中華料理「日高屋」がとんかつ屋を出店!女性/ちょい飲みに人気?
日高屋といえば中華料理チェーン店ですが、とんかつ屋を出店したのを知っていますか?日高屋は関東を中心に出店している低価格な中華料理屋です。お財布に優しい為、ちょい飲みしたいサラリーマンに人気のお店になっています。そんな日高屋がとんかつ日高を出店したのは、かつて大宮にあったかつ元の復活を望む声が多かったからだそうです。そこで、今回はとんかつ日高について紹介したいと思います。価格設定はとんかつチェーン店の松乃家より少し高めで、日高屋と比べると女性にも人気があるとんかつ日高について見ていきましょう。
中華料理の日高屋がとんかつ店舗を出店?
中華料理屋の日高屋が出店したとんかつ屋について紹介したいと思います。ですが、その前に日高屋がどんなお店なのかをチェックしてみましょう。
日高屋は首都圏で400店舗以上ある
出典: http://ascii.jp
日高屋は首都圏を中心に展開しており、総店舗数は400店舗以上もある中華料理屋のチェーン店です。現在では、中華料理屋と今回紹介するとんかつ屋以外に焼き鳥屋も28店舗あるそうです。日高屋の看板商品はお店の看板にもあるように中華そばで、1杯たったの390円になります。中華そば以外にも低価格で美味しい料理やおつまみ、お酒などがたくさんあり、平均客単価は1500円~2000円前後ではないかと言われています。
ちょい飲みなど低価格
日高屋がサラリーマンに人気の理由は、ラーメンが安いからだけではありません。懐事情が寂しいサラリーマンがちょい飲みするのにも、低コストで出来るからではないでしょうか。例えば、ビールと餃子と中華そばを食べても、合計950円なので1000円でお釣りがきます。他にも、「ラ・餃・チャセット」というラーメン・餃子・チャーハンのセットでも570円で、これに330円のビールを併せても1000円以内で食べる事が出来ます。
アルコールもビール以外に酎ハイや日本酒も扱っています。餃子以外にも焼き鳥やちくわの磯部揚げなど、低価格なおつまみもたくさんあります。ちょい飲みでもガッツリご飯を食べるにしても安い、というのが日高屋の特徴ではないでしょうか。
また、家でちょい飲みしたい時には日高屋の冷凍唐揚げがおすすめです。油で揚げた加工済みの唐揚げが、1kgも入って980円と低価格で販売しています。あとはレンジで温めるだけと簡単で、家に帰ってすぐに食べる事が出来るので人気のようです。
出店エリアや業績
日高屋の出店エリアは、先ほども触れたように首都圏が中心です。東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・茨城の6つの都道府県の駅近の店舗をメインに出店しています。日高屋の店舗の周りを見渡すとだいたいマクドナルドか吉野家があるらしいのですが、日高屋を展開しているハイデイ日高はあえてそのような立地に出店しているそうです。
それは、2社のファンが日高屋に流れてくる事を予想してと、立地調査をしなくてすむからだそうです。そんな考えの元出店を続けた日高屋は業績も着々と上げているようで、10年も連続して増収増益を上げているそうです。それは、低価格でちょい飲み出来る事をアピールして、利益率の高いアルコールで稼ぐ事が出来た為ではないかと言われています。
日高屋の一店舗目のとんかつ屋
冒頭でも少し触れましたが、日高屋がとんかつ日高を出店したのには理由があります。かつて大宮でとんかつ屋「かつ元」を出店しており、その復活を要望する声が多かったからです。ここからは、少しだけ「かつ元」について紹介したいと思います。
大宮に出店していた「かつ元」
2015年の4月に中華料理のチェーン店である日高屋の新形態として、大宮駅の駅前にとんかつ屋がオープンしました。それが「かつ元」です。日高屋を展開するハイデイ日高にとって、大宮はご縁のある土地です。日高屋の記念すべき1号店が出来たのも大宮で、本社も大宮にあります。その当時から業績を上げていた日高屋の新形態として、「かつ元」はかなり注目をあびていたようです。
低価格で本格的と人気だった
「かつ元」は低価格にもかかわらず、本格的なとんかつを食べる事が出来ると高評価だったそうです。ランチメニューの定食も、日高屋と同じように安くてボリュームがあり、全部で6種類ある定食はどれも1000円以内で食べる事が出来たそうです。とんかつ以外に串カツなども提供していたので、昼は定食、夜はちょい飲みと人気のお店だったそうです。
ビルの火災で閉店
昼も夜もサラリーマンに人気のあった「かつ元」ですが、近隣店舗の火災により閉店してしまいました。大宮駅の駅前にあった店舗だったので、20台近くの消防車による消火活動が行われていたそうです。最終的に出火元の店舗やかつ元を含む4棟が焼けてしまいました。ケガ人がいなかった事は幸いですが、かつ元が閉店してしまったのは残念という声がたくさんあったようです。
日高屋のとんかつ屋が復活
日高屋のとんかつ屋が復活して、喜んでいる人も多いのではないでしょうか。とんかつ日高の出店場所やどんなお店なのかをチェックしてみましょう。
出店場所や日時
「かつ元」が閉店してから約2年後の2019年1月30日に、「とんかつ日高」はオープンしました。場所は日高屋の本拠地である大宮です。ただし、かつてのとんかつ屋「かつ元」があった大宮東口ではなく、西口にある大宮西口DOMショッピングセンターの地下1階になります。
女性客にも人気
とんかつ日高は女性客にも人気でのようです。理由は、とんかつ日高が女性でも入りやすいお店というのが理由ではないでしょうか。とんかつ日高の店内は、かつ元と比べると雰囲気が違うそうです。かつ元は、どちらかというと日高屋に似た店内でした。
ちょい飲みをアピールしているのでテーブル席もありましたが、どちらかというとカウンターで壁に向かって食事をしている感じです。客層は女性もいましたが、圧倒的に男性客が多いお店でした。しかし、とんかつ日高は店構えこそ日高屋に近い感じですが、店内は和の雰囲気なお店になっており、女性1人でも迷わずに入れるようなお店になっています。
タッチパネル式の券売機
とんかつ日高では、日高屋で見られない光景があります。それは、タッチパネル式の券売機を設置しているという事です。これまで日高屋では券売機を利用していませんでした。理由はとても簡単です。
日高屋が業績を上げた理由の1つには、利益率の高いアルコールの販売が関係しています。アルコールのおかわりをしたい人が、わざわざ券売機に買いに行くとは思えないからです。その点、とんかつ日高はアルコールの需要が日高屋よりも見込めない為設置したそうです。券売機と言ってもタッチパネル式で、サイズも大きく見やすく操作は簡単なので安心してください。
日高屋のとんかつの味/値段は?
日高屋はお安く美味しい中華料理を食べられるお店ですが、とんかつ日高はどうなのでしょうか。また、とんかつチェーン店の松乃家や和光と比べてると、どこが安く食べる事が出来るのでしょうか。ここからは、とんかつ日高の気になる味や値段、今後の課題について紹介したいと思います。
松乃家より高く和幸より安い
日高屋が最初に出したとんかつ屋のかつ元は、定食メニューでも1000円以内で食べる事が出来ました。では、とんかつ日高はどうなのでしょうか。とんかつ日高もやはり1000円以内で定食を食べる事が出来ます。
同じとんかつチェーン店である松乃家や和幸と比べてみてはどうでしょうか。松乃家の価格設定は、500円台~800円台のようです。和幸の価格設定は、ランチメニューでも800円台~1200円前後のようです。松乃家より少し高めで和幸よりは安いようです。
チルド肉使用
とんかつ日高の特徴にチルド肉の使用があります。チルド肉は冷蔵された肉の事です。松乃家も和幸も輸入肉を使っているので、チルドかフローズンのどちらかのはずですが調べてみても分かりませんでした。チルド肉は冷凍した肉よりも美味しいと言われているそうです。松乃家や和幸に行って、とんかつ日高よりも味が劣るなと思ったら、もしかしら冷凍の肉を使っているのかもしれません。
今後の課題は多い
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日高屋のとんかつ屋復活は消費者の私たちにとっては嬉しいことですが、ハイデイ日高にとっては今後の課題が多いようです。まず、日高屋が業績を上げて来た理由の1つであるアルコールの需要が、とんかつ日高では見込めない事です。他にも、夜間の客足が伸び悩んでいる事や人手不足などによる人件費の高騰です。課題は多いようですが、日高屋のように駅前にとんかつ日高が出来ると嬉しい人は多いのではないでしょうか。
復活した日高屋の美味しいとんかつを食べに行こう!
いかがでしたでしょうか?日高屋もとんかつ日高も、コスパ良く美味しい料理やお酒が飲めるお店という事が分かりました。とんかつ日高は、日高屋と違い女性でも入りやすいお店になっています。今後は日高屋や系列の焼き鳥やのように、どんどん店が増える可能性もあります。今はまだ大宮に1店舗しかありませんが、もし大宮へ行く機会があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。