生姜焼きのタレレシピをマスター！簡単美味しいタレの作り方やアレンジも！

暑い夏でも、温まりたくなる寒い冬でも食べたくなる、大人から子供まで愛される料理、生姜焼き。しかも作り方も簡単で、パパっと食卓に並べることができます。

基本的な作り方から、更にタレのアレンジレシピまで習得すれば、献立に困ったときの強い味方になるでしょう。今回は、その生姜焼きのタレのレシピと、余ってしまった生姜焼きのリメイクレシピもご紹介します。

「疲労回復効果が高いビタミンB１を豊富に含んだ豚肉」と「胃の調子を整え、保温効果のある生姜」を合わせた生姜焼きは、作り方が簡単なスタミナメニューの代表格です。

また、生姜焼きはストレスが溜まった時に食べると良いとされています。精神的な安定をもたらしてくれる神経伝達物質「セロトニン」の原料である「トリプトファン」が、生姜焼き用でよく売られている豚ロース肉に多く含まれていることが知られています。

美味しいうえに栄養価も抜群な生姜焼き。色んなタレレシピを習得して、飽きられずに生姜焼きを家庭の定番メニューにしたいところです。

各家庭ごとに生姜焼きの作り方は違うと思います。基本的なレシピは、豚ロース肉を、すりおろし生姜・醤油・酒・みりんを合わせたタレに漬け、フライパンで焦げないように焼くという作り方です。時間もかからず、包丁もほとんど使わないので簡単ですね。

生姜はすりおろしたものをたっぷり使うと、お肉に絡まりやすくより美味しくなりますが、面倒な時はチューブのものを使用しても勿論問題ありません。

最近のチューブタイプの調味料はとても有能で、種類も多く出ています。おろし生姜のほかにも、にんにくおろし、大根おろし、梅肉のチューブまで出ているそうです！

梅は意外と高い上に、つぶして梅肉だけにするのは面倒なので、ありがたい商品ですね。

生姜焼きといえば、生姜が効いた濃厚なタレがごはんに合う！というイメージですが、こちらは少しちがいます。お酢大さじ1、みりん大さじ２分の1、塩、生姜のみじん切りを合わせたさっぱり系のタレの生姜焼きです。

最後の仕上げに、ヘタをとったプチトマトを和えれば、見た目も鮮やかなさっぱりアレンジの生姜焼きが出来上がります。

予想外の隠し味を使えば、簡単にいつもと違った美味しい生姜焼きのタレになります。その隠し味がこちら！

お子様に好きな方が多いケチャップ！生姜焼き用豚肉200ｇに対して、醤油大さじ1と2分の1、みりんも大さじ1と2分の1、生姜すりおろし１かけ分、そして隠し味にケチャップを少し入れると、トマトのうまみ成分で味に深みが出るそうです。

ケチャップの原材料のトマトに含まれるリコピン成分は、身体の調子を整えてくれます。より一層生姜焼きがの栄養価が高くなるのでおすすめです。入れるケチャップの量はお好みで調整してください。

このレシピでは、豚肉を焼く前に下味をつけることがポイントです。豚肉100ｇに対して、味噌小さじ1、マヨネーズ小さじ1、にんにくと生姜をそれぞれ適量準備し、混ぜ合わせてタレを作ります。

そのタレに豚肉を漬け込んでから、フライパンで焼きます。そのあとは掛けタレ（醤油、生姜、酒）も一緒に煮込めば、砂糖を使わずに優しい甘さの生姜焼きアレンジが簡単にできます。砂糖を使用しないので、糖質もオフできて、大人にも子どもにもうれしいレシピです。

次は、暑い夏にぴったりの少し変わり種のレシピです。作り方は、豚肉100ｇ程度に対して醤油・みりん・生姜をそれぞれ小さじ1混ぜ、タレを作ります。そのタレに、オレンジを3房加えます。

次に、豚肉を焼いたフライパンにそのままオレンジを加えたタレを絡め、焼き上げます。あまり一般家庭では作らないレシピですが、さっぱりとさわやかな風味が生姜によく合いそうです。

オレンジが無い場合は、オレンジジュースでも代用可能です。このアレンジは初めて目にする方も多いのではないでしょうか？マイルドなオレンジ風味の生姜焼き、簡単なので一度試してみてはいかがでしょうか？

こちらは、いつもの生姜焼きの和風な味に飽きてきたときにピッタリのアレンジです。一見いつもと同じ生姜焼きに見えますが、食べてみると洋風な風味に驚かれるかもしれません。

バターで豚肉を炒め、レモン汁を絞るなんて、イタリアン料理みたいです。作り方は簡単だけど、洋食の献立のメイン料理にもなりますね。

前述のとおり、簡単に美味しくできる生姜焼きですが、それでも尚「確実においしいタレを作りたい！」「タレを作る時間がない！」という方は、市販の生姜焼きのタレを使うのもアリです。

「黄金の味」等、焼き肉のタレでおなじみのエバラですが、生姜焼きのタレもおいしいと評判です。エバラの商品では、高知県産の風味の良いおろし生姜を使っているそうです。

ポン酢で有名なミツカンの生姜焼きのタレを使われている方も多いようです。こちらは、タレだけではなく、シャキシャキ感のある玉ねぎが入った、具入りの調味料だそうです。豚肉さえあれば、一食が簡単に出来上がりますね。

口コミで大人気のキッコーマンの生姜焼きのタレ。「ふだんのおかずを『ちょっとしたごちそう』に！」が売り文句の商品です。たっぷり加えた粗おろし生姜のほかに、おろし玉ねぎ、りんご、みりんでコクのある味わいに仕上げているそうです。

生姜焼きは簡単に作れる上に、タレのアレンジレシピ豊富にあるので、ついつい作りすぎてしまうこともあるでしょう。そんな時のために、次の日の食卓にも乗せられるリメイクレシピを紹介します。

しっかりとタレがしみ込んだ生姜焼きは、肉じゃがにもぴったり。余った生姜焼きとジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、そのほかお好みの材料（糸こんにゃく等）を合わせて、だしと醤油とみりんで煮れば、生姜のタレ効いた美味しい肉じゃがになります。

生姜焼きも家庭の人気レシピですが、カレーこそお子様が大好きな不動のナンバーワンレシピなのではないでしょうか。いつもと同じカレーの作り方の、お肉を余った生姜焼きに変えるだけ。普段より大きめのお肉で、がっつり感もアップします。カレー用牛肉は意外と高いので、家計にも優しいリメイクレシピですね。

余った生姜焼きが、パスタに変身するレシピです。合わせる材料を変えれば、いろんな楽しみ方ができますよ。ぜひお好みのパスタアレンジを見つけてみてください。

こちらの方は、シンプルにガーリックと海苔で味付けされました。生姜のタレとガーリックが合わさって、ガツンと美味しいパスタです。余った生姜焼きと茹でたパスタをあえて、塩コショウで味付け、最後にフライドガーリックと刻み海苔をのせれば、簡単に出来上がります。

こちらの方が食べられたのは、余った生姜焼きにカイワレ大根、玉ねぎを混ぜ和風の味付けをし、最後に卵をトッピングしたアレンジパスタです。卵のトロトロがパスタと絡まって、とてもよく合いそうですね。

こちらは、余った生姜焼きと水菜を合わせてシンプルに味付けされたアレンジです。水菜のほかにも、小松菜やホウレン草などの葉野菜でもよく合います。味付けは、生姜焼きにすでにタレの味がついているので、塩コショウと醤油で十分です。お好みで柚子胡椒を添えてもおいしいそうです。

いかがでしたでしょうか？複数のタレレシピと、余った生姜焼きのアレンジレシピをご紹介しました。「生姜焼きはいつも同じ味」というイメージではなくなったのではないでしょうか。

美味しいだけでなく、栄養価が高いスタミナメニューでもある生姜焼き。一人暮らしのあなたにも、もちろん家族の健康を考えるあなたにも、簡単でうれしいおかずです。また、生姜焼きは豚肉を柔らかく焼いておけば、冷めてもおいしいため、お弁当のおかずとしても大活躍します。

今回ご紹介したレシピ以外にも、生姜焼きの可能性はまだまだ広がっています。ご自身で好きな味や食材を足してみて、自分なりの生姜焼きレシピをつくってみるのも楽しいですね。