コンビニのチキン徹底比較！フライドチキンのメニュー・値段やカロリーは？

コンビニに行くと、レジ横にホットスナックのコーナーがあり、中にはフライドチキン類が入っています。美味しそうで、ついつい買いたくなる商品の1つです。フライドチキンといえば、クリスマスに食べるものと考える方もいますが、おやつにもおかずの一品にも日常的に手軽に食べられて人気があります。

コンビニチキンはローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどコンビニごとに個性があります。そこで、コンビニ各社のメニューを比較しながら、その違いを紹介します。味などの特徴とともにカロリーや糖質、値段なども紹介しますので、参考にしてください。
 

まずはローソンのコンビニチキンを紹介します。ローソンの特徴は、糖質が低めなのに、ボリューム感があることです。フライドチキンの他にもロングセラーのからあげクンや鶏の唐揚げ、焼き鳥などの惣菜類も豊富にあります。

ローソンのLチキは、骨のないタイプのフライドチキンです。米粉を使用しているので、外はサクサク中はジューシーに仕上がっています。

旨塩味はシンプルな味付けで、スパイシーさは控えめです。飽きのこない味付けで、万人受けします。また、肉質がしっかりしており、しつこくなくて淡白です。他に旨辛味、旨だれ黒味、旨だれ赤味、ガーリックソース味、台湾唐揚げ味があります。標準価格は180円(税込)、カロリー275kcal、炭水化物12.2gです。

Lチキの旨辛味は、唐辛子とチリペッパーを使った、ピリ辛感のあるコンビニチキンです。この商品はおかずやおやつとしてというよりも、おつまみ向きの商品です。Lチキの旨辛味は、旨味と辛味があって食べると無性にビールが飲みたくなります。標準価格が180円(税込)、カロリー298kcal、炭水化物14.6gです。

Lチキの旨だれ黒味は、見た目は黒焦げになってしまったように見えますが、甘辛い黒こしょう味のたれがかかってやみつきになる味です。黒ごまもかかっていて香ばしいです。標準価格は180円(税込)、カロリー263kcal、炭水化物16.3gになります。

Lチキの台湾唐揚げ味は、台湾の屋台で人気の唐揚げ、鶏排（ジーパイ）の味をコンビニチキンで再現したものです。中華のスパイス、五香粉（ウーシャンフェン）を使っており、まさに台湾夜市を彷彿とさせる香りです。他のLチキの倍くらいある大きさはインパクトがあり、その分、値段は高めになります。

Lチキの旨だれ赤味(甘辛仕立て)は、甘辛いタレがかかっているLチキです。鶏肉にもタレが染み込んでいて、ご飯にも合います。衣のカラッと感はありませんが、辛味が後から効いてきます。タレのせいか、カロリーは高めです。Lチキは味が違っても値段は同じで、標準価格は180円(税込)、カロリー325kcal、炭水化物16.9gになります。

ローソンの黄金チキン骨つきは、クリスマスに食べるチキンに最適で、ボリューム感があって食べ応え抜群です。15種類のハーブやスパイスを使用し、薄い衣をつけてカラッと揚げています。かぶり付けばジュワッと肉汁が口の中に広がります。コンビニ商品でありながら、かなり本格的な味わいです。

クリスマス時期には、黄金チキンのローストレッグも売り出されます。こちらは骨の部分を持って食べますが、その先の骨は抜いてくれており、食べやすい加工がされています。標準価格は240円(税込)、カロリー246kcal、炭水化物14gです。

コンビニのチキンは、ファミリーマートが2006年に骨なしチキンを売り出したことから始まりました。片手で手軽に食べられることから大ヒットになったのです。ファミマのコンビニチキンの特徴は、衣がザクザクっとしていて、肉が柔らかくジューシーなことです。

ファミチキは骨のないタイプで、片手で手軽に食べることができて、人気のコンビニチキンです。ザクザクカリカリした衣の食感が美味しく、味付けは少しスパイスを感じるシンプルなものです。スナック感覚で食べられるので、おやつに食べる人も多いです。標準価格は180円（税込）、カロリー251.7kcal、炭水化物14.8gになります。

ファミチキの麻辣味は、コチュジャンをタレに使い、旨味と辛味のバランスのいい味が自慢です。山椒の痺れと唐辛子の辛さが、本格的な四川風の味のコンビニチキンになります。オリジナルのファミチキに比べて、全体的に赤いのが特徴的です。

値段はオリジナル味と同じで、標準価格は180円（税込）、カロリー253.8kcal、炭水化物14.8gになります。

ザクザクチキンは衣にコーンフレークを使用したことで、ファミチキよりもさらにザクザク感のある食感が特徴です。さっぱりした鶏モモ肉を使用し、ピリ辛のメキシカン味に仕上げてあります。いつもと違った味のコンビニチキンが食べたい時におすすめです。こちらは値段もカロリーもファミチキより少し高めです。

ファミマプレミアムチキン（骨付き）は、日本のクリスマスに食べるフライドチキンのイメージに近い商品です。薄めの衣には13種類ものスパイスとハーブが配合されており、パリッとした食感が美味しく、ジューシーな旨味たっぷりのお肉がたまりません。コンビニで本格的な味わいに挑戦した商品で、値段は少し高めです。

照焼ローストチキン（骨付き）は、醤油とみりん、ブラウンシュガーにはちみつまで使ったコクのあるタレで、照り焼きにしたコンビニチキンです。日本人好みの味で、ほんのり甘く、スパイシーさはないので、特に小さなお子様にはおすすめです。油で揚げていないので、ローカロリーで低糖質、高タンパクの商品になります。

チキンステーキは鶏肉に藻塩、黒胡椒、ガーリックをかけて焼いたものです。鶏肉本来の旨味が味わえて、黒胡椒のアクセントが効いています。衣がないので、糖質ダイエットを行っている人には嬉しいコンビニチキンです。ジューシーで食べ応え抜群です。標準価格は198円（税込）、カロリー229.8kcal、炭水化物8.5gになります。

コンビニチキンというと、ハイカロリーなイメージがあります。しかし、セブンイレブンの特徴は低カロリー、低糖質と、ヘルシーにこだわって作っていることです。ダイエット中のコンビニご飯にはありがたい存在です。

セブンイレブンのコンビニチキンといえば、ななチキです。ローソン、ファミマ、セブンイレブンのフライドチキンの中で、一番ローカロリーの商品になります。11種類のスパイスやハーブを配合した衣が美味しいのですが、薄めの衣にすることで、低カロリーを実現しました。唐揚げに近い和風の味付けで、ご飯にも合います。

セブンイレブンのうま辛チキンは、全体的に赤くスパイシーな香りがしており、口に入れた時の辛さが想像できます。一口食べると、辛さがじわじわと押し寄せ、かなりのピリ辛ぶりです。食べ終わる頃には、飲み物がないと厳しいくらいの辛さです。

鶏胸肉を使用しているので、肉の噛み応えがあり、コンビニチキンの中ではかなりのクオリティーになります。標準価格は203円（税込）、カロリー197kcal、炭水化物8.3g（糖質8.1g）です。

セブンイレブンのスパイスチキンは、コンビニの店舗で揚げている他のコンビニチキンとは違い、ふわっとした衣が特徴の商品です。鶏肉にスパイスがしっかり染み込んでおり、食欲をそそります。揚げていないので、かなりローカロリーです。

ななからはセブンイレブンの鶏の唐揚げになります。1個から買うことができて、少しだけ食べたい時に嬉しいです。こちらも衣を薄くすることで、ローカロリーを実現しました。醤油と生姜の効いたタレに漬け込んだお肉をカラッと揚げていて、ご飯のおかずにぴったりの商品になります。

セブンイレブンのとり竜田は、醤油味で白いご飯が欲しくなる商品です。こちらも他のコンビニチキンと同じく、衣を薄くすることでカロリーダウンをはかっています。衣はパリッと、鶏肉は柔らかくジューシーで、脂っこくなく優しい味です。標準価格は194円（税込）、カロリー195kcal、炭水化物9.3g（糖質8.7g）になります。

セブンイレブンのソースinチキンバーベキュー味は、中にソースの入ったコンビニチキンです。チキンナゲットをソースにつけて食べるのではなく、中にソースが入っているアイディア商品で、パンに挟んで食べたり、車の中で片手で食べたりと便利です。バーベキュー味の他に、マスタード味のものもあります。

ちょっと小腹が空いた時、お酒のおつまみ、ご飯のおかずとして、コンビニチキンは人気の商品です。ファミリーマート、ローソン、セブンイレブンのコンビニチキンを比較し、紹介しました。それぞれに個性を出しており、各コンビニでは期間限定のものを含め、いろいろなメニューがありますので、食べ比べてお気に入りを探してみてください。