お茶漬けのカロリーと糖質は低い?ダイエット中の痩せる食べ方も紹介!

ちょっとお腹が空いた時、サラサラと簡単にご飯を食べたい時におすすめの「お茶漬け」。永谷園などから美味しいお茶漬けの素も市販されていますが、家にある漬物や海苔とお茶などで簡単にカロリー補給して食べることができます。このお茶漬けを、ダイエット中の食事として活用するおすすめな方法を調査しました。お茶漬けの栄養や気になる糖質、高カロリーから低いカロリーに押える方法、気をつけたい太る食べ方をおさえれば、お茶漬けはダイエット食にもなります。

お茶漬けのカロリーと糖質は低い?ダイエット中の痩せる食べ方も紹介!のイメージ

目次

  1. 1お茶漬けの気になるカロリーや糖質は?
  2. 2お茶漬けに含まれる栄養は?
  3. 3お茶漬けのダイエット効果やカロリーを抑える食べ方
  4. 4お茶漬けはカロリーの割に太るのはなぜか?
  5. 5お茶漬けは工夫次第でカロリーを抑えられる!

お茶漬けの気になるカロリーや糖質は?

お茶漬けのカロリーはどのくらい?

ご飯に好みの具材や、永谷園などのお茶漬けの素をのせ、お茶屋やお湯をかけた食べ方のお茶漬けは、ご飯と同じカロリーかご飯以上のカロリーがあります。ご飯1膳150gくらいだと、約250kcalあり、これに具材をのせることで、カロリーが少し高くなって、280~300kcalとなります。蕎麦1人前が300kcalほどなので、お茶漬けと同じくらいで、ご飯の量を減らして低いカロリーにおさえることもできます。

お茶漬けの糖質は比較的高め

お茶漬けの糖質を考えると、カロリーと同じように、まずご飯と同じ糖質が含まれます。ご飯1膳150gには、約55gの糖質があるので、具材にもよりますが、お茶漬けも55~60gくらいの糖質が含まれていると考えられます。蕎麦はご飯よりもカロリーは高いですが、糖質は約50gとやや低い値で、糖質制限をしている人には、カロリーでも糖質でも、お茶漬けはおすすめとはいいにくい食事です。

お茶漬けの具材のカロリーの比較

お茶漬けはご飯に、塩気のあるような具材をのせて、お茶、お湯などをかけて味わうものなので、具材によってもカロリーや糖質が変わってきます。お茶漬けでよく使われる具材のカロリーをみると、1食あたりのおおよそで、梅干し7kcal、たらこ26kcal、鮭35kcal、わさび3kcal、海苔1kcalとなっています。野沢菜、柴漬けなどは5kcalほどで、漬物が低いカロリーにおさえられます

永谷園のお茶漬けでカロリーが低い種類は?

お茶漬けの素として、定番といえる永谷園のそれぞれの1食当たりのカロリーは、お茶づけ海苔15kcal、さけ茶づけ12kcal、梅干茶づけ12kcal、わさび茶づけ13kcal、たらこ茶づけ17kcalとなっています。手作りで、焼いた鮭やたらこをご飯と合わせて食べるのであれば、カロリーを見る限りは、永谷園のお茶漬けの素を使った方が低いカロリーにおさえられます。カロリー制限をするという点では、お茶漬けの素の方が分かりやすいです。

お茶漬けに含まれる栄養は?

手作りのお茶漬けは意外に栄養バランスがいい

ご飯に、好みの具材をのせて食べるお茶漬けは、栄養バランスが比較的良くなります。鮭茶漬けを考えると、タンパク質約7g、脂質1.4g、炭水化物57gで、ご飯がメインなので炭水化物の量は自然と多くなります。ただ、お茶漬けの具材、鮭に含まれるタンパク質、ビタミン、ミネラルといったものがバランスよく含まれ、ビタミンD、マンガンといったものも摂ることができます。塩分量は多くなりがちなので、気をつける必要があります。

手作りよりお茶漬けの素は栄養成分が少ない

永谷園のお茶漬けの素のカロリーは、どれも15kcal前後と手作りよりも、低いカロリーに押えられますが、粉末状の調味料がほとんどを占めているために、タンパク質、脂質といったものが含まれていません。高カロリーにならないように気をつけるために、永谷園のお茶漬けの素を使うのはおすすめですが、栄養バランスとしては、カロリー同様、ご飯を食べているだけと同じと考え、おかずや他の食事で栄養を補う必要があります。

Thumbこめらくのメニューは?お茶漬け専門店の食べ方やカロリー・店舗を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

お茶漬けのダイエット効果やカロリーを抑える食べ方

お茶漬けは体が温まり代謝アップ効果がある

お茶漬けは、ご飯と同じかそれよりも高いカロリーがありながらも、満腹感が得にくく、太る食べ物だろうと敬遠しがちかもしれませんが、食べ方によっては、カロリーはそのままも、ダイエットにもおすすめのポイントがあります。それは、温かい食べ物という点で、白米を食べるよりも、お茶漬けの方が、温かいお湯やお茶とともに胃に入るので、体内が温まりやすく、内臓の働きを活発にしやすくなります。

おにぎりと冷たいウーロン茶、野菜ジュースなどを食べる食事は、栄養バランスの面では良いですが、体を温めてくれるものがありません。その点、同じくらいのカロリーのお茶漬けなら、内臓が働きやすい温度に上げることができて、代謝もよくなるので、その結果として、カロリーを消費しやすいということになります。

お茶漬けは消化がいいメニュー

お茶漬けは温かい食べ物であるのとあわせて、消化しやすい食べ物です。脂分が多いもの、かたいものは消化するまでに時間がかかり、消化するためにエネルギーが消費されてしまいます。お茶漬けは脂分がほとんどなく、やわらかい食事ということで、カロリー全体が消化しやすく、消化するためのエネルギーがそれほど必要なく、代謝エネルギーとして十分に使えることとなり、痩せやすい体づくりに役立ちます。

3食のご飯のどこかをお茶漬けに置き換える

ダイエットとして、お茶漬けを食生活に活かすためには、3食のうち、1食をお茶漬けに置き換える方法がおすすめです。温かいご飯を食べるという意味もありますが、お茶漬けにすることで、白米と違っておかずの量を低カロリーなものにすることができます。白米の場合は、定食のように主菜、副菜、汁物が必要になりますが、お茶漬けなら副菜があれば、十分な食事メニューになり、1食の総カロリーを抑えられます。

ダイエット効果を早く出したいからといって、1日の摂取カロリーを抑えるためにも2食や3食お茶漬けに置き換えた食事を続けるのは、止めてください。塩分が高くなりがちで、不足する栄養分がでてきます。置き換えた以外の食事では、主菜で肉や魚、そして副菜も含めて野菜、海藻類などをしっかりと食べることで、栄養のことも考えて、ダイエットにお茶漬けを活かしてください。

お茶漬けを素ではなく手作りする

お茶漬けダイエットに挑戦しようと考えて、お茶漬けの素をたっぷりと購入するよりも、梅干しや漬物、たらこや鮭といったものを常備して、手作りのお茶漬けの食べ方が、栄養バランスをとりやすくなります。漬物には、塩分が高くなる心配はありますが、ミネラルや発酵食品としての栄養分もあります。また鮭、たらこといったものであれば、タンパク質も補うことができます。ネギ、ワカメ、海苔なども栄養面でもおすすめです。

お湯ではなくお茶で食べるのがおすすめ

お茶漬けに欠かせないものが、お湯、お茶といった熱い液体です。ダイエット中なら、お湯よりも、熱い緑茶をかけた食べ方がよりおすすめです。緑茶には、カテキンが豊富に含まれていて、脂肪燃焼効果があります。カロリーも0であり、特に濃い緑色のお茶は、カテキン量も多く、利尿作用もあってむくみの解消も期待できて、太るのを予防してくれるのに役立ちます。

お茶漬けに海苔をトッピングする

手作りお茶漬けでも、永谷園のお茶漬けの素にでも追加でトッピングして欲しい具材が、海苔です。海苔には、ミネラルや食物繊維がたっぷりと含まれていて、カロリーはほぼ0といえるほど低いです。食物繊維が入ることで、糖質の吸収を抑えてくれ、太る原因の便秘解消にも期待ができて、水分と一緒に食べることで、胃の中で膨らんで、カロリー摂取量を増やさずに、満腹感も得やすくなります。

味付けの海苔でもよいのですが、塩分が高くなりやすくなるので、普通の海苔を、細かくちぎってのせる食べ方がおすすめです。カロリーは高くならずに、食物繊維をたっぷりととることができ、香りもよくなるので、お茶漬けの素にも、海苔を加えて食べてください。

Thumbやよい軒の漬物が大人気!無限お茶漬けの作り方や販売情報まで! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

お茶漬けはカロリーの割に太るのはなぜか?

お茶漬けは早食いになりがち

お茶漬けの美味しさでもありますが、ご飯にお湯やお茶などをかけていることで、サラサラと口に流れるように入って、食べやすいという特徴があります。そのため、噛む回数が少なくても、お茶漬けなら飲みこみやすいので、普通に白米と漬物をよく噛んで食べるのに比べて、太る原因の早食いになりがちです。

のどに流すように食べられるということは、脳の満腹中枢を刺激する前に食べ終わってしまうことになります。お茶漬けで満腹感が得られるまで食べようとすると、ご飯の量も増えて、高カロリーな食事になってしまいます。

お茶漬けは咀嚼回数が少ない

ご飯に水分を加えているお茶漬けは、咀嚼回数が少なくて飲みこみやすくなります。普通のご飯を食べるときには、口にいれて、何回か噛んでから飲み込みますが、お茶漬けは噛む必要がないほどに、汁物のように飲みこむことができてしまいます。噛むことによって、満腹中枢が刺激されて、満腹感が得られるのですが、お茶漬けは、この噛むことが少ないために、満腹感が得にくく、食べ過ぎや他のものを食べたくなってしまいます。

夜食の定番のお茶漬けは太る原因に

夜遅い時間に、ご飯を食べるよりも、軽くお茶漬けでも食べようと考える人も多くいます。眠る直前に食べるだけでも、ダイエットの大敵ですが、お茶漬けは噛む回数も少なく、カロリーや糖質も高いので、夜食としてはおすすめできません。

飲んだ後に小腹がすいている、深夜までの仕事や勉強の合間に、さっぱりと簡単に食べられるということでのお茶漬けは太る原因になります。お茶漬けに代えて、スープにしたり、お腹がすいていてご飯が食べたいのであれば、小さなおにぎりにして、よく噛んで食べるようにするのがおすすめです。

お茶漬けは工夫次第でカロリーを抑えられる!

お茶漬けは、市販のお茶漬けの素でも美味しいですが、手作りすると栄養バランスもよく、海苔など食物繊維などを加えて食べることもできる食事になります。温かい緑茶をかけて食べれば、よりダイエットに効果ができ、太る原因の早食いを避けるように、ゆっくり噛んで食べることで、満腹感も得やすくなります。食べ方を工夫して、美味しいお茶漬けで、カロリーを抑えてダイエットにも役立ててください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ