銀座300BAR NEXTを取材！自社農園のハーブがこだわりのスタンディングバー

銀座300BAR NEXTというお店を聞いたことがあるでしょうか？銀座有楽町にお店が展開がされており、連日多くの人で賑わいを見せています。今回はグルメノート編集部が直接取材をさせて頂きました。まずは銀座300BAR NEXTについて詳しく見ていきましょう。

銀座300BAR NEXTは銀座有楽町に店舗が展開され、駅からのアクセスも良く、周りには映画館や劇場があります。銀座300BAR NEXTの一番の魅力は店内で提供されるメニューが300円で堪能できる部分にあるのでしょう。クオリティの高い料理やお酒がコスパ良く愉しめるので、利用客には利点になるでしょう。

利用している年齢層は20代半ば～40代半ばがメインになり、女性一人での利用客も多いといいます。また外国人利用客も増えているといい、店内は賑わいを見せています。2019年9、10月に行われるラグビーワールドカップのオフィシャル放映店になることから、今後はもっと外国人利用客が増える見込みです。

お店の営業時間内で最も賑わいを見せる時間は金曜日の21：00～22：00頃になり、この時間を避けることで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。自分の好みに合わせた店内の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか？

【銀座300BAR NEXT】
銀座駅C2出口 約徒歩4分
月～金　17：00～翌2：00
土日祝　14：00～翌2：00

銀座300BAR NEXTは1号店が日本で初となる本格的なカクテルを取り扱う、スタンディングバーとして誕生しました。海外では主流でしたが、日本では銀座300BAR NEXTの1号店が浸透させてきたとも言われているそうです。

銀座300BAR NEXTの高橋さん曰く、コンセプトはハーブとしているそうです。コンセプトを象徴するように、店内にはドライハーブが吊るされたりなどリンクしている様子が見受けられます。

またお店の雰囲気として銀座300BAR NEXTの高橋さんは、家に帰宅する前の中間地点となるお店にしたいと考えているといいます。フラットな自分になり、見知らぬ人との会話を楽しめるような、そんな空間を作りたいと話します。帰路でお客様が「なんか楽しかったね」と一言発してもらえることが、銀座300BAR NEXTの喜びと言えるのでしょう。

銀座300BAR NEXTでは多くの食材を自社の農園で栽培しています。お店のコンセプトでもあるハーブも、もちろん自社で収穫したものです。青森県の東北地方に牧場を構えており、お店の従業員自らが土からこだわって栽培を行なって収穫しています。

ハーブはもちろん、野菜なども無農薬というこだわりで作られ、料理やドリンクとして提供されているのです。コンセプトを大切にして日々努力を重ねている銀座300BAR NEXTは、最高のBARとして名高いといえるでしょう。

自社農園で栽培のされたハーブを使用したモヒートは、銀座300BAR NEXTの看板メニューです。ふんだんにミントを使用しており、その味わいはキューバ大使館の認定を受けている国内唯一の店としても知られています。カクテル協会の方から実際に作り方のレクチャーも受けているので、本格的なモヒートを堪能することができるでしょう。

来店された方のほとんどがモヒートを注文するとされ、こちらも300円で飲むことができるのが魅力です。他のお店であれば倍以上の価格が付いてもおかしくないといわれています。

キューバの認定を受けていると紹介をしてきましたが、料理に関してもキューバ大使館からレクチャーを受けているのも銀座300BAR NEXTの特徴です。キューバの料理も多くメニュー展開され、その味わいはお酒と合って美味しいという声が多く挙がっています。

銀座300BAR NEXTの人気料理の一つでもあるジャークチキンは、キューバの伝統的な郷土料理になり、自慢のチキンは、スパイスとハーブに1日漬け込んでから焼き上げています。味がしっかりと染み込み、旨味が口の中で広がることでしょう。また漬け込む際のハーブは、自社農園のものを使用しているというこだわりも垣間見えます。

しっとりとしていながらジューシーな味わいを愉しむことができるので、女性男性問わず人気のメニューといいます。付け合わせのソースはお肉の旨味に寄り添った味わいになり、タバスコとケチャップの混ざった少しピリ辛な味が特徴です。

お酒にぴったりなメニューの一つでもある合鴨のスモークと大根漬けは、ハイクオリティなメニューと言っても過言ではないでしょう。スモークの香りを感じる合鴨に合わせるのは、自社農園で無農薬で栽培されている大根です。

漬物にする際には保存料不使用なので、安心して食べることのできるメニューといえるでしょう。合鴨と大根のマリアージュは「素晴らしい」の一言に尽きます。合鴨は柔らかくしっとりとした食感を演出し、大根はクセが少なくそれでいて存在感を感じることができるでしょう。

キューバ大使館直伝と言われているキューバサンドは、キューバでは多くの人に愛されている料理の一つです。具材にもこだわりを持っているとされ、豚肉はライムで煮込んでから焼き、その他の野菜には自社農園で栽培されたものも使用されています。

豚肉の他にはトマト、ピクルス、チーズなどが入っており、中でもチーズの味わいがダイレクトに口の中に広がるほど使用されているのが特徴です。表面は押し焼きにして調理されているので、パリパリの食感を感じることができるでしょう。自家製のハーブソルトとにんにくの風味が鼻を抜け、味わい豊かなサンドに仕上がっています。

冒頭の項でも紹介をしたように、銀座300BAR NEXTではモヒートが看板メニューとなります。自家製のハーブをたっぷりと使用していることで見た目にも美しく、飲み心地はさっぱりと飲みやすい印象を受けることでしょう。

飲み口にもハーブをまぶしているため、一口目はハーブの香りが口の中いっぱいに広がります。また銀座300BAR NEXTのモヒートの特徴として、モヒートのメニュー数が多いのも魅力です。1杯300円というコスパの良さから、飲み比べをする方も多いといいます。

銀座300BAR NEXTではモヒートが代表的なドリンクメニューですが、ギネスビールも人気の高さを伺うことができました。ギネスビールのドラフトマスターという講習を毎週スタッフ全員が受けており、注ぎ方からメンテナンスの仕方まで周知しています。

美味しいギネスビールを提供するに相応しい努力をしていることが垣間見えました。ギネスビールは管理が難しいとされていますが、「安くて美味しい」という声を挙げるためにコストパフォーマンスを高めています。

銀座300BAR NEXTのみならず、系列の銀座300BAR3店舗で同時開催されているのがハーベスト HARVEST 2019です。収穫祭をテーマに掲げ、その時期に旬の野菜やハーブを使用したお酒をメインにして1杯300円で提供をしています。ハーベスト HARVEST 2019の対象のお酒は以下の通りです。

野草カクテル

• スミレ・ダイキリ
• ワイルド・メアリー
• ハコベ・モヒート
• バンブー・ジントニック
• アイビー・フィズ

• ガーデン・メアリー
• ガーデン・モーニ
• セージ・ブリーズ
• ローズマリー・ジントニック
• ローズマリー・マルガリータ

今回取材をさせて頂いた銀座300BAR NEXTさんでは、スタッフの方を始めお店へのこだわりや、お客様を満足させる工夫を凝らしていることが伝わってきました。お客様とスタッフの距離が近いため、良いスタッフに育てていかないといけないと銀座300BAR NEXTの高橋さんは話します。

10年に1店舗のスパンで出店を考えているようなので、今後の銀座300BARの成長が楽しみの一つといえるでしょう。過ごしやすい店内の雰囲気、お客さんとの交流、美味しいお酒やフードメニュー、理想のBARが銀座には存在しています。

銀座周辺でお酒を嗜む場所を探している方は、ぜひ銀座300BAR NEXTに足を運んでみてはいかがでしょうか？素敵な出会いが待っているかもしれません。