レタスしゃぶしゃぶ鍋のレシピ！人気のタレやおすすめの出汁は？

しゃきしゃきの食感がおいしいレタスですが、サラダとしていただくのが一般的なので、あまりほかに使い道を思いつかない、という方は多いと思います。スーパーで安く売っていたり、もらったりしてたくさんレタスが手に入ったら、すぐに食べきるのは難しいですよね。そこで、提案したいのがレタスを使ったしゃぶしゃぶ鍋です。レタスを鍋に入れる、というとあまり想像がつかないかもしれませんがこれが意外な美味しさなんです。

レタスを鍋に入れさっと火を通し、特製ダレをつけていただけば、いくらでもレタスが食べられそうです。実際、しゃぶしゃぶにすることでかさが減り、サラダにするよりもたくさん食べられるのもレタスしゃぶしゃぶ鍋ならではのメリットです。今回は、レタスしゃぶしゃぶ鍋のおすすめ出汁のレシピから、ベストマッチングな特製ダレのレシピ、レタスのうれしい栄養効果までたっぷりお届けします。せひご覧ください。

レタスしゃぶしゃぶ鍋は、名前のとおりレタスをしゃぶしゃぶ仕立てにした鍋のことです。白菜や水菜といった定番野菜と同じ感覚で、鍋に使用します。レタスのしゃきしゃきと下食感と、あっさりいただけるお肉がおいしいと人気を呼び、レシピサイトでも話題入りしたこともあります。食べごたえがあるのにヘルシーで、出汁の味や、使用するタレによってがらっと印象が変わるので、アレンジも無限大に広がります。

後ほど紹介しますが、レタスに含まれる栄養素も余すことなくしっかりいただけるのもレタスしゃぶしゃぶ鍋の魅力です。カロリーは気になるけど、お腹いっぱい食べたい、というダイエット中の方にもおすすめですし、簡単にできるので料理が苦手な方や、忙しくて料理に時間がかけられないという方もレシピを覚えておくと便利です。おいしくてヘルシーで食べごたえがある、レタスしゃぶしゃぶ鍋は、鍋界のニューウェーブ鍋です。

ここからはレタスしゃぶしゃぶ鍋の人気レシピを紹介していきます。まずは女性におすすめの豆乳レタスしゃぶしゃぶです。豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをする効果があり、肌の健康を保ったり、抗酸化作用で美白やシミを改善するのに役立ちます。豆乳レタスしゃぶしゃぶ鍋のレシピは、レタス1/2個は食べやすい大きさに、長ネギ1本は斜め薄切りにします。豚肉200gは食べやすい大きさに切ります。

鍋に水2カップと豆乳2カップ、割烹白だし大さじ4を入れて火にかけ温めます。沸騰してきたら火を弱め、豚肉、レタス、長ネギをくぐらせて加熱しながらいただきます。お好みで胡麻やラー油、すだちを添えて食べると一層おいしいので、お試しください。豆乳のまろやかな味わいで、いくらでもレタスと豚肉を食べることができそうです。女子会などでも人気のレシピになるので、作って出すと喜ばれること請け合いです。

生姜と葛の効果で体の中からぽかぽかになるレタスしゃぶしゃぶ鍋の人気レシピです。風邪気味のときに食べると効果てきめんです。レシピは鍋に水1リットル、出汁昆布4cmを細く切って漬けておきます。鍋を火にかけ、鶏ガラスープ大さじ2を入れ、沸騰したら同量の水で溶いた葛を入れてよく混ぜます。昆布はこのときに取り出しておきます。しょうが1個をおろし器でをすっておきます。

レタス1個は洗って、細長く裂きます。油揚げ1枚、モヤシ150g、水菜100g、豚肉のしゃぶしゃぶ肉300gは食べやすい大きさに切ります。鍋の出汁に火が通ったら、野菜とぶたにくをしゃぶしゃぶし、さっと火を通したら取り皿に出し、ポン酢、ごまだれとともにしょうがをたっぷり添えていただきましょう。葛にはとろみがあるため、お皿に取り分け後もいつまでもあたたかくいただける点もおすすめです！

とんこつラーメンを利用した簡単レタスしゃぶしゃぶ鍋のレシピです。子供にも大人にも人気のとんこつラーメンを使うアイデアレシピで、忙しい日もすぐにできるので重宝します。しめはラーメンでお腹いっぱいになります。ほかにおかずのいらない忙しい日にも重宝するお助けレシピです！レタス1玉は適当な大きさにちぎり、大根1/4個はにんじんピーラーで、長細くリボン状にします。豆腐1丁は食べやすい大きさにに切っておきます。

鍋にとんこつスープの素をいれて、沸騰したお湯を100ccを入れて溶かし、豆乳を500cc入れ、フツフツとしてきたら豆腐を入れます。野菜と豚肉をしゃぶしゃぶしていただきましょう。しめは、もちろんラーメンで、あらかじめ一度ゆでたものを水でしめてから、鍋でまた煮るとコシがあっておいしいです。レタスから溶け出した栄養素ごとスープと麺と一緒にいただきましょう。

みんな大好きな豆乳ごま味噌鍋をレタスしゃぶしゃぶに仕立てました。豆乳とごま、味噌の3つの味を使った出汁が深いコクを生み出し、レタスがぺろりといただけます。子供にも人気なので、野菜不足が気になった時にどうぞ！レシピは、鍋に出汁200ccを沸騰させて豚肉のしゃぶしゃぶ用260gを加え、色が変わってきたら豆腐1丁を丸ごと入れて1〜2分温めます。

味噌大さじ1と練りごま大さじ1を溶き入れ、醤油少々を加え、豆乳200ccを注ぎ入れてさらに1〜2分温めたら食べやすい大きさにちぎったレタス1玉分をのせてフタをしめ、30秒ほど温めて少ししんなりしたら出来上がりです。おいしく作るポイントは、レタスに火を通しすぎないことです。レタスのしゃきしゃきの歯ごたえが残るように、火の通し具合には注意してください。

趣向を変えてみんなに人気の手羽元を使ったレタスのしゃぶしゃぶ鍋はいかがでしょうか？野菜はレタス以外にも冷蔵庫にあるものを入れてもOKです。レシピは、土鍋に水1リットルを入れ、出汁昆布10cmを入れ、昆布がふやけたら火にかけ、出汁昆布を取り出しておきます。沸騰したら、手羽元4～6本を加え、アクをとります。

手羽元に火が通ったら、オイスターソース大さじ2、しょうゆ大さじ2、塩、鳥ガラスープの素を適量入れ、大根、きのこ、野菜などのお好みの野菜を入れ加熱します。最後に一口大にちぎったレタスを入れてさっと火を通したらできあがりです。鶏の手羽元には美肌効果のあるコラーゲンがたっぷりと含まれているため、食べた翌日にはお肌がぷるぷるになりますよ。

昆布出汁の旨みとぴりっと効いたこしょうが食欲を刺激するおいしいレタスしゃぶしゃぶ鍋のレシピです。レシピは、鶏肉は脂と皮を取り除き薄切りにして、煮る直前に片栗粉をまぶします。しいたけ、エリンギ、こんにゃくは厚めのそぎ切りにし、レタス、生わかめは大きめにちぎり、しらたきは食べやすい長さに切っておきます。

鍋に昆布出汁1リットル、みりん大さじ2、薄口しょうゆ大さじ2、酒大さじ2を沸かし、野菜とお肉ををしゃぶしゃぶしながらいただきましょう。仕上げに軽く叩いてつぶした黒胡椒をかけるとぴりっと辛い大人の味わいに変化します。黒胡椒の量はお好みで調整してください。

赤ワイン入りのスープで食べる一風変わったレタスしゃぶしゃぶ鍋のレシピです。おうち飲み会でも人気が出ること間違いなしです。みんなからわっと完成があがります。レシピは、鍋に水1.8リットルと昆布10cmを入れて30分以上置き、昆布出汁を作ります。そのまま火にかけ、煮たったら昆布を取り出し、赤ワイン500ml、固形スープの素1個を加えて、固形スープの素を煮溶かします。

白ワインビネガー80ml、オリーブオイル大さじ3、粒マスタード大さじ4、塩コショウを混ぜてつけダレをつくります。牛肉300g、豚肉300gは食べやすい長さに切り、大根15cm、ニンジン1本は皮をむいて、ピーラーで縦薄切りにします。マイタケ1パックは小房に分け、レタス1個は1枚ずつ分けます。クレソン2～3束は固い軸を切り、パプリカ2個は縦半分に切ってヘタと種を取り、食べやすい大きさに切ります。

昆布出汁を煮立て食べる分ずつ肉や野菜を入れながら、しゃぶしゃぶします。つけダレを付けていただきましょう。しめのおすすめは、リゾットです。鍋の具を取り出し、フライパンにオリーブ油を入れ、お米が半透明になるまで炒めたお米1合を鍋に入れ、中火で時々混ぜながら10～15分煮ます。最後にパルメザンチーズを加えて全体に混ぜ合わせ、ミニモッツアレラチーズも合わせたらできあがりです。

レタスしゃぶしゃぶはつけダレを変えると、がらりと味が変わって飽きることなく最後までおいしくいただけます。いくつかつけダレの種類を紹介しますので、お好みに合わせて数種類用意すると、パーティでも人気が出ますよ。最初はピリっとした辛みでごはんにはもちろん、お酒にも合うピリ辛ダレです。レシピは、しょうが1片、にんにく1/2片、ねぎ8cmはみじんぎりにします。

小さめのボウルにしょうが、にんにく、ねぎ、しょうゆ大さじ5、酢大さじ1、砂糖小さじ1.5、トウバンジャン小さじ1/2、すりごま大さじ1、ごま油小さじ1を入れよく混ぜ合わせたら完成です。トウバンジャンは好みの辛さに合わせて調整してください。

女性からも人気のゴマダレも簡単レシピで手作りできます。自分で作ったゴマダレはおいしさもひとしおです。覚えておくといろんなレシピに活用できるので、ぜひレパートリーに加えてください。レシピは、ボウルに練りゴマ大さじ3、しょうゆ大さじ3、砂糖小さじ1、味噌小さじ2、白ワインビネガー小さじ1、ごま油小さじ1、牛乳大さじ2、にんにくのすりおろしを入れてよく混ぜたらできあがりです。

しゃぶしゃぶのつけダレに趣向を変えてイタリアンダレはいかがでしょうか？レシピは、ボウルに小さめに切ったトマト1個、大根おろし100cc、細かく切ったバジルの葉2枚、ポン酢しょうゆ大さじ4、めんつゆ大さじ1を加えてよく混ぜたらできあがりです。しゃぶしゃぶ鍋にイタリアンダレ？と意外に思われるかもしれませんが、フレッシュなトマトの酸味としゃきしゃき食感のレタスがベストマッチングです。ぜひお試しください。

レタスとの相性抜群の中華風つけダレのレシピです。オイスターソースのコクと豆板醤の旨みでどんどんしゃぶしゃぶが進むおすすめです。レシピは、ボウルにオイスターソース大さじ3、すりごま大さじ3、ポン酢大さじ3、トウバンジャン大さじ1/2、ごま油大さじ1/2、おろしにんにく小さじ1/2、おろししょうが小さじ1/2を入れ、よく混ぜ合わせたら出来上がりです。サラダのドレッシングとしてもおいしいです。

定番のおろしょうゆダレに柚子こしょうを効かせたぴりっと辛い大人味のつけだれです。しゃきしゃきのレタスと豚肉の味わいに負けないおいしさです。レシピは、大根100gは大根おろしにしておきます。ボウルにしょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、酢小さじ1、柚子こしょう小さじ1/2、砂糖小さじ2、はちみつ小さじ1、和風だしの素小さじ1/2、水小さじ2を入れて砂糖が溶けるまでよくかき混ぜたら出来上がりです。

すべての基本となる昆布出汁の作り方を紹介します。レシピはまず出汁昆布10cmの表面を固く絞ったふきんでさっと拭きます。水1リットルに出汁昆布に切り目を入れたものを入れ30分ほど漬けておきます。中火にかけ、沸騰直前で出汁昆布を取り出たら出来上がりす。出汁昆布を引き上げるタイミングは鍋の底から小さな泡がふつふつしてきた頃です。に過ぎると昆布のねばり成分が出て風味が損なわれるので、注意しましょう。

つけだれが必要ない甘辛味のしゃぶしゃぶ出汁もおすすめです。子供にも人気の味なので、野菜不足が気になる時にたっぷりと作ってお肉や野菜と一緒にいただきましょう。レシピは、鍋に水1リットル、顆粒のかつおだし小さじ1.5、しょうゆ大さじ2、めんつゆ大さじ2、酒大さじ3、塩小さじ1/2を入れて沸騰させたらできあがりです。レタスしゃぶしゃぶの後の雑炊も絶品の出汁なので、ぜひ作ってみてください。

人気のねぎとにんにくを入れたスタミナ効果抜群の出汁です。美容効果もあるので、お肌の調子が気になる時にもおすすめです。鍋にごま油を入れて熱し、長ネギ1/2本、しょうがのみじんぎり1かけ分、にんにくチューブ5cmを入れて炒め、鳥ガラスープ400mlと酒大さじ3を入れ、煮立たせたらできあがりです。コクのあるしゃぶしゃぶ出汁なので、食べるだけで元気が出ます！

韓国の出汁の素、ダシダを使用した濃厚な旨みが味わえるしゃぶしゃぶ出汁のレシピです。ダシダは韓国で大人気の出汁の素で、輸入食材店や大手スーパーなどで手に入ります。レシピは、鍋に水1200ccとダシダ大さじ1.5を入れ煮立たせたら出来上がりです。ダシダは牛肉や鶏肉など種類がありますが、おすすめは牛肉です。炒め物や焼き物、スープなどあらゆる料理の決め手になるので、用意しておくといろいろ活用できます。

あまり知られていないかもしれませんが、タイ料理でもしゃぶしゃぶは定番料理です。ナンプラーが香る風味の良いタイ風しゃぶしゃぶ出汁は、いつもと一風違っしゃぶしゃぶが食べたいときにおすすめです。レシピは水1.5リットル、かつおぶし1パック、ナンプラー大さじ2を入れて沸騰したらできあがりです。ナンプラーの良い香りでレタスと豚肉がどんどんいただけます。クセになる味わいですよ。

レタスは水分が多く、あまり栄養がないと思っていませんか？実はレタスには、美容効果をはじめとした栄養素がたっぷり含まれています。しかも低カロリーなので、ダイエット中の方も安心して食べることができます。一般的に野菜類を加熱調理すると栄養素が外に逃げてしまうため、栄養効果が減ってしまいますが、レタスしゃぶしゃぶ鍋にすると、出汁の中に溶け出した栄養素ごといただくことができるので、問題ありません。

レタスしゃぶしゃぶ鍋にすることでレタスのかさを減らすことができ、食べやすくなり、たくさん食べられるというのもレタスしゃぶしゃぶ鍋ならではのメリットです。レタスをしゃぶしゃぶ仕立てにして食べることで、レタスに含まれる栄養素をまるごと摂取することができるうえ、たくさん量を食べられるので、レタスしゃぶしゃぶ鍋を食べない手はありません。ぜひ鍋のレパートリーのひとつに加えたいおすすめです。

レタスには美肌に効果のあるビタミンCが含まれています。ビタミンCは肌にハリを与えるコラーゲンを生成したり、メラニン色素の生成を抑え、シミやソバカスを防いでくれるなど、女性にとってうれしい美容効果が期待されています。また、免疫力を高める効果もあるので、風邪予防や、インフルエンザなどの感染症の予防にも効果があると言われています。また、レタスにはビタミンEも含まれていることも注目です。

若返りビタミンと呼ばれるほど、アンチエイジング効果が期待できるビタミンEは、活性酸素を除去し、血管を広げて血行を良くしてくれるため、生き生きとした顔色にしてくれるほか、血管を広げる効果は動脈硬化の予防にもつながると言われています。レタスに含まれるビタミンCとEで、肌のターンオーバーを活発にしていつまでもきれいな肌でいられる効果があると言われているので、積極的に摂りたい野菜です。

レタスにはダイエットに必要な食物繊維が含まれています。食物繊維は便秘を解消し、ベンとともに体に不要な老廃物を排出してくれる働きがあることから、デトックス効果もあります。普段から便秘気味の方は、食物繊維が含まれたレタスを摂取することで便秘の改善に繋がり、結果ダイエット効果が得られると言われています。また、レタスにはカリウムが含まれていることから、塩分を輩出しむくみを解消する効果があります。

レタスは歯ごたえと食べごたえのある野菜なので、炭水化物などの置き換えダイエットにも有効です。今までダイエットに挫折したという方は、ごはんの代わりにレタスにするとダイエット効果が得られます。レタスしゃぶしゃぶ鍋は、温野菜効果で体を芯から温めてくれ、たっぷりとレタスを摂取できるので特におすすめです。ダシに溶け出したレタスの栄養素も丸ごといただけるので、ダイエット中の方は積極的に食べましょう。

レタスしゃぶしゃぶ鍋と相性良い具材として、豚肉があります。豚肉はブタミンパワーと言われるくらい、豊富なビタミンが含まれています。特にビタミンB1は、体の細胞を活発化し、夏バテや疲労回復効果が抜群です。また、集中力を高めたり、イライラを鎮めるのに効果があるので、お疲れ気味の方は豚肉をたっぷり入れたレタスしゃぶしゃぶ鍋が有効です。おいしくいただいたあとには、元気いっぱいパワーが湧いてきます。

サラダでおなじみのレタスをしゃぶしゃぶ仕立てにしていただく、レタスしゃぶしゃぶ鍋のレシピを紹介してきました。レタスしゃぶしゃぶ鍋のいいところは、使う出汁やつけダレを変えるだけで、がらっと味わいが変わり、いつでも新鮮なおいしさが楽しめることです。今回は和風、洋風、韓国風、中華風、タイ風などさまざまなバリエーションを取り揃えましたので、ぜひお好みのもので作ってみてください。

レタスをさっと加熱して、シャキシャキ加減がのこるぐらいで引き上げるのが美味しく作るコツです。豚肉や鶏肉、牛肉などどんなお肉とも相性が良いので、ぜひ作ってみて欲しいおすすめです。今度の週末はレタスしゃぶしゃぶ鍋に決まりですね！