アメリカ料理の定番「クラブケーキ」とは？作り方も要チェック！

日本ではあまりなじみのないクラブケーキですが、アメリカでは誰もが知っている定番の料理です。本記事ではクラブケーキについての説明や、基本的な作り方についてまとめました。おすすめのアレンジレシピも紹介しているので、基本レシピとともにチェックしてみましょう。

「ケーキ」という名前から甘いお菓子のようなものを想像する人もいますが、クラブケーキとはカニのほぐし身を使ったハンバーグのような料理です。漁業が盛んなチェサピーク湾近郊が発祥で、そこからアメリカ各地に広まっていきました。今ではレストランに欠かせない前菜料理となり、アメリカの定番カニ料理として人々に愛されています。

【材料】

• バター 10g
• 玉ねぎ 1/3個
• セロリ 1/3個
• 生パセリ 大さじ3
• カニ肉（タラバ蟹またはカニ缶） 300g
• A クレイジーソルト 小さじ1/2
• A 薄力粉 大さじ1
• A 溶き卵 1個分
• A パン粉 50g
• A 白ワイン 小さじ1
• A 粒マスタード 小さじ1
• A ウスターソース 小さじ1
• 小麦粉 適量
• 溶き卵 適量
• パン粉 適量
• サラダ油 適量

• マヨネーズ 大さじ4
• 卵黄 4個分
• バター 100g
• レモン汁 少々
• ブラックペッパー 少々

1. ソースの材料をすべて混ぜ合わせておきます。
2. 玉ねぎ、セロリ、パセリは細かく刻んでおきます。
3. ボウルにほぐしたカニの身と2を入れます。
4. Aを加えてよく混ぜ、丸く成形したら冷凍庫で固まるまで冷やします。
5. 3に小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げます。
6. 皿に盛り付け、1をかけたら完成です。

基本的な作り方はハンバーグやコロッケに似ており、具材をすべて混ぜ合わせて揚げるだけで完成します。ハンバーグのように肉を使わないため、手がべたつかず洗い物も楽にすみます。

こちらのレシピでは揚げて作っていますが、衣をつけずに多めの油で両面揚げ焼きにしてもOKです。ソースはタルタルソースを使ってもおいしいですし、レモン汁を絞ってさっぱりと食べるのもおすすめです。

こちらのレシピは、クリームチーズを使ったとてもクリーミーな一品です。カニと一緒にエビも入っているため、海鮮の旨みをたっぷりと味わうことができます。クリームチーズの味が濃厚ですので、何もかけずそのままでも十分おいしく食べられます。

エビが入っている分少し成形しづらくなりますが、やりづらい時は少し手を濡らしてから成形するのがおすすめです。材料は多くても混ぜるだけで簡単に作れるので、おもてなし料理やパーティーなどに利用すると良いでしょう。

カニをたっぷりと使うとおいしく仕上がりますが、カニはどちらかといえば高級食材の部類に入ります。缶詰のカニでもそこそこの値段がするので、普段の食事には使いづらいという人も多いのではないでしょうか？

そういった時は、手軽に使えるカニカマで代用するのがおすすめです。カニよりも味と風味は落ちますが、本場の雰囲気を楽しむことはできます。薄いカニカマよりも、できるだけ肉厚のカニカマを使ったほうが味も食感も良くなります。

リコッタチーズを使った、滑らか食感のクラブケーキを紹介します。噛むと中からチーズが溶け出し、まろやかでコクのある味を楽しめます。チーズと一緒にマスタードやチリソースも入っているため、ピリッとした辛さがアクセントになって飽きがくることもありません。片栗粉をまぶして揚げ焼きにすることで、カリッとした食感に仕上がります。

クラブケーキの基本レシピや、おすすめのアレンジレシピをまとめました。カニをたっぷりと使った豪華なクラブケーキは、特別な日のメニューやパーティー料理などにぴったりです。カニカマなどで代用して簡単に作ることもできるので、ぜひ一度アメリカの定番料理を味わってみてください。