ショットバーとは?普通のバーの違いは?覚えておきたい初心者向けマナー

ショットバーとオーセンティックバーの違いや、覚えておきたいマナーなどについて紹介します。ショットバーはお酒を愉しむ為の場所ですが、それ以外については案外知られていない部分も多いです。そこで本記事はショットバーとは何か?を簡単にまとめました。

ショットバーとは?普通のバーの違いは?覚えておきたい初心者向けマナーのイメージ

目次

  1. 1ショットバーとは?
  2. 2ショットバーと普通のバーの違い
  3. 3ショットバーでの初心者向けマナー
  4. 4ショットバーで気軽にお酒を楽しもう!

ショットバーとは?

そもそもショットバーがどの様なバーであるか?を知っているという人は、一体どれ位いるのでしょうか?ショットバーという名称を聞いたことは有るけれど、それが実際どの様な形態のバーを示しているか?なんてことは、余程詳しい人でなければ知らなくて当然の話です。そこでまずはショットバーの定義から説明していきましょう。

ショットバーの意味

まずはショットバーの名称について簡単に説明しておきましょう。このショットバーという名称はいわゆる和製英語で、ショット売りでドリンクを提供するバーという意味を含んでいます。因みに海外にはショットバーと呼ばれる様なバーはなく、バーはあくまでもバーであり、その他はだいたいパブと呼ばれる店舗形態をとっています。

何故日本ではこうしたバーをショットバーと呼ぶのか?というと、それはオーセンティックバーとの違いを示す為であると考えられます。こちらについてはこの後詳しく紹介しますが、日本ではオリジナルの形態を元に独自のアレンジを加えていくスタイルは珍しくありませんので、ショットバーに関しても同様のモノであると考えるのが妥当でしょう。

ショットバーの特徴

ショットバーの特徴は、先程申し上げた通りショット売りでドリンクを提供するという点にあります。「そんなの当たり前でしょ?」と思う方もいるかも知れませんが、実は本来バーとはショット売りでお酒を愉しむ場所では無いのです。この辺りは後程詳しく説明させて貰いますが、こうした背景の元にショットバーが普及していきました。

その他には特にコレといった特徴はありませんし、こうでなければいけないという定義もありません。つまりドリンクをショット売りで提供してさえいれば、どの様なお店でもショットバーを名乗ることができるというわけです。よってショットバーとは自由度の高い形態のバーであると覚えておけば間違いないでしょう。

ショットバーの値段やチャージ料

ショットバーの値段やチャージ料金ですが、これは当然ながらお店によってまちまちです。全てのドリンクがワンコインである500円に設定されているショットバーもあれば、チャージ料金自体を設定していないショットバーもあるなど、その土地や店の方針によって全く以て異なります。

また、ショットバーの中には時間制で飲み放題を実施している店舗もあります。もし杯数を飲む方であれば飲み放題を選択した方がお得です。今やネットで何でも探せる時代ですので、飲み放題を行っているショットバーを探してみるのも良いでしょう。居酒屋よりお酒の種類も豊富ですし、いろいろなお酒を飲みたい方にはもってこいです。

ショットバーと普通のバーの違い

ショットバーがショット売りを行う、割と自由なスタイルのバーである事はお分かり頂けたかと思います。では、ショットバーと普通のバーとの違いは何処にあるのでしょうか?そもそもショットバーと普通のバーに違いが無ければ、わざわざ両者を別々の名称に分けて呼ぶ必要もないのですから、当然何らかの大きな違いが有るはずです。

では一体ショットバーと普通のバーにはどの様な違いがあるのか?というわけで、ここからはオーセンティックバーと呼ばれる正統派のバーとショットバーとの違いと、スタンディングやダイニングといったその他のバーとの違いについてまとめてみました。

オーセンティックバーとは

バーの中にはオーセンティックバーと呼ばれるバーがあります。このオーセンティックバーのオーセンティックとは「本物の〜」「信頼のおける〜」といった意味を持つ単語です。つまりオーセンティックバーとは正統派の格式高いバーという意味合いを持つバーであるという事を示しているわけです。

ではショットバーとこのオーセンティックバーにどの様な違いがあるか?というと、実は明確な違いが定義されているという訳ではありません。ただ、格式高いバーというだけあって店内には高級感が漂っており、大会等での受賞歴を持つ様な腕の良いバーテンダーが所属しているなど、その違いは明らかです。

当然ながら取り揃えられている酒やフードも段違いで、ハイクラスな時間を愉しむ事ができます。ただし、当然ながら金額もショットバーとは段違いに高いです。またショットバーとは違い、マイボトルを入れるお客さんが多いのも特徴の一つです。

その他のバーとの違い

オーセンティックバーとショットバーの違いについて触れたところで、今度はその他のバーとの違いを見ていきましょう。日本には〇〇バーと呼ばれる形態のお店が非常に多いですが、それらのバーとショットバーには一体どの様な違いがあるのでしょうか?

スタンディングバー

スタンディングバーとは、読んで字の如くスタンディング形式…つまり立ったままお酒を愉しむバーであり、言ってみれば今流行中の立ち呑み屋さんというわけです。で、それ以外の特徴と言えば特にありません。そもそもショットバーとの違い云々という以前に、スタンディングバーについての明確な定義自体が存在しないのです。

先程もチラリと申し上げた通り、日本には〇〇バーと呼ばれるお店が星の数ほどありますが、それらは基本バーの生まれた欧米には存在しないオリジナルスタイルのバーなのです。欧米ではバーはバー、それ以外はパブと非常に明確です。故に日本で〇〇バーという名称を見ても、深く考えないほうが妥当であるとも言えるでしょう。

ダイニングバー

〇〇バーというさまざまな形式の中でも、割と多く目にする機会があるのがこのダイニングバーでしょう。繁華街に行くと必ずと言って良いほどに、このダイニングバーの看板を目にします。このダイニングバーという形態のバーは、フードをメインにお酒も愉しむことができるというモノで、洋風居酒屋を更にスタイリッシュにしたかの様なバーです。

これも当然ながら和製英語で、イメージとしてはダイナーとバーを一つにしたと考えていただければ間違いないでしょう。特に若者層を中心に人気となっている営業形態です。

ショットバーでの初心者向けマナー

最後はショットバーでのマナーについてです。特に初心者の方はショットバーに行ってみたいが、マナーが分からない為に腰が引けているという方も少なからずいらっしゃると思います。バーには守らなければならないマナーがあると言われていますが、果たしてそれはショットバーにおいても同様なのでしょうか?

服装

ショットバーを訪れるにあたって、どの様な服装をしていかなければならないか?気になっている方も多いと思います。オーセンティックバーの場合、ジャケットや襟付きのシャツの着用いった様に、それなりのドレスコードが必須になるわけですが、ではショットバーの場合はコレと同様なのでしょうか?

結論から申し上げると、ショットバーにおけるドレスコードは一切存在しません。極端な話Tシャツに短パン、スニーカーでも全く問題はないのです。ショットバーは誰もが気軽に利用できる事を前提としたバーですので、そうした格式に関する規定は定められていない所が多いのです。清潔な服装であれば何でもOKであると覚えておきましょう。

人数

そもそも来店人数に関する規定があるショットバーというのもおかしな話なので、一人でも複数人でも全く問題ありません。ただ、店舗面積が狭いお店に複数人で訪れると席が足りない可能性は否定できません。もし複数人での利用を考えているのであれば、BOX席の有無を確認し、予約が可能であれば予約をしておくのが良いでしょう。

また、お店によっては落ち着いたお店もあるでしょうから、そうしたお店で必要以上に騒いでしまうのはNGです。店内の雰囲気を壊さない様に心掛けながら楽しみましょう。

注文方法

注文方法も特にルールはありません。決まった飲み物があるならそれを店員さんに伝えましょう。もしおすすめでお願いしたい場合は、好みの種類を伝えてオーダーすれば大丈夫です。

1杯目を頼む時のマナー

一杯目を頼む時のマナーとありますが、こんなモノも勿論ながら存在しません。好きなモノを注文してOKです。飲み慣れた方の中には「最初の一杯目は、バーテンダーの実力をみる為にジントニックを注文すべき」なんて方も居るようですが、そんな事は一切気にする必要はありません。

そもそもショットバーはオーセンティックバーとは違い、誰もが気軽にお酒を愉しめる場所です。そうしたマナーがあちこちに設けられていたら、お客さんがお酒を愉しむ事ができません。なので余計な事は考えず、ただシンプルにお酒を楽しめば良いのです。

会計のタイミング

会計のタイミングについても、特にマナーや決まりがある訳ではありません。ただ、店内が忙しい時は一旦落ち着くまで様子を見るのも大人の対応でしょう。

ショットバーで気軽にお酒を楽しもう!

本記事ではショットバーのあれやこれやについて説明してきました。とどのつまりショットバーとは、誰でも気軽にお酒を愉しめる場所なのです。マナーなどを心配する必要はありませんので、気軽な気持ちでショットバーを訪れましょう。

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