グラタンの献立で人気なのは？定番献立を紹介！どんなおかずと合う？

あつあつでクリーミーな味わいのグラタンは、子供も大人も皆大好きな定番の洋食です。まずはじめにグラタンの献立の組み立て方のコツを紹介しますので、献立を考える際の参考にしてください。

そもそもグラタンとは主食なのか？それともおかずなのか？どちらが正解なのでしょうか？結論から言うと、グラタンが主食なのか？おかずなのか？という問いに対して正解はありません。とどのつまりどちらでも構わないのがグラタンなのです。

ご存知の通りグラタンにはマカロニが使用されております。このマカロニはパスタの一種ですから、お米の代替えとして主食として頂くことも当然可能です。欧米でもパスタとパンを一緒に食すのが当たり前の様に、別にどちらが主食と定めなければならないという決まりはありません。

グラタンはホワイトクリームやチーズを使った洋風のメニューなので、パンとの相性が良いです。カリっとトーストしたバゲットも良いですし、雑穀パンなどのハード系のものともよく合います。一方でごはんと組み合合わせた献立も人気です。副菜や汁物が洋風な時はパン、和風な時はごはんといった具合に献立を作ると良いでしょう。

ここからグラタンに合う献立をジャンル別に提案していきます。まずはじめに紹介する献立は、みんな大好きな定番おかずを取り上げました。家族にも喜ばれること間違いなしの安心感のある献立ができますので、困った時は定番おかずを組み合わせて献立を組み立てましょう。

グラタンの日の献立でおすすめなのが、マリネやカルパッチョといった酢を使ったさっぱりとしたおかずです。グラタンは牛乳やチーズなどを使ったこってりとした味わいのものが多いです。そのため、食べている内にどうしてもクドく感じてしまいます。

さっぱりとしたマリネやカルパッチョを献立に入れると、ちょうどいい箸休めの役割を果たし、最後までグラタンを美味しく食べることができます。

• 新玉ねぎ 1個
• 生ハム 25g
• 黄パプリカ 1/8個
• ケイパー 小さじ1
• エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
• A白ワインビネガー 小さじ2
• A粒マスタード 小さじ1
• Aはちみつ 小さじ1
• A塩 少々
• A白こしょう 少々

1. 玉ねぎは繊維に沿って細切り、生ハムは食べやすい大きさに、パプリカは種とワタを取り除き、繊維に沿って薄切りにします。
2. 玉ねぎは塩少々をもみ込んでから5分程度水にさらします。
3. ボウルに材料Aを入れ、よく混ぜます。
4. オリーブオイルを加え、乳化するまでさらによく混ぜます。
5. 水気をしっかり絞った玉ねぎ、生ハム、パプリカを加え、全体をよく混ぜてから冷蔵庫で20～30分冷やします。
6. 器に盛り、ケイパーを散らしたら出来上がりです。

グラタンの日の献立で、洋食の王様ハンバーグとの組み合わせはいかがでしょうか？グラタンもハンバーグもどちらも好きな人が多い定番洋食なので、喜ばれること間違いなしです。ボリュームがあって食卓が一気に華やぐため、誕生日やお祝い、ホームパーティなどにもおすすめです。

口コミでも、グラタンとハンバーグの献立が人気でした。紹介した口コミのようにみんなが大好きな献立を集めると、食事が一層盛り上がりそうです。

• 合挽き肉 250g
• 玉ねぎ 1/2個
• パン粉 大さじ5
• 牛乳 40ml
• 卵 1個
• 塩 小さじ1/3
• 胡椒 少々
• A水 50ml
• Aケチャップ 大さじ3
• Aウスターソース 大さじ1

1. 玉ねぎをみじん切りにし、レンジで4～5分加熱します。
2. ひき肉に塩を加え粘りがでるまでよく混ぜ、材料A以外を全てを入れて手早く混ぜます。
3. 2～3個に分けて叩きながら空気を抜き、楕円形にまとめ、真ん中をくぼませます。
4. フライパンで両面軽く焦げ目がつくまで焼き、水50mlを加えフタをして蒸し焼きにします。
5. 竹串などを刺して肉汁が透明になっていれば、フタを外して水分を飛ばします。
6. ハンバーグを取り出し、器に盛ります。
7. 空いたフライパンにそのままソースの材料を入れて煮て、ソースがあたたまったらハンバーグにかけて完成です。

グラタンの献立でしっかりとした食事が食べたい方は、揚げ物と合わせるのがおすすめです。中でも唐揚げは老若男女に人気の揚げ物メニューで、グラタンともよく合う上にボリューム満点の献立ができます。口コミでも唐揚げとグラタン、サラダを組み合わせた献立の人気は鉄板でした。

紹介した方のように手羽元を使った甘辛味の唐揚げと組み合わせた献立も良いですし、定番の醤油味のものなどさまざまなバリエーションで楽しめます。

• 鶏もも肉 1枚（300g）
• レモン 1/2個
• 片栗粉 大さじ3
• 薄力粉 大さじ3
• サラダ油 適量
• A酒 大さじ1
• Aしょうゆ 大さじ1
• Aおろしにんにく 小さじ1/2
• Aおろししょうが 小さじ1/2

1. レモンはくし形切りにします。
2. 鶏肉は食べやすい大きさに切ります。
3. ボウルに材料Aを入れて混ぜ、鶏肉を入れて揉み込み、30分おきます。
4. ボウルに薄力粉、片栗粉を入れて混ぜます。
5. 鍋に底から2cm程度のサラダ油を入れて170℃に熱し、鶏肉を入れて中火で4〜5分鶏肉に火が通るまで揚げます。
6. 器にレモンと唐揚げを盛ったら、出来上がりです。

あつあつのグラタンと温かいスープや汁物を組み合わせた献立で、体の芯からぽかぽかになりましょう！コンソメ味の野菜スープやミネストローネ、また和風の豚汁とも相性は抜群です。寒い冬はぜひスープなどの汁物を献立に取り入れてみてください。

スープや汁物に野菜をたっぷり使うと、グラタンだけでは足りないビタミン類などの栄養も補えます。ここではグラタンに合うとっておきの3つの汁物を紹介します。

ヘルシーな野菜スープは、グラタンを取り入れた献立との組み合わせに最適です。野菜は玉ねぎやニンジン、キャベツ、白菜、コーン、大根、じゃがいもなど冷蔵庫にあるもので構いません。

ツイッターでも野菜スープと組み合わせた献立は人気で、多くの方が取り入れていました。紹介した方は大根とニンジン、白菜と使ったスープに、豆乳を使ったグラタンでカロリーを抑えています。サラダを追加してもカロリーが600kcalほどなので、ダイエット中の献立にもぴったりです。

• 玉ねぎ 1/2個
• ウインナー 4本
• 大根 100g
• 白菜 100g
• 塩 小さじ1/4
• 黒こしょう 少々
• A水 400ml
• Aコンソメ顆粒 小さじ1
• Aしょうゆ 小さじ2
• サラダ油 大さじ1/2

1. 玉ねぎと白菜は1cm角、大根は皮を剥き1cm角に切っておきます。 
2. ウインナーは1cm幅の輪切りにしておきます。
3. 油が馴染んだら塩と黒こしょうを入れて、中火でさっと炒めます。
4. しんなりしたら材料Aを入れて中火で大根が柔らかくなるまで煮たら出来上がりです。

洋食であるグラタンと和食の豚汁は一見合わないようなイメージがありますが、これが意外と相性が良いおすすめの組み合わせなのです。口コミでも豚汁とグラタンの献立メニューが多数掲載されており「今日はグラタンと豚汁。」「グラタンに合う」などなど、その人気ぶりを伺わせました。

特に白米のおかずとしてグラタンを食べる日におすすめしたい献立です。大根や人参、里芋などグラタンに使っていない野菜を入れると栄養価がアップするので、ぜひ作ってみて下さい。

• 豚バラ薄切り肉 80g
• じゃがいも 1個
• 大根 5cm
• にんじん 1/2本
• ごぼう 1/3本
• 糸こんにゃく 1/3袋
• A水 3カップ
• Aだしの素 小さじ2/3
• みそ 大さじ2と1/2
• サラダ油 大さじ1/2
• 小ねぎの小口切り 適量

1. 豚肉は3cm幅に切ります。
2. じゃがいもは5～6mm幅のいちょう切りにし、大根、にんじんは3～4mm幅のいちょう切りにします。
3. ごぼうはささがきにし、5分ほど水にさらして水気を切ります。
4. 糸こんにゃくは食べやすい長さに切ります。
5. 鍋に油を中火で熱し、豚肉を炒め、野菜を加えてさらに炒めます。
6. 全体に油がまわったら、糸こんにゃくを加えてサッと炒め合わせます。
7. 材料Aを加え、煮立ったらアクを取り、フタをして10分煮ます。
8. みそを入れ、煮汁で溶きのばして加えます。
9. 椀に盛り、小ねぎを散らしたら出来上がりです。

食べやすい大きさに切った野菜を、トマトスープでコトコト煮込んだミネストローネは、グラタンとの相性も抜群です。特にホワイトソースを使ったクリームグラタンとの相性が良く、見た目も良くお洒落な献立が出来上がります。口コミでも野菜たっぷりのヘルシーな献立ができると人気でした。

• 玉ねぎ 小1個
• じゃがいも 中1個
• セロリ 1/2本
• キャベツ 150g
• トマトジュース 200ml
• 塩 小さじ1/4
• オリーブオイル 大さじ1
• 粉チーズ 小さじ2
• 塩 適量
• 黒こしょう 少々
• Aコンソメ大さじ1/2 (顆粒)
• A水 300ml
• 粉チーズ 適量
   

1. 野菜は全て1cm角に切ります。
2. 鍋を中火にかけてオリーブオイルを入れ、野菜をひとつずつ炒めていきます。
3. 玉ねぎは焼き付けるようにしながらしんなりするまで、じゃがいもは透き通るくらいまで、セロリは油がまわり色鮮やかになるまで炒めます。
4. キャベツ、塩小さじ1/4を加え、全体にしんなりするまで炒めて下さい。
5. 材料Aを入れ、沸騰したら弱火で5分ほど煮ます。
6. トマトジュースを入れ、一度沸騰させたら弱火にして更に10分ほど煮ます。
7. じゃがいもがほどよく崩れ、全体にとろみがついたら塩、こしょうで味を調えます。
8. 器に盛って粉チーズをかけたら、出来上がりです。

グラタンの献立はどうしても野菜が不足しがちです。そこで足りない野菜を補うのにぴったりなのが、サラダや野菜をたっぷり使った副菜です。

さっぱりとした味わいがグラタンにも良く合うので、一品は用意すると良いでしょう。ここでは作り置きができるサラダや副菜をピックアップしたので、あらかじめ作っておくことで、忙しい日もすぐに献立が完成します。

キャベツを千切りにしてマヨネーズと和えたコールスローサラダは、野菜がたっぷり食べられる人気のサラダです。酸味と塩気のバランスが良いので、野菜が苦手な子供でも食べやすいです。キャベツに加えて人参やコーン、りんごやパイナップルを加えてアレンジしても良いでしょう。グラタンにもよく合うので、たくさん作って美味しく食べましょう！

• キャベツ 1/2玉
• にんじん 1/3本
• コーン 50g
• 塩 小さじ1
• A穀物酢 大さじ3
• A砂糖 大さじ3
• Aマヨネーズ 大さじ1
• A油 大さじ1
• Aレモン汁 大さじ1/2
   

1. キャベツは水洗いして水気を切り、せん切りにします。
2. にんじんは皮をむき、長さ2～3cmのせん切りにします。
3. ボウルにキャベツ、にんじん、塩を入れ、もみ込みます。
4. ざるにあげて10～20分ほど置いておき、手でしぼってしっかりと水気を切ります。
5. ボウルに材料Aを入れ、よく混ぜ合わせます。
6. (2)とコーンを入れ、全体に味がいきわたるよう和えたら完成です。

グラタンの献立にイチオシなのが、フランス発祥のサラダであるキャロットラペです。にんじんを千切りにしたものに、ビネガーやオリーブオイルなどで味付けしたシンプルなサラダで、さっぱりとした味わいがグラタンの箸休めにぴったりです。

にんじんの鮮やかなオレンジ色が食卓にも映え、単調になりがちなグラタンの献立にアクセントを添えてくれます。作り置きもできるので、たっぷり作って冷蔵庫にストックしておくと良いでしょう。
 

• にんじん 2本
• 塩 小さじ2
• A粒マスタード 大さじ1
• Aリンゴ酢 大さじ2
• A砂糖 小さじ2
• Aブラックペッパー 少々
• Aレモン汁 小さじ1
• Aオリーブオイル 大さじ2

1. にんじんは千切りをし、塩でもみます。
2. 30分ほどおいてからよく絞ります。
3. 材料Aを合わせたら(2)を和えて、15分以上置いて完成です。

グラタンの副菜として、ピクルスも人気です。ピクルスは西洋風の漬物で、野菜などを香辛料と一緒に酢漬けにしたものです。口コミでもあっさりとしているので、グラタンの献立にもよく合うと評判です。口コミで紹介した方は、カリフラワーとうずら卵のピクルスとグラタンの献立でしたが、ピクルスに使う野菜は何でも構いません。

冷蔵庫に余りがちな野菜でピクルスを作ると、食材を無駄にせずに済みます。ピクルス液を作るのが面倒な方は、市販のものを活用するとより簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみて下さい。

• きゅうり 1本
• にんじん 50g
• 大根 50g
• 赤パプリカ 1個
• 黄パプリカ 1個
• Aリンゴ酢 1カップ
• A砂糖 大さじ3〜4
• A塩 小さじ1
• 鷹の爪 1本
• 黒胡椒粒 3〜5粒
• ローリエ 2枚
• 丁子 お好みで

1. 野菜はそれぞれ5cmくらいの棒状に切ります。
2. 小鍋に材料Aを入れて火にかけ沸騰して1分程煮切り冷ます。
3. 野菜は沸騰したお湯にさっとくぐらせて水を切ります。
4. 保存瓶に漬け汁を入れ野菜、ローリエ、鷹の爪、黒胡椒、お好みで丁子を入れます。
5. 時々返しながら冷蔵庫で保存したら、出来上がりです。

グラタンに合うおすすめ献立、最後に紹介するのはおかず編です。グラタンだけでは物足りない方、もっとボリュームのある食事がしたい方にぴったりの食べ応えのあるおかずをピックアップしました。また晩酌をする方のために、お酒にも合うおかずも紹介します。

グラタンの献立にぜひ作ってほしいおすすめのおかずが、チキン南蛮です。ジューシーな鶏に甘酸っぱい南蛮ダレ、タルタルソースの三位一体が楽しめるおかずで、グラタンともよく合うと評判です。ボリュームもあってお腹いっぱいになるので、お腹がペコペコの方でも十分満足していただけます。

口コミではチキン南蛮、マカロニグラタン、ナムルの献立がアップされていました。味わいも食感もそれぞれ違って非常にバランスの良い献立です。ぜひ真似して作ってみて下さい。

• 鶏もも肉 1枚
• 卵 1個
• 小麦粉 大さじ2
• 醤油 大さじ2
• 酢 大さじ2
• 砂糖 大さじ2
• サラダ油 適量
• 塩コショウ 少々
• ゆで卵 1個
• 玉ねぎ 1/4個
• 塩こしょう 少々
• マヨネーズ 大さじ3
• レモン汁 大さじ1
• 砂糖 小さじ1
• 生クリーム 小さじ1

1. 鶏はお好みの大きさに切り、塩こしょうをして下味をつけておきます。
2. 醤油、酢、砂糖をあわせ、レンジで1分ほど加熱し、砂糖を溶かします。
3. マヨネーズ、レモン汁、砂糖、生クリーム、玉ねぎみじん切り、ゆで卵みじん切り、塩こしょうを合わせます。
4. 鶏に小麦粉をまぶし、卵にくぐらせます。
5. フライパンに少し多めのサラダ油をひき、鶏を揚げ焼きにします。
6. 片面が焼けたらひっくり返して蓋をして弱火で火を通します。
7. 肉に火が通ったら余分な油をふき取り、(2)を絡めて少しとろみが出るまで煮詰めます。
8. タルタルソースをかけたら完成です。

グラタンの献立で子供にも大人気なのが、コロッケと組み合わせた献立です。じゃがいものほくほくとした食感とグラタンがよく合うので、一度は試してほしい献立です。

口コミでもグラタン、コロッケ、納豆、サラダ、かす汁を合わせた栄養バランスのよい献立が紹介されていました。ヘルシーでありながら、ボリュームと栄養満点があるので、参考にしてください。

• じゃがいも 3個
• 合挽きミンチ 200g
• 玉ねぎ 1/2個
• 塩コショウ 適量
• 小麦粉 適量
• 卵 1個
• パン粉 適量

1. 玉ねぎはみじん切りに、じゃが芋は皮をむき2cm角位に切ります。
2. じゃが芋は柔らかくつぶせるまで茹でます。
3. フライパンに薄く油をしき中火にかけ玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒めます。
4. ミンチを入れ、色が変わるまで炒めて、塩コショウを多めにして混ぜます。
5. じゃが芋を入れ、つぶしながら混ぜます。
6. 食べやすい大きさに成型します。
7. 小麦粉、卵、パン粉の順につけます。
8. 180度の油できつね色になるまで揚げたら完成です。

アヒージョはスペイン料理のひとつで、魚介類や野菜などをにんにくとオリーブオイルで煮込んだおかずです。グラタンの献立にもぴったりで、ワインなどのお酒とも相性が良いので、おつまみとして用意するのもおすすめです。

• エビ 約6尾
• タコ 適当
• Aにんにくのみじん切り 1〜2片
• Aオリーブオイル 適量
• A塩 適量
• Aとうがらし 1〜2本
• パセリ 少量

1. 海老は背ワタを取り除き、水気を取っておきます。
2. 海老は背ワタを取り除き、水気を取っておきます。
3. スキレットに材料Aを入れて、弱火にかけます。
4. (1)と(2)を入れ、3分ほど煮込んだら完成です。

本記事ではグラタンの献立に合う12のおかずを紹介してきました。スープとサラダ、定番おかずと汁物といった具合に、自由に組み合わせて美味しい献立を作ってください。食感や味が違うものを合わせると、変化が出て食べ飽きない献立になります。献立を作る際の参考にしてください。