サムギョプサルの人気アレンジレシピまとめ！自宅で作れる基本の作り方も！

日本でも人気の韓国料理、サムギョプサルは日本語で言うと三枚肉になります。三枚肉はばら肉とも呼ばれ、豚の赤身の近くにある皮と赤身と脂の3層になっている人気の肉のことを言います。昔は脂が多くあまり人気がありませんでしたが、安くて美味しいという評判が広まり今では人気の韓国料理になっています。

韓国料理ブームは、韓流アイドルが日本に進出したということもありますが、料理男子としてテレビ番組によく出演しているコウケンテツさんの影響も少なくありません。サムギョプサルなどを丁寧で簡単に教えてくれていますので、日本の家庭でもよく作られるようになりました。

本記事では、自宅で作れるサムギョプサルの人気のアレンジレシピを解説します。また、サムギョプサルの味の決め手はタレのレシピと言っても過言ではありません。日本で人気のある焼肉とは違い、色々なサムギョプサルのタレも簡単に作れることができます。プロ顔負け人気のオリジナルレシピも豊富に紹介していますので、参考にしてください！

まず人気のサムギョプサルには、一番大事な豚バラ肉が必要です。今では人気の厚切りブロックの豚バラ肉が主流でしたが、最初はバラ肉を薄く切ったレシピが人気でした。そしてサムギョプサルはそのまま食べると脂っこいので、レタスや人気のサンチュなどで巻いて食べるレシピが多いです。

そして、2番目に大事なのはサムギョプサルのタレです。人気のタレは国によって全然違ったり、家庭によってサムギョプサルのタレのレシピがあります。本場韓国のタレは、辛味噌のタレが人気です。このタレによってサムギョプサルの味が変わってくるのです。

人気のレシピはとても簡単です。焼き肉のように豚バラ肉を焼いてタレをつけ、レタスなどで巻いて食べるだけです。豚バラ肉を焼くときは、網で焼いたりフライパンやホットプレートで焼いたり様々です。韓国では、サムギョプサルを炭火で焦げ目がつくまで焼き、サンチュの中に豚バラ肉、青唐辛子、にんにくなどを入れて食べるレシピが人気です。

また、肉を焼いた後ごま油にくぐらせてご飯も一緒に巻いて食べる方法も人気です。韓国では、サムギョプサルをレアで食べることはありませんので、サムギョプサルを食べるときはしっかり焦げ目がつくまで焼きましょう。

【材料】2人分

• 豚バラ肉ブロック（2cm厚さに切る）...300g
• A酒...大さじ1
• Aコチュジャン...大さじ2
• Aみそ...大さじ1
• Aはちみつ...小さじ1
• Aごま油...小さじ1
• Ａおろしにんにく...小さじ1/2
• 白菜キムチ...100g
• ピザ用チーズ...200g
• サンチュ...適量

1. ボウルにAの材料を全て入れて混ぜ合わせ、豚肉を入れてよく揉みこむ。冷蔵庫に入れて30分漬け込む。
2. ホットプレートに油を引かずに強火で熱し、1を並べて両面こんがり焼く。
3. 豚肉を端に寄せ、空いたスペースにキムチを入れて軽く炒める。
4. 豚肉とキムチを端に寄せ、中央にピザ用チーズを入れ、弱火で5分程温め溶けたら完成。

韓国の人気料理、チーズダッカルビのようにサムギョプサルをチーズで食べても最高に美味しい料理になります。ダッカルビのレシピは鶏肉ですが、サムギョプサルをチーズにつけて食べると鶏肉も濃厚な味になります。レシピではたっぷりの漬けダレで豚肉を漬け込んでいますので、サンチュで包んで食べてください。

また、ホットプレートで料理していますので、一度に大量の食材を焼く事ができます。サムギョプサルの材料も多くはありませんので、ちょっとしたホームパーティなどでメイン料理として食べる事ができるでしょう。チーズと豚肉の組み合わせのレシピは老若男女問わず人気の組み合わせですので、どんなシーンでも喜ばれること間違いなしです。

この人気レシピは、薄い豚バラ肉をさっと焼いて市販のタレと味噌を混ぜ合わせた時短で簡単に作れます。本場のサムギョプサルのように薄い肉と沢山の野菜を巻いて食べますので、脂っこさは殆どありません。また市販の焼肉のタレは、プロにも負けないくらい様々な食材が入っているため味に深みがでて人気です。

そのタレに味噌を加えることによって、サムギョプサル本来の味を堪能できます。酸味や辛みがありませんので、レモンを絞ったりコチュジャンを混ぜるとまた違った味を試す事ができます。もしサムギョプサルに飽きてしまったら、ソースを野菜スティックや炒め物に使うこともできます。

【材料】

• 味噌...大さじ1
• 豆板醤...小さじ1
• 砂糖（三温糖）...小さじ1
• ごま油...少々
• 料理酒...少々
• 七味唐辛子...少々
• レタス...適当
• 豚バラ肉...多め

1. 味噌・豆板醤・ごま油・料理酒・砂糖・七味唐辛子を混ぜる。
2. レタスを適当にカットする。
3. 豚バラ肉を焼きながらカットする。
4. ご飯を入れ、混ぜながらごま油を少々かける。
5. 混ざったら、1を入れ更に混ぜる。
6. カットしたレタスを入れ、しんなりしてきたら完成。

豚バラ肉を焼いて野菜に混ぜたのをチャーハンにした人気レシピです。豚バラ肉の脂とサムギョプサル風のタレが食欲をそそります。最後にレタスを入れないレシピとして、水洗いして水気を取ったサニーレタスに巻いて食べても美味しいです。

ポイントはご飯をパラパラにするため、豚バラ肉とご飯を混ぜる時ごま油を入れることです。入れすぎるとベチャっとした仕上がりになりますので、注意してください。辛さは七味唐辛子と豆板醤の量で調整してください。

このレシピは韓国通の人には人気の街、新大久保のサムギョプサルの味を追求したものです。このレシピで使う食材も韓国でよくある人気のキムチや白長ネギを使ったり、箸休めに酢大根を作るなど徹底しています。もちろん味噌だれもコチュジャンやにんにくチューブを使った本格派のレシピです。

これらの食材をいっぺんにホットプレートで焼いてしまいますので、サムギョプサルを簡単にすぐ食べられます。豚バラ肉は自分の好きな大きさにカットして、大葉とサニーレタスを巻いたら完成です。韓国ではよく食べられる人気のエゴマの葉で巻くとより本場の味に近づきます。

【材料】

• 豚バラブロック...300g
• ニンニク...1片
• キムチ...100g
• 長ネギ...1/2本
• 大葉...6枚
• 塩...ふたつまみ
• ごま油...適量
• A白玉粉...50g
• A薄力粉...100g
• A塩...小さじ1/2
• A砂糖...小さじ1/2
• Aお湯...120ml
• Aドライイースト...小さじ1

1. 豚バラブロックを1cmの厚さに切る。
2. 油を塗ったフライパンに入り塩を振り、表面に焦げ目がつくように焼く。キッチンバサミで1.5cm幅に切り、フライパンから取り出す。
3. キッチンペーパーで油を軽く拭きとり、フライパンにキムチと薄切りにしたニンニクを入れ、さっと炒める。
4. ボウルにお湯と白玉粉を入れ、白玉粉が溶けるまで混ぜる。Aの他の材料を入れる。混ぜてひとまとめにし、濡れ布巾をかけて温かいところに置き、2倍の大きさになるまで発酵させる。
5. 生地を三等分し、大葉・豚バラ肉・キムチ・長ネギ（細切りにし少量のごま油とひとつまみの塩で和える）を入れ、丸く形を整える。
6. フライパンに多めにごま油を入れ、片面を焼く。裏返しにしたらフライ返しで押し付けるようにし、薄くなる様にする。焦げ目がついたら完成。細切りにした大葉を飾る。

見た目はドーナツですが、サムギョプサルが入ったボリューム満点のレシピです。サムギョプサルを野菜で巻くだけでは物足りないという人にはぜひおすすめしたいレシピになります。ドーナツではなく、ご飯の中に入れて焼きおにぎりのようにフライパンで焼いても美味しいでしょう。野菜が少なめですので、サラダと一緒に食べると栄養価も抜群です。

食材を切って炊飯器に入れるだけの簡単で時短レシピが、サムギョプサル風肉飯として仕上げる事ができます。これにお味噌汁やスープを加えるだけでお昼や晩御飯のメニューになります。子供と一緒に食べるときは、あまり辛くしないようにキムチを後せのレシピにすると食べる事ができるでしょう。

このサムギョプサルは味噌だれではないので少しあっさりとした味付けになりますが、豚バラ肉の脂がお米と炊き込むことによって旨味が凝縮されます。パワーをつけたいときにおすすめの人気メニューです。

【材料】

• 豚バラ肉
• サンチュ
• エゴマの葉（大葉でもOK）
• サンム（大根スライスの甘酢漬け）
• パチェ（長ネギの和え物）
• サムジャン（包み味噌）

1. ご飯にごまを混ぜます。
2. パチェは長ネギを薄く細切りにスライスして水にさらし、ニンニクすりおろし・酢・醤油・唐辛子粉・ごま油・砂糖を混ぜて作ります。
3. 韓国のりにご飯を薄く広げる。
4. サンチュ・エゴマの葉・サンム・パチェ・サムギョプサル・サムジャン・サンチュの順に重ねて巻く。
5. 最後にごま油を付けてカットしたら完成。

材料に韓国のりやご飯・ごまなどの材料が記載されていませんので、下準備として用意しておいてください。キンパとは、のりでご飯を巻いて作る人気韓国料理のことで、レシピのサンムやパチェの他に、キムチなどを巻いて食べるレシピもあります。サムギョプサルもキンパの中に入れる具材として人気があり、新大久保などでは定番のメニューになっています。

【材料】

• A醤油...50cc
• Aコチジャン...60g
• Aみそ...60g（白：信州みそ）
• A砂糖...30g
• Bこしょう...少々
• Bおろしニンニク...大さじ1と1/2
• Bすりごま...大さじ1
• B粉唐辛子...小さじ1
• Bごま油...大さじ1

1. 鍋にAの材料を入れる、へらで全体をなじませるように混ぜる。
2. 味噌が溶けたら火を止める。
3. Bの材料も鍋にすべて入れ、混ざったら冷水で冷やして完成。

プロのレシピに近い人気の万能ダレのレシピです。この万能ダレは、豚バラ肉に漬け込んで揉みこみ焼いても良いですし、つけダレとしてのレシピにも使えます。また、豚肉だけではなくチャーハンのタレやめんつゆでのばして中華そばのタレなどにも使うのも人気です。

水を使っていませんので冷蔵庫で1～2週間保存可能です。煮沸消毒した瓶に常備しておくと、サムギョプサルを食べたくなった時や他の料理をいつもと違う味にしたいときにすぐ使えて便利なレシピです。

ホームパーティなどでがっつりサムギョプサルをを食べたいときは、焼いた豚バラ肉と野菜をカットし、何種類かのタレを用意しておくと何かと便利です。ピリ辛風のタレが苦手な人もケチャップや醤油を使ったレシピのタレを用意しておくと子供にも食べやすいです。またバイキング形式で並べておけば、自分好みのサムギョプサルが作れるでしょう。

韓国風サムギョプサルというよりは、洋風に近い変わり種の人気サムギョプサルレシピです。豚バラ肉をオクラなどの野菜を巻いて焼き、チーズと牛乳を混ぜたチーズソースやトマトとニンニクを混ぜたトマトソースをかければいつもと違ったサムギョプサルが味わえます。

洋風に合わせて野菜もブロッコリーやレタス、アスパラなどを使うレシピにすれば、サムギョプサルの肉汁と絡み合って野菜をモリモリ食べられること間違いなしです。

【材料】

• だし醤油...大さじ4
• すし酢...大さじ4
• おろしにんにく...適量
• 一味唐辛子...適量
• すりごま...適量
• ねぎ...適量

1. ねぎをみじん切りにする。
2. みじん切りしたネギに調味料を入れていく。
3. 全体を混ぜて完成。

このレシピはサムギョプサル専用のタレではなく、韓国料理に合う人気のタレとして紹介しています。出来上がりがさらっとしているレシピですので、野菜を巻いたサムギョプサルを食べるのでしたら、つけダレとして使ったり豚肉を下味で漬け込むときに使うのが良いでしょう。

塩ダレは日本で人気のタレです。それにネギを混ぜて作るレシピですので、韓国のサムギョプサルよりかなりあっさりとしているレシピになります。サムギョプサルも焼くのではなく茹でて食べますので、脂質を気にせず食べる事ができます。このレシピでしたら、プロが作っている塩ダレとあまり変わりがない美味しいものができるでしょう。

【材料】

• ネギ...1本
• 醤油...250cc
• 唐辛子粉...大さじ2
• すりごま...大さじ2
• おろしニンニク...大さじ2
• ごま油...大さじ5

1. 材料をすべて混ぜ合わせれば完成。

レシピが混ぜるだけという超簡単な人気の万能ダレのレシピです。自宅で誰でも作れますので、レシピの配分を覚えておけば、いつでもすぐできてしまいます。人気のチヂミや韓国料理で人気のナムルなどにもこの万能ダレは使う事ができます。サムギョプサルにつけるとき、味噌を溶かせばプロ並みのサムギョプサルの味が作れるでしょう。

このレシピはサムギョプサルの食べ方の中でも少し変わり種の人気メニューになります。豚肉を野菜で巻いて食べるのは同じですが、巻く前に出汁溶き卵にくぐらせるのがポイントです。これによってサムギョプサルの肉汁がマイルドになり、食べやすくなるのです。

サムギョプサルにつけるタレは、何種類かレシピを用意することによって色々な味が楽しめるでしょう。ただ、出汁溶き卵がタレの役割になっていますので、サムギョプサルの下味だけで美味しく食べられる事ができます。

韓国や日本でも人気のサムギョプサルは、プロの味付けやお店に行かないと美味しく食べられないと思いがちですが、自宅でも簡単に作れるレシピが豊富にあります。もちろん、プロならではの万能ダレや肉の焼き方がありますが、サムギョプサルをアレンジしたり、好みの万能ダレを作れば、プロに負けないくらいの美味しいサムギョプサルができます。

人気店に行かなければプロの味を楽しめないと思っていた人も、本記事のレシピを見て自宅で簡単に作れることを理解していただけたのではないでしょうか？ガイドブックで人気店を探す前に、ぜひ自分でプロ顔負けのサムギョプサルを作ってみてください！