おこわのカロリー・糖質を具材別に紹介！もち米がダイエットに効果的？

おこわとは、蒸したもち米を含んだご飯のことです。季節の野菜や肉などの具を一緒に混ぜ込んだものや、小豆と炊いた赤飯があります。もち米が入ったおこわは、白米を使った炊き込みご飯に比べて、高カロリー高糖質な料理です。入れる具材によって、カロリーや糖質の量は変わります。具材別にカロリーと糖質の量を見ていきましょう。

山菜おこわは、ワラビやゼンマイなどの山菜を入れて作ったおこわです。山菜は炭水化物や脂質の量も少ないので、ほとんどカロリーがありません。

栗おこわは、秋に旬を迎える栗を一緒に炊いたおこわです。栗の皮を剥くのは一苦労ですが、炊き上がりのホクホクの栗おこわは、格別なおいしさです。

赤飯は、もち米に小豆を混ぜて炊き上げたおこわです。お祝いの席でよく食べられますが、最近ではコンビニ等で赤飯のおにぎりが販売されており、日常的に食べることが多くなりました。

鶏五目おこわは、季節を問わずに、よく食べられるおこわの一つです。具材が多く入っているので、食べ応えがあります。彩りも良く、お弁当にも適しています。

おこわに含まれるもち米は、白米に比べて高カロリーです。炊いたもち米の100g当たりのカロリーは約202kcalです。白米のカロリー168kcalに比べて、34kcal程高くなっています。もち米の糖質量も、50g当たり約24gと高い値です。

太るイメージのもち米ですが、ダイエットに適した面もあります。もち米は弾力があるので、しっかり噛んで食べなければ、いけません。よく嚙むことで、少量でも満足感を得ることができます。また、もち米は消化に時間がかかるので、腹持ちが良くなります。食べ過ぎなければ、もち米は白米よりもダイエットに適しています。

もち米には、太る原因となる炭水化物だけではなく、多くの栄養があります。主にビタミンB類が多く、1膳当たりキャベツ100g分のビタミンB1を含有しています。その他にも、マグネシウムや亜鉛などのミネラルも豊富です。便秘解消に効果的な食物繊維も多く、鉄分など普段の食事で不足しがちな栄養成分が含まれています。

腹持ちの良いもち米を使ったおこわは、少量で満足できるので、ダイエットに適しています。しかし、もち米はカロリーも糖質量も高い食材です。野菜やキノコなどの具材を増やすことで、カロリーを抑えることができます。もち米の特性をうまく利用すれば、ダイエットに効果的です。おこわダイエットをするときは、食べ過ぎに注意しましょう。