オーギョーチとは？作り方や効能・味わえるおすすめ店も紹介！

オーギョーチは台湾では定番のスイーツですが、日本だとあまり見慣れない食べ物です。ゼリーにも似たプルプルとした食感が人気で、つるりとした喉越しと爽やかな風味を味わうことができます。

本記事ではオーギョーチとはどういったものであるのか、その特徴や作り方を解説します。オーギョーチが食べられる、おすすめのお店も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

オーギョーチとは台湾で昔から愛されているスイーツで、楊貴妃も好んで食べたといわれています。オーギョーチの原料は、台湾でしか自生していない「愛玉子（アイギョクシ）」という植物です。

愛玉子の種を水に浸けて揉み続けると、種に含まれているペクチンの効果で、水がゼリー状になります。このゼリー状になったものにシロップをかけると、爽やかな甘みのオーギョーチが出来上がります。ゼリーともまた少し異なる、つるりとした食感が特徴で、特に夏の暑い時期におすすめです。

愛玉子に含まれているペクチンには食物繊維が豊富で、腸内環境を整えてくれる効果があります。その他にも腎機能の向上や血行促進、デトックス効果やむくみの解消など、さまざまな効能が期待されます。血行が良くなることによって、美肌効果も期待されるため、女性には特に嬉しいスイーツです。

オーギョーチは愛玉子の種さえ手に入れば、家で簡単に作ることができます。まずはボウルに水1500ccを用意し、そこに愛玉子の種25gを入れます。種はガーゼに包み、輪ゴムなどで止めておきましょう。水の中で種を揉むと、次第にトロトロとしたエキスが出てきます。

水の色が黄色っぽく変わり、種からトロトロしたものが出なくなってきたら、種を取り出しましょう。その水をボウルごと冷蔵庫で冷やすと、プルプルとしたオーギョーチが出来上がります。

このままだと味がないので、レモン汁とはちみつを合わせた、はちみつレモンシロップをかけるのがおすすめです。シロップは水で薄めても良いですし、サイダーなどで薄めてシュワシュワにさせても美味しく食べられます。

原宿にある彩茶房は台湾スイーツの専門店で、インスタ映えするような可愛らしいメニューの数々が人気です。オーギョーチは400円という手頃な値段で、爽やかなレモンの風味を楽しめます。

彩茶房はカフェ以外にも、台湾料理を中心としたコース料理も取り扱っています。オシャレで開放的なお店ですので、女子会やパーティーなどに利用するのも良いでしょう。

浅草豆花大王は、店の名前通り豆花をメインに提供しているお店です。もちろん豆花以外の台湾スイーツも取り揃えており、オーギョーチも楽しめます。このお店の特徴は、普通のオーギョーチだけでなく、オーギョーチかき氷というスイーツがあるところです。オーギョーチは500円、オーギョーチかき氷は750円で食べることができます。

オーギョーチは台湾料理を扱ったお店でないと、なかなか食べることができませんが、身近に食べられるお店がない場合は通販で買うこともできます。

愛玉子の種も通販や中華街などで手に入れることができるので、たっぷりと食べたい人は家で手作りするのもおすすめです。まだオーギョーチを食べたことがない人は、家やお店でその美味しさを味わってみてください。