ゆず塩の作り方を伝授！おすすめのおにぎり・おかずレシピも紹介

爽やかな酸味と香りが美味しいゆず塩は、料理に爽やかさと旨味をプラスしてくれる万能調味料です。おにぎりの味付けをはじめ、ラーメンや鍋料理、天ぷらのつけ塩になど、さまざまな料理で活躍してくれます。自分で作ってストックしておきたい人や、ゆずを大量消費したい人に役立つ、ゆず塩の作り方や使い方についてまとめました。

【材料】

• ゆず…10個
• 塩…ゆずの果汁・皮の重さの10～20％

1. ゆずを綺麗に水洗いし、水気を拭く。
2. 皮を剥いき、半分に切る。
3. 搾り器でゆずの果汁を搾る。
4. フードプロセッサーにゆずの果汁、皮、塩を入れて攪拌する。
5. 殺菌した瓶に入れて完成。

こちらの動画は、搾り器とフードプロセッサーを使った、簡単なゆず塩の作り方です。動画では10個のゆずを使っていますが、1個からでも作ることができます。また、搾り器がない場合や果汁を搾るのが面倒な場合は、ゆずを塩に漬け置くことで果汁を出す補法もあります。

殺菌した瓶に、輪切りにしたゆずと塩を交互に入れ、たまに混ぜながら一週間ほど置きます。果汁が出たら、実と皮、果汁をまとめてフードプロセッサーで攪拌するだけです。日数はかかりますが、手間がかからない作り方です。

作る時のポイントは3つあります。密閉できる保存容器を使い必ず殺菌すること、種やワタはきちんと取り除くこと、塩の分量を守ることです。まず、容器は密閉できる瓶タイプがおすすめです。必ず煮沸消毒をしておきましょう。作ったゆず塩を美味しく長持ちさせるポイントとなります。

また、種とワタを取り除くことも重要です。ワタがあると苦味が増すため、ほろ苦さが好きな人は入れても良いですが、基本的には取り除きましょう。種はフードプロセッサーで詰まることがあるので、混ざらないよう気を付けてください。

塩の分量は、ゆずの重さの合計を量って計算しましょう。塩の濃度が濃いほど日持ちするので、ゆずの量が多い場合は、塩の濃度も20％近くまで多めにするのがおすすめです。

作ったゆず塩は、冷蔵庫保管で3週間ほど日持ちします。常温保存では傷んだりカビが生えることがあるので、必ず冷蔵庫保管してください。何度も瓶を開けると傷みやすくなるので、早めに消費しましょう。また、別の料理などで一度使ったスプーンを使うと、傷みやすくなります。使う時は、毎回必ず清潔なスプーンを使ってください。

握る時に使う塩をゆず塩で代用した、ゆず香る美味しいおにぎりのレシピです。海苔ではなく青じそで巻くことで、さっぱりとした爽やかな味わいになっています。あっさりしていてもご飯にはしっかり味がついているので、おかずや具がなくてもパクパクと食べられます。

ゆず塩で牛肉を炒めた、さっぱりおかずのレシピです。味付けによってはくどくなってしまうことのある牛肉炒めですが、さっぱりした味付けで胃がもたれにくく、箸が進みます。牛肉は熱を通しすぎると固くなってしまい、たれの味が染みにくくなってしまうので、焼き過ぎないのがポイントです。

ゆず塩を使った塩だれが食欲をそそる、豚丼のレシピです。豚肉を炒めて塩だれと絡めるだけですので、簡単に時短で作ることができます。ゆずの爽やかな酸味と風味であっさりとした味になっているので、塩だけのたれよりも食べやすいです。派生のレシピとして、豚肉と中華麺を炒めて塩だれを絡めた塩焼きそばも美味しくおすすめです。

ゆずの爽やかな香りと酸味が美味しいゆず塩は、おにぎりやさまざまなおかずの味付けなど、幅広く使える調味料です。材料は二つだけで簡単に作れるので、あっさりした味が好きな人におすすめです。料理のレパートリーや、味付けの幅が広がるでしょう。ゆず塩を作る際は、ぜひ紹介したポイントを押さえて作ってみてください。