サクサク食感がたまらない「ぶぶあられ」を使ったおすすめレシピを紹介

お茶漬けのあられとしてお馴染みのぶぶあられは、サクサクの食感を生かしてさまざまな料理に活用できます。本記事では、ぶぶあられを使ったおすすめレシピを紹介します。揚げ衣の替わりなど新しい使い方も提案するので、日々の献立に取り入れてみてください。

ぶぶあられは、お茶漬けのあられとして長く愛されてきた食材です。もち米を乾燥させて小さく成形した後、香ばしく焼き上げて作られます。柔らかな食感のお茶漬けに、あられが入ることでカリカリとした歯ごたえが加わり、より一層美味しくなります。

あられがお茶漬けに入っている理由は、実は美味しさのためではなく、乾燥対策によるものです。密閉技術が発達していなかった昔、湿気を吸収するあられをお茶漬けの素に入れたのが始まりでした。あられがお茶漬けにマッチして評判だったことから、今でも多くのお茶漬けの素にはぶぶあられが入っています。

ぶぶあられの名前は、京都でお茶漬けを意味するぶぶ漬けに由来します。ぶぶは、京言葉でお茶を意味します。もともとふうふうと息を吹きかけてお茶を冷ましていたのがなまって、ぶぶと呼ばれるようになりました。お茶漬けに入っているあられ、ということでぶぶあられと呼ばれるようになりました。

ぶぶあられには、着色されていない茶色のものと、赤や黄色、緑などのカラフルなものがあります。どちらも大手スーパーや食材店で手に入れることができます。近くのお店で売っていない場合は、通販サイトでも購入できます。通販サイトには、さまざまなサイズや、味付きのタイプもあるので、料理や用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

【材料】

• 無頭えび 8尾
• はんぺん 1枚
• 玉ねぎ 1/4個
• 塩 小さじ1/4
• 片栗粉 大さじ1
• ぶぶあられ 50g
• サラダ油 適量

1. 玉ねぎはみじん切りにします。
2. えびは殻、尾、背わたを取り、包丁で粗めに叩きます。
3. はんぺんをちぎりながら入れ、えび、玉ねぎ、塩、片栗粉を加えてよく混ぜます。
4. 8等分にして丸めて、えびの尾を刺し、あられをまぶします。
5. 160℃の油できつね色になるまで揚げたら完成です。

パン粉の代わりにぶぶあられを使った、フライレシピです。見た目にこだわりたい方は、色とりどりのあられを使用しましょう。えびの尾も使うので、捨てずに残しておいてください。

【材料】

• A薄力粉 150g
• Aぶぶあられ  大さじ2
• A水 1カップ
• キャベツ 200g
• A紅⽣姜 15g
• A卵 1個
• 乾燥芽ひじき 4g
• サラダ油 大さじ1
• もち 1個
• ピザ用チーズ 30g
• お好み焼きソース 大さじ4
• マヨネーズ 適量
• ぶぶあられ 大さじ2
• 青海苔 小さじ1/2

1. ひじきを⽔で20分戻し、⽔気をきります。
2. キャベツは千切りにし、紅⽣生姜は粗みじん切りにします。
3. 餅は1cm⾓のさいの⽬切りにします。
4. ボウルに(1)～(3)と材料Aを⼊れて混ぜ合わせます。
5. フライパンにサラダ油を熱し、(4)を入れ、蓋をして蒸し焼きにします。
6. ソースとマヨネーズを塗り、⻘海苔、あられを散らして完成です。

カラフルなあられを散らした華やかなお好み焼きは、カリカリとした食感がクセになります。ヒジキを加える際は、きちんと水気を切ることで生地が美味しく焼き上がります。

いつものパン粉のカツに飽きたら試して欲しい、ユニークな料理レシピです。ささみを一口大に切り、水溶き片栗粉にくぐらせた後、ぶぶあられをまぶせば準備完了です。あられが余った時の消費レシピとしてもおすすめです。

見た目も可愛いぶぶあられは、さまざまな料理に活用できる万能食材です。紹介した以外にも、サラダにトッピングしたり、じゃこに混ぜるなどアイディア次第で使い方が広がります。ぜひ自分流にアレンジしてみてください。