スリランカカレーとはどんなカレー?その特徴や食材から人気店まで!
カレー界の新しいトレンドとして話題のスリランカカレーを知っていますか?インドカレーとは違うのか、どんな味なのか、どんな食材を使っているのか、気になると思います。今回は「スリランカカレーとはどんなカレー?」と題しまして、スリランカカレーの魅力に迫っていきます。また、今すぐスリランカカレーが食べたい!という方のために、美味しいと評判のお店も厳選して紹介していきます!
目次
- 1スリランカカレーがブーム!
- 2スリランカの国をおさらい
- 3スリランカカレーとは
- 4スリランカカレーに使われる食材
- 5スリランカカレーのカロリー
- 6スリランカカレーの人気店:キャンディ(東京)
- 7スリランカカレーの人気店:セイロン・イン(東京)
- 8スリランカカレーの人気店:タンブリン カレー&バー 北千住(東京)
- 9スリランカカレーの人気店:タップロボーン(東京)
- 10スリランカカレーの人気店:セイロンカリー(大阪)
- 11スリランカカレーの人気店:ラサボジュン(大阪)
- 12スリランカカレーの人気店:カレーや デッカオ(大阪)
- 13スリランカカレーの人気店:スリランカダイニング アマヤ(大阪)
- 14スリランカカレーを食べに行こう!
スリランカカレーがブーム!
SNSを中心に今ブームを巻き起こしているスリランカカレーを知っていますか?東京では続々と専門店がオープンし、カレー界の新定番として知名度を上げてきています。インドカレーとはまた違った魅力を持つスリランカカレーとは、カレー好きだけでなく、カレー通の間でも評価が高いそうですよ。スリランカカレーが初耳の方も、スリランカカレーが気になっていた方も、スリランカカレーの魅力を知ればトリコになるはずです。
今回はそんなスリランカカレーとはどんなものかについてリサーチしました。スリランカカレーとはどんな特徴で、食材やスパイスは何を使っているのか、カロリーは高いのか、どのくらいのカロリーなのか気になる疑問を解消していきます。今すぐスリランカカレーが食べてみたい!というあなたのために、東京や大阪でスリランカカレーがいただける人気店も調査しました。早速スリランカカレーの人気の秘密に迫っていきましょう。
スリランカの国をおさらい
スリランカカレーとはインド洋に浮かぶ小さな島国、スリランカで食べられている料理です。スリランカは「光り輝く島」という意味を持ち、小さな国ながら、シギリヤロック、タンブラ石窟寺院、キャンディ仏歯寺など数多くの世界遺産を有し、スパイスやハーブ、スリランカ紅茶、アーユルヴェーダなど、たくさんの魅力が詰まっています。日本からは約9時間のフライトで到着し、直行便も就航しずいぶん行きやすくなりました。
また、リーズナブルな価格で泊まれるリゾートホテルも多数あるため、アーユルヴェーダと合わせてリラックス&リゾートを楽しむオトナ女子の間でも人気となっています。美容、センスの良いアジア雑貨が買えるショッピング、スリランカカレーをはじめとするグルメ、と女子が大好きな要素がたくさんあることから、雑誌やネットでもスリランカ旅行がクローズアップされることもしばしばあり、旅行地としても人気の高い国と言えます。
スリランカカレーとは
スリランカカレーの特徴
スリランカカレーとは一体どんなカレーなのでしょうか?スリランカカレーとはどんなものなのかを紹介する前に、スリランカ料理について説明しましょう。スリランカは熱帯の国なので、熱帯植物が良く育ちます。スリランカで取れる代表的な食材はココナッツです。ココナッツミルクは、さまざまなスリランカ料理に用いられ、ココナッツオイルはスリランカ料理の炒め油の基本となっています。
スリランカは島国なので、魚が豊富に取れます。そのため意外かもしれませんがカツオだしの旨みが料理に多用されています。また、アジア料理らしくスパイスを効かせた料理がよく作られ、家庭ごとにブレンドされたスパイスがあるくらいです。スパイシーで辛い味付けがスリランカ料理の特徴です。スリランカ料理の形式は、基本的に「ライスアンドカリー」と呼ばれるごはんとおかずをワンプレートに盛り付けたものが食べられています。
和物、サラダ、軽食など1~3種類のおかずと一緒に、カレーとごはんをお皿の上で混ぜ合わせてから口に運び、味の混合を楽しむのがスリランカ料理です。インドと同じように、多くの人が基本的に毎日ライスアンドカリーと呼ばれるカレーを食べるカレー文化の国です。スリランカカレーの種類はとても豊富で、スパイスを使用した料理はすべてカレーと表現されているそうです。
本題のスリランカカレーとはどんなものかというと、ココナッツミルクをベースにマイルドでスパイスの効いたカレーとなっています。インドカレーともよく似ているのですが、スリランカカレーとはインドカレーよりも油分が少なく、さらっとしていいて、野菜をたっぷり使っているのでヘルシーなのが特徴です。また、日本のカツオ節のように、干した魚のだしが使われ、独特のコクと旨みがある奥深い味わいとなっています。
スリランカカレーに使われる食材
スリランカカレーはココナッツがベース
スリランカカレーとは前述したようにココナッツをベースにしたマイルドなカレーとなっていますが、使われている具材のバリエーションは多種多様で、毎日食べても飽きないほどさまざまにあります。中でも豆は毎食登場するほど多用されています。また、魚を使ったフィッシュカレー、野菜を使ったベジタブルカレー、ポテトカレー、チキンカレーなどがよく食べられています。牛肉は特別な時だけ食べられるご馳走だそうです。
スリランカカレーの味の決め手となるスパイスは、市販品や家庭でブレンドしたカレースパイスを食材によって使い分けています。スパイスを単体で使うことの多いインドカレーに対し、スリランカカレーはカレー粉を多種多様にブレンドして使われます。スリランカカレーでよく使われるスパイスはカレーリーフと呼ばれるカラピンチャや、パダンリーフと呼ばれるランペ、スリランカ版かつおぶしのモルディブフィッシュなどがあります。
出典: https://eonet.jp
スリランカカレーのカロリー
インドカレーよりヘルシーなスリランカカレー
スリランカカレーとはインドカレーに比べ使われている油が少ないため、カロリーが低くヘルシーになっています。気になるスリランカカレーのカロリーは、使われている具材によってカロリーに差があるため、一概にどのくらいのカロリーかということは明言できませんが、ビーフカレーのカロリーを例に紹介してみたいと思います。
スリランカカレースタイルであるライスアンドカリーのワンプレートで、ビーフカレー286kcal、ダール(豆)とほうれん草カレー106kcal、きゅうりと玉ねぎのサラダ10kcal、ごはん200g336kcalで合わせて738kcalになります。対するインドカレーのカロリーはインドカレーのみで364kcalです。スリランカカレーに比べて100kcal以上高いカロリーとなっているので、スリランカカレーはカロリーが低いということになります。
スリランカカレーの人気店:キャンディ(東京)
ここからは、実際にスリランカカレーが食べたい!という気分になった方に、スリランカカレーを提供しているレストランの情報をお届けしていきます。まずは東京都内にあるスリランカカレーがおいしいお店です。東京日本橋にある「Kandy(キャンディ)」は、一流ホテル出身のシェフが作る本格的なスリランカカレーが自慢で、スリランカカレー以外にもデザートや紅茶などのメニューも多数あり、幅広い層から高評価を受けています。
また味はもちろんのこと、体に優しいココナッツとスパイスを使い美と健康を促進するアーユルヴェーダ料理を味わうことができ、カロリーを気にする女性からも人気です。ランチメニューは、麺かライス、コットウロティというスリランカのパンのいずれかに、カレーをチョイスするスタイルです。カレーは卵、チキン、野菜、魚、豆の5種類で、好みに合わせて辛さも選べます。色とりどりの美しいプレートは目にも楽しいです。
また味はもちろんのこと、体に優しいココナッツとスパイスを使い美と健康を促進するアーユルヴェーダ料理を味わうことができ、カロリーを気にする女性からも人気です。ランチメニューは、麺かライス、コットウロティというスリランカのパンのいずれかに、カレーをチョイスするスタイルです。カレーは卵、チキン、野菜、魚、豆の5種類で、好みに合わせて辛さも選べます。色とりどりの美しいプレートは目にも楽しいです。
スリランカカレーの人気店:セイロン・イン(東京)
スリランカカレー好きの人が足繁く通うことで有名な「セイロン・イン」は、東京中目黒駅から2分ほどの場所にお店を構えるスリランカ料理専門店です。創業22年も続いている老舗の名店で、スリランカカレーとはまだなにか有名になる前から東京中目黒の地で営業を始めています。本格的なスリランカカレーを始め、スリランカ料理のメニューが豊富に揃い、未体験のスリランカ料理をおいしくいただくことができます。
料理はすべて写真付きで、見慣れないメニューにはすべて説明文が書いてあるので、どんな料理なのかわからない、という心配がありません。何をオーダーするのが良いか迷ったときは、定員さんに尋ねると丁寧に教えてもらえます。スリランカカレーは、辛味を抑えたマイルドカレーと、スパイスが効いたスパイシーカレーの2タイプがあり、それぞれにビーフ、チキン、ほうれん草などの野菜といった具を好みで選べます。
付け合せはナン、ライス、スリランカのパンロティもチョイス可能です。ランチは、6種類のカレーとナン、ロティ、ライスからひとつずつ選ぶスリランカカレーランチが880円~とお値段も良心的。ディナーはおひとり様に嬉しいスリランカカレーとサラダがセットになったサービスセットが1050円でいただけます。中目黒でおいしいスリランカカレーを味わいたい時は、アジアンテイスト漂う外観を目印にセイロン・インへ行きましょう。
スリランカカレーの人気店:タンブリン カレー&バー 北千住(東京)
東京北千住駅から徒歩4分のところにある「タンブリン カレー&バー 北千住」は、日本人シェフが作るスリランカカレーのお店です。カフェのようなおしゃれな店内で、おいしい本格的なスリランカカレーをいただくことができます。おすすめは野菜や豆で作った日替わりのおかずとライスがワンプレートになったタンブリンカレー。別の器に入って出てくるスリランカカレーをかけながら、ミックスしていただきます。
辛さの調整も普通、中から、辛口、極辛口と好みの辛さに応じてオーダー可能なので、辛いものが苦手な方も安心です。スリランカカレーとはライスを主食にココナツミルクと豊富なスパイス、かつお節に似た乾物モルディブフィッシュを多用したたくさんのおかずが並ぶスリランカ料理の特徴を忠実に再現しているタンブリンカレー。料金も1100円とお財布に嬉しい設定で、ランチタイムにはミニサラダとミニドリンクがついてきます。
ディナータイム限定の本日のビリヤニは、最高級米バスマティライスをスパイス、肉、魚、野菜などと一緒に炊き込んだ香り高い一品。スリランカ版ピラフのような味わいでとても美味しいと人気です。ほかにもタンドリーチキンステーキや、スパイスの効いたキーマ春巻きなどの単品もあるので、お酒のアテにもぴったり。丁寧に作られた本格的なスリランカカレーをリーズナブルに頂きたい時は、こちらのお店に決まりですね。
スリランカカレーの人気店:タップロボーン(東京)
2011年に東京青山に1号店を、2016年に東京門前仲町に二号店をオープンしたタップロボーンは、テレビ番組にもたびたび登場するする東京で人気のスリランカ料理店です。オーナーは日本国籍を持つピラバンダラ氏で、スパイスはすべてスリランカに住むオーナーのお母さんが独自にブレンドした新鮮なスパイスだけを3週間に1度空輸で東京まで取り寄せ、すべての料理に使用しているという徹底ぶりです。
もともと宝石商として仕事をされていたオーナーが、スリランカ料理とは?インドカレーとの違いは?と質問されることが増え、本場スリランカのレストランを出そうと決心したそうです。本場の味を変えることなくそのまま味わってほしいとの思いが料理に生かされ、た本格的な料理が評判を呼んでいます。オーダー人気NO.1のメニューのランプライスは、スリランカで食器がわりに使われているバナナの葉でくるんだカレー。
スパイスの効いたおかずとスリランカカレーをバナナの皮で包んだ状態で蒸し焼きにしているので、食べるとバナナの葉っぱの爽やかな香りが感じられるのだそう。お弁当としてテイクアウトも可能なので、自宅やオフィスでもおいしいスリランカ料理をいただくことができます。東京でスリランカ料理を作ってみたくなったら、お食事付きの料理教室なども開かれているので、参加してみてはいかがでしょうか?
スリランカカレーの人気店:セイロンカリー(大阪)
大阪でスリランカ料理を食べたいと言ったら、必ず名前が挙がる人気店が「セイロンカリー」です。プロの料理人も認める本格的なスリランカ料理を提供していて、食べログの人気ランキングでも上位に入る常連のお店です。以前は大正区に店を構えていたのですが、場所は大阪の長堀橋に移転して、アクセスも良くなり、ショッピング帰りや会社ランチなどでも行きやすくなりました。
セイロンカリーでいただきたいのは、「究極のカレー2017アジアン部門」でグランプリに輝いたスリランカカレーのワンプレートメニュー、アンブラ。たくさんのおかずとパパダムという豆粉からつくられた薄いおせんべいとスリランカカレーを混ぜながらいただくと、たくさんの味が口の中でミックスされて、奥深い味わいになり絶品です。カレーは、チキン、ポーク、マトン、魚、エビ、豆の中からチョイスしましょう。
インドカレーよりもカロリーが控えめなので、カロリーが気になる女性にも嬉しいですね。また、バスマティライスとハム、お野菜をパラパラに炒めたフライドライスもシンプルでありながらもスパイスの効いた人気メニュー。スパイスたっぷりのタンドリーチキンが添えられ、あっさり薄味のフライドライスと相性抜群です。気軽なランチも、本格的なディナーも楽しめるので、ぜひ一度足を運んでみてください。
スリランカカレーの人気店:ラサボジュン(大阪)
大阪北浜は、人気のカレー屋さんが多いカレー激戦区としても有名ですが、その地に店を構えるのがスリランカカレーの名店「ラサボジュン」です。店名はラサ(おいしい)ボジュン(お料理)という意味でつけられているそうです。ビルの地下一階にあるとは思えないほど、広々とした店内には、スリランカ料理店には珍しいお座敷もあるので、ゆっくりと落ち着いてスリランカ料理を味わうことができますよ。
お店のいち押しメニューは、ワンプレートでスリランカの味が楽しめるボジュンプレート1000円です。日替わり野菜カレー、ココナツミルクがベースのダール(れんず豆)カレーなどから1種類選び、青野菜を刻んだおかずメンルンや、ふりかけのようなサンボーラ、野菜料理のババダンがたっぷりと盛り付けられ、ボリューム満点です。プラス200円で、カレーはチキン、ポーク、ビーフ、フィッシュ、マトンも選べます。
お店のいち押しメニューは、ワンプレートでスリランカの味が楽しめるボジュンプレート1000円です。日替わり野菜カレー、ココナツミルクがベースのダール(れんず豆)カレーなどから1種類選び、青野菜を刻んだおかずメンルンや、ふりかけのようなサンボーラ、野菜料理のババダンがたっぷりと盛り付けられ、ボリューム満点です。プラス200円で、カレーはチキン、ポーク、ビーフ、フィッシュ、マトンも選べます。
スリランカカレーの人気店:カレーや デッカオ(大阪)
カレーや デッカオは、人気のグルメ雑誌で「究極のカレー2017アジアン部門」でセイロンカリーに続いて準グランプリを受賞したスリランカカレーの人気店です。お店の前には大きな緑色のデッカオ仮面が飾られているので、すぐにわかりますよ。地下鉄御堂筋線心斎橋から北東へ5分とアクセスも良好なので、気軽に行きやすいです。オーナーの奥さんが日本とスリランカのハーフで、カレーはお義母さん直伝の味だそう。
人気メニューの本日の全種類カレー1080円は、チキンカレー、日替わりの本日カレー、ナスの炒め物、レンズ豆のカレー、トマトサラダがついたボリュームたっぷりの一品。サラサラのチキンカレーは、ココナッツの風味が感じられる優しい味わいに、あとからスパイスがおいかけてきます。味のしみたナスと、酸味のきいたトマトサラダと一緒に混ぜて食べると、いろんな味が相まって、絶妙の美味しさです。
辛さが足りない方は、自家製のスパイスの辛味調味料ルヌミリスや、かつお節と唐辛子とライムを熟成させたカッタサンボールも追加でオーダーできるので、好みに合わせて挑戦してみてはいかがでしょうか?デッカオのスリランカカレーはスパイス系カレーのため、食べ過ぎてもお腹にもたれにくいのがポイント。クオリティの高いスリランカカレーは、準グランプリも納得の美味しさです。
スリランカカレーの人気店:スリランカダイニング アマヤ(大阪)
メディアにもよく取り上げられる大阪河内長野にあるスリランカ料理の人気店が、2016年に本町に2号店をオープン。それが、大阪カレー会館に店を構えるスリランカダイニングアマヤ本町店です。現地の5つ星レストラン出身のオーナシェフラッキーさんが手がける本場スリランカカレーが評判を読んでいます。スパイスは現地のお母さんが作る50種類以上のカレースパイスパウダーをベースに、多彩なカレーメニューを揃えています。
出典: https://eonet.jp
ランチメニューは曜日ごとに異なっていて、月、水、木曜日は人気カレーに数種類のおかずが添えられた日替わりプレート、火、金曜日はフライドライスやビリヤニが味わえるスペシャルプレートとなっています。日によって楽しみ方が変わるので、通っても飽きないと常連からも評判だそう。スリランカカレーやおかずをバナナの葉でくるんで蒸し上げたスリランカ版のお弁当ランプライスも人気です。
出典: https://eonet.jp
多彩なスパイスをしっかり効かせた香り高いカレーは、辛いだけではない奥深い味わい。ひとつひとつ丁寧につくられたおかずと一緒に味わうと、スパイスの刺激も、マイルドな旨みもすべてが一体になって絶妙のバランスがとまらないおいしさです。清潔でシンプルな店内は18席のみとこじんまりとしているため、いつも多くの人で賑わいます。混雑を避けたいなら、ランチタイム前後に時間をずらして伺うのが得策です!
スリランカカレーを食べに行こう!
カレー界のニューウェーブ、スリランカカレーの魅力を紹介してきましたがいかがでしたか?スリランカカレーとはココナッツミルクやスパイスを使用した、油分が少なくサラサラとしたカレーで、カロリーも抑え目なのでぜひ試して欲しいと思います。またスリランカカレーとは混ぜれば混ぜるほどおいしいので、食べに行った際は、遠慮なしに具材とカレーを豪快にミックスして食べましょう!