福岡でうどんを食べるならココ！地元民に人気のうどん店ランキング！

福岡と言えば、美味しい食べ物がたくさんある都道府県として有名です。中でも、ラーメンやもつ鍋・うどん・明太子などが人気を集めています。福岡に来られた観光客の方はダントツでラーメンを食べる方が多いようですが、実はうどんも非常に絶品です。福岡のうどんは地元民に愛されるソウルフードとして福岡県全域で大人気です。

他の地域のうどんはコシのある麺が特徴的ですが、福岡のうどんの特徴といえば、ふにゃふにゃの柔らかい麺です。そして、スープはアゴやイリコ・鰹節・昆布などの魚介類を使っただしに薄口しょうゆを加えた薄味が特徴です。福岡県は全域でうどんが人気ですが、特に福岡市はうどんの発祥地として知られており、名店が集結しています。

福岡県のソウルフードとして愛されているうどんですから、うどん・そば店の従業者数は21大都市中堂々の1位となっているほどです！そのため、福岡県にはかなりの数のうどん店が構えられています。多くのうどん店がある中でも、特に人気のうどん店とは一体どんなお店なのでしょうか？今回は、福岡で人気のうどん店トップ15をランキング式でご紹介します！

福岡の人気うどん店ランキング15位〜11位にランクインしたうどん店からは、タレントも多く通うというほど有名店が挙げられており、初っ端からかなりレベルが高いランキングとなっています。まずは、福岡の人気うどん店ランキング15位～11位をチェックしてみましょう！

福岡の人気うどん店ランキング第15位は、『浜ちゃんうどん』です。わかめうどんや月見うどんなどの定番メニューが美味しいのはもちろんなのですが、こちらのお店でおすすめなのは『カツカレーうどん』です。とろっとした濃厚カレーにサクサクに揚げられた肉厚なカツがお腹をしっかり満たしてくれます。

『浜ちゃんうどん』の住所は、福岡市博多区博多駅南1-3-11 博多南ビルB1Fで、JR『博多駅』から徒歩約6分ほどの所にあります。営業時間は平日が11:00～20:00・土曜日が11:00～15:00で、日曜日・祝日が定休日です。

福岡の人気うどん店ランキング第14位は、『ウエスト』です。ウエストは全国にあるチェーン店ですが、半分以上が福岡県、九州地方がほとんどとなっています。チェーン店のうどんといえばあまり美味しくないイメージが強いかもしれませんが、ウエストは飲んだ後の〆で人気のお店として愛されています。

中でも『明太釜玉うどん』がおすすめです。ピリ辛明太と卵が絡むウエストのうどんは福岡県民の誰もが愛すべきうどんです。『ウエスト』祇園店の住所は、福岡市博多区博多駅前2丁目20-15 第七岡部ビル１Fで、地下鉄空港線『祇園駅』5番出口から徒歩約1分ほどの所にあります。24時間営業となっており、無休で営業しています。

福岡の人気うどん店ランキング第13位は、『因幡うどん』です。人気タレントである博多華丸大吉の華丸が一番だと評価するうどん店として知られています。因幡うどんは何と言っても、天然素材で作られた出汁が特長です！北海道羅臼産の天然昆布や長崎・島原産の煮干しいりこ、大分日田・原次郎左衛門の醤油、兵庫赤穂の塩などを使用した体に優しい出汁です。

おすすめメニューは、華丸もよく注文するという『ごぼう天うどん』です。『因幡うどん』渡辺通店の住所は、福岡市中央区渡辺通2-3-1で、地下鉄『渡辺通駅』から徒歩約5分ほどの所にあります。営業時間は10:00～20:30・で、年中無休（年始除く）で営業しています。

岡の人気うどん店ランキング第12位は、『博多あかちょこべ』です。うどんの名店といえば、出汁を楽しむことが多いですが、こちらのお店では『元祖キーマカレーうどん』が人気です！まずは混ぜて食べ、次に天かすを入れてカリカリ食感をアクセントとし、最後は和風出汁を入れて頂くという、3段階式で楽しめるうどんです。

『博多あかちょこべ』の住所は、福岡市博多区冷泉町7-10で、地下鉄空港線『中洲川端駅』5番出口から徒歩約5分・JR『博多駅』から徒歩約15分ほどの所にあります。営業時間は月曜から土曜日が11:30～14:00・8:00～23:30（O.S)23:00、日曜祝日が11:30～14:00で、定休日は不定休です。

福岡の人気うどん店ランキング第11位は、『大地のうどん』です。おすすめのメニューは『ごぼう天うどん』です。迫力・ボリューム共に抜群なごぼう天うどんは、見た目からインパクトがあり、インスタ映えするうどんとしても知られています。こんなにボリュームあるのに480円というのも驚きです。

また、『野菜天ぶっかけ』も人気で、いんげんや人参・茄子・かぼちゃ・大葉・ゴボウなどと多くの野菜天が乗っています。『大地のうどん』本店の住所は、福岡市西区上山門2丁目1-18で、下山門駅から857mほどの所にあります。営業時間は11:00～16:00・17:00〜20:00で、定休日は毎週水曜日です。

福岡の人気うどん店ランキング10位～5位にランクインしたうどん店は、人気グルメドラマで紹介された名店や地元民が足繁く通うド定番の人気うどん店が多くランクインされています。お次は、福岡の人気うどん店ランキング10位～6位をチェックしてみましょう！

福岡の人気うどん店ランキング第10位は、『肉肉うどん』です。ゴロゴロとした角切り肉がとってもジューシーで肉好きにはたまりません。また、肉肉うどんは福岡では珍しい黒い出汁とコシがある麺が特徴ですが、柔らかい麺を好む福岡県民も「肉肉うどんの麺なら好き」という方が多いようです。

肉肉うどんでは替え玉ができるのでお腹いっぱい食べたい男性にもおすすめです。『肉肉うどん』中州店の住所は福岡市中央区春吉3-12-36で、中洲川端駅から徒歩6分ほどの所にあります。営業時間は月曜〜木曜18:00〜翌3:00(LO2:45)、金曜18:00〜翌4:00(LO3:45)、土曜11:30〜翌4:00(LO3:45)、日•祝日11:30〜20:00(LO19:45)で、不定休です。

福岡の人気うどん店ランキング第9位は、『手延べうどん人力屋』です。こちらのお店は、かけうどんが210円という超リーズナブルな店が魅力です。また、麺は博多うどんとは少し違う食感が特徴で、断面が丸くて表面はつるつるとしたなめらかさを感じられます。おすすめは、肉やわかめ・卵・ごぼう天が乗った『スタミナうどん』です。

テーブルには柚子胡椒が置いてあり、味変したい時にはいつもと少し違ううどんが楽しめます。『手延べうどん人力屋』聖マリア病院前店の住所は久留米市津福本町259-1で、西鉄天神大牟田線『試験場前駅』から徒歩約4分ほどの所にあります。営業時間は11:00〜翌5:00、無休で営業しています。

福岡の人気うどん店ランキング第8位は、『葉隠うどん』です。福岡の人気うどん店・『うどん平』から独立した大将が作るうどん店として知られています。ミシュランガイドのビブグルマンを獲得したお店として、グルメ通な方の間で人気を集めているうどん店です。『葉隠うどん』は1〜2日寝かせた自家製麺はもっちり感がたまらないと口コミでも人気です。

おすすめは、海老の香ばしさが絶品の『えびかきあげうどん』です。『葉隠うどん』の住所は福岡市博多区博多駅南2-3-32で、地下鉄空港線『博多』駅の東5番出入口から徒歩約11分ほどの所にあります。営業時間は11:00～15:00・17:00～21:00で、定休日は日曜・祭日となっています。

福岡の人気うどん店ランキング第7位は、『資さんうどん』です。1976年に創業されて以来、北九州で親しまれているド定番の人気うどん店です。人気のメニューは、『肉＆ゴボ天うどん』です。資さんうどんの2大人気メニューが一気に楽しめるメニューです。

また、通年でおでんが楽しめるのも資さんうどんならではの魅力です。『資さんうどん』本店の住所は北九州市小倉南区上葛原2-18-50で、JR『安部山公園駅』から徒歩約15分ほどの所にあります。営業時間は9:00～24:00（L.O23:30)で、年中無休で営業しています。

福岡の人気うどん店ランキング第6位は、『みやけうどん』です。こちらのお店は、人気グルメドラマ・『孤独のグルメSeason4 真夏の博多出張スペシャル』でも紹介された、太鼓判の老舗名店です。おすすめメニューは、同ドラマでも紹介された『丸天うどん』です。大きな丸天はサクサク感とジューシーさが感じられる一品となっており、太めのもっちりした麺が美味しいです。

福岡定番のうどんトッピング・ごぼう天をプラスしたうどんもおすすめです。『みやけうどん』の住所は福岡市博多区上呉服町10-24で、地下鉄空港線『呉服町駅』5番出口から徒歩約5分ほどの所にあります。営業時間は平日が11:00～18:30、土曜日が11:00〜17:30となっており、日曜・祝日が定休日です。

福岡の人気うどん店ランキング5位～2位にランクインするうどん店となると、食べログやホットペッパーグルメなどでも口コミ評価が高い、グルメ通が唸る絶品うどん店が多くランクインしています。お次は、福岡の人気うどん店ランキング5位～2位をチェックしてみましょう！

福岡の人気うどん店ランキング第5位は、『釜喜利うどん』です。こちらのお店は『うどん100名店』という、食べログで評価の高いうどん店を100店集められた人気のうどん店に選ばれている1店です。土日・祝日限定の『牛すじうどん』は、柔らかい牛すじととろっとした卵・ネギ・サクッと揚げられたゴボ天が乗っており、ボリューム満点です。

うどんはもちろん、もろきゅうやアサリ酒蒸しなどのおつまみなメニューも充実しています。『釜喜利うどん』の住所は福岡市中央区大名1-7-8で、地下鉄空港線『赤坂駅』から徒歩約8分ほどの所にあります。営業時間は11:00～22:00(L.O)で、火曜日と第1第3水曜日が定休日です。

福岡の人気うどん店ランキング第4位は、『牧のうどん』です。博多うどんのような柔らかい麺だと、麺が出汁を吸っていってしまうのが難点なのですが、牧のうどんでは無料で出汁が追加できるので、「食べても減らないうどん」と呼ばれています。うどんは『肉ごぼう天うどん』が人気です。

サイドメニューで提供されている福岡のソウルフードである・『かしわごはん』も人気で、セットで注文する方が多いです！『牧のうどん』空港店の住所は、福岡市博多区東平尾2-4-30で、地下鉄空港線『福岡空港駅』から車で約5分・徒歩約23分ほどの所にあります。営業時間は10:00～23:00で、定休日は無しです。

福岡の人気うどん店ランキング第3位は、『津田屋官兵衛』です。うどんの名店が勢揃いとなる『豊前裏打会』の中でも特に人気がある店として注目されており、行列が絶えないうどん店です。おすすめは『ごぼうおろしぶっかけうどん』です。器からはみ出るボリュームのごぼう天と、大根おろし・ネギ・鰹節・海苔などが乗っている見た目のインパクトも抜群です。

『津田屋官兵衛』の住所は北九州市小倉南区津田新町3-3-20で、JR『下曽根駅』から890mほどの所にあり、車での訪問を推奨されています。営業時間は11:00～16:00(15:30L.O)ですが、日によっては15時前に麺が完売して閉店することもあるそうなので、早めの来店をおすすめします。定休日は毎週日曜・第1月曜です。

福岡の人気うどん店ランキング第2位は、『うどん平』です。こちらのお店は、食通芸能人でお馴染みのタモリさんが愛するうどんとしてテレビなどでも紹介されている人気うどん店です。人気のメニューは『エビごぼううどん』です。パリパリ食感の大きなエビと香ばしいごぼう天のコラボはお腹をしっかり満たしてくれます。

『うどん平』の住所は、福岡市博多区博多駅前3-17-10で、JR『博多駅』博多口から徒歩6分・地下鉄『中洲川端駅川端口』より徒歩約13分ほどの所にあります。営業時間は月曜から金曜が11:30～16:00(L.O15:45)、土曜が11:30～15:00(L.O14:45)で、定休日は日曜・祝日です。

福岡の人気うどん店ランキング堂々の第1位に輝いたのは、『かろのうろん』です。かろのうろんは、福岡県民はもちろんのこと、福岡へ来られた芸能人も通うほどの超人気うどん店として知られています。明治15年に創業して以来、多くの人々に愛されています。いろんなメニューがありますが、博多うどんのトッピング代名詞とも言える『ごぼう天うどん』がやはりダントツ人気とのことです。

柔らかい麺に透き通るような出汁が魅力です。また、テーブルにはネギが置かれており、入れ放題な所も嬉しいポイントです。『かろのうろん』の住所は福岡市博多区上川端町2-1で、地下鉄空港線『祇園駅』から徒歩約5分ほどの所にあります。営業時間は11:00～19:00で、定休日は火曜（祝日は営業）です。

これまで多くの人気博多うどんをチェックしてきましたが、そもそも福岡・博多うどんの特徴とは一体どんな特徴が挙げられるのでしょうか？麺の柔らかさやお出汁の特徴、博多うどんならではの人気トッピングは…？お次は、福岡博多うどんの特徴を調査してみましょう。

博多うどんは、讃岐うどんなどのコシがある麺とは違って、かなり柔らかいのが特徴です。讃岐うどんなどのようにコシのある麺は噛み切るのが大変と言われますが、博多うどんは口に入れるとすぐに噛み切ってしまえるほどの柔らかい麺となっています。そんな博多うどんは一体なぜ柔らかいのか、あなたはご存知ですか？

商人の街である博多は時間にシビアな商人たちが多いとされています。そのため、福岡のソウルフードであるラーメンも麺の固さが選べたり、柔らかい麺より固めの麺が好まれています。これはうどんも例外ではなく、多忙な商人たちが素早く食べられるようにする為、ゆで置きの柔らかい麺のうどんが主流となったそうです。これが福岡のうどんが柔らかい麺となった理由の一つです。

また、かつてうどんは軽食として食べられていたこともあり、消化の良い柔らかい麺が好まれたという諸説もあります。博多うどんなどに使用されているうどん粉の多くは、醤油に使うものと同様の小麦を使用しています。その為、他の地域のうどんと比べてもタンパク質が少なく、コシが出にくいことから、博多うどんの麺は柔らかい麺となることも考えられています。

うどん店が多い、福岡・博多ですが、実はうどん伝来の地であることからうどん店が多いとの噂があるそうです。うどんの伝来については諸説があるそうですが、日本に製麺技術をもたらしたのは『聖一国師（圓爾）』と言われているそうです。圓爾は渡宋して径山寺で仏教を学び、仏の教えと共に多くの中国文化を身につけて仁知二年に帰国しました。

そして、帰国後から寛元元年までの2年の間、圓爾は福岡県・博多にとどまり、承天寺を開いて布教活動を行ったそうです。その際に、麺や饅頭といった料理を博多にもたらしたと言われているそうです。今でも承天寺では『饂飩蕎麦発祥の地』の石碑を見ることができます。

博多うどんの特徴では、柔らかい麺と薄味の出汁が特徴的です。もちろん、店舗によっても出汁の取り方は異なりますが、基本的には博多うどんの出汁は透明であり、煮干やサバ節・鰹節・アゴ（トビウオ）・昆布などを使ってだしをとった後、薄口しょうゆを入れて仕上げているようです。また、お店によっては出汁をとる時に使った昆布を佃煮にして無料で提供してくれるうどん店もあるそうです！

博多うどんの定番トッピングといえば、『ごぼう天』や『丸天』が人気です。『ごぼう天』や『丸天』は福岡・博多などの北部九州ならではの具材トッピングとされています。博多では戦前からすでにごぼう天や丸天のトッピングが提供されていたそうです。『ごぼう天』が、ごぼうの天ぷらであることは誰もがご存知だと思いますが、「『丸天』とは何？」という方は意外と多いでしょう。

『丸天』とは、丸い形の天ぷらを指します。天ぷらと聞くと揚げ物を想像してしまうかもしれませんが、博多では、魚の練り物を揚げたものを天ぷらというそうです。鹿児島の郷土料理であるさつま揚げを想像すると近いかもしれません。

その他の博多うどんのトッピングとして注目して欲しいのはネギや天かすについてです。福岡のうどん店では、多くの店舗でネギや天かすをご自由にとることができるセルフサービスを行っています。ネギは切りたてが一番美味しいため、お店によってはオーダーする時に「ネギ多めで」と伝えると無料でネギだくにしてくれることも多いです。

福岡の人気うどん店ランキングご紹介まとめはどうでしたか？博多のソウルフードといえばラーメンを思い浮かべる方が多いようですが、実は『ラーメン派』と『うどん派』に分かれるほど、うどんは福岡県の誇るソウルフードとして地元の方はもちろん、観光客にも愛されています。福岡のうどんといえば、薄味お出汁に柔らかい麺です。

そんな福岡県にはうどん店が非常に多く構えられていますが、観光で福岡に来られた時は全部のうどん店を行くことはさすがにできません。そんな時は今回ご紹介した人気うどん店ランキングのランクインしたお店を候補に入れて考えてみては？あなた好みのうどん店がきっと見つかるはずです！