新橋のゲイバーのおすすめ人気店は？新宿二丁目との違いを徹底比較

東京のゲイタウンと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、新宿二丁目ではないでしょうか？続いて第二のゲイタウンとして知られてるのが上野界隈です。サラリーマンの街として知られる新橋は今、第三のゲイタウンと呼ばれているほど近年ゲイバーが増えてきて、70店舗ほどあります。

第三のゲイタウン・新橋のゲイバーはどんなところでしょうか？新橋のゲイバーの特徴などについて知っていきましょう。

まずは、新橋のゲイバーの特徴から知っていきましょう。新宿では新宿二丁目に店が多く集まっていますが、新橋は3丁目・4丁目周辺に集中していて、このあたりがゲイタウンと言ってもいいでしょう。有名店や人気店もこの周辺にあります。また、観光地化している新宿二丁目と違い、ノンケや女性はNGという店がほとんどです。

新橋はサラリーマンが多い街。そのためゲイバーを訪れるのも、仕事終わりのサラリーマンが多い傾向が見られます。客の年齢層は20代後半から40代が多く見られますが、50代くらいのサラリーマンの姿が見られることも。渋谷や新宿二丁目と比べ、年齢層は高いといえるでしょう。スーツ姿の男性が好きな人や、年上男性が好きな人が出会いを求めて、やって来ることも多いようです。

新宿二丁目では、毎月イベントが開催されていますが、新橋では、テーマを決めて定期的にイベントを開催している店舗が多く見られます。人気が高いのが、「ふんどし飲み」。ふんどし姿で飲み会を行うというものです。初めて訪れた人には、刺激が強いかもしれませんが、ほかではあまり見ないイベントなので、刺激的な夜を過ごせることでしょう。

多くのゲイバーは、スナックの様な店の形式をイメージするのではないでしょうか？実際、そういった形式の店もありますが、一見ショットバーのようなタイプの店もあります。おいしいお酒を、おしゃれな雰囲気で楽しみながら、ゲイ同士で会話を楽しみたいなどというときにおすすめです。

また、初めてゲイバーに行く人にとってスナック形式は敷居が高く、抵抗を感じることもあるでしょう。そういうときこそ、ショットバータイプのほうが抵抗が少なく、お酒と店の雰囲気を楽しみやすくなります。

日本一のゲイタウン・新宿二丁目。有名店や人気店が多く、観光地化しています。ここのゲイバーは、誰でもOKなところや、クラブ系、会員制、女性客禁止などバラエティに富んでいるのが特徴です。そのため客層も幅広く、サラリーマンが多い新橋と比べると20代が多いため年齢層が低く、特に近年は30代以降の客が減っているそうです。

にぎやかな雰囲気を好む人や、若い世代との出会いを求める人は新宿二丁目のほうがいいでしょう。

新橋はなんといってもアクセスのよさから、近隣のサラリーマンをはじめ、品川などJR沿線のオフィス街の人たちも多く訪れています。JRは山手線・京浜東北線・東海道本線・横須賀線が、地下鉄なら東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線、また、ゆりかもめも通っています。

3丁目・4丁目に向かうには、新橋駅で下車したらJR烏森口出口方面を目指しましょう。歩いて3分程度でゲイエリアに到着します。

ニュー新橋ビルの地下の食堂街をはじめ、駅周辺には魅力的な飲食店が軒を連ねているのが新橋です。サラリーマンの街なので、安い居酒屋をはじめ、隠れ家的なレストラン、厳選肉を使った焼肉店などその種類はさまざま。お酒だけでなく、食事も楽しめます。

新橋のゲイバーの特徴や新宿二丁目との違いがわかりました。続いては、おすすめの人気店を紹介していきます。中には女性やノンケも大丈夫な店もありますが、基本ノンケや女性NGの店が多いので、注意してください。

新橋のゲイバーを代表する店のひとつ、AZITO（アジト）。アジトは隠れ家的な店で看板がでていません。これには理由があり、ノンケや女性が来ないようにとの対策だといいます。新橋にはアジトという名前の店がアルファベット違いで何店舗はあるのも理由のひとつです。食事もできるバーなので、お腹を空かせて行っても大丈夫です。

ノーボーダーは、知らない人はいないといわれるほどの有名店です。ノーボーダーという名前のとおり、ゲイだけでなく、ノンケや女性も入れるゲイバー。そのため会話をしなければ、誰がゲイなのかわからないほどです。ママと呼ばれているのは、普通の男性でL字型のカウンターの中に居て会話を盛り上げてくれます。

ゲイバーに興味があるけど、店選びがわからないなどといった人にとって、有名店のノーボーダーは行きやすい店です。

泡という名のゲイバーBubbles（バブルス）は、2015年にオープン、店内に大きな水槽がある雰囲気の良いバーです。アンダー29歳割があるゲイバーなので、30代以下の人にとってお財布に優しいお店。またお通しも複数から選べ、ママのオリジナルカクテルなどがあるのも特徴です。バブルスもノンケや女性の入店はできません。

34sunsea（サンシー）は会員制のゲイバーです。30代・40代を中心に60代に至るまで、客層が幅広いのが特徴。土曜日は2000円で焼酎飲み放題、プラス500円でビールやハイボールの飲み放題をやっているので、わいわい飲みながらゲイバーを楽しみたいという人におすすめです。サンシーもノンケ・女性の入店はできません。

比較的新しい有名店のひとつTACTICS（タクティクス）は、新橋烏森口から徒歩1分程度のところにある、利便性のいいゲイバーです。店内はオレンジとブルーを基調とした内装で、従業員はTシャツが多くカジュアル。30代のサラリーマンを中心に、外国人の常連客もいます。女性は入店できません。

新宿二丁目と違い、ノンケや女性が入店できるゲイバーはほとんど無い新橋のゲイバー。ただ、新宿二丁目や渋谷などを比べると、サラリーマンを中心に落ち着いた年齢層が多いため、ゆっくりとお酒を楽しみたい人におすすめです。

また、個性的なイベントも開催しているので、初めてゲイバーに行く人はイベント時を狙っていけば、緊張することもないでしょう。新宿二丁目と違う雰囲気を楽しみたい人は、新橋に足を運んでみてはいかがでしょうか？