリネの作り方は、プロによっても千差万別です。調味液に漬け込むタイプやサーモンを熟成させるタイプなど、さまざまな作り方があります。まずは塩と砂糖、レモンを使う、一番簡単なサーモンマリネの基本レシピを紹介します。

サーモンマリネは手順が簡単で、手間がかからないのが魅力です。短時間で仕込みができるため、もう一品ほしい時におすすめです。

【材料】

• サーモンの刺身…16枚
• 塩…小さじ1/2
• 砂糖…小さじ1/4
• オリーブオイル…大さじ1
• ケッパー…適量
• ディル…適量
• レモン（お好みで）…適量

1. キッチンペーパーでサーモンの水気を拭き取ります。
2. 皿の上にサーモンをのせ、塩と砂糖を半量ずつふりかけます。
3. 10分おいたら、キッチンペーパーで水気をきります。
4. オリーブオイル、ケッパー、ディル、レモンを盛り付けて完成です。

サーモンマリネの調理は、サーモンの水気を拭き取ることが大切です。そのまま水気を拭き取らずに使用したサーモンの刺身は、水っぽい仕上がりとなってしまいます。調理の前には、キッチンペーパーで丁寧に拭き取りましょう。また、塩と砂糖に漬け込んだ後、サーモンから水分が出てきます。水気をさらに拭き取ることによって、サーモンの身が引き締まります。

皿の上から拭き取ったあと、別の皿をかぶせてひっくり返します。サーモンの裏側まで、丁寧に水気を拭き取りましょう。

サーモンマリネの日持ちは、作り方によって異なります。しかし、サーモンマリネは生魚を使用した料理のため、なるべく早く食べた方が良いでしょう。マリネ液を使ったサーモンマリネは、漬け込みによって味の変化を楽しめるのも魅力です。しかし、酢を入れたマリネ液に漬け込むサーモンマリネは、酸味によって食材の傷みに気付きにくいのです。

漬け込みタイプのサーモンマリネは冷蔵庫で保存して、2日程度で食べ切るようにしましょう。サーモンマリネを長持ちさせるポイントは、調理器具や容器を清潔に保つことです。雑菌が食材についてしまうと、食品は傷んでしまいます。保存容器は洗った後、熱湯をかけて消毒するのがおすすめです。

また、食材を取り分ける際の箸を、洗って乾燥させてから使うことも大きなポイントです。サーモンマリネはチルド室で保存しておくと、長持ちさせることができます。

サーモンマリネは、組み合わせる食材でさまざまなアレンジが楽しめます。また、調味料やハーブによって味わいが異なるため、好みに応じて簡単にアレンジしやすいでしょう。また、日持ちが長いサーモンマリネは、作り置き料理としてもおすすめです。手順も簡単で、作りやすい人気のレシピを集めました。ぜひ参考にしてみてください。

【材料(4人分)】

• 刺身用サーモンブロック…250g
• 玉ねぎ…1/2個
• レモン…1個
• プチトマト…1個
• ローズマリー生枝…3～4本
• ケッパー…10個
• A塩…25g
• A砂糖…15g
• Aローズマリーパウダー…小さじ1
• Aホワイトペパーパウダー…4ふり程度

• オリーブオイル…大さじ2
• しょう油…大さじ2
• 酢…大さじ2
• 砂糖…小さじ2
• わさび…小さじ1/4

1. Aを混ぜ合わせます。
2. 混ぜたAをまぶしたらラップで包み、冷蔵庫で2時間寝かせます。
3. 玉ねぎを薄切りし、水に晒して辛味を抜きます。
4. サーモンを流水で塩を洗い流したら、水気を拭き取ります。
5. ラップを替えてサーモンをのせます。
6. レモンを1/4にカットし、絞ってサーモンにかけます。
7. サーモンブロックをラップで包んで、30分程なじませます。
8. サーモンブロックの水分を取り、カットします。
9. 皿の上に水気を切った玉ねぎをのせたら、サーモン、レモン、プチトマト、ローズマリーの枝を盛り付けます。
10. ドレッシングの材料を混ぜ合わせ、食べる直前にかけます。ペッパーを散らして出来上がりです。

生のローズマリーが香り立つ、人気のサーモンマリネのレシピです。スパイスで香り付けしながら、サーモンの水気を抜くことがポイントです。水気を抜く際には、なるべく一晩寝かせた方が良いでしょう。

香り付け後にレモンで締めることで、サーモンマリネが奥深い味わいになります。トマトとローズマリーの色合いが華やかで、クリスマスに人気のレシピです。

パプリカの色が鮮やかな、カンタン酢を使ったサーモンマリネのレシピです。カンタン酢は、酢をベースとして塩分や砂糖、旨味が入った調味料です。酢をそのまま使うより甘く、酸味が穏やかなのが特徴です。カンタン酢を使ったサーモンマリネは、酸っぱいのが苦手な子供にも人気です。物足りない場合は、酢をプラスしたりお好みで調節しましょう。

新玉ねぎを使った、サーモンマリネの簡単レシピです。甘みが強く柔らかい新玉ねぎは、春が旬の人気の食材です。モッツァレラチーズと組み合わせると、より一層マイルドな味わいになります。シャキシャキとした食感の水菜を添えて、サラダにしたアレンジです。マリネ液に漬け込み旨味が詰まったサーモンマリネは、レタスなど葉物野菜と相性が抜群です。

また、サーモンは100gあたり0.1gの糖質を含んでいます。低糖質でカロリーが低く、ヘルシーな食材です。一人前(5切れ)のサーモンマリネのカロリーは、250kcal程度です。一緒にさまざまな野菜と組み合わせることで、食事のバランスも取りやすくなります。

調味液で味付けされたサーモンマリネは、塩分が多くなりがちです。塩分の取りすぎにならないよう、注意しましょう。

グレープフルーツの酸味が爽やかな、サーモンマリネの人気レシピです。レモンとは違った淡い甘みが特徴で、フルーティーな味わいのサーモンマリネです。マリネ液に漬ける時間の目安は、2時間から半日程度です。長く漬け込むことで、味が落ち着きます。

カットして混ぜるだけの簡単な作り方ですので、パーティーのメニューとしてもおすすめです。盛り付けにもこだわって、特別な日の一品料理に仕上げましょう。

サーモンマリネの中には、酢など酸味を加えないレシピがあります。塩と砂糖にハーブを加えた、北欧風レシピです。北欧風サーモンマリネは、グラブラックスの名前で親しまれています。調味料の中に埋めて熟成させるため、日持ちは10日間程度と長いのが特徴です。

水気が抜けて引き締まったサーモンマリネは、甘くねっとりとした本格的な味わいです。簡単に作り置きしやすいので、ぜひ試してみてください。

サーモンと相性の良いアボカドを使った、サーモンマリネの簡単レシピです。脂がのったサーモンとアボカドは、とろりとした食感が特徴です。酢やレモンなど酸味を加えることで、さっぱりとした口当たりに仕上がります。お酒との相性も抜群で彩も良く、パーティーメニューとしても人気です。

アボカドは切り目から変色しやすい食材です。アボカドを使ったサーモンマリネは、調理後なるべく早めに食べた方が良いでしょう。

サーモンマリネの基本レシピとアレンジを紹介しました。シンプルな手順で簡単に作れるサーモンマリネは、食卓に彩を添えてくれます。盛り付けにもこだわれば、見た目も華やかな一品料理です。また、サーモンは低糖質でカロリーも低い食材です。野菜を添えたりアレンジもしやすく、ヘルシーに食べることができます。

サーモンマリネは日持ちする料理で、作り置きレシピとしてもおすすめです。好みの食材の組み合わせなど、気に入ったサーモンマリネのアレンジを試してみてください。