マスタードソースの基本の作り方＆活用レシピ！豚肉・チキンとの相性抜群

マスタードソースは適度な辛みと酸味が人気で、肉料理や魚料理との相性が良いソースです。本記事ではマスタードソースの基本レシピや、マスタードソースを使った料理のおすすめレシピを紹介します。マスタードソースを使うだけでプロのような料理が簡単に作れるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

基本的なマスタードソースの材料は、粒マスタードが大さじ2杯、酢と醤油とオリーブオイルがそれぞれ大さじ1杯、塩が少々です。作り方はとても簡単で、これらの材料をボウルなどに入れてよく混ぜ合わせるだけで完成します。

ピリッとした辛さがアクセントのマスタードソースは、肉料理や魚料理の他、サラダやサンドイッチなどさまざまなメニューに利用することが可能です。マスタードがない場合はからしで代用できそうな気もしますが、からしとマスタードでは味が異なるためそのまま使ってしまうとソースの味が変わってしまいます。

からしとマスタードは原料は同じカラシナの種なのですが、使用される種の種類や作る過程が異なります。マスタードはからしと違って酢や砂糖などで調味されており、その分からしだけでは出せない深い味わいを楽しむことができるのです。

また、マスタードはからしよりも辛さがマイルドであるため、からしをマスタードと同じだけ使ってしまうと辛さが勝ちすぎてしまうこともあります。もしもマスタードをからしで代用する場合は、レシピよりもマヨネーズの分量を増やしたり砂糖を加えたりして、味を見ながら調味料を調整してみてください。

マスタードソースを使ったレシピにはいろいろありますが、その中でも代表的なチキンソテーの作り方を紹介します。チキンソテーは鶏もも肉の両面に塩コショウを振り、両面をこんがりと焼くだけでできあがります。その上から基本のマスタードソースをかければ、絶品のチキンソテーの完成です。

焼いてマスタードソースをかけるだけですので特に難しいことはありませんが、美味しく焼くためには鶏肉の皮目からしっかりと焼き目をつけるようにしましょう。鶏肉がフライパンから浮いてしまうとこんがり焼けないので、鶏肉の上にアルミホイルをかぶせてお皿や水の張ったボウルなどを乗せるのがおすすめです。

重しを乗せることで鶏肉がフライパンにしっかりと押しつけられるため、鶏肉全体をカリカリに焼くことができます。いちいち重しを乗せるのが面倒な場合は、フライ返しなどで押しつけるだけでも大丈夫です。

【材料】

• 豚バラ薄切り肉 150g
• かぼちゃ 1/8個
• 塩コショウ 少々
• 片栗粉 大さじ1
• サラダ油 小さじ2
• A 醤油 大さじ1/2
• A 粒マスタード 大さじ1
• A はちみつ 大さじ1

1. かぼちゃは薄切りにし、耐熱容器に入れてふんわりとラップをします。
2. 1を600wのレンジで2分加熱します。
3. 豚肉に塩コショウと片栗粉を振り、かぼちゃに巻きつけます。
4. ボウルにAを入れて混ぜ、ハニーマスタードソースを作ります。
5. フライパンに油を入れて熱し、3を加えて火が通るまで両面を中火で焼きます。
6. 器に盛りつけ、ハニーマスタードソースをかけたら完成です。

甘辛いソースと豚肉の相性が抜群の、豚バラ肉とかぼちゃのハニーマスタードソースを紹介します。はちみつを加えた甘めのマスタードソースがとろりと豚肉に絡み、箸が止まらなくなる美味しさです。かぼちゃのおかげでカサ増しになるため、肉の量を節約することもできます。子供にも人気があるので、お弁当のおかずにもおすすめです。

めんつゆで簡単に味が決まる人気のポークソテーのレシピです。一般的なマスタードソースと違ってめんつゆとみりんが入っているため、和風仕立ての味つけに仕上がります。めんつゆとみりんで酸味も和らぐので、マスタードの酸味が苦手な人にもおすすめです。

野菜もしっかりと食べられる、栄養バランスの良い豚バラと根菜のソテーを紹介します。野菜もすべて同じフライパンで焼いてしまうので、別で茹でたりする手間もありません。生クリームの代わりにヨーグルトを使ったマスタードソースで、まろやかなのにさっぱりとした味を楽しめます。

【材料】

• 鶏もも肉 2枚
• オリーブオイル 適量
• 塩麹 大さじ1
• 白ワイン 50ml
• 粒マスタード 大さじ1
• 塩コショウ 適量
• 生クリーム 100ml

1. 鶏肉は余計な脂を取り除き、筋に切り込みを入れます。
2. 厚みのある部分に切り込みを入れて、全体的に厚みを揃えます。
3. 皮の面を上にして、フォークで穴を空けます。
4. ビニール袋に鶏肉と塩麹を入れて軽く揉み、冷蔵庫でひと晩寝かせます。
5. 調理する30分〜1時間前に4を冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
6. フライパンにオリーブオイルを入れて熱します。
7. 鶏肉を入れて焼き、焼き色がついたらひっくり返します。
8. 中火より少し弱めでじっくり焼いたら、鶏肉を皿に移します。
9. フライパンの油をさっと拭き取り、白ワインを入れます。
10. 生クリームと粒マスタードも加えて混ぜ合わせます。
11. 塩コショウで味をととのえ、マスタードソースを作ります。
12. 鶏肉に11をかけたら完成です。

柔らかい鶏肉とまろやかなソースが絶品の、チキンのマスタードクリームソースのレシピです。鶏肉は塩麹を揉み込むだけでしっとりと柔らかくなり、まるでプロが作ったかのような一品に仕上がります。ただ、塩麹がついていると焦げやすくなるので、塩麹を拭き取るか火加減に気をつけて焼くようにしてください。

【材料】

• 鶏もも肉 1枚
• 塩コショウ 適量
• A はちみつ 10g
• A マヨネーズ 10g
• A マスタード 10g

1. 鶏肉の余分な脂を取り除き、塩コショウを振ります。
2. フライパンが温まったら油をひいて鶏肉を入れます。
3. 最初の1〜2分は鶏肉を押さえつけながら、弱火と中火の中間くらいで焼きます。
4. じっくりと焼いてよい焼き色がついたら裏返します。
5. 裏面も焼けたら火を止めます。
6. Aを混ぜ合わせてマスタードソースを作ります。
7. 鶏肉を食べやすい大きさに切って盛りつけ、マスタードソースをかけたら完成です。

プロが教えるチキンのハニーマスタードソースのレシピです。下処理や焼き方のポイントを押さえるだけで、家でもプロが作るような皮がパリパリの美味しいチキンソテーを焼くことができます。プロのやり方を真似して、ぜひパリパリのチキンソテーにチャレンジしてみてください。

上からかけるソースだけでなく鶏肉自体にもマスタードソースを揉み込んだ、一風変わった味つけの唐揚げのレシピです。使っているのは粒マスタードであまり辛さはないので、辛みが苦手な人でも美味しく食べられます。ヨーグルトに漬け込むことで肉も柔らかくなり、ジューシーな唐揚げに仕上がります。

鶏肉をフライパンではなくグリルで焼くことで、余計な油を落としたヘルシーなレシピです。マスタードソースはバターのコクとレモンの酸味が絶妙なバランスで、とても美味しいと子供から大人にまで人気があります。グリルで焼くことで皮も簡単にパリパリになるので、フライパンだとプロのように上手に焼けないという人はぜひ試してみてください。

マスタードの代わりにからしを使った、鶏もも肉の和風マスタードソースを紹介します。マスタードを使ったソースよりもパンチのきいた味で、からしの風味や辛さを強く感じたい人におすすめです。プロがお店用に考案したレシピですので、家庭で簡単にお店の味を楽しむことができます。

テレビや雑誌でも紹介された、人気のタラのムニエルのレシピです。マスタードソースの配合が絶妙で、とても簡単なのにプロ顔負けの美味しさだと評判です。マスタードソースにはちみつを使っていますが、マスタードの種類によっては甘くなりすぎてしまうので味を見ながら調整してください。

レモンの爽やかな酸味が人気の、さわらのレモンマスタードソースのレシピを紹介します。バターも使っているためさっぱりした中にもコクがあり、淡白なさわらとの相性も抜群です。ワインの香りがほのかに香るオシャレな一品で、パンや洋酒によく合います。

手に入りやすい鮭を使った人気のムニエルを紹介します。鮭のムニエルはバターを使ったレシピが多いですが、こちらはマヨネーズと粒マスタードで作ったマスタードソースでさっぱりと食べられるムニエルです。小麦をつけて蒸し焼きにすることで、表面はパリパリなのに中はふっくらと焼き上がります。

少し甘めでご飯と合わせやすいマスタードクリームソースのマグロソテーを紹介します。辛みが少なくて食べやすいので、子供からも人気の高い一品です。いろいろな食材と合わせやすいソースですので、野菜を一緒に炒めたりマグロを肉に変えてみても良いでしょう。

プロ直伝のスズキのマスタードソースを紹介します。お店で食べるようなフランス料理が、少ない材料で簡単に作ることができます。ワインをたっぷりと入れることで、プロが作るような本格的な味に仕上がります。特に難しいことはありませんが、生クリームが分離しないようにソースを作る時の火加減だけは注意しましょう。

【材料】

• 大人のカニカマ 2本
• A 粒マスタード 小さじ1/2
• A レモン汁 小さじ1/2
• A マヨネーズ 小さじ1
• A ドライパセリ ひとつまみ
• ケッパー 5粒

1. カニカマを皿に盛りつけます。
2. Aを合わせてマスタードソースを作ります。
3. 1にマスタードソースをかけて、ケッパーを添えたら完成です。

カニカマにマスタードソースをかけるだけで作れる、とても簡単なカニカマのレモンマスタードソースのレシピです。火もレンジも使う必要がないので、ちょっとしたおつまみが欲しい時にすぐに作ることができます。カニカマを使ったコスパの良いメニューですが、見た目がオシャレですのでパーティーの前菜などにも利用できます。

【材料】（3人分）

• ひき肉 400g
• 玉ねぎ（中） 1個
• マッシュルーム 3個
• 卵 1個
• 豆腐 80g
• パン粉 少々
• 牛乳 少々
• A 塩コショウ 少々
• A マヨネーズ 大さじ1
• A 醤油 大さじ1
• オリーブオイル 適量
• 生クリーム 100ml
• 粒マスタード 大さじ1と1/2
• 塩 少々
• 醤油 少々

1. 玉ねぎとマッシュルームを2個みじん切りにします。
2. フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎを炒めます。
3. パン粉に牛乳を浸しておきます。
4. 豆腐は水抜きしておきます。
5. ひき肉に2、3、4、マッシュルーム、卵を加えます。
6. 5にAを加えてよく混ぜ合わせます。
7. 手に油を塗り、6を空気を抜きながら丸めていきます。
8. 7を冷蔵庫で30分寝かせます。
9. 残り1個のマッシュルームをみじん切りにします。
10. フライパンに生クリームを入れて、9と粒マスタードを加えて火にかけます。
11. 混ぜながら加熱し、とろみがついてきたら塩と醤油で味をととのえます。
12. ハンバーグを焼き、裏返したら蓋をして10分蒸し焼きにします。
13. 一度ハンバーグを取り出し、フライパンの水分を捨てます。
14. 再びフライパンに油をひいて、火が通るまでハンバーグを焼きます。
15. 14を皿に盛りつけ、マスタードソースをかけたら完成です。

いつものハンバーグに飽きたら、マスタードソースを使ったハンバーグを作ってみてはいかがでしょうか？生クリームと粒マスタードを合わせたマスタードソースはまろやかで、ふんわりと柔らかいハンバーグによく合います。デミグラスやトマトソースなどとはまた違った美味しさを味わえるので、ぜひ一度チャンレジしてみてください。

れんこんと水菜のシャキシャキ感が美味しい、マスタードソースを使ったサラダのレシピです。肉や魚と合わせやすいマスタードソースですが、サラダに使ってもまた違った美味しさを味わうことができます。ちょっとした箸休めや、お酒のおつまみにもぴったりです。

牛肉とナスを炒めるだけで簡単に作れる、牛肉とナスのマスタード炒めを紹介します。トロリとしたナスと濃厚なマスタードソースが絡んで、白いご飯がよく進みます。粗挽きコショウを使ったスパイシーな味つけですので、お酒のおつまみにもおすすめです。

マスタードソースを使った料理の人気レシピをまとめました。マスタードソースは料理によっても作り方が異なり、使う調味料によってさまざまな味を楽しむことができます。基本のマスタードソースの作り方を把握したら、いろいろとアレンジを加えて自分好みのマスタードソースを楽しんでみましょう。