2019年09月24日公開
2024年09月28日更新
フライドチキンのカロリーと糖質!ダイエット中の太らない食べ方は?
フライドチキンはカロリーと糖質が高く「太るのでは?」と気になる食べ物です。ケンタッキーや複数コンビニでも人気商品の一つで、店舗や商品によりカロリーが異なるので調べてみました。フライドチキンをダイエットに使い、太らない食べ方も紹介します。
目次
フライドチキンのカロリーと糖質は高くて太る?
フライドチキンは大人から子供まで好きな方が多く、食事のメインのおかずにもなります。クリスマスやパーティー、イベントなどでも活躍する人気商品です。ヘルシーな鶏肉を使っていますが、油で揚げることを考えるとカロリーや糖質が高いイメージがあります。この記事では色々なフライドチキンのカロリーを徹底調査します。
一般的なフライドチキンのカロリー・糖質・栄養成分
フライドチキンはケンタッキーなどのファストフード店をはじめ、コンビニやデリバリーフード店など色々な業態の飲食店でも取り扱っている人気食品で各店舗ごとに大きさや味付けが異なります。ここでは一般的なフライドチキンのカロリー・糖質量・フライドチキンに含まれる栄養成分などについて紹介します。
カロリーと糖質量
カロリー | 464kcal |
タンパク質 | 26.08g |
脂質 | 29.91g |
炭水化物 | 17.99g |
糖質 | 17.49g |
フライドチキンの一般的なカロリーは一人分198.18gあたり464kcalで100gあたりに換算すると234kcalになり比較的高カロリーの食品といえます。フライドチキンと調味法や味付けが似ている唐揚げは100gあたり290kcal、チキン南蛮は254kcal、チキンかつは214kcalとされており、チキンを揚げた料理はカロリーが高いということが分かります。
フライドチキンは鶏の色々な部位を使用して造られますが1本(1ピース)の平均が90gですので、一人平均で3本から4本食べることを考えると相当なカロリーを摂取していることになります。
フライドチキンの糖質は鶏肉自体がほとんど糖質を含んでいないため低くなっています。フライドチキンを調理する際に使用される衣の材料や味付けのための調味料に含まれている糖質の量で変わってきます。
部位によってカロリーが違う
フライドチキンは鶏の色々な部位を使って作られるので1本ごとの大きさも異なり、それぞれのカロリーにも違いがでてきます。フライドチキンで有名なケンタッキーの食品の場合には、ドラム (脚)・リブ (あばら)・キール (胸)・ウイング(手羽)・サイ (腰)の5つの部位が使われています。
それぞれの部位は大きさが異なるのでカロリーにも違いがありますが、ケンタッキーのオリジナルチキンの平均的な数値を抜粋して紹介します。
脚(ドラム)は脚の部分の肉で、ももの骨付き肉なので分量は45gで122kcal、あばら(リブ)はあばら周りの胸肉で可食部が多く100gで272kcal、腰(サイ)はおしりの部分で油が多いのが特徴で90gで240kcalになります。胸(キール)はリブの近くで喉周辺の肉で、ウィング(手羽)は可動部の肉でジューシーなのが特徴です。
栄養成分
比較的にカロリーが高いフライドチキンですが、身体に有効な栄養成分を多く含んでいます。含有量が多いビタミン系の栄養成分は、水溶性ビタミンのナイアシンとパントテン酸で糖質・脂質・タンパク質の代謝やエネルギー産生に関与する補酵素です。さらに抗酸化作用が非常に強く老化防止効果があるビタミンEも豊富です。
その他にビタミンC・ビタミンB6・ビタミンK・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2などたくさんの栄養成分が含まれています。
ミネラル系の栄養成分は塩分のナトリウム、尿への排泄を促進し血圧を下げる効果があるカリウム、体液の酸とアルカリのバランスや浸透圧の調節しているリン、その他マグネシウム・カルシウム・亜鉛・鉄分もたくさん摂取することができます。
糖質制限ダイエットにはおすすめ
糖質があまり高くないフライドチキンは、糖質制限ダイエットにおすすめです。糖質は、ご飯・パン・麺類などに多く含まれている栄養成分で、糖質の摂取を制限することを糖質制限ダイエットといいます。
フライドチキンはたくさん食べなければ糖質も摂取量を抑えることができるので、糖質制限ダイエットに向いています。しかしカロリー自体は高いので必要以上に食べると太る原因になるので、一度に食べる量としては1本か2本にしておくのが無難です。
外食やコンビニのフライドチキンのカロリー
店名 | 商品名 | 量 | カロリー |
---|---|---|---|
ケンタッキー | オリジナルチキン | 87g | 237kcal |
モスバーガー | モスチキン | 90g | 262kcal |
マクドナルド | シャカシャカチキン | 83g | 187kcal |
ロッテリア | ジューシーチキン | 84g | 212kcal |
ローソン | フライドチキン | 1本 | 208kcal |
ファミリーマート | フライドチキン | 1本 | 274kcal |
ミニストップ | 骨付きジューシーチキン | 1本 | 253kcal |
こちらの表を元にして、様々なお店のチキンの特徴を解説していきましょう。どのお店も自信を持ってフライドチキンを提供しています。
ケンタッキー
ケンタッキーフライドチキンには色々な食品がありカロリーの異なります。カロリーの高い順にレッドホットチキン226kcal・オリジナルチキン237kcal・ナゲット5ピース230kcal・パリパリ旨塩チキン228kcal・骨なしケンタッキー204kcal・カーネルクリスピー130kcalとなっています。
鶏肉の部位に違いがありますが元々はヘルシーな食材なので、カロリーに開きがあることからフライドチキンの衣部分や味付けの調味料によりカロリーが大きく影響することがわかります。
コンビニ
コンビニでもフライドチキンは人気メニューです。テレビなどのCMを見ていてもわかるように、各コンビニでは商品開発や販売促進に力を入れています。ここでは各コンビニの主力フライドチキンのカロリーを紹介します。
ローソンのジューシーフライドチキン(骨なし)225kcal・新フライドチキン(ドラム)200kcal・フライドチキン(骨つき)208kcal、ファミリーマートのフライドチキン(ドラム)274kcal・メガフライドチキン694kcalです。
ミニストップの骨付きジューシーチキン253kcal・骨付き辛口チキン319kcal、スリーエフの骨なしフライドチキン202kcal・スパイシーチキン203kcalです。
どのコンビニも200kcalから300kcalまでで、骨付きのフライドチキンは可食部分が少ないのでカロリーが低く、平均すると220kcalから240kcalになるのでファストフード店のものとあまり変わりはありません。
その他
ケンタッキー以外のファストフード店のフライドチキンのカロリーを紹介します。モスバーガーのモスチキン262kcal・黒胡椒チキン309kcal、マクドナルドのシャカシャカチキンブラックペッパー187kcal・シャカシャカチキ ホットチリ185kcal、ロッテリアのジューシーチキン(ドラム)212kcal・ジューシーチキン(サイ)240kcalです。
フライドチキンの効果とダイエット中の食べ方
フライドチキンは糖質ダイエットに使えますが比較的カロリーが高いので食べ過ぎたり食べ方を間違えると太る原因になります。ここでは食べる時間帯・おすすめの食べ合わせ・ダイエットにいい効果を紹介します。
食べる時間帯
ダイエット中にフライドチキンを食べる場合には昼間がおすすめです。昼は通常活動中ですのでまだまだ身体を動かす可能性があり、食べたものを消化しエネルギーに変えて使用します。フライドチキンは糖質は低いのでカロリーを消費できる昼間に食べましょう。
夜は食後に身体を動かすことが少なくカロリーを消費しにくいので避けましょう。さらに夜は肪を溜め込む遺伝子のBMAL1が最も増えるので、脂肪をため込みやすく太る原因になる可能性がありおすすめできません。
おすすめの食べ合わせ
フライドチキンを昼間に食べればカロリーは消費できますが、太る原因である脂質も代謝しなければなりません。脂肪の代謝を助ける栄養素を含む食べ物を一緒に食べ合わせることで、太る原因を減らしましょう。
脂肪の代謝を助けるビタミンB2を多く含む食品がおすすめで、卵・チーズ・緑黄色野菜・牛乳などをおかずやサラダとして一緒に食べれば太る原因をへらすここができます。
ダイエットにいい効果
フライドチキンはなるべく昼間か夜7時頃までに食べればダイエットに良い効果をもたらしてくれます。栄養成分も豊富でバランスも良く、食べ過ぎること摂取する糖質を制限すればダイエットは成功するでしょう。
フライドチキンのカロリーは気にしすぎなくてOK
この記事では色々なフライドチキンのカロリーについて紹介しました。フライドチキンはカロリーが若干高めの商品ですが、食べる時間と食べ合わせを工夫し、エネルギーをきちんと消費すれば糖質ダイエットにも利用できます。美味しいフライドチキンを我慢するより、上手に食べて素敵にダイエットしましょう。