紫芋の人気レシピまとめ！甘いお菓子やご飯が進むおかずまで！

近年人気のカフェやお菓子店で、色鮮やかな紫芋を使ったケーキや饅頭などを見かけることが多くなりました。紫芋はさつまいもの一種で、食物繊維が多く健康に良い野菜です。特に色の濃い野菜や果物に多いといわれるポリフェノール成分が多く含まれているところは、注目したいところです。

また、生地に混ぜたりあんに使ったりと、和菓子や洋菓子、おかずなどにアレンジしやすい食材ともいえるでしょう。この記事では、人気の高い紫芋のレシピを紹介します。また、含まれる栄養素や健康効果についても解説していきます。

紫芋の健康効果の高い栄養として注目したい成分は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンです。アントシアニンは紫芋の色素の正体で、他にもワインやブルベリーなどに多く含まれています。アントシアニンは、抗酸化作用があり活性酸素を抑えるため生活習慣病予防やアンチエイジング効果に期待が持てるといわれています。

また、ドライアイや視力低下予防、眼精疲労にも効果的と考えられているため、目が疲れやすい人は紫芋をお好みにアレンジしておかずなどに使ってみてください。他にも、加熱しても壊れにくいビタミンCが豊富です。リンゴと比較するとリンゴのおよそ7倍のビタミンCを含んでいるといわれ、美白対策に効果的です。

紫芋には数種類の品種があります。有名なのは千葉県産のパープルスイートロードで、甘みが強いため焼き芋やふかし芋に適しています。鹿児島産のえいむらさきもよく知られており、色が濃く甘さがさっぱりとしているため天ぷらにすると美味しいです。

他にも、種子島産の種子島むらさき・種子島ゴールド・あやむらさき、沖縄県の紅芋、宮崎県産などがあります。

紫芋の保存は他のさつまいもと同じで、温度が10～15℃の冷暗所で保存するのが基本です。水にぬらすと痛みがひどくなるため、泥は洗い流さずに手で払い新聞紙に包んで床下など冷暗所に保存してください。適当な冷暗所がない場合は、秋冬はキッチンで夏場は冷蔵庫の野菜室を使うとよいでしょう。

正しい方法で保存した場合、3ヶ月～半年ほどは保存可能です。使いかけが残ったら使いやすい大きさにカットし、あく抜きをして水気をよくふき取り保存袋に入れて冷凍保存するとよいでしょう。使用時は凍ったままオーブン料理や茹でるのがベストです。また少量残った場合は、味噌汁の具材用に細かくカットして冷凍しておくと便利です。

【材料】
（紫芋あん）

• 紫芋（正味）…250g
• 砂糖…40g
• 塩…ひとつまみ

• 白玉粉…12g
• 水…70g
• 薄力粉…30g
• 砂糖…5g

1. 紫芋の皮をむき、水にさらして鍋でやわらかくなるまで煮ます。
2. やわらかく煮えたら水分を捨て、こふき芋の要領で水分を飛ばしてください。
3. 2を裏ごしして分量の砂糖と塩を加え、よく混ぜ合わせます。
4. ラップの上に3の紫芋をのせて四角にまとめ、少し冷ましましょう。
5. 白玉粉から順番に生地の材料をボウルに入れ、ダマにならないようによく混ぜます。
6. 薄く油をひいたフライパンで、一口大にカットした4のあんを5の生地につけて焼きます。
7. 一面ずつ弱火で生地をつけては焼きを6面全部繰り返したら、完成です。

紫芋を水にさらす場合は、何度も水を替えてあく抜きをしてください。また、茹でるのは電子レンジでもOKです。紫芋を裏ごしして砂糖を加えた時点でやわらか過ぎてまとめにくい場合は、鍋に入れて水分を飛ばすかまたは電子レンジで加熱するとよいでしょう。

あんを生地につけて焼くときは、火加減を弱火にして焦げないように短時間で焼いてください。

【材料】

• 紫芋…500g
• 砂糖…70g
• 粉寒天…4g
• 水…300cc
• 豆乳…200cc

1. 紫芋を蒸します。
2. 1がやわらかくなったら、裏ごししてください。
3. 水と豆乳を鍋に入れ中火にかけます。
4. 3に粉寒天を入れ、2分ほど沸騰させましょう。
5. ブレンダーに裏ごしした紫芋と砂糖を入れ、さらに4を加えて1分ほど混ぜます。
6. 5を型に入れ、空気抜きをしたら冷蔵庫で冷やして完成です。

このレシピは紅芋を使ったお菓子ですが、紫芋でも同分量で美味しくできます。紫芋の皮を取り除くタイミングは、蒸す前でも後からでも決まりはありません。自分のやりやすい方法で行ってください。

【材料】
（タピオカ）

• 乾燥タピオカ（小粒）…50g
• 砂糖…小さじ1杯
• 太白ごま油…少量

• 紫芋フレーク…14g
• きび砂糖…7g
• 水…24g
• レモンの皮すりおろし…少々

1. ボウルに分量の紫芋フレークときび砂糖、レモンの皮すりおろし、水を入れます。
2. 1をよく混ぜ合わせて、4等分にし丸めます。
3. 乾燥タピオカを沸騰したお湯の中に入れ、再沸騰したら中火にして10分煮ます。
4. さらに弱火にし、茹で上がったらザルに入れて湯を切りましょう。
5. 4をボウルに入れ、ごま油と砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。
6. お皿にクッキングシートを敷き、少量のタピオカを広げて中央に2のあんをのせます。
7. 残りのタピオカをあんに隙間なくかぶせましょう。
8. 7を強火で12分間蒸したら完成です。

人気のタピオカを使った食感が楽しい饅頭です。乾燥タピオカを湯がくときは、お湯の中に入れたらすぐにかき混ぜてください。色鮮やかな紫色のあんが興味をそそる、おもてなしにぴったりの美味しいお菓子です。

鍋を使わずに簡単にできる、おもてなしによい色鮮やかなお菓子です。レシピではカマンベールチーズが使われていますが、クリームチーズを使っても美味いくいただけます。

紫芋をぜいたくに使った、子供たちのおやつにもピッタリな美味しいお菓子です。昔から人気があったおやつに練った小麦粉でさつまいもを包で蒸すお菓子がありますが、このアレンジレシピでは上新粉を入れた生地を利用しているためパサつかずしっとりとした仕上がりになっています。

紫芋の美しい団子とだしの美味しさが特徴のお菓子です。このレシピでは、通常500ccで1袋のだしパックを用いるところを250ccの水で利用しているため、和風味の美味しいタレに仕上がります。またタレのとろみにくず粉を使っているため口当たりがやわらかく、紫芋団子の美味しさを引き立ててくれます。

紫芋をつぶして丸め、バターで焼いただけの簡単なお菓子です。このレシピでは紫芋の美味しさを味わうため中には何も詰められていませんが、バターの風味がよくきいていて美味しくいただけます。甘党の人は、市販の白あんや黒あんを中に入れて焼いてもお美味しいでしょう。

【材料】
（タルト台）

• バター…50g
• 砂糖…35g
• 卵…20g
• 薄力粉…90g
• アーモンドプードル…20g
• バター…型に塗る量
• 強力粉…適量

• 紫芋（正味）…200～250g
• 砂糖…50g
• バター…15g

1. ボウルにバターを入れ、やわらかくして砂糖を加えます。
2. ホイッパーで白くふわふわになるまでよく混ぜましょう。
3. 卵を溶き、3回に分けて2に加えてください。その都度よく混ぜます。
4. 薄力粉とアーモンドプードルを合わせふるいにかけながら3に加えます。
5. 4を軽く混ぜ合わせたら、ラップに包んで冷蔵庫で30分休ませましょう。
6. 5を3mm～5mmの厚さに伸ばしておきます。
7. 型にバターを塗り、強力粉をふります。
8. 型に6の生地をのせ、ラップで押さえてはみ出した分はカットしてください。
9. 生地にフォークで穴を開け、冷蔵庫で30分休ませます。
10. 180℃に温めたオーブンで8分焼いたらタルト台が完成します。

1. 紫芋の皮をむき1cmの大きさにカットした後、水にさらしやわらかく茹でます。
2. 茹で上がった紫芋をつぶし、分量のバターや砂糖を加えてよく混ぜてください。
3. 2を裏ごしします。
4. 3を大きめの星型口金を付けた絞り袋に詰めて、舟形タルトに絞っていきます。
5. 170℃のオーブンで10分ほど焼けば完成です。

このレシピのポイントは、膨らみを避けるためタルト生地にフォークで穴を開けるところです。紫芋をつぶすタイミングは、茹で上がったばかりの熱い内に行いましょう。またタルト台の空焼きは、クリームを絞った後再度焼くため焼き色にこだわる必要はありません。

できあがりのクリームの紫色が少し濁ってもよい人は、生クリームや卵黄を加えると味がさらに良くなります。

【材料】
（モンブランクリーム）

• 紫芋（裏ごし正味）…300g
• 上白糖…30g
• 練乳…30g
• 生クリーム35％…50ml

• 卵白…1個（41g）
• グラニュー糖…41g×２

• 生クリーム47％…200ml
• グラニュー糖…20g

1. 紫芋を適当な大きさにカットし、沸騰したお湯で15分ほど蒸します。
2. 1の皮をむき裏ごしして、ボウルに300g取り分けてください。
3. 2のボウルに上白糖と練乳を入れ、よく混ぜ合わせます。
4. さらに生クリームを加えて、よく混ぜ合わせましょう。
5. 4をモンブラン口金をつけた絞り袋に入れたら。モンブランクリームの完成です。

1. 卵白に41gのグラニュー糖の1/5を入れ、ハンドミキサーでよく混ぜ合わせます。
2. さらに1/5を加えてハンドミキサーで混ぜる行為を5回繰り返し、固くします。
3. 2に残りのグラニュー糖41gを加え、ゴムベラですくうように全体に混ぜ合わせます。
4. 3を絞り袋に入れ、クッキングシートを敷いた天板の上に絞っていきます。
5. 115℃のオーブンで120分焼いたら、メレンゲ菓子土台の完成です。

1. 生クリームにグラニュー糖を加え、氷にあてながらホイップしてください。

1. クリームシャンティイを絞り袋に入れ、メレンゲ土台の上に高く巻いていきます。
2. 1の上に、モンブランクリームを飾り付けて完成です。

紫芋の茹で上がりを確認するためには、竹串などで刺してみるとよいでしょう。またメレンゲは、最終的にボウルをひっくり返しても流れないぐらいまで固くします。

モンブランに栗の甘露煮などお好みの食材を盛り付けても美味しいのですが、紫芋の素材を味わうために何も入れないのもおすすめです。メレンゲの土台は保存に向かないため、すぐに食べるようにしましょう。

【材料】

• ココアクッキー…60g
• バター…20g
• 紫芋パウダー…15g
• 牛乳…40ml
• 粉ゼラチン…2g
• ホワイトチョコレート…30g

• クリームチーズ…100g
• 砂糖…30g
• 生クリーム…100ml
• バニラエッセンス…2～3滴

1. ココアクッキーを袋に入れ、綿棒などでたたいて細かく砕きます。
2. バターを溶かし、1に入れてよく混ぜ合わせてください。
3. 型の底に2を敷き詰め、冷蔵庫で冷やし固めます。
4. 耐熱容器に紫芋パウダーと牛乳を入れ、ラップをかけます。
5. 600Wの電子レンジで30秒加熱して、よく混ぜ合わせましょう。
6. 小さい耐熱容器に大さじ1杯の水と粉ゼラチンを入れ、ふやかします。
7. 6にラップをかけ、600wの電子レンジで10～20秒加熱して溶かしましょう。
8. フードプロセッサーにAの材料と5を入れ撹拌し、さらに7を加えて攪拌します。
9. 3の型に8を流し入れて軽く叩きつけ、冷凍庫で30分冷やし固めます。
10. ホワイトチョコレートを湯湯煎で溶かし、好みの飾りを作りましょう。
11. 9の型を手で温めケーキを型から抜いて器に盛り、10を飾り付けたら完成です。

人気のレアチーズケーキをアレンジした、4個分の簡単なお菓子です。型はクリアファイルを使うと簡単に作ることができ、大変便利です。ポイントは型に生地を流し入れた後、軽くポンポンとたたきつけるところでしょう。

空気を抜いて表面を平らにすると、できあがりが美しくなります。ハロウィン飾りなどお祭りに合わせて好みの飾りをトッピングすると楽しいです。

【材料】

• 紫芋…500g
• バター…40g
• 甜菜糖…80g
• 溶き卵…適量
• 黒ゴマ…適量

1. 紫芋を水洗いし、皮をむきます。
2. 両端を切り落とし、1～1.5cmほどのさいの目切りにします。
3. ボウルに2と水を入れてあく抜きをしてください。
4. アイラップの袋2枚に分けて入れ、口は縛らず耐熱皿にのせます。
5. 一袋ずつ600wのレンジで5分ほど熱を通します。
6. ５をミキサーにかけてなめらかにし、裏ごししてください。
7. ボウルに6とバターを入れよく混ぜ合わせ、さらに甜菜糖を入れてよく混ぜます。
8. 7を手のひらサイズの芋の形に整えましょう。
9. 鉄板に8を並べ、溶き卵を刷毛で塗って黒ゴマをのせます。
10. 210℃のオーブンで20分ほど焼いたら完成です。

簡単で人気の高いスイートポテトのアレンジレシピです。このレシピではコクがありミネラル豊富なオリゴ糖の甜菜糖が使われていますが、家庭に常備している砂糖でも可能です。また、レシピで使われているアイラップの袋がなくても、紫芋をやわらかくする方法はいくらでもあります。

鍋で蒸したり耐熱容器にラップをかけてレンジで加熱したりして、自分のやりやすい方法で行ってください。

【材料】

• 紫芋…1本
• リンゴ…1/2個
• レーズン…25g
• パイシート…1
• シナモンパウダー…小さじ2杯
• グラニュー糖…大さじ1と1/2

1. リンゴは皮をむき薄切りに、紫芋は角切りにします。
2. パイシートを薄く伸ばし、グラニュー糖とシナモンパウダーをふりかけます。
3. 2の上にリンゴ・紫芋・レーズンを満遍なく散らし、周囲を立てて縁を作ります。
4. さらにグラニュー糖とシナモンを上からふりかけてください。
5. 200℃のオーブンで20～25分ほど焼いたら完成です。

リンゴと紫芋を使った簡単にできる人気のお菓子、アレンジパイのレシピです。パイシートを薄く伸ばす場合は、まな板など平たい場所に小麦粉をふってその上で行うとよいでしょう。

【材料】

• 紫芋…1本(100g)
• 牛乳…400ml
• 卵…4個
• 三温糖…50g
• バニラエッセンス…少々

1. 紫芋を電子レンジで温め、皮をむきます。
2. ミキサーに紫芋と200ccの牛乳を入れ、砂糖を加えて攪拌します。
3. 2をボウルに移し、ミキサーで攪拌した卵と残りの牛乳を加えて泡立て器で混ぜます。
4. 3をプリンカップに入れ、190℃のオーブンで30分ほど焼いたら完成です。

上記のレシピは、35分ほどの短時間で完成する10人分の簡単アレンジプリンです。できあがったプリンに缶詰の果物やホイップした生クリームをのせると、おもてなしにぴったりのデザートになります。

【材料】
（スコーン生地）

• 薄力粉…120g
• 生クリーム（47％）…150ml

• 紫芋パウダー…30g
• きび砂糖…大さじ1杯
• ベーキングパウダー…大さじ1/2杯
• 塩…少々

• ホワイトチョコレート…20g
• 白あん…40g

1. スイートコーンの生地を作る30分ほど前に冷蔵庫に入れ、冷やしておきます。
2. ボウルにふるいにかけた小麦粉とAの材料を入れ、ゴムベラでよく混ぜます。
3. 1に生クリームを加えて、さらによく混ぜ合わせてください。
4. 2を台の上に出し、切って重ねるの行為を繰り返して生地をまとめていきます。
5. 打ち粉をしながら3を綿棒で15cm×25cmの大きさに広げ、ラップにのせます。
6. ホワイトチョコレートは手で割り湯煎して溶かし、白あんと混ぜてください。
7. 4の上に5を広げてのせ、くるくると巻いて冷蔵庫で15分ほど冷やし固めます。
8. 生地を9等分にカットし、200℃のオーブンでおよそ15～20分ほど焼いたら完成です。

材料を練って焼くだけの簡単アレンジお菓子です。このレシピのポイントは、冷蔵庫でスコーン生地の材料をおよそ30分ほど前から冷やしておくことです。お好みでマスカルポーネチーズをトッピングして食べても美味しいでしょう。

紫色の鮮やかな色は、ハロウィンのお菓子としてもぴったりの食材です。このレシピは紫芋のパウダーで作られていますが、紫芋をやわらかくし裏ごしして使っても同じようにできあがります。

ホットケーキミックスを使った人気のお菓子ワッフルに、紫芋パウダーを入れてアレンジしたレシピです。紫芋と卵が合わさるとグレーや緑色に変わりますが、美味しさや栄養価は変わりません。おやつにもぴったりのお菓子です。

【材料】

• 紫芋…100g
• 金時人参…1/2本（80g）
• 塩昆布…10g
• ちりめんじゃこ…15g
• みりん・薄口醤油…各大さじ1杯

1. 紫芋と金時人参は、きれいに洗って棒切りにします。
2. 鍋に1を入れ、塩昆布からちりめんじゃこの順に重ねて加えます。
3. 2の上から調味料をかけ、蓋をして中火で2分加熱します。
4. 蒸気が対流してきたら、弱火にしてさらに6分加熱してください。
5. 軽く混ぜて器に盛り付け、完成です。

油を使わないカラフルな簡単ヘルシーおかずです。芋と人参を切るときは繊維を絶つ方向に切ると、火が通りやすく早くやわらかくなります。調味料が少ないため焦げるのが心配な人は、水大さじ2杯を加えてもよいです。火力に気を付け、焦げないように仕上げてください。お弁当のおかずにしてもよいでしょう。

【材料】

• 紫芋…大1/2個
• バター…小さじ1杯
• 甜菜糖…大さじ1杯
• ごま…お好み量

1. 皮をむいた紫芋を輪切りにし、沸騰した湯に入れてやわらかく煮ます。
2. ようじで刺してやわらかくなっていたら、ザルにあげてください。
3. 2をボウルに入れ、よくつぶします。
4. 3に甜菜糖とバターを加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。
5. 器に盛り、お好みでごまをふりかけたら完成です。

砂糖とバターを加えただけの、紫芋の美味しさを十分に味わうことのできる簡単レシピです。茶巾絞りにすれば、おかずとしてだけでなく子供への手作りおやつとしても喜ばれるでしょう。また、このレシピにリンゴや干しぶどうなどを入れてマヨネーズで和えれば、ボリュームのあるおかずになります。アレンジしやすいレシピともいえるでしょう。

【材料】

• 紫芋…300g
• カブ…1個
• 玉ねぎ…１/2個
• ローリエ芋…1～2枚
• 塩麴…小さじ2杯
• 水…200ml
• 牛乳or豆乳…300ml

1. 玉ねぎは半分にカットし、繊維を断ち切るように薄切りにします。
2. 紫芋はよく洗い汚れた部分の皮をむいて、薄めに輪切りにし水にさらします。
3. カブもよく洗い、薄切りにします。
4. 無水鍋のリロンデルに玉ねぎ、紫芋、カブの順に入れてローリエを加えます。
5. 最初は弱火と中火の間の火加減で、湯気が出てきたら弱火にして10分加熱します。
6. 野菜が柔らかくなったら水を加え、さらに塩麴を加えて中火で加熱します。
7. 蓋の隙間から湯気が出てきたら、火を止め5分ほど蒸らしてください。
8. ローリエを取り除き、ミキサーまたはブレンダーでペースト状にします。
9. 8を鍋に戻し牛乳または豆乳でのばしたら完成です。

色鮮やかでヘルシーな人気のポタージュです。牛乳でのばした後味が足りないようであれば、塩麴や胡椒を加えて調整してください。おかずの一品としておすすめできるスープです。

紫芋や人参、いんげんなどカラフルな野菜を使った、色鮮やかなおかずです。このレシピの材料の他にジャガイモやレンコンなど冷蔵庫に残っている野菜を加えても、ご飯がすすむ美味しいおかずになるでしょう。また茶色いおかずが多くなりがちなお弁当では、彩りよいおかずとしておすすめできるレシピです。

人気のおかずであるコロッケを紫芋でアレンジしたレシピです。形を整える前に味見をして、塩や蜂蜜でお好みの味に調節してください。紫芋はねっとりしているため、通常のじゃがいもで作るよりはまとまりやすいです。

このレシピでは合い挽き肉が使われていますが、豚ひき肉や鶏ミンチでも大丈夫です。鶏ミンチを使うとあっさりしたおかずになるでしょう。

紫芋のみそまるとは、お湯を注ぐだけでできる便利な即席味噌汁のことです。おかずとしてもう一品汁物が欲しい時に助かります。みそまるの大きさは、普段使っているお椀に合わせるとよいでしょう。大きめのお椀だと、1個はおよそ30gほどです。お弁当と一緒に持っていくと、カップにみそまるを入れてお湯を入れるだけで温かいおかずになります。

【材料】

• 紫芋…1個
• 片栗粉…適量

1. 紫芋をスライサーで薄くスライスします。
2. 1を袋に入れ、片栗粉を加えてまぶしてください。
3. 2を1枚づつ油に投入し、芋から泡が出なくなるまで揚げたら完成です。

子供も大人も大好きな人気のおやつです。芋の投入し始めは油の中で重なると離れにくくなるため、菜箸で離しながら揚げてください。徐々に芋から出る泡が少なくなってきます。泡が出なくなりパリパリと揚がったら完成です。

【材料】

• 紫芋パウダー…10g
• 卵…2個
• パルスイート…20g
• 生クリーム…200ml
• 紫芋パウダー…10g

1. ボウルに卵を割り入れパルスイートを加えて、ハンドミキサーで泡立てます。
2. 別のボウルに生クリームを入れ、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てます。
3. 2に紫芋パウダーを入れて泡立て器で混ぜ、1を加えてゴムベラでよく混ぜ合わせます。
4. 3をアイスクリームメーカーに入れ、スイッチを入れます。
5. スイッチが切れた後中のものをタッパーに移し、冷凍庫で３時間ほど冷やし固めます。
6. 5を器に盛って完成です。

紫芋パウダーとカロリー90％カットの甘味料パルスイートを使った、健康に配慮されたアイスクリームのレシピです。アイスクリームメーカーがない場合は、冷凍庫で冷やし固めながら手動でかき混ぜていきます。最初は2～3時間後にかき混ぜ、その後30分おきぐらいにかき混ぜていくと美味しいアイスクリームが出来上がります。

【材料】

• 紫芋パウダー…10g
• 無塩バター…50g
• 粉砂糖…55g
• 生クリーム…35g
• 薄力粉…55g
• バニラオイル…少々

1. バターをボウルに入れ、ゴムベラでやわらかくなるまでかき混ぜます。
2. 1に粉砂糖を入れて混ぜ、バニラオイルを入れて泡立て器でさらにかき混ぜましょう。
3. 2に生クリームを1/3ずつ入れて、その都度よくかき混ぜます。
4. 3に薄力粉と紫芋パウダーをふるいにかけて加え、ゴムベラで混ぜ合わせます。
5. 4を星型の絞り袋に入れ、シートが敷かれた鉄板に絞っていきます。
6. 170℃のオーブンで、14～16分ほど焼くと完成です。

カラフルでかわいらしく、おやつにぴったりのお菓子です。生地を絞るときは小さな円を描くように絞ると、見た目にも美しく仕上がります。また焼いた後に大きくなるため、鉄板の上に絞るときは1個1個の間にスペースを入れましょう。

【材料】
（生地材料）

• 強力粉…160g
• 砂糖…大さじ1+1/2杯
• ドライイースト…小さじ1/2杯
• 卵…25g
• 塩…小さじ1/2杯
• バター…30g
• 水…75cc

• 白あん…150g
• 紫芋パウダー…大さじ2杯
• 生クリーム…40cc

• 卵液…適量
• アーモンドスライス…適量

1. ボウルに生地の材料を全部入れ、しっかりとこねます。
2. 1にラップをかけて、30℃で75分一次発酵を行います。
3. ボウルに白あんと紫芋パウダーを入れ混ぜます。
4. 3に生クリームを入れながら、しっかりと混ぜ合わせてください。
5. パン生地の一次発酵が終わったら、ガス抜きをして5等分に切り分けます。
6. 生地を丸めて布巾をかぶせ、10分ほど休ませます。
7. 生地を長方形に広げ、4のあん1/5を包んで生地を半分に折り、周囲を閉じます。
8. 生地に3本ほど切り込みを入れ、ねじりながら両端を重ねます。
9. 紙カップに入れ、30℃で40分二次発酵を行います。
10. 二次発酵が終わった生地の表面に卵液を塗り、アーモンドスライスを散らします。
11. 190℃のオーブンで13分焼いたら完成です。

あんをお好みでいろいろ変えて楽しめる、アレンジしやすい簡単レシピです。パン生地の硬さは普通ぐらいでよく、8分ほど練るとよいようです。あんに加える生クリームは、あんは様子を見ながら好みの硬さに加減してください。

ホームベーカリーを使って作った、紫芋パンのアレンジレシピです。レシピではドライイーストを少なめにつかっているため、イースト臭は気になりません。少ないイーストでも天然酵母コースで焼くと、きちんと膨らむようです。

紫芋の美しいピンクと黒糖の塊がアクセントになっている、美味しい黒糖パンのレシピです。このレシピのポイントは、生地の中に入れる黒糖のタイミングを見計らうことです。早く入れ過ぎると完全に生地に練り込まれるため、黒糖のはっきりした旨味を味わうことができません。生地こね終わりのおよそ2分前に練り込むようにするとよいようです。

紫芋はさつまいもの一種で、お菓子やおかず、主食にもなるオールマイティーの食材といえます。とくに色鮮やかな色彩は、ハロウィンなど子供に人気のお祭りに作るお菓子に適しているといえるでしょう。

また、紫芋はポリフェノールやビタミンCが多く含まれているため、健康的にも積極的に取り入れたい食べ物です。スープや煮物などお好みのおかずにアレンジして、食卓に彩を添えましょう。