マコモダケ人気レシピ！生サラダや素焼き・炊き込みご飯や中華にも！

マコモダケはあまり聞き慣れない食材ですが、台湾や中国など東アジアでは広く親しまれています。この食材はタケノコやキノコとおもわれがちですが、それらとは全く違いイネ科の多年草です。新鮮なものだと生でもいただける食材です。これからその美味しいマコモダケの特徴やさまざまな人気レシピを紹介していきます。

マコモダケの特徴を詳しく調べていきます。この食材をまだ知らない方はぜひ参考にしてみてください。

マコモダケはタケノコやアスパラに似たシャキシャキした食感とトウモロコシのようなほんのり甘い淡白な味がするといわれています。そして、この食材は苦味が少ないのが特徴で、鮮度が良ければ加熱せずに刺身として食べることもできます。

この食材の味を活かすおすすめの料理は天ぷらや炊き込みご飯、水煮などの和食です。その他に中華料理でもよく使用されています。

主な栄養成分は食物繊維とカリウム、タンパク質、ビタミンです。この食材は炭水化物などのエネルギーとなる栄養成分が含まれていないため、とてもヘルシーです。そして、食物繊維には不溶性が豊富に含まれているため、腸内の動きを活発にさせ、便通を良くする効果が期待できます。

マコモダケの旬は地方や植時期によりますが、一般的には9月下旬頃から11月ぐらいです。この食材を美味しく食べられる期間はとても短いといわれています。そして、日本全国の水辺に分布している雑草ですが、あまり旬の時期を分かっていない方が多いようです。主な産地は三重県や石川県、長野県などで、栽培されています。

マコモダケを確実に手にする方法は通販サイトで購入することです。通販サイトでも時期によっては在庫が無いときがあるので注意してください。この食材は栄養価が高く、ヘルシーな食材として知られたのをキッカケに注目されるようになりました。

しかし、この食材は栽培されている地域が限られているため、スーパーなどではあまり見かけることがありません。まれに、農産物直売所では購入できる可能性があります。もし、興味がある方は通販サイトで検索してみてください。

マコモダケはカリウムや食物繊維が多く含まれており、ダイエットにも向いています。食感はブロッコリーの茎やたけのこ、アスパラに似ており、淡白な味わいの食材ですが、多種多様なレシピで美味しい料理ができますので、参考にしてください。

【材料】（2人前）

• マコモダケ（計400g）3本
• てんぷら粉（まぶす用）大さじ1
• 揚げ湯適量
• てんぷら粉40g（揚げ用）
• 水80g

1. マコモダケは根元を切り落とした後、ビューラーなどを使って緑色の皮を剥きます。
2. 約2cm幅の斜め切りにします。
3. ボウルに天ぷら粉と水を入れて、よく混ぜます。
4. 2の中にマコモダケを入れてまんべんなくまぶします。
5. 鍋底から数cm程の高さまで揚げ油を入れます。
6. 約160℃に熱した後3を2分程揚げると完成です。

マコモダケの天ぷらはあまり手間をかけずに、調理することが可能な人気レシピです。この天ぷらは、食材のシャキシャキとした食感と共にジューシーで甘みのある美味しさを愉しめます。また、つゆや塩、レモン汁にひたすことによって味わいが引き立つので、美味しい食べ方としておすすめです。

【材料】

• マコモダケ（大）1本
• 椎茸100g
• 人参半分
• お米2合
• 醤油大さじ1～2
• みりん大さじ1
• 酒大さじ2
• 出汁の素小さじ１
• 水2合分
• 昆布5cm
• ごま少々

1. マコモダケは葉の部分をかきとります。
2. お米を研いでザルで水切りをします。
3. マコモダケを5mm～1cmに切ります。
4. 椎茸、人参を細かく切ります。
5. お米を炊飯器に入れ、醤油、みりん、酒、出汁の素、を入れ、水を2合に合わせます。
6. 炊飯器にマコモダケ、椎茸、昆布を入れ、スイッチを入れます。
7. 炊きあがったら全体を軽くかき混ぜて、ごまを散らせて完成です。

この炊き込みご飯を作る際の注意点として、マコモダケの皮と実の違いが分かるように気を付けましょう。炊飯器一つでフライパンなどを使わず、簡単に作ることができます。この炊き込みご飯は甘みがあって素朴な味わいがあり、歯ごたえがアクセントとなって美味しくいただけます。

【材料】

• マコモダケ3本
• ニンジン1/2本
• 胡麻適量
• 胡椒と塩適量
• 砂糖大さじ2
• 料理酒大さじ2
• 醤油大さじ1
• みりん大さじ1

1. マコモダケとニンジンを約5cmに細切りにします。
2. フライパンに胡麻油大さじ1杯を入れて、中火にします。
3. フライパンが温まったら、ニンジンから炒めます。
4. ニンジンを1∼2分半、少ししんなりするまで炒めます
5. マコモダケを入れます。
6. 砂糖、料理酒、醤油、みりんをよく混ぜて、全体にしみわたるように入れます。
7. 少々の胡椒や塩で味をととのえます。
8. 適量の胡麻を入れると完成です。

マコモダケのきんぴらはビールなどのおつまみとして、よく合う人気のレシピです。また、ニンジンが加わることによって歯ごたえが増します。さらに、適度な塩胡椒がピリピリと舌を刺激して、同時に胡麻の風味が口いっぱいに広がります。また、ご飯のおかずとしても食卓を飾る美味しい料理です。

【材料】

• スパゲッティ100g
• ニンニク(みじん切り)10g
• マコモダケ1.5本
• 鷹の爪2∼3本
• 湯2L
• 塩2.5g

1. 湯2Lに、塩2.5g入れ1.2%の割合にして麺を茹でます。
2. 皮を剥きます。
3. 5mm間隔にカットします。
4. ベーコンを大きめにカットします。
5. フライパンにカットしたマコモダケ、ベーコン、ニンニク、鷹の爪を入れます。
6. 焼色が付くまで、強火で炒めます。
7. 麺を入れたら完成です。

ニンニクオイルスパゲティを作るコツは、フライパンにオイルを沢山入れて具を一度に入れないことです。まず、マコモダケを軽く炒めた後、ベーコンやニンニクを入れるとしっかりとしたニンニクの香ばしさが引き立ちます。

また、麺はザルにあげないでそのままフライパンに入れると、丁度良い塩加減で美味しいニンニクオイルスパゲッティの完成です。

この素焼きはほのかな甘みとトウモロコシのようなほんのりとした香りが、食欲をそそる一品です。特に面倒な手間もかけることなく焼くだけで、食材本来の味を愉しめるシンプルなレシピです。また、みそマヨと昆布茶塩を添えることによって一段と美味しくなります。

マコモダケはヘルシーなサラダとして生のまま食べることが可能です。また、ニンジンやベーコンを和えてドレッシングをかけると、ベーコンのうま味やニンジンの歯ごたえが加わることで、さらに美味しいサラダが出来上がります。

マコモダケを使ったピリ辛中華炒めの人気レシピです。マコモダケを炒めすぎないように気を付けましょう。この食材は淡白な味ですが、豆板醤で味付けをすると、辛さが癖になる美味しさです。また、マコモダケは炒めてもシャキシャキした食感の歯ごたえが残り美味しくいただけます。

マコモダケは食物繊維やビタミンが多く含まれているヘルシー食材です。炭水化物などが含まれていないため、ダイエット中でも安心して食べることができます。この食材は中華や和食などのレシピによく合い、美味しいと大評判です。しかし、マコモダケはマイナーなため、販売されている店舗が限られています。

購入できる可能性があるとしたら、通販サイトです。もし、マコモダケを購買できたら、ここで紹介した人気レシピを参考にして、作ってみてください。