2020年03月07日公開
2024年10月11日更新
豆花の簡単基本レシピ!本場・台湾の味を自宅で楽しむアレンジ法も!
豆花は台湾で人気があり、日本でも注目を浴びている本格スイーツです。本記事では、自宅で簡単に作れる豆花の基本レシピについて詳しく解説!また、本場台湾の味を自宅で楽しめるアレンジレシピも併せて紹介していきます。
豆花を家で楽しむためのレシピ
台湾のトウファ(豆花)とやらをいただいております pic.twitter.com/H9eQMq0CLU
— やま (@makoryou48) February 24, 2020
本記事では、本格的な豆花を自宅で簡単に作れる基本レシピやアレンジレシピを紹介します。豆花とは、豆乳を固めたものに豆やフルーツなどお好みのトッピングをのせて、シロップをかけて食べるヘルシーなスイーツです。豆花は豆乳のやさしい風味、トロッとした食感と味わいを楽しめるため、日本でも注目を浴びています。
豆花とはどんな食べ物?
豆花は台湾の人気スイーツ
台湾に行ってから、豆花:トウファにハマってる。
— つきアカリ (@gekkoNo1) February 21, 2020
日本にもお店が増えてきてうれしいが高い❗️
「騒豆花(サオドウファ)」の芋圓豆花、やっぱ推せる pic.twitter.com/UicdsBlv8W
ゼラチンの方がなめらかになるのですが、動物性由来のため少々香りが強いのと、常温だと溶けやすいので、比較的扱いやすい「粉寒天」で再現DIYしてみます!
台湾スイーツといえば本場のタピオカやマンゴーかき氷、愛玉ゼリー(オーギョーチー)など、さまざまな人気スイーツがあります。その中でも注目を集めているのが豆花で、台湾ではとても人気のスイーツです。豆花が人気な秘密は、低カロリーでヘルシーというところにあります。
さまざまなレシピがあることや、お手軽に楽しめるという点も豆花人気の後押ししています。また、タピオカとシロップ、お芋や豆などをトッピングして、具沢山で見た目も楽しめることもポイントです。
豆花は子供からお年寄りまで美味く食べられることができて、夏のおもてなしにも最適なスイーツです。
豆花と杏仁豆腐との違い
#台北 15
— 朱鷺 (@akatoki0) July 24, 2019
これまたブロガー クミさんお薦めの春美冰菓室で伝統豆花とテイクアウトした杏仁豆腐でおやつです。豆花はほろほろと崩れる柔らかさ、黒糖味のきいたシロップでした。そして手作り杏仁豆腐がもっちもちで何コレ?ほのかな甘さの杏仁汁と共に匂いもマイルド。衝撃の杏仁豆腐でした pic.twitter.com/TNHpJbhCFN
杏仁豆腐は、あんずからとれる種を粉砕し牛乳などと一緒に固めたもの。豆腐はご存知の通り、豆乳ににがりを加えて固めますよね。
豆花と杏仁豆腐は食感に違いがあります。本格的な豆花は、石膏を豆乳に加えるという製法で作られており、杏仁豆腐よりも少しやわらかい食感です。一方杏仁豆腐は、牛乳などと一緒にあんずからとれる種を粉砕し固めたもので、若干ですが豆花より硬いといった違いがあります。
豆花の簡単基本レシピ
本格的な豆花を自宅で作りたいという方のために、粉ゼラチンやアガー、寒天などの少ない材料を使用した簡単レシピを紹介します。作る工程も短時間で完了するため、手間がかかりません。
粉ゼラチンで作る豆花のレシピ
週末になんちゃって豆花作ってみた。
— 鯖丸 (@380sabamaru) February 10, 2020
「確か芋っぽいモチモチが入っていたなー」と思い、チンしたさつま芋&すいとん粉で作ったモチっぽいものを付け合わせた。
お菓子なんてホットケーキ位しか作らんから、粉ゼラチンでさえダマにする儂・・(泡立て器で混ぜたから気泡が💦) pic.twitter.com/6XdFG0czLR
豆花は、トッピングを変えたり、シロップを工夫したりするだけで、簡単にアレンジを楽しむことができますよ!
【材料】
- 豆乳 500g
- はちみつ 大さじ1と1/2杯
- 粉ゼラチン 5g
【手順】
- 耐熱容器に豆乳とはちみつを入れてレンジ600wで5~6分加熱します。
- 顆粒ゼラチンを加えてよく混ぜ、底が平らな容器に移します。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で3時間以上冷やします。
- 大きめのスプーンですくって器に入れて、お好みでトッピングをします。
粉ゼラチンの使い方はパッケージに記載されているレシピに従ってください。豆乳は無調整豆乳を使用することで、豆乳の香りを存分に楽しめる豆花になります。
アガーや寒天でも作れる
豆花とタピオカのマンゴーソースがけ。
— kin (@kinkin_s) July 19, 2015
豆花はアガーで固めてるらしい。 pic.twitter.com/f5GfrwqDgI
アガーとは、海藻を原料とした植物性ゼリーの素です。このアガーを使用しても美味しい豆花を作ることができ、グラニュー糖と水を煮詰めたシロップでシンプルな味わいに仕上がります。また、寒天を使用した場合は、ゼラチンよりもホロホロっとした食感の豆花になり、あっさりと食べることが可能です。
食感や味を変えたい場合は、通常のレシピに豆乳や生クリームを加えると濃厚な味わいに仕上がります。他にも、無調整豆乳に石膏粉やにがりを使用することで、豆花を作ることが可能です。
本場台湾の本格豆花に近づけるおすすめトッピング
【台湾料理食べ歩きラリー2013 in 南投 二日目】5軒目は『豆花麻芛(南投縣埔里鎮中山路2段)』だったが午前中しかなく断念。だが、偶然別の豆花屋が本格的な手作り豆花と仙草ゼリーでトッピング放題NT$35 #taiwanrally pic.twitter.com/OyO0Hy52uN
— 台湾を愛する会(愛臺灣會) (@taiwan_lover) May 5, 2013
日本ではまだ馴染みのない豆花ですが、2015年に本格的なものが味わえる東京豆花工房がオープンしています。その本格豆花が味わえる店から、店主おすすめのトッピングを紹介します。一番のおすすめは、週替わりトッピングである白キクラゲを、ナツメと一緒にトロトロになるまで煮込んだものです。
他にも、はと麦とさつまいもの甘露煮とタピオカをトッピングし、生姜をたっぷり使用した特製シロップをかけるというレシピがあります。また本場台湾では、ピーナッツをトッピングするのが一般的です。このピーナッツも日本で馴染みの固いナッツよりは柔らかい豆を使用しており、日本のものとはイメージが違います。
豆花のアレンジレシピ
豆花には数々のアレンジレシピあります。その中から簡単に作れる基本のレシピや、アレンジしたレシピをいくつか紹介します。
いちごの豆花
豆花はベースがとてもシンプルなレシピなので、ぜひトッピングをいろいろ用意してみてください。それだけでグッと台湾スイーツ感が出ますよ。
【材料】
- 豆乳(無調整) 500ml
- 砂糖 大さじ1
- 粉ゼラチン 5g
- いちご 150g
- 砂糖 大さじ1
- レモン汁 小さじ1
- いちご 適量
【手順】
- ゼラチンを水でふやかしておきます。
- 鍋で豆乳を温め、フツフツしたら火を止めて砂糖とゼラチンを加えて溶かします。
- 粗熱を取り、タッパーに移し、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。
- いちごのヘタを取って4等分にし、耐熱ボウルに入れます。
- そこに砂糖とレモン汁を加えて、600Wで2分加熱します。
- ボウルを一度取り出して、よくかき混ぜてからさらに600Wで1分加熱します。
- 粗熱を取って冷やしておきます。
- 先ほど冷やして置いたものが固まったら大きめのスプーンで器に盛ります。
- 加熱したいちごをかけ、トッピング用のいちごを飾ったら完成です。
いちごをトッピングし、甘酸っぱさを楽しむアレンジ豆花です。子どもだけではなく、幅広い年齢層に人気があります。
黒豆といちごの甘酒豆花
【材料】
- 甘酒 1/4 カップ
- いちご 5個
- 粉ゼラチン 5g
- 豆乳 大さじ150ml
- 甘酒(ストレート) 150ml
- 黒豆 50g
- 甘酒(ストレート)仕上げ用 1/4カップ
【手順】
- いちごを1個取り、スライスして残りは1cmの角切りにします。
- ボウルに粉ゼラチンを入れ、豆乳大さじ2(30ml)を入れてゼラチンをふやかします。
- 残りの豆乳を鍋に入れて弱めの中火で沸騰直前まで温めます。
- 先ほどのふやかしたゼラチンを沸騰直前に止めた豆乳に入れ、完全に溶かします。
- しっかり解けたらボウルに移し、甘酒150mlを入れて混ぜ合わせます。
- 粗熱が取れたら、容器に移し替えてラップして冷蔵庫で冷やします。
- 固まったら、器にイチゴや黒豆などを盛り付けます。
- 仕上げ用の甘酒(ストレート)1/4カップをかけて出来上がりです。
台湾のスイーツ豆花を、豆乳と甘酒でヘルシーに仕上げています。使用する黒豆は、おせちで余ったものを使用しても大丈夫です。
すいかタピオカ豆花
【材料】
- 水 30g
- 粉ゼラチン 5g
- 豆乳(無調整) 400g
- 砂糖 15g
- 乾燥タピオカ
- 黒蜜 適量
- かぼちゃ 140g(皮をむいてない状態、むいた状態で120g)
- 牛乳 20g
- 砂糖 10g
- もち粉 30g
- すいか お好み
- 粒あん
【手順】
- ボウルに粉ゼラチンに水を加えふやかしておきます。
- 鍋に豆乳、砂糖を入れて沸騰しないように弱火で数回混ぜながら加熱します。
- 鍋肌がフツフツし始めたら火を消し、ふやかしたゼラチンを加えて混ぜます。
- 耐熱容器に流し入れ、粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固めます。
- 鍋に、水で戻し水切りした乾燥タピオカを入れて砂糖を小さじ1入れます。
- 強火で数回混ぜながら、加熱します。
- 沸騰したら弱火から中火にして柔らかくなるまで加熱します。
- ザルにあげて流水で洗い、保存容器に入れます。
- 黒蜜を全体的に絡め、冷蔵庫で冷やしておきます。
- かぼちゃ細かめに切ります。
- 切ったかぼちゃを耐熱容器に少々の水を入れ、ラップします。
- 600wの電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、フォークなどで潰します。
- 砂糖と牛乳を加え、ペースト状になるまで混ぜます。
- 更にもち粉を加え捏ねます。
- 捏ねた物を食べやすい大きさに取り、熱湯を入れた鍋で茹でます。
- 浮いてきたら氷水にトッピング用として取り出しておきます。
- 先ほど冷蔵庫で冷やし固めた豆乳を、スプーンですくってお椀に入れます。
- 最後に、トッピング用の具材を盛り付け、黒蜜をかけて完成です。
かぼちゃの皮を削る際に滑らないように、平らな場所に置いてピーラーで皮をむいてください。もち粉ですが、白玉粉を使用する場合は細かく砕くか、最初に牛乳でダマをなくしてから使用してください。
タピオカ入り豆花
【材料】
- 豆乳 400g
- はちみつ 20g
- 粉ゼラチン 5g
- 水 20g
- 冷凍タピオカ 20g
- フルーツ お好みで
【手順】
- 鍋に冷凍タピオカと水を入れて火にかけます。
- ひっつかないように混ぜます。浮いてきたら弱火で蓋をして30分茹でます。
- 混ぜた後に火を消して蓋をし、30分置きます。
- 別の容器に入れて黒糖をふりかけ20分以上つけます。
- 耐熱容器に粉ゼラチンと水を入れて500wのレンジで30秒加熱します。
- ゼラチンはしっかり溶けるまで混ぜます。
- 鍋に豆乳とはちみつを入れ、火にかけてフツフツしてきたら火からおろします。
- ゼラチンを加えてしっかりと混ぜ、容器に入れて冷蔵庫で2、3時間冷やします。
- 固まったらスプーンで器に入れ、タピオカ、フルーツをトッピングします。
- 最後に黒糖シロップをかけて完成です。
ゼラチンが溶けきっていないとブツブツした舌触りが残ってしまうため、しっかり溶かしてください。ゼラチンを投入する際は、温かいうちにして下さい。
豆花のレシピまとめ
【9/11コッタコラム更新✨】
— コッタ (@cotta_corecle) September 11, 2018
台湾の人気スイーツ、豆花レシピ
➡️https://t.co/QkUYY4Arxw
台湾スイーツ、豆花(トウファ)をご存知ですか?
豆乳を固めたものに、シロップとタピオカ、豆やお芋などをトッピングしたもの。優しい味の台湾スイーツを手作りしてみましょう(´∀`艸)♡ pic.twitter.com/1O3L0pZF9L
豆花は自宅でも簡単に作ることが可能であり、ヘルシーなスイーツです。レシピも多く、さまざまな食材を使用したトッピングで多様なバリエーシェンを楽しめます。基本のレシピをはじめ、アレンジレシピを参考に台湾の本格的な豆花を味わってみては如何でしょうか?