きしめんの人気レシピまとめ！煮込みからパスタまでアレンジいろいろ！

もちもち食感で薄い平打ち麺のきしめんは、口当たりがなめらかでつるつると食べやすいのが特徴です。夏には冷たいつゆにつけたり、冬には味噌などで煮込んで煮込み風にと温冷どちらでも美味しく頂ける人気の麺類でもあります。ですが蕎麦やうどんに比べると、レパートリーの幅が狭いという印象も強いのではないでしょうか？

本記事ではきしめんならではの特徴を生かした人気レシピを厳選してみました。定番の人気レシピから汁なしで頂けるレシピ、さらにはもちもち食感を活かしてパスタのようにアレンジしたレシピも紹介します。きしめんの食べ方にマンネリ化している方は必見のレシピばかりです。

【材料】

• きしめん 1人分
• 豚バラ 40g
• 油揚げ 1枚
• 長ネギ 50g
• A だしの素 小さじ2
• A 水 300cc
• B 赤味噌 小さじ1/2
• B カレールウ 1かけ
• 水溶き片栗粉 片栗粉・水 各大さじ1
• 万能ねぎ（小口切り） 適量

1. 豚バラは食べやすい大きさに、油揚げは半分に、長ネギは斜め切りにしておきます。
2. 鍋に【1】とAを入れて煮立たせたらBを入れて溶かします。
3. 片栗粉でとろみを調整して火から下ろしておきます。
4. きしめんを茹でて湯切りをしたら器に盛り、【2】をかけ、ねぎを散らして完成です。

人気料理を組み合わせたカレーきしめんのレシピです。味噌を入れることで、より味わい深いコクを楽しむことができます。きしめんともよく合い、夏にも冬にも食べたくなる魅力的な一品となっています。

【材料】

• きしめん 1人前強
• 蒲鉾 適量
• サラダ油 適量
• かつお出汁 1.5合
• 酒 20cc
• A 薄口しょうゆ 20cc
• A みりん 20cc
• A 塩 一つまみ
• 水溶き片栗粉 適量
• ラー油 適量
• 三つ葉 適量

1. きしめんをたっぷりのお湯で湯がきます。
2. 別のフライパンで細かめに切った蒲鉾を素揚げします。
3. 鍋にかつおだし・【2】を入れて強火にかけ、酒を回し入れます。
4. Aを加えてひと煮立ちさせたら、火を止めて水溶き片栗粉を入れてとろみをつけます。
5. 再び火をつけて熱し、ラー油を加えます。
6. 器に茹でたきしめんを盛り、【5】をかけて三つ葉をトッピングしたら完成です。

蒲鉾ときしめんだけで仕上げた節約レシピ「かまぼこきしめん」のレシピです。蒲鉾を素揚げすることで程良い旨味がつゆに染み出し、とても安価な食材だけで作られたとは思えない程の上品な味わいとなります。

【材料】

• きしめん 100g
• 油揚げ 1/2枚
• B ほうれん草 適量
• B 白ネギ 適量
• A 水 300cc
• A みりん 小さじ1
• A 酒 小さじ1
• A 醤油 小さじ1
• A 和風顆粒出汁 3g
• 鰹節 適量

1. きしめんを茹でながら、別の鍋にA・刻んだ油揚げ・Bを入れて熱し、つゆを作ります。
2. 茹で終わったきしめんを1度ざるに上げてから、つゆに加えて軽く火を通します。
3. 器に盛り、鰹節を振りかけたら完成です。

シンプルな具材で仕上げた名古屋風きしめんもおすすめです。このレシピと同じように冷凍野菜を使用すると、時短することができるのでおすすめです。

【材料】

• きしめん 160g
• 鶏モモ肉 200～250g
• 蒲鉾 適量
• 卵 2個
• ねぎ 適量
• 水 500cc
• A 料理酒 大さじ2
• A 砂糖 5g
• A みりん 大さじ2
• A 白だし 60cc
• A 昆布だし 3g
• A 本だし 3g
• 塩 適量

1. ねぎは小口切り、鶏肉は一口大に、蒲鉾は薄くスライスします。
2. 鍋に水を入れて沸かして沸騰後に鶏肉を入れ、弱火で煮込みます。
3. Aを加えてから塩を加えます。
4. きしめんを茹でてからざるに上げ、冷水でしっかり締めます。
5. 器に【4】を盛り、【3】の鶏肉を乗せます。
6. つゆを沸騰させたら卵を割り入れ、半熟卵を作ります。
7. 【5】に【6】を入れ、蒲鉾とネギをトッピングしたら完成です。

関西風つゆのきしめんは、ひと手間加えることでお店のような味に仕上がります。顆粒出汁やみりんなどをつゆに加えることで、より深いコクを簡単に引き出すことができます。

【材料】

• きしめん 200g
• 骨付きラム肉 2本（200g）
• 玉葱 1/2個
• サラダ油 大さじ1/2
• A 人参 1/4本
• A セロリ 1/4本
• A パクチー 1株
• A トマト 小1個
• B おろし生姜 小さじ1
• B おろしにんにく 小さじ1・1/2
• B 唐辛子 1本
• B クミンパウダー 小さじ1
• B ヨーグルト 1・1/2カップ
• B 水 2カップ
• B 塩 小さじ1
• B 胡椒 少々 

1. ラム肉は塩胡椒をして下味をつけ、唐辛子は種を取ってちぎっておきます。
2. 玉葱・人参は薄切り、セロリは茎と葉を食べやすい大きさに切ります。
3. パクチーは良く洗ってから粗みじん切り、トマトは皮を剥いてくし切りにします。
4. 鍋に油を引き、玉葱を加えてしんなりするまで炒めます。
5. ラム肉を加えて、両面がこんがりするまで焼きます。
6. Aを加えて軽く炒めたらBを加えて弱めの中火で煮ます。
7. ラム肉が柔らかくなったらきしめんを加えて煮込み、柔らかくなったら完成です。

寒いチベットで食べられる麺料理トゥクパを、きしめんでアレンジしたレシピです。ラム肉独特の香りとクミンの香りが食欲をそそります。ラム肉がない場合は、牛肉や豚肉でも代用可能です。

【材料】

• きしめん 300g
• 白菜キムチ 160g
• あさり 200g
• 長ネギ 2本
• キムチの汁 大さじ3
• おろしにんにく 小さじ1
• A 薄口醤油 小さじ1
• A 粉唐辛子 小さじ1/2
• 塩胡椒 少々
• 粗塩 大さじ1
• 煮干し 10ｇ
• B 水 8カップ
• B 昆布 1枚

1. 砂抜きをしたアサリを粗塩で揉んでからしっかりと洗い、水気を切ります。
2. 長ネギは刻み、キムチは1cm幅に切ります。
3. 熱した鍋に煮干しを入れて炒ったらＢを加えて中火にかけて沸騰させます。
4. 弱火にして10分後に昆布を取り除き、更に10分後に煮干しを取り除きます。
5. 鍋に【4】を7カップ・キムチ・キムチの汁を加えて強火にかけます。
6. 沸騰してきたらきしめんを加えて2分煮ます。
7. 【1】・長ネギ・おろしにんにくを加えて2分煮立たせます。
8. アサリの口が開いたらAを加えて、塩胡椒で味を調えたら完成です。

韓国のベストフードカルグクスを、キムチとアサリで仕上げたアレンジレシピです。アサリを使った海鮮系のつゆに、キムチと粉唐辛子の辛みが良いアクセントとなっています。

にんにくと豚バラで食欲マシマシの肉汁きしめんレシピです。ニンニクのおかげで体がポカポカ温まる一品で、寒い日はもちろん「風邪をひいたかも…？」といった際にもおすすめです。

こちらは一風変わったきしめんのおもてなし料理です。油揚げにきしめんを入れるだけですが、それだけでも雰囲気がガラリと変わります。アレンジレシピとしてぜひ覚えておきたい一品です。

醤油スープが多いワンタン麺ですが、タンタンスープともよく合います。タンタンスープに溶けたワンタンがきしめんとよく絡み、箸を進める手が止まりません。締めについご飯も入れてしまいたくなる魅惑的なレシピです。

【材料】

• A レモン汁 大さじ3
• A 砂糖 小さじ2
• A チリソース 大さじ1
• A ナンプラー 大さじ1
• A オイスターソース 小さじ1
• きしめん 1袋
• サラダ油 適量
• 卵 1個
• B ニンニク・生姜 各1片
• B 桜エビ 大さじ2
• B 鷹の爪（輪切り） 少々
• C シーフードミックス 150g
• C もやし 1/4袋
• ニラ 1/4袋
• 桜エビ 適量

1. Aはボウルに入れて混ぜ合わせておきます。
2. きしめんはレンジ600wで1分加熱してほぐしておきます。
3. フライパンに油を入れて熱し、溶き卵を入れて半熟状になったら一旦取り出します。
4. フライパンに油を入れて熱し、Bを加えて弱火で香りが立つまで炒め、Cを加えます。
5. きしめんを加えてほぐしたら【3】→ニラ→【1】の順に入れて炒めます。
6. 器に盛り、桜エビを散らしたら完成です。

人気タイ料理のパッタイも、きしめんでアレンジすれば家庭で簡単に作れます。甘酸っぱいタレがきしめんとよく絡み、食欲がそそられるレシピです。

【材料】

• きしめん 1人前
• きゅうり 適量
• 豚ひき肉 260g
• 生姜・ニンニク 各1片
• 鷹の爪 適量
• 水 100ml
• A 六甲味噌 大さじ3~5
• A 砂糖 大さじ3
• A 酒 大さじ2
• A 醤油 小さじ1
• A 胡椒 少々
• A 山椒 適量
• サラダ油・ごま油 各大さじ1

1. 熱したフライパンにサラダ油とごま油を合わせたモノを入れて馴染ませます。
2. 豚ひき肉を入れてよく炒めます。
3. 火が通ったら刻んだ生姜とニンニクを加え、香りが立ったら鷹の爪を加えて炒めます。
4. 火を弱めて水・Aを加え、とろみが出るまで炒めます。
5. きしめんを茹でてから器に盛り、【4】ときゅうりを乗せたら完成です。

家庭にある調味料だけで作った簡単絶品肉味噌乗せジャージャーきしめんのレシピです。きしめんにたっぷりと肉味噌を乗せれば、本格的なジャージャー麵の完成。辛いモノが好きならばお好みで豆板醤を加えましょう。

えのきでかさ増しした焼ききしめんは、ダイエット中にぴったりのレシピです。たっぷりえのきを使用することで、ボリューム満点かつ旨味たっぷりの一品となります。

【材料】

• 冷凍きしめん 1個
• バター 1かけ
• A 辛子明太子 適量
• A めんつゆ 適量
• A マヨネーズ 適量
• B 小ネギ 適量
• B 大葉 適量
• B 卵黄 1個
• B 刻みのり 適量
• B ブラックペッパー 適量

1. きしめんをレンジで加熱した後、バターをなじませます。
2. Aを合わせたものを入れて混ぜ、Bをトッピングしたら完成です。

和えるだけで簡単に明太パスタ風のきしめんが作れるアレンジレシピです。バターの香りが豊かに香り、簡単に作ったとは思えない味わいとなっています。

レトロ気分に浸りたい時、昔懐かしいナポリタンをきしめんでアレンジしたレシピはいかがでしょう？茹できしめんを使用するのが昔懐かしい雰囲気を醸し出すポイントです。さらに最後に加える醤油が、よりレトロな味わいや雰囲気を繰り出します。

パスタで食べるよりもはまってしまうかもしれないカルボナーラきしめんの簡単アレンジレシピです。チーズがとろけ込んだ濃厚なクリームソースと和のきしめんがベストマッチ。冷凍きしめんを使用することで、手軽にパパっとできます。

リメイクレシピも絶品なきしめんトマトソースは、たっぷり作るのがおすすめ。海老の出汁が良く効いていて、そこに合わさる味噌ときしめんはこの上なく抜群です。チーズをのせてグラタン風に、溶き卵を加えてオーブンで焼けばオムレツ風にとリメイクレシピの幅も広い万能レシピとなっています。

きしめんを使った人気レシピはいかがだったでしょうか？きしめんはきしめんとして頂くのではなく、中華麺やパスタといった麺料理の代用としてアレンジできます。その味わいは代用として使ったとは思えないほどクオリティの高い仕上がりです。

今後きしめんがあった際には、ただつゆにつけて食べるのではなく本記事で紹介したようなレシピで調理してみてください！きっともちもち食感の虜になってしまうでしょう。