トリュフオイルの活用レシピまとめ！おすすめの使い方や選び方も！

高級食材として知られるトリュフは、芳醇な香りが特徴の世界三大珍味の一つです。そしてその香りを手軽に味わえるのがトリュフオイルです。輸入食材店のカルディや成城石井では色々な種類のトリュフオイルが販売されていますが、本記事ではトリュフオイルの選び方を解説します。また、トリュフオイルを使ったおすすめの人気レシピも紹介します。

黒トリュフオイルは、トリュフの自然な香りが長く持続するといった特徴があります。トリュフオイルは基本的に加熱で香りを損なわないように最後にかけますが、黒トリュフオイルは加熱してソースなどに使うこともあります。

白トリュフオイルは、黒トリュフオイルよりも強い香りが特徴です。熱に弱いトリュフオイルなので、調理の最後にふりかけて使います。黒トリュフオイルよりも希少価値が高く、価格も高くなります。

トリュフオイルでソースを作りたい場合には、比較的熱に強い黒トリュフオイルを選びます。より強いトリュフの香りを料理に足したい時は白トリュフオイルがおすすめです。まずは少量ボトルで黒トリュフオイルと白トリュフオイルの両方を試して、好みのトリュフオイルを見つけてから購入するようにしましょう。

また、スーパーなどではトリュフを漬け込んだトリュフオイルと、トリュフの香料を足したトリュフオイルが販売されています。成分をよく見て購入するようにしてください。

トリュフオイルは、数滴で十分芳醇な香りがたちます。卵かけご飯に数滴たらすだけでも、簡単に高級感が増します。ただしトリュフオイルをかけすぎると、香りが強すぎて素材の味を損なってしまうことがあるので注意が必要です。

また、スプレータイプのボトルに入ったトリュフオイルも販売されています。料理全体に適度な量をまんべんなくかけることができるので人気の商品です。

トリュフオイルの香りは特徴的で濃厚です。簡単に高級感が増すからといってすべての料理にトリュフオイルをかけてしまうとくどくなりすぎるので、1回の食事につき1～2品にしておくことがおすすめです。

トリュフオイルは、開封したら香りが徐々に薄くなってしまいます。開封後はできるだけ早く使い切りましょう。頻繁にトリュフオイル使う予定がない場合は、少量ボトルで購入することをおすすめします。

【材料】

• パルジャミーノレッジャーノ…適量
• グラナパダーノ…適量
• 卵…2個
• ベーコン…適量
• オリーブオイル…適量
• トリュフオイル…少々
• 塩コショウ…少々
• リングイネパスタ…適量

1. たっぷりのお湯でパスタを茹ではじめる
2. ボウルに卵をとき、チーズと黒コショウを入れてよくかき混ぜソースを作る
3. フライパンでベーコンを炒め、パスタのゆで汁でオイルを乳化させる
4. アルデンテにゆであがったパスタも加えて軽くあおる
5. 火を止めてソースを入れ、余熱で火を通す
6. トリュフオイルと黒コショウをふって完成

生クリームの代わりに卵を多めに使うことで、さらっとした口当たりのソースに仕上がります。トリュフオイルの風味がチーズとよく合うパスタです。

【材料】

• あさり…適量
• しめじ…適量
• パスタ…一人分
• トリュフオイル…適量
• トリュフ塩…二つまみ

1. フライパンにバターを入れて溶かし、あさりを炒める
2. あさりが開いたらしめじも加えて炒める
3. たっぷりのお湯でパスタをゆでる
4. フライパンにパスタを加えて絡める
5. トリュフ塩をふりかけて和える
6. お皿に盛り付けてトリュフオイルをふりかければ完成

バターの風味とトリュフの香りが絶妙にマッチして、食欲をそそるパスタのレシピです。トリュフ塩とトリュフオイルのダブル使いが贅沢な人気のパスタです。

【材料】

• ご飯…一膳
• バター…1かけ
• 卵…1個
• 白トリュフオイル…2g
• パセリ…適量
• 小口ネギ…適量
• だししょう油…適量
• 塩…少々

1. パセリをみじん切りにし、小口ネギも細かく切っておく
2. ごはんにバターをのせて混ぜながら溶かす
3. ごはんの上に卵をのせてだししょう油をまわしかける
4. 白トリュフオイルも全体に回しかける
5. 刻んだパセリと小口ネギを散らせば完成

卵かけごはんもトリュフオイルがあれば、簡単にご馳走に変身します。ご飯にバターを混ぜ込むなど簡単なひと手間を加えることで、絶品の卵かけごはんを味わうことができます。

【材料】

• パスタ…250g
• オリーブオイル…大さじ2
• マイタケ…1パック
• しめじ…1パック
• タイム…少々
• トリュフオイル…適量
• バター…45g
• 小麦粉…大さじ3
• 牛乳…3カップ
• シュレッドチーズ…1.5カップ
• パルメザンチーズ…1/2カップ
• 塩…少々
• コショウ…少々
• パン粉…1/2 カップ
• パルメザンチーズ…1/4カップ

1. パスタをやや硬めに茹でる
2. しめじとマイタケ、タイムをカットし、オリーブオイルと塩を加えで炒める
3. キノコ類がきつね色になったらトリュフオィルをひとかけする
4. 別の鍋にバターと小麦粉を入れて加熱する
5. 混ぜながら牛乳を少しずつ加え、弱火で5分ほど煮る
6. 少しとろみが出たら、シュレッドチーズとパルメザンチーズを加えて溶かす
7. 茹でたパスタとキノコを鍋に入れて混ぜあわせ、塩コショウで味を調える
8. トリュフオイルをひと回しかけて器に盛る
9. パン粉とパルメザンチーズ、塩コショウを混ぜ合わせる
10. 190℃のオーブンで15分オーブンで焼けば完成

マカロニグラタンも、トリュフオイルをかけることで一気に香りが増して風味がよくなります。グラタンが焼きあがった後にもう一度トリュフオイルを回しかけると、さらに香りが増してリッチ感が増します。

【材料】

• パプリカ…1個半
• トマト…1個
• 玉ねぎ…1個
• エビ…適量
• 鳥もも肉 250〜300g
• EVオリーブオイル…大さじ2
• トリュフオイル…2滴
• にんにくのみじん切り…小さじ1弱
• お米…2合
• あさり…200g
• A水…350ml
• A塩…小さじ山盛り1
• A鶏ガラの素…大さじ1
• Aサフラン…ひとつまみ
• A酒…50cc

1. パプリカとトマトを一口大に切る
2. 玉ねぎはみじん切りにして水気を切っておく
3. エビは背ワタをとって下処理をしておく
4. 鶏肉を一口大に切ってから下味をつけてフライパンで焦げ目が付くまで焼く
5. エビも塩コショウと酒を振りかけて軽く炒める
6. パプリカもエビと同じく下味をつけながら炒める
7. 大きめのフライパンにオリーブオイルとトリュフオイルを入れる
8. にんにくのみじん切りを加えて火にかけ、玉ねぎを炒める
9. 洗っていない米を加えてさっと炒める
10. トマトも加えて炒め、材料Aも加えて弱火にして煮詰めていく
11. チキン、エビ、パプリカ、あさりを上に並べる
12. 蓋をして弱火で15～20分加熱し、火を止めて10分蒸らして完成

玉ねぎと米を炒める時にトリュフオイルを加えることで、ほんのりとしたトリュフの下味が付きます。いつものパエリアに飽きた時は、ぜひ試してみたいレシピです。

【材料】

• マッシュルーム…100g
• 茹でたこ…150g
• Aオリーブオイル…60cc
• Aにんにくのみじん切り…10g
• Aアンチョビペースト…10g
• ブラックオリーブ…30g
• 水…20cc
• トリュフオイル…大さじ1
• 塩…小さじ1/4
• パセリのみじん切り…適量

1. マッシュルームと茹でたこを食べやすい大きさに切る
2. 鍋に材料Aを入れて香りが経つまで弱火にかける
3. マッシュルームとたこも加えて加熱する
4. トリュフオイルと塩を加える
5. 火からおろしてパセリのみじん切りを散らせば完成

いつものアヒージョも、最後にトリュフオイルをかけることで簡単にトリュフ風味にかえることができます。ワインによく合う人気のレシピです。

【材料】

• 豚ミンチ…450g
• 玉ねぎ…1/2個
• 卵…1個
• 塩…15g
• ブランデー…10cc
• 牛乳…200cc
• トリュフオイル…15cc

1. 玉ねぎをみじん切りにして油をひいたフライパンで炒める
2. 玉ねぎがしんなりとしたら牛乳を加える
3. フードプロセッサーの豚ミンチを入れ、数回に分けて塩を加えながら攪拌する
4. ２も少しずつ加えながら攪拌する
5. 全卵も加えて攪拌し、コニャックとトリュフオイルも入れてさらに攪拌する
6. ラップの上に生地を置いて、ソーセージの形に成型する
7. 70℃のお湯で20分程湯せんする
8. 茹であがったら氷水にとる
9. ラップをとって水気を切ってからフライパンで焼き目をつける
10. 最後にトリュフオイルをかけてから適当な大きさに切れば完成

生地の中にトリュフオイルを入れることでなめらかな口当たりになります。噛んだ時にトリュフオイルの香りが一気に弾ける、贅沢な人気レシピです。

【材料】

• フィレ肉…200g
• フォワグラ…2個
• マッシュポテト…80g
• 塩…2g
• 砂糖…4g
• バター…ひとかけ
• A赤ワイン…20g
• Aマデラ酒…60g
• Aフォンドボー…30g
• 白トリュフオイル…適量

1. フライパンで牛肉とフォアグラを焼く
2. 焼き色がついたら230℃のオーブンで2分焼く
3. フライパンに材料Aを入れて煮詰めていく
4. バターも入れて溶かしてソースを作る
5. 肉とフォアグラが焼きあがったら塩を振り、皿に盛りつけてマッシュポテトを添える
6. ソースをかけてトリュフオイルをひと回しかければ完成

世界三大珍味のフォアグラとトリュフの香りが、贅沢感この上ない人気レシピです。素材の風味を生かすため、トリュフオイルをかけすぎないことがポイントです。

【材料】

• 豚肉…300〜400g
• Aみじん切りにんにく…小さじ1
• A塩コショウ…適量
• A液体塩麹…大さじ2
• Aレモンペッパー…適量
• 好みの野菜…玉ねぎ、ミニトマト、セロリ、スウィートミニペッパーなど適量
• EVオリーブオイル…適量
• トリュフオイル…適量 
• レモンペッパー…適量

1. 豚肉を適当な大きさに切り、材料Aと一緒に袋に入れて下味をつける
2. 野菜を食べやすい大きさにカットする
3. 耐熱容器に豚肉と野菜を並べ、上からオリーブオイルとトリュフオイルを振りかける
4. 180℃に予熱したオーブンで40分焼く
5. そのまま10分余熱で加熱すれば完成

野菜と豚肉を切ってオーブンで焼くだけの簡単レシピです。トリュフオイルの香りとレモンペッパーの風味が絶妙で、野菜の旨味を引き立ててくれます。

【材料】

• 絹ごし豆腐…適量
• トリュフオイル…適量
• 塩…少々
• 乾燥ポルチーニ…適量
• コンソメ顆粒…小さじ1/2
• お水又は乾燥ポルチーニの戻し汁…100g
• ゼラチン顆粒…2g
• 好きな野菜や魚介類…適量

1. ポルチーニのを水で戻し、戻し汁とコンソメの顆粒を入れて火にかける
2. ゼラチンを入れて溶かしてから荒熱を取り、バットに流す
3. 豆腐とオリーブオイル、塩をボールに入れブレンダーにかけて豆腐のムースを作る 
4. グラスに豆腐のムース、コンソメジュレの順に入れる
5. 野菜などの具を飾り付け、最後にトリュフオイルをかけて完成

パスタや肉料理の前菜としても人気のレシピです。見た目がキラキラして華やかなので、おもてなしレシピとしてもおすすめです。

【材料】

• チコリの葉…2枚
• マグロの刺身…1柵
• 卵黄…1個分
• 塩…小さじ1/3
• トリュフオイル…数滴
• 刻んだパセリ…適量

1. チコリの葉を水で洗う
2. マグロを細かく切り、包丁でたたく
3. ボウルにマグロと卵黄、塩、トリュフオイルを加えて混ぜる
4. チコリの葉にのせてお皿に盛り付ける
5. 刻んだパセリを散らして完成

味付けは塩とトリュフオイルだけですが、その分トリュフオイルの香りが引き立ちます。チコリの葉を使うと、簡単におしゃれなレシピに変身します。

【材料】

• ゆで卵…6個
• トリュフオイル…ひと回し
• 塩コショウ…適量

1. 卵を半熟気味にゆでる
2. ゆで卵を半分に切って塩コショウし、トリュフオイルをかければ完成

作り方は簡単ですが、ワインなどお酒によく合うあてになります。急な来客や手早くおつまみを作りたい時におすすめです。

テレビや雑誌でも注目されているトリュフオイルは、数滴たらすだけで簡単にいつもの料理を格上げしてくれる人気の調味料です。最近ではスーパーやコストコなどでも手軽に手に入るようになっています。好みのトリュフオイルを見つけて、毎日のレシピに加えてみてください。